【2007.02.27　本日のウルリッヒ】 　ウルリッヒのいくつかの言葉。適当に拾ってます（逃避行に出る前に……）。 「ツール全日は、僕のキャリアの中でも最悪の日だった。ニュースを知らされた時、悪夢かと思った。出場停止を聞いた時は、エク セサイズ・バイクに乗ってたよ（そういや、ルドヴィッヒがそう言ってたなあ）。その瞬間に、僕の世界は壊れた。そのショックからまだ抜け出せていない。 今の今も、僕や何人かの選手たちがどうして出場停止になったのかわからない。 　UCIの行動は過剰反応だと思ってる。責任を各国の連盟に押し付けた。結果、僕を除いて、みんな免罪された。彼らはまた自転車に乗れている。でも、実際 に彼らが放免されても、UCIは受け入れようとしない。UCIが出した時期尚早の結論は、スペインから違法に手に入れたもので、いくつもの異なった書類が あり、改竄されている。その上に、勝手に解釈してる人たちがいる。しかも、書類に関わった人間は、スペインで起訴されているんだ。 　僕もバッソの場合と同じように、質疑を受けたかった。誰も聞きにこなかったし、僕と喋りたがらなかった。自分の意見を言い、自分の側の話を言う機会を与 えられなかった。それはすごくおかしなことだと思ってる。8ヶ月に渡って、スイス自転車連盟は、僕を審議する書類があると言い続けている。そして、永久出場 停止にする可能性があると言われている。でも、それがどこにあるのか疑問に思うよ。そして、どうして僕の審議が開かれないんだい？ 　僕はキャリアに置いて、恥ずべきことをしたことはないし、誰も騙したことはない。それなのに、重罪犯罪者のように扱われている」(記者会見より） 「ドーピング捜査が行われていることで、引退したわけじゃない。僕が引退しようがしまいが、関係ないだろうからね。僕自身は身体もいい状態だし、ライセン スを取得すればすぐに始められるだろう。僕が決めたことだ。心の声を聞いた。「今、止めろ」って聞こえたんで、そうしたんだ。現在はハッピーだよ。 　ドーピングなんてしたことがない。いつもフェアだったし、誰も騙さなかったし傷つけなかったということを、今でも誇りに思ってる。それが僕にとって大事なことだったんだ。 　DNA検査は、犯罪者にするものだと思ってた。スペインのやっていることには間違いがあるし、反対せざるを得ない。書類をドイツに渡すのに反対だ。ガル ディア・シビルの捜査員たちが改竄している以上、信じられない。僕自身はDNAを自主的に提出した。犯罪者のように扱われているこの状況から、それ以外に 僕自身を守る方法がないんだからね。フエンテス医師については、犯罪捜査が進められている以上、ノーコメントだ（ちなみに、ヤン側に立って言っておくと、 フエンテス医師を知らないと答えて、万が一パーティやなんかで顔合わせしていたとしたら（そのことを忘れていたとしても）、それがマスコミやなんかに露呈 されて偽証扱いされるので答えるな、という弁護士の指示があったのでした）。 　ドイツに帰るつもりは、今のところないよ。スイスは静かで快適で、僕は充電する環境が必要だからね。 　責める人の名前を挙げるつもりはない。僕をよく知っていて、僕のおかげで稼ぎさえしたのに、今じゃひどいことを言ってる連中もいる。誰のことかはわかってるだろう。 　最後にツール・ド・スイスで勝った。いい状態だったから、ツールに出て勝ちたかったし、ドイツ・ツアーでも勝ちたかった。でも、僕は幸運だったと思って る。たくさんの成績を残したし、健康で止められたし、愛してる妻もいるし子供もいる。２人で将来を考えられる。新しい挑戦がある。だから喜んでるよ。ザラと の間にも子供は欲しい。神様だけがご存知だろうけど、すぐかもしれないね」 義兄であり親友のトビアス・シュタインハウザーは「ヤンの引退は知ってたよ。色んな可能性について話し合っていた。でも先週に、引退すると聞いたんだ。 思ってもみなかったことだった。ヤン自身のことだから、僕はコメントするつもりはない。ただとにかく自分で決めて前進したことは良かったんじゃないか。記 者会見じゃよく振る舞ってたと思う。ヤンはメディアには慣れているけれど、困難な状況だったんだ。でも160人ほどの報道陣の前で、自分にとって大事なこ とを説明した。ちょっと神経質になっていたのは仕方がないね。彼はシャーピング会長を批判したわけじゃない。ヤンは沢山の連中から攻撃を受け、その中には ヤンから多大な恩恵を被ったシャーピングもいて、彼は好きなことを言っていた。ヤンだって言う権利がある。ヤンが自分ブランドのバイクに力を入れてくれる のは嬉しいよ。でも、僕は今はそんなに関わってない。楽しみとしての仕事さ。強力なマーケットがあるわけじゃないから、ヤンの今後によるね。でも面白いも のになっていくと思ってる」 　おお！　なんか能天気な人が！　救われますよ。ペーター・ゼーゲル元コーチは「1年間休んで、またカムバックすべきだ。彼の才能と身体能力を持ってした ら、また勝つだろうさ！　私はまだ信じてないぞ」……え〜っと、でも、ヤンは1年間休んだら……恐ろしい体重になりそうなんですけど？　ま、それでも勝つ さ！。（以上Bildより）

【2007.02.27　本日のウルリッヒ】 　ウルリッヒのニュース、まだ知りたい？　何なら、2006年2月に時を戻してもいいけど？（←現実逃避してるよ……）。 　フォルクスバンクの発表では、ウルリッヒはフォルクスバンクに協力するようです。オーソリティということで、新しい役割のようで、フォルクスバンクの将 来に貢献する役目とか。プロとしても顔を出し（宣伝の役目？？）、土台を作ることに協力し、選手の育成とか。フォルクスバンクのマネージャー・トマス・コ フレによると、「ヤン・ウルリッヒにとっては、普通の仕事ではない。情熱だ。彼の経験のおかげで、フォルクスバンクは強固な未来が築かれるだろう。彼は我 々の計画にとって完璧な人材なんだ。正しい方向に向かって歩き続けるために、小さな、しかしダイナミックな一歩を踏み出した。将来、我々は他のチームを悩 ますチームになるだろう。ヤン・ウルリッヒのカリスマで、我々は競技を越えて、注目を受けるだろう。ドイツ語圏で最も鮮明で人気のある人物と未来を共有で きることを楽しみにしている」とのこと。 　ある意味じゃ、ヤンにとっては挑戦のしがいがあるオファーだったのでしょう。T-モバイルの幹部になるよりも楽しそうだしねー。 　というわけで、私は現実を逃避をし、1年前、2006年2月で時を止めますよ。心配なのは、体重問題だけ……。

【2007.02.26　本日のウルリッヒ】 　ライブでウルリッヒが喋っています。彼 はなかなか痩せているし、笑っています。ジョークも言ってるよ。でも、Macのせいで（かな？）ライブが途切れちゃいました……。ドーピング疑惑について は当然否定し、ドイツ自転車連盟のシャーピング会長も批判したようです。ここでWWEだったら、Never say never、何度引退しても復帰するはずなのですが……？　こんな形で終わるのは悲劇ですよぅ〜〜。彼は最後までいい人で、アタックしなかったよ……。 　というわけで、しばらく傷心旅行に出ます（涙、涙、涙）。 　今後の身の振り方がわかったら、アップするかも……（涙、涙、涙）。

【2007.02.26　本日のウルリッヒ】 　ウルリッヒの重大発表、わかり次第アップ予定。118人の招待客だとかいう噂。その後、ウルリッヒはスポーツショーに出演するとかいう噂もあります。 　それを前に、アンドレアス・クレーデンは「フエンテス事件で、どういった根拠でみんなはヤンを糾弾してるんだい？　メディアで書かれてること以外知らな い。ヤンに根拠があるのかって聞いたら、まったくないって言ったよ。友だちとして、僕は彼を信じてる。僕たちは一体何がわかってるんだ？　同じような状態 だったバッソは、期待の星として表彰され（そういや、そんなことがありましたなー）、チームを見つけた。そしてドイツ人は、人生を破壊しようとしてる。自 転車は彼の人生なんだ。フェアじゃないよ」と発言。 　ウルリッヒはフォルクスバンクのマネージャーになるという噂も。イョルグ・ヤクシェは語る。「ウルリッヒには選手を続けてほしいさ。でも、彼がもう希望 を失った、止めると言っても、その気持ちはわかるよ。バッソとの違いを考えてみてくれ。スイスはずっと書類を待ってるって、言い続けてるだけの状態だ。で も、何も来ていない。だって、何もないんだからね。ドイツ・ツアーに出さないっていうのもおかしな話さ。彼がいたから、2万人のファンができて、みんな自 転車に乗り始めたんだ。僕にとって、彼はずっと国民的ヒーローさ。彼にはフォルクスバンクに行ってほしい。スポンサーも大きいところがつくし、素晴らし い。マネージャーのコフレも、しっかりと法律がわかってる。ウルリッヒは出場停止処分を受けてないんだから、契約できる。うちに来れないわけないだろ？ （おっ、ヤクシェは、フォルクスバンクに決定？）。僕が入ったらフォルクスバンクがドイツ・ツアーに出られないっていうのも、よくわからないよ。きっちり した法的基準でやってほしい。ウルリッヒの弁護士が言っているように、スペインの書類は改竄されたもので、選手の人生を破壊する前に、まずはみんな正しい ことを掴むべきなんだ。みんな、選手に対する証拠の何を掴んでるんだい？　まったく何もないじゃないか！」

【2007.02.25　本日のウルリッヒ】 　 ドイツのメディアは、ウルリッヒの弁護団がスペインから血液バッグをドイツに送るのを阻止するのに失敗した、と騒いでおりますが、情報の大元はスペイン紙 El Paisのもよう。裁判官アントニオ・セラーノが、ウルリッヒ側の訴えを却下したという情報のようです。これを受けて、DNA検査がすぐに行われるのでは ないか、との憶測が飛んでいます（ま、あたしゃ、あんまり信じていませんがね〜。だ〜って、ず〜っと送るって言われてるだけなんだも〜ん。あのスペインだ も〜ん、あのEl Paisの報道なんだも〜ん。それにしても、ドイツ・メディアの報道は、反ウルリッヒばかりです。月曜日引退は決定的に報道されていますよぅ）。 　ウルリッヒが引退したとしても、捜査に影響はないと、ボン検察局のアポステルは語る。同じく、審議は続けるとスイス・オリンピック・ドーピング部門のヴェルテンも語る（こちらも、ず〜っと続けると言っているのみですよぅ）。 　そのスペインでは、ドーピング法が23日より行使され、これによって今後ドーピングは犯罪と見なされます。ただ、オペラシオン・プエルトについては、 「言うことはあまりない。できるなら、アスリートが傷つかないためにも、正義が執行され、進展があることを望む」ってなコメントのみ。このコメントじゃ、 進展はしないってことじゃないでしょかねー？。 　ウルリッヒがフォルクスバンクを選んだのは、信頼感もあったのかもしれませんねー。チーム・スポークスマンのミハエル・フルフマンの言葉「彼がドーピン グしていないと言っているのなら、信じなくちゃ。フォルクスバンクは彼を信じているし、ドイツでこのように取り扱われているのに驚いている。苛々させられ るところがある」

【2007.02.24　本日のウルリッヒ】 　 ウルリッヒの弁護士団が、スペイ ン当局がボン検察局に血液バッグを送ることを阻止していると報道されましたが、それに関してウルリッヒ側がHPで反論。報道は事実無根で、ウルリッヒはス ペインの捜査に対して全面協力しているとのこと。ウルリッヒの弁護士は、「血液バッグが送付されない理由は明らかだ。スペインが外国権力介入に関してス キャンダルを恐れているのだ。ガルディア・シビルの報告書は、混乱していて、推量のみであり、容疑も薄いものや濃いものが乱雑に交じっている。しかも不法 に報道されたし、改竄されているものだ。だからこそ、スペイン法廷で問題になっているのだ。ウルリッヒはスペインから何も追求されていない」とのこと。弁護団は、ボン検察局に会見を要求しているとか、ウルリッヒの会見のあと、会見を開くとか、色々と噂があります。 　ところで、ちょっ と愚痴を言わせていただくなら、ドイツって、スペインに関して、あまりに何もかもまともに受け取り過ぎてるんじゃな〜い？。バッソの例を見てもわかるよう に、イタリアなんか、いい加減だもんねーって感じで、てきとーに対処しているんじゃな〜い？。それがこの場合、まさしくぴったりしてたんじゃな〜い？。同じラ テン民族気質だからか？。それがわからないドイツ気質？？。う〜ん……考えてしまいますよ。 　ウルリッヒの月曜日の重大発表に関して、メディアの意見は2つ。1つは、元コーチ陣を呼んだのは、引退パーティではなく、チーム・ウルリッヒのために協力 を要請するためだという噂で、チーム・ウルリッヒは今年に発動するのは無理でも、すでにクレーデン、ケッスラー、オラフ・ルドヴィッヒなどと話をつけてい るので（マヨルカでか？！）、来年には発動するというもの。もう1つは、ライセンス取得をしていず、チームもなく、きっちりした練習もしていないので、引 退発表だという噂。面白いことに、ドイツ外では前者で、ドイツでは後者が多いです。う〜ん、どちらにしろ、人騒がせなウルリッヒですよぅ。 　ちなみに、フォルクスバンクのマネージャー・トマス・コフレは、ウルリッヒと一緒に仕事することが子供の頃からの夢だと公言している人で、「まだサイン に至っていないが、ウルリッヒと長い間交渉していることは周知の事実だ。今週末も話し合いをする」と語る。イョルグ・ヤクシェとも契約交渉していました が、ドイツ・ツアーに参加させないという強固な主催者側の態度で、交渉が難航中なのを認め、「ヤクシェの公平な扱いに期待している。彼も他の選手と同じよ うに自転車界に戻って欲しい。ヤクシェはウルリッヒとここ最近ずっと話し合っていて、この週末も連絡を取り合うはずだ。我々はいくつかのスポンサーと話し 合ったが、感触は良かった」と意味あり気な発言。ううむ……。ウルリッヒ、オーストリアに移ってライセンスを取得し、フォルクスバンクと契約するという噂 は、また急浮上。 　ウルリッヒの弁護士の一人マルクス・フォッツは、「スペインの裁判所に対して、昨年末、正式に訴えた。オペラシオン・プエルトのレポート作成者は、文書 偽造、秘密漏えいの罪で、公式に起訴されている。起訴されている2〜3人は、情報を売った。ガルディア・シビル捜査員の調査が続く限り、ドイツに証拠書類 が届くことはおかしな事態だろう。ただし、ウルリッヒは法的に正しい状態で証拠物件がドイツに届くことを、阻止することはない」と語る。ガルディア・シビ ルの証拠改竄捜査は、まだまだスペインで続いているようで、上層部にも飛び火しているもよう。まあ、ウルリッヒの綴りをずっと間違えていて（フエンテスの 医師宅で発見されたといわれているファックス（←正式認定判子無し）の綴りさえ、間違っていた）、コードネームも適当に判断されている書類が、まかり通っ ただけでも不思議なことですよ、ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ。

【2007.02.23　本日のウルリッヒ】 　26日 月曜日の11時、ハンブルグのホテルで行われるウルリッヒ記者会見は、ライブで放送されるようです。う〜ん、まだまだ集客能力があるじゃないですか、ウルリッヒは。すべての疑問を明らかにするから待っててね、ファンのサポートに感謝してるよ、とHPで発表。 　弁護士団は同席せず、ルディ・ペヴナージュは招待されたものの、出席を断ったとの噂。ま、噂にすぎませんが。マネージャーのストロウ バンドは、内容についてはノーコメントとのこと。ウルリッヒのスポンサーについたX-テクノロジー社もノーコメントで、ウルリッヒが今後のテキスタイル開 発プロジェクトに関わるということを、公言しているのみ。引退説が流れているのは、「ウルリッヒが過去のキャリア、プロとしてのもう一つのキャリア（自転 車プロ選手としてではない？）について語る」との招待内容だったので、引退説が出ているようです。記者会見では質疑応答に答えることはなく、発表のみとか （ウルリッヒがドイツ・メディアに対して不信感を抱いているので、唯一彼が信頼しているところにのみに答えるという説も出ていますが……）。 　ここに来てフォルクスバンクと契約を結んだことを発表するだろうとのBildの報道がありましたが、フォルクスバンク側は、ウルリッヒと交渉しているチームの一 つであると認め、選手としても、将来的には若手育成の協力者としてもウルリッヒと契約を結ぶことを熱望しているが、まだ決まっていないと否定したようです。ところで、これでウルリッヒと交渉しているコンチ ネンタル・チームが判明かな？　アクア・エ・サポーネ（先日までは毎日メールでやりとりしていると言っていた）、フォルクスバンク、ティンコフ（交渉決裂し たままなのかな？）……2つのプロ・チームはどこなんでしょ？？？　 　重大発表会場には、前コーチのペーター・ベッカー、ペーター・ザーゲル両氏が招かれているとのことから、引退パーティだという噂もあります……（涙）。ウルリッヒのスポークスマン・ミハエル・ラングは、発表会場ではヤンの横にいるが、今は何も言うことがないとコメント。 　元T-モバイル・マネージャーのオラフ・ルドヴィッヒは「ヤン・ウルリッヒにはタフで強力な弁護士がついている。記者会見がどうなるのか、わからない。 ウルリッヒとはずっと連絡を取っていたが、何も変わらなかった」とのコメントで……チーム・ウルリッヒに参加の噂は、やっぱり噂だけ？ 　ウルリッヒの詐欺疑惑の捜査をしているボン検察局のフレッド・アポステル、22日現在、ウルリッヒの捜査は継続中だが、スペインから血液バッグはまだ届 いていないとのこと（だからぁ、スペインは送る気はないと思いませんかぁ？）。こちらは噂もな〜んにもなし……と思ったら、ウルリッヒの弁護士団がスペイ ン当局がボン検察局に血液バッグを送ることを阻止していると報道しているメディアがありましたよ。

【2007.02.22　本日のウルリッヒ】                                         　 ウルリッヒが重大発表を行うということで、色々な噂が流れていますよ。一つが、ルディ・ペヴナージュと共に新たなチームを立ち上げるという壮大な（？）も の。スポンサーは、ウルリッヒとテキスタイル契約を行ったスイスのメーカー、X-テクノロジー社。チーム・ジャージも提供するということ。バイクはウル リッヒ自身が開発とか（そういえば、ウルリッヒ・ブランドを売り出したのでした）。共同スポンサーとして、アメリカの保険会社とか（そういえば、アメリカ にも行っていたのでした）。ウルリッヒ自身は2008年までキャリアを続け、その後はチームの裏方になるとか、キャリアを続けず、即裏方にまわり、引退を 発表するとか（涙、ドイツのメディアの報道は、こっちの方が多い……どうしても引退させたいみたいですぅ〜。でも、プロとして他のキャリアについての発表 だという話があったとか）。チーム・メンバーについて月曜日に発表されるとか。オラフ・ルドヴィッヒ、ゲオルグ・トチュニックが加わるとの噂もあります。 ま、噂にすぎませんが。重大発表の場には、ペヴナージュが居合わせることは確かなもよう……。まあでも、ウルリッヒが走らないチーム・ウルリッヒに、スポ ンサーが付くとは思われないのですが……。月曜日が待ち遠しいですぅ〜。

【2007.02.21　本日のウルリッヒ】 　 うぁお！　速報！！　ウルリッヒは26日にハンブルグで何か重大発表をするようですよ！　引退発表（涙）か、新チームの決定（ﾄﾞｷﾄﾞｷ）の話とか、プ レスは騒いでいるようですが……？　ウルリッヒのマネージャーのストロウバンド氏が、ウルリッヒがフランケ博士に勝訴した後、いくつかの打ち合わせと弁護 士との会談を済ませてバカンスに入った（ドバイで駱駝に乗っているとか）という小さなニュースを見つけていたのですが、何か進展があったのでしょうか？　 リークされた情報がないか、探す旅に出てみますよ（オペラシオン・プエルトじゃ、リークばっかりだったのにね〜、ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ）。月曜日まで、待ちきれま せんよぅ（後者だとしたら、ウルリッヒの新チーム、どこがいいでしょね？←希望的観測。ツールに勝てるチームが決まったという報告でありますように、南無 南無）。

【2007.02.19　本日のウルリッヒ】 　 オペラシオン・プエルト事件、フエンテス医師のラボから発見された血液バッグが検査され、99個のうち8個からEPOが発見されたとの報道がありましたね （これ以上の検査は金を払ってからだと、バルセロナの検査機関が拒否していたのでした）。スペイン紙によると、その8個のEPOレベルをマドリッドの検査 機関が検査した結果、EPOの値は健康を害するものではないと分析したとか。サイツ監督、フエンテス医師等は、健康を害しているということで訴えられてい ますから、立件は微妙になってきているとの噂。ちなみに、8個の血液バッグは、No.5（Sevillano、オスカル・セビーリャ？）、Klaus、 Fault、Mari、Gemma、No.18（Valv.piti、バルベルデ？）とコードネームの付けられたものであったとの報道がありました。 　ちょいと愚痴るなら、Valv.pitiの名前が出てきた途端に、サッカー選手が関係していると噂になった途端に、尻込みを始めていませんか、スペイン の調査は？　オペラシオン・プエルト、自転車界に不要なダメージを与えただけのことで終わってしまいそうな？？　ウルリッヒを始めとして、巻き込まれた選 手の状況を考えると、ひどいもんですよ、ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ！。

【2007.02.17　本日のウルリッヒ】 　マヨルカでトレーニングを終えたウルリッヒ、路上で目撃されたスタイルは、黒いウェアだったとか（【2006.11.13　本日のウルリッヒ】参照）。 　ドイツ自転車連盟会長シャーピングがウルリッヒについて発言したことについて（【2007.02.10　本日のウルリッヒ】参照）、ウルリッヒが反撃。 「シャーピングが言ったことは、困惑してしまう。僕はドイツのために世界チャンピオンになったし、オリンピックで金メダルを獲った。彼の不用意な発言こ そ、ドイツ自転車界にダメージを与えてるんじゃないか。今に至るまで、僕はどこからも告発されていない。彼の発言に根拠はない」とのこと。ハンブルグの法 廷ではフランケ博士に勝訴したウルリッヒ、今後の対応について弁護士と協議中とか。 　ところで、ジロやらミラノーサンレモやらのワイルドカードでの出場チームが決まったようですが、ティンコフ、アクアサポーネなどが出場予定チームに入っ ていますね〜。ウルリッヒに契約を申し出ていた両チームですが、どうなるかなー？　早く新しいチームが決まるとよいのですが、南無南無。

【2007.02.14　本日のウルリッヒ】 　 ウルリッヒはマヨルカでアンドレアス・クレーデン、マティアス・ケッスラーと共に、8日間、トレーニングをしていたようです（情報確認←遅いってぇの…… でも、ちょいとあたしも忙しかったからねー）。現在はスイスに帰ってきたとか。「お互いよく知ってる連中とハードにトレーニングできたのは楽しかったよ。 天候も良かったしね」とのこと。やはり2つのチームが候補に挙がっているようで、ライセンスももう一度スイスで取得するとの噂。一緒にトレーニングしてい たクレーデンは「スイスのライセンスを取得したら（やっぱりスイスになるの？？）、ヤンはツールに出場できると思ってるよ。もう一度ツールに出られること を祈ってる」とのこと。 　フランケ博士のドーピング訴えに関する聴聞会も、ハンブルグで開かれました（こちらは、ウルリッヒが訴えています）。フランケ博士は、ウルリッヒがドー ピングでフエンテス医師に3万5千ユーロ払っていたと主張していましたが、その訴えは根拠のないものとして却下されたようで、彼はもう主張できなくなるよ うです。フランケ博士は「私はスペイン語ができない。スペインの書類を見て、わかったのは医学用語だけだった。スペイン語ができる友人が説明してくれたのだ」と言い訳しましたが、却下されたようです。 　ちなみに、ウルリッヒの弁護士ペーター・ミハエル・ディステル氏は、今回のウルリッヒの状況に対し、「東ドイツに対する差別が明らかに存在している」と 語っていますよ（彼自身も、東独出身だったっけ？）。「国民的スターであるウルリッヒを本来の位置に戻すのが私の勤めだ」とのこと。

【2007.02.13　本日のウルリッヒ】 　ウルリッヒは現在マヨルカでトレーニング中との噂（まだ確認しておりませんが）。2つのチームからのオファーを真剣に考えているとの噂。新しいスポンサーが付くとの噂もありまして、少しは上向き？　早くライセンスを取得して、チームが決まって欲しいものです、南無南無。

【2007.02.10　本日のウルリッヒ】 　ドイツ自転車連盟のルドルフ・シャーピング会長は、ウルリッヒのドイツ・ツアー、世界選、オリンピック出場はありえないと発言。「ツールと同 じルールが適用されて、ドーピング疑惑のある選手の出場はありえない。自転車界の将来に、もうウルリッヒは必要ない。数年前とは違っている。確かにウル リッヒに負うところは大きかったが、ダメージも大きかった（ウルリッヒがダメージを与えたわけではないでしょう？！　マスコミがダメージを与えたんでしょ うが？！）。ウルリッヒが引退した後も、協力を頼むことはない。エリック・ツァベル、イェンス・フォイクトがいる」とのこと。 　ウルリッヒはオペラシオン・プエルトに巻き込まれた選手の中で、唯一、DNAを提出したわけです。ところが、ボン検察局のアポステルは、「スペインから血液バッグ は届いていないし、いつ届くかわからないし、捜査がどれだけかかるかわかならい」と語っています。明らかに長引かせているだけ。ウルリッヒのドーピング審議をすると言っているスイス・ オリンピック・ドーピング審議会のヴェルテンも、「アポステルからの連絡を待っている」とのことで、こちらも長引かせているだけ。つまり、ドーピングの証拠は今もってまったく提出されて いないし、ウルリッヒが無罪を証明するのも（証明する必要はないのにねー、有罪を証明するのが本当なのにねー）、無理な状態。この状況でウルリッヒを排除 しようという動きには、怒りを感じちゃいますよ……。何とかならないものなのでしょうか？