Welcome to Raw is Dolie！

WWEのクリス・ジェリコのインタビューを、Dolieが超訳しています。

2006年〜2007年

【本日のCafe de Rene　2006.01.21】
ジェリコは映画にも出るのですね。シャーロット・オブザーバーで語りました。適当に。
「すぐにレスリングに帰るつもりはなかったんだ。だから、クビのアングルを作った。まあそれを知ってるやつもいたけど、結末を知って試合を見るのはつまら ないから、俺は色々と煙幕を張っておいた。俺の契約は終わって、レスリングじゃやりたいことはみんな終わったと思った。他のことをしてみたかった。俺は怪 我がなかったし、ずっと休まずにやってきた。休みも必要だったさ。
　VH1で番組を持ったのは、俺はポップカルチャーについて役に立たない知識を色々と持ってて、それを披露したことがなかった。VH1が接触してきて、い い機会ができたんだ。今は、100％をFozzyに費やしてるってわけじゃない。でも必要なツアーはやってるよ。今までは時間がなかったけど、ようやく時 間ができたからね。
　12歳からロックスターになりたくて、曲も作ってバンドもやってた。レスラーになっても、そうだった。情熱を持ち続けてたから、俺にとってFozzyを 始めるのはすごく自然なことだったんだ。演技についちゃ、俺はY2Jをずっと演じてきたからね。レスラーから俳優の方に入るのも、やっぱり自然なことさ。 映画「2ヒューマン」じゃ、アンドロイドの役をやる。大きな役じゃないけど、いい役だ。初めてのことだから、すごく楽しみだし興奮してるよ。クールな映画 さ。
　今後はどんな役でもやりたいね。コメディのオーディションも受けたんだ。俺はユーモアのセンスだってあるからね。アクション・ドラマももちろんいいね。 レスリングはショー・ビジネスで、いろんな要素があったから、準備はできてると思ってる。どれもそんなに逸脱したものじゃないさ。
　身体の調子はすごくいいよ。でも奇妙なことに、毎晩受け身を取ってた時よりも、痛みを感じることがある。毎日だったらわからないのに、離れてしまうと痛 みを感じて、身体を痛めつけてたんだなあって、思い出さされる。35で止めて、ちょうど良かったと思ってる。おかげで、続けるか止めるか考えられてる。 ずっと続けてたら、50歳で80歳の人が必要なような歩行器を使うことになっただろうからね」ジェリコは当分、帰ってきそうもありませんね……（このイン タビュー、続くようです）。

【本日のCafe de Rene　2006.03.24】
クリス・ジェリコは、ブレット・ハートのレスリング殿堂入りについて語る。WWE.comより。
「ずいぶん時間がかかったけど、彼こそ誰よりも相応しいと思うよ。彼はレスリング殿堂に箔を付けてくれるさ。ブレットがWCWに行ったやり方が問題にされ るが、彼の業績とは関係がない。マザー・テレサの仕事よりも、彼女の死に焦点を当ててしまうようなもんさ。WWFを去ったってことより、彼のワークが重視 されるべきだ。まだヴィンス・マクマホンとブレットが仲違いしていたとしても、WWEに残した業績には関係ないんだからね。ブレットのレスリング殿堂入り は、疑問を挟む余地がないさ」

【本日のCafe de Rene　2006.03.29】
夏にカナダでお芝居をするクリス・ジェリコですが、役は中年のセールスマンだとか。WWE.comより。
「カナダのバード・エンタテイメントってところから、劇に興味がないかって話が来たんだ。オンタリオを中心に5年ほど劇を上演してたそうだ。すごいショー をやりたいってことだった。何か新しいことをしたかったし、今後のキャリアの上でもプラスになると思ったんで、引き受けた。ライブでやるのもいいしね。劇 の主役をやるってことは、すごく責任を伴い、同時に今後の俳優としての試験にもなる。興奮してるよ。
　舞台はWWEと似てる。TVや映画と違って、たくさんの観客の前でやらなきゃならないからな。観客のすぐの反応があるから、リングと似てると思う。た だ、俺の役は、ジャック・ティスデールと言って、40代半ばのセールスマンなんだ。そこが違うな。クリス・ジェリコがクリス・ジェリコを演じてるのとは違 う。25年目の結婚記念日を祝うより、野球を見に行きたいって思ってるけど、人がいいからできないやつさ。コメディなんだよ。WWE初代統一チャンピオン から中年のセールスマンに変身ってわけだ。
　今は精力的に働いてる。劇も楽しみだし、他にも色々と計画がある。ロスで演技の勉強をしてるんだ。何人かの先生について、いくつかの授業を受けてる。すごく助けになってるよ。Fozzyの方はツアーが終わって、ちょっと休みの時間を取ってるのさ」

【本日のCafe de Rene　2006.05.22

クリス・ジェリコは7月にトロンとの舞台に立ちますが、エドモントン・サンで語っています。
「演じるってことは、レスリングにとっても大事な部分なんだぜ。リングでキャラクターを演じて、ファンに感動を与えなきゃならない。でもちょいと違ってる し、上手くできない連中もたくさんいるから、俺にとって演技の勉強をするっていうのはまた別物なんだ。ある日は45歳のセールスマンにならなきゃいけない し、またある日は異常者を演じなきゃならない。まったく違った人間をやらなきゃだめで、感情で生み出していかなきゃだめなんだ。
　コメディをやるのは自然にできるけど、もっと深い役をやってみたいね。でも、こだわらずにやってみたい。俺はいい役者になりたいんで、続けていって成長していきたいって思ってるんだ。ハリウッドでも上手くやれる自信はあるけど、この新しいことから学んでいきたいね。
　自伝の「ライオン・テール」は、レスリングの話っていうよりも、未知の土地で成長していく人間の物語って感じだね。
　今は、レスリングから離れても喪失感は感じてない。ただ、今年のレッスルマニアを見た時は、ちょっと恋しくなったな。スポットでカムバックするのは構わ ないと思ってる。状況によっちゃ、ファンの前に顔を見せたいと思ってるよ。バンドで多くのファンの前でやるのは楽しかったけど、リングで大観衆の前でやる ことは最高だもんね」

【本日のCafe de Rene　2006.06.15】
ジェリコが出演したSCi FiチャンネルTV映画は、6月24日アメリカで放送されます。「アンドロイド・アポカリプス」というタイトルで、ジェリコはアンドロイドの役。小さな役 ですが、重要な役だとか。オーディションを受けて、獲得したようです。「去年の夏に撮影したんで、何をやったのかさっぱり忘れたよ。CGIに時間がかかっ たんだろうね。でも、楽しい時間を過ごせたし、エキサイティングだったのは覚えてる。たくさんのアクションをやったけど、CGIでどう処理されるのか見る のが楽しみだよ」。同じチャンネルでECWの番組が始まることについては、「どうなるのか楽しみにしてる。ノスタルジーだけじゃできないからね。新鮮さを 保ってなきゃならないし、新しいスターを作る必要もある。でも、いいことだ。ECWのPPVについちゃ、どうして俺が出ないんだって質問をたくさんされ た。レッスルマニアよりも多かったくらいさ。たぶん、俺が名前を売ったのがECWだったからだろうね。でも、俺はトミー・ドリーマーやサンドマンのような 核じゃなかったからね。俺自身は、今、すごく満足してるんだ。長い間クリス・ジェリコをやってきて、今は違ったことが色々とできてる。TVで俺がやってる 役を見るのが楽しみだ。キャリアにとっちゃ、大きな一歩だからね」
そのジェリコ、Off the Recordで語ったようです。かいつまむと、
「レスリングから離れてるけど、引退って言い方はしたくないな。精神的に燃え尽きたところがあったんだ。肉体的には、大丈夫さ。大きな怪我をしてこなかっ たのはラッキーだったけど、精神的に参った時は、怪我しやすいからね。もう何年も前に止めるべきなのに、まだ続けてるやつらがいると思うよ。
　WWEがドラッグ禁止プログラムを始めてるけど、ステロイド使用を完全に取り除くことは難しいと思う。いろんな逃げ道があるからね。ただ、肉体的な問題 は、早期発見で取り除けると思う。エディ・ゲレロは心臓に問題があったのに、わからなかった。そんな問題がなくなるんじゃないか。
　TNAに入るつもりはない。WWEはマフィアのようなもので、一度ファミリーになるとなかなか抜けられないのさ。それに俺はヴィンス・マクマホンを尊敬してるし、彼と一緒にずいぶん稼いで、今の生活があるんだからね。今でもヴィンスとはいい関係だよ。
　夏にトロントで上演される芝居を、すごく楽しみにしてるんだ。レスラー・クリス・ジェリコが演じるんじゃない。レスリングを離れてから、ずいぶんと演技の勉強をしてたんだからね」

【本日のCafe de Rene　2006.07.01】

Y2JがMonday Night Mayham Radio Showに出ております。かいつまんで。
「レスリングじゃ、やれることはみんなやった。今、演劇とか色んなことに挑戦するのを楽しんでるんだ。また新しい目標を持ってやってるよ。
　俺が出ていったこの10ヶ月の間に、ECWが立ち上がったし、TNAが成功してるのは嬉しい。だけど、レスリング業界は、ちょこっと下降気味だろうな。 それでも若い連中が上向きにしてくれるだろうし、最近の色んなアイデアがいいと思うよ。色々と動きがあると思うけど、それが業界の常さ。
　ECWの復活は、もちろんWWE傘下だから、ヴィンス・マクマホンの、WWEバージョンのECWだ。もう95年じゃないんだから、新しいことをしなきゃ ね。10年前と同じようなものを作るのは不可能だ。ネットワークと仕事するんだから、その要求も聞いて、妥協していかなきゃならない。それにヴィンスがボ スで、彼が金を払ってるんだからね。サブーなんかは、ずっと苦労したんだから、いい給料を貰えることを願ってるさ。
　TV映画「アンドロイド・アポカリプス」に出たのは、いい経験だったよ。今までやったことのないことだったしね。夏には芝居に出るんだけど、ロスでコー チについて演技の勉強してた時、その話が来たんだ。芝居っていうのは、1回限りの演技だし、キャラクターを作るところなんか、レスリングと似てるね。中年 のビジネスマン役なんだけど、トロントでやる時はいつも楽しかったから、芝居の上演も楽しみにしてるんだ。
　レスリングじゃ、やっぱりレッスルマニアだけは恋しいね。それ以外は、恋しいとは思わないけど、好きなのに変わりはない。縁が切れない限り、登場する機 会はあると思ってるよ。でも、ちょうどいい時じゃないとね。いつがそうかはわかるし、その時は昔の俺よりもずっと良くなってると思うさ。大物がいなくなっ たら、若手が台頭して、取って代わる。いつの時代もそうだ。だけど、まだまだ俺の代わりはいないって言われるのはちょいと嬉しいし、ファンが期待して待っ ててくれるのはありがたいよ。
　スピリッツ応援団はよくやってるし、カリートは才能がある。クリストファー・ダニエルズやAJスタイルズ、サモア・ジョーなんかを見るのも好きだ。みんな頑張ってほしい。ただ、キャラクターが上手く立たなきゃね」

【本日のCafe de Rene　2006.07.05】

夏にトロントでお芝居に出るクリス・ジェリコが語っています。
「俺の目標は、芝居の終わりにゃクリス・ジェリコがジャック・ティッスデールって男を演じてるんだってことを、観客に忘れさせることさ。まったくクリス・ ジェリコと違う役だから、すごく惹きつけられたしやる気になったんだ。チャレンジのしがいがあるし、キャリアを前進させるのにも役に立つと思ってる。俳優 として上達したいと思ってるからね。レスリングをやってて、ファンが支えてくれたからこそ、ここまでやってきたんだと思う。だから、レスリングにゃもう帰 らねえよ、とは言わない。ただ、今は自分のやってることに満足してるし、ハッピーさ」

【本日のCafe de Rene　2006.07.09】

クリス・ジェリコはトロント・サンでお芝居について語る。
「レスリングと大差はないんだぜ。ライブだし、キャラクターを演じるんだ。リングじゃ、ファンはクリス・アービング（ジェリコの本名）を見たいんじゃなく て、クリス・ジェリコ、スーパースターを見たいのさ。舞台じゃ、観客はクリス・ジェリコを見たいんじゃない。演じてるキャラクターを見たいんだ。
　リングで演じてる俺のキャラクターと共通点があるかって？　もちろんさ。そしてもちろん、デ・ニーロが演じているキャラクターなんかとも共通点があることなんだ。クリス・ジェリコが演じてるってことは、利益もあるけど、ダメージにもなる。元レスラーって思われるからね。
　去年は、俳優になりたいと思ってたレスラーだった。今は、元レスラーの俳優さ。レスリング・ファンも見に来るだろう、Fozzyのファンも見に来るだろ う、でも、大部分は芝居好きなファンだと思うよ。期待が少なくても、構わないね」

【本日のCafe de Rene　2006.07.17】
クリス・ジェリコ、680News.comで語っています。
「いろんなオーディションを受けたよ。結構落っこちたけどね。でも、気にしてない。WWEに入る前は、世界中でレスリングしてた。おかげでビジネスを知って、成功につながったんだから。
　トロントでやる芝居は、俺の幅を広げてくれると思う。名優たちが勉強したハリウッドのアクティング・スクールで勉強したんだ。でも、期待されてない方が、いいね。次期名優だって期待されてたら大変だけど、みんながレスラー上がりだって見てくれてたら、気が楽さ。
　でもレスリングはショー・ビジネスで、ライブで観客の前でやらなきゃだめで、失敗を克服してかなきゃだめで、自分を進歩させてかなきゃだめなんだ。みん なは気がつかないだろうけど、俺は15年間、ずっと演じ続けてたんだからね。レスラー役っていうのは、沢山来たんだよ。だけど、そんなのは陳腐だし、興味 がなかったんだ。
　自伝の予定もある。90〜99年、WWEデビューまでを焦点にしようと思うんだ。WWEにデビューするっていうのが、俺の目標だったんだから。
　レスリング復帰は今のところ興味がないけど、絶対に出ないとは言わないし、引退したとも言わないよ。だって、みんな引退したって言って、またカムバック してるんだからね。信号で止まった車の窓拭きをするようになったら、戻るかもね（←悪い冗談！　外国で運転していると、多いですよね……。ジェリコが拭い てくれたら、チップをはずんじゃう？？）」

【本日のCafe de Rene　2006.07.21】

ジェリコの自伝は9月に発売予定のようです。Slam Sportsで語っています。かいつまんで。
「う〜ん、スケジュール的にフレキシブルさがあるから、レスリングしてた時より忙しいかどうかは、よくわからないなあ。レスリングより時間をとられること が少ないけど、総合的には同じくらい時間を取られてるね。でも、今は自分でやることを決められるから、ずっといい感じだよ。
　WWEを去る2年くらい前から、俳優になるための準備をしてたんだ。肉体的にも精神的も燃え尽きてるってわかってたし、レスリングから離れたかったから ね。ただ、WWEの力で俳優をするっていうのは、意識的に避けてた。やっぱりWWEが関わると機械的な仕事になっちゃうからね。
　賢くお金を貯めて、レスリングを止めた後の人生っていうのを、いつも考えていたさ。ずっとレスリングをし続けたいとは、思ってなかった。始めた時は、 30歳頃に止めようと思ってた。50、60になってもレスリングを続けるようなレスラーにはなりたくなかったな。インディで見る連中なんか、80年代に WWFで活躍して、今は高校の体育館なんかで頑張ってんだからね。でも、7万5千人もの観客の前でやった後、高校の体育館でやりたくはない。多くの連中が 止めることができるって思ってないのは、ちょいと残念だね。過去何百万ドルも稼いだのに、100ドル稼ぐ必要があるっていう連中が多いんだ。
　レスラーになる前は、ジャーナリズムについて勉強した。でも、スポーツ記事を書く人間にはなりたくなかったな。記事を書くより、書かれる人間になろうって、ずっと前に決心してたよ。
　今年は芝居をやろうって決めて、演技の勉強もしたんだ。やっぱりやるからには教えを受けて、真剣に取り組まなきゃね。
　レスリングを始めた時は、身体が小さすぎるって、みんなから言われたよ。今、ハリウッドじゃ、でか過ぎるって言われるんだ。だから才能があるって示さな きゃだめだし、色んな方法がある。でっかい体格の男の役とか、アクション的な役とかは自動的に来るけど、俺はいい演技者になりたいんだ。俺はクリス・ジェ リコを15年間演じてきた。今は、もっと違う役に取り組むのが楽しいな。
　自伝も夏には完成しそうだけど、単なる自伝にはしたくない。他の人の自伝を読んでても、15〜18の頃なんて、興味ないもんね。俺は、自分の人生のある 一部分に焦点を当てたかった。だから、90年にレスラーになるために家を出て、99年に念願のWWEに入るまでの間に、焦点を当てたんだ」

【本日のCafe de Rene　2006.08.24】

Foxの「セレブとデュエットしましょ」に出るクリス・ジェリコ、豊富を語る。
「俺の声は問題ないし、なかなかダンディなんだぜ。ウイスキーでうがいして、煙草で喉を潤すぜ。準備万端さ」

【本日のCafe de Rene　2006.08.25】

「セレブとデュエットしましょ」に出るクリス・ジェリコ、WWE.comで豊富を語る。
「出 演する歌手たちは、偉大な歌手たちだから、この企画に興味を持ったんだ。スモーキー・ロビンソン、シンディ・ローパー、ザ・ブラック・クラウズ、クリン ト・ブラック、ティム・マクグロウ、チャカ・カーン、ケニー・ロギンス、クリスチーナ・アギレラ（あたしゃ疎いので知らない人も多く、名前の読み方が間 違ってたら、ごめんちゃい）……リストはまだまだ続いてるよ。俺が有利だとは思ってない。制作側は最新の注意を払って選んでるからね。ブロードウェイに出 た者もいれば、バンドを持ってる者もいる。ひどい番組になるんじゃなくて、良いものを作ろうとしてるのさ。
　オーディションじゃ、一つは自分の選んだ曲を歌って、一つは数時間前に渡された製作者側のリストから選んで歌わなきゃならなかった。歌のリストを貰った けど、マービン・ゲイ、アレッサ・フランクリン、セリーヌ・ディオン、エタ・ジェイムスなんかの、偉大な歌手たちので、かなりハードだって思ったよ。リス トの最後に「Spinning Wheel」があって、これが俺の声と似てると思ったし、ちょっとハレルヤっぽかったんで、これが歌えると思ったんだ。もう一つは、メタリカの 「Enter Sandman」にした。俺はロック・オタクだからね。オーディションは「アメリカン・アイドル」（この番組、Foxでやってますねー）のプロデューサで あるサイモン・コウエルに渡され、彼が気に入って、番組に出られることになったんだ。みんながサイモンは厳しいって言うけど、俺は6年間ヴィンス・マクマ ホンの元で働いてたんだぜ。ヴィンスより厳しいやつが、どこにいる？　サイモンはヴィンスに比べたら、まだまだ小童さ。
　勝てると思わなかったら、出てないよ。でもルーシー・ローレスはファンが沢山いるから強敵だし、ハル・スパークスは、俺と同じようなことをやってるから ね。ロック・バンドをやってて、面白いやつで、俺と同じくらいの年だ。VH1のショーに出たこともあるから、つながりがあるね。
　誰と歌うのかは、まだわからない。けど、色んなタイプの曲があり、色んなタイプの歌手がいるから、楽しみなんだ。チャレンジだよ。俺はロック歌手だけ ど、ロックはソウル・ミュージックのブルースからも由来してるし、カントリーも類似点がある。自分の声から色々なものを引き出すのに、努力しなきゃね。新 しいファンにやれるって証明して、次のレベルに上がらなきゃ。だけど、もちろんジェリコホリックが必要だよ。ジェリコホリックは誰よりも強いって、みんな に見せつけてやろうぜ」

【本日のCafe de Rene　2006.09.24】

WWE.comのアシュリーのコーナー、アシュリーがクリス・ジェリコにインタビューしています。ジェリコが語るところによると、
「こ〜んなに長くレスリングから離れるつもりはなかったんだ。カムバックを計画してるよ。たくさん仕事があって、一つが終わるとまた一つが始まるって感じ だったんだ。だけど、もうすぐカムバックしたいと思ってるし、今まで以上になってるさ。ジェリコホリックも期待しててくれよ。
　Fozzyもうまくいってるぜ。最近歌詞を書き上げて、ギタリストに曲を付けてもらうように渡したんだ。秋の終わり頃にはレコーディングを始めたい。新しい機材 とスタッフを考えてるけど、カントリーのリーン・ウォマックとのデュエットなんかは、入れないからな。ラジオの番組も続いてから、ジェリコホリックは聴いてくれ。彼 らのサポートに感謝してるんだ。
　Foxの「セレブとデュエットしましょ」は、いい経験だったし、出られてハッピーだったよ（ジェリコ、いい人ね〜。ひどい番組だって評判でしたよ ねー）。俺のパフォーマンスにも満足してる。ウィリー・ネルソンの歌だったんだけど、彼のオリジナルを聴いてくれたら、俺が忠実に表現したってことがわか ると思う。ピーター・フランプトンは、最高だったぜ。ま、俺が一番のシンガーだったってわけじゃないけど、俺が一番ひどかったってわけでもない。一番のエ ンタテイナーだったさ。多くの人たちは不当評価だって言ってくれてるし、ある意味じゃそうだな。けど、ずっと残ってひどいって言われるよりも、早くアウト になるほうがいいさ。ま、俺は俺のパフォーマンスをしてるよ。色んな雑誌やTVガイドに紹介されたし、TVで紹介されたし、10万人が見てるネットワーク に出たんだからな」

【本日のHHH　2007.02.05】

クリス・ジェリコはレスリングについて語る。かいつまんで。
「引退したとは言ってない。15年間頑張ってきて、休みが必要だったんだ。燃え尽きてた。強制される前に、自分で休みをとった。今はすごく忙しい。自伝も もうすぐ終えるよ。俺がWWEに入るまでの物語だ。レスリング復帰はすぐにはないけど、TVはロウとTNAを見るようになった。WWE、全日本、新日本、 ノア、TNAなんかからお呼びがかかったけど、すぐに復帰するつもりはない。自分が作り上げてきたものを壊したくないし、自分のパロディをやりたくないか らね。でもいつでもできる。明日復帰したって、3年前のクリス・ジェリコが見せられるさ。タフな仕事で、家族と過ごす時間が欲しかった」

【本日のHHH　2007.04.03】
「レッスルマニアは1年間一所懸命やったやつらが出る場であって、1度だけちょいと出て金を稼ぐっていうのは相応しくないさ」とSlam Sportsで語るのはクリス・ジェリコ。「今年はファンとして見るね。でも、適当な時が来たらカムバックしてレッスルマニアに登場する。そしていつも通 りベストを尽くすさ。それまでは楽しんで見ることにするよ。俺のレッスルマニア・ベスト・マッチは、HBKとの試合で、たぶん俺の試合のベスト3に入るだ ろうな。チャンピオン戦はすごく良かったんだけど、残念ながら、その時はロック対ホーガン戦があったからね。タイソン対アリの試合みたいなもんだもの。だ けどレッスルマニアのメインを張れたのは、すごく名誉なことだと思ってる。マネー・イン・ザ・バンクは、俺が思いついた一人なんだ。ブライアン・ガーヴッ ツが、それに枝葉を付けた。今年は8人でやるってぇのは、クレージーだね。ラダーマッチは人数が多くなると危険が増える。俺のアイデアがまだ使われてるの は嬉しいね。すごい試合になるだろう。HBK対シーナも楽しみだ。俺は大のHBKファンだし、シーナもよくやってる。俺がサマースラムで、シーナのいいと ころを引き出した最初の男だと自負してるんだ」

【本日のHHH　2007.06.23】
クリス・ジェリコはオーエンズボロでMMAの観戦。「ファンは俺に会ったら、みんないいやつじゃないかって驚くんだ。だからこそ、バカ野郎を演じるのは楽 しいね。MMAは好きなんだけど、生で見たのは初めてだ。俺が出るつもりはないよ。でも、レスリング復帰は考えてる。ちょいと休みが必要だったんだ。15 年間ずっとタフなスケジュールで、休みなしでやってたからね。精神的に燃え尽きてて、頭をクリアーにしたかった。でも、この半年、あるいは来年あたり、復 帰があるかもね。今は、他のことでも忙しくて、ちょいと遠ざかってる」ってなこと。WWEが交渉しているとかいう噂。ま、自伝の発売もありますしね〜、復 帰はありそう？？

【本日のHHH　2007.07.08】
クリス・ジェリコはボルチモア・サンで語る。
「クリス・ベノアは俺にとっちゃ兄貴のような存在で、親友で、師匠で、俺にポジティブな影響を与えてくれた男だった。どうしてあんな恐ろしいことをし たのか、理解することはないだろう。俺が言えるのは、俺が知っていた男は優しいハートの持ち主で、親友の一人だったってことだ。彼がいなくて寂しいよ。
　WWEを去った時は精神的に燃え尽きてて、自分の考えをまとめるのに1年半かかった。その間、WWEに入るまでの自伝を書いてたんだ。本が出来上がる と、どれだけレスリングが好きかわかって、もう一度レスリングに対する情熱が湧いてきた。で、この半年、またレスリングを見始めてるよ。最初の1年半は、 まったく関心が持てなかったんだけど、今は違ってきたね。
　どこでどう復帰するかは、まだわからないさ。噂が飛び交ってるのは面白いね。きっと、俺が一番最後に知ることになるんじゃない？　WWEもTNAも好き だし、ROHも好きさ。俺はレスリング・ファンだから、どれを見るのも好きなんだ。だからこそ、レスラーになったんだしね。
　TNAのショーで俺の名前が時々使われるのは、嬉しいよ。俺の名前が価値があるってことだからね。例えば、フナキの名前は使わないんだもん（←おいおい！）。TNAやネットなんかで俺の名前が出るってことは、ファンは俺の復帰を期待してるってことだ。
　復帰するとしたら、特別な時に顔をちょこっと出す、なんていうのはしたくないな。俺のスタイルじゃないからね。出た以上はハードにやるのが俺だ。俺は引 退するとは言わなかった。休みが必要で、いい時が来て俺が全力でやれるって思ったら復帰すると言った。2、3ヶ月に1度特別に顔を出すっていうんじゃ、進 歩はない。カムバックする時は全力でやるし、今まで以上にビッグネームになってみせるつもりだよ。
　俺はラッキーで、大きな怪我をしてこなかった。WWEのショーを怪我で休んだこともない。休んだ時も、精神的なもので肉体的なものじゃないから、今でも 身体は大丈夫さ。やりたいことは他にもあったけど、家族と過ごしたいこともあった。1年ほど前に双子が産まれたしね。何にもしなくて家族と過ごせるのは ラッキーだったよ。でも何かをやりたいって気持ちが湧いてきて、本を書いたり映画に出たり、バンド活動をしたりしたんだ。
　最近のレスリングが作られ過ぎてるってオースチンが言ってることには、100％同意するね。時々、セリフがちょっと作り過ぎだって思う。俺は俺のキャラク ターを知らないやつが書いたセリフは、拒否してた。WWEには一緒にやるのが楽しいいいライターもいる。でも若いやつらは自信がなくて、能力すらなく て、渡されたセリフをそのまま読んでるやつらもいる。それは良くないね。それがブレイクするキャラクターがない一因だと思う。リアルさがない。最後のリア ルなキャラクターはジョン・シーナで、オリジナルでユニークで、だからブレイクしてるんだ。だからこそ、俺の復帰が期待されてるんだよ。俺がどこに復帰 しようと、その点を理解してもらうつもりさ。誰もオースチンやロック、ブレット・ハートに、あの有名な決めゼリフを言えって命じなかった。俺もそうで、色ん なセリフをいじくり回して、ある夜「Never、ever」って言ったら、次のショーではそのボードが沢山上がってた。ビンゴ！って思ったね。そういった ものなのさ。ファンが決めるんだ。上手くいかなかったキャッチフレーズだって沢山あるけど、自分で見つけるのがクールなのさ。T-シャツだって、俺はデザ インから噛んできた。自分のキャラクターを一番良く知ってるのは自分自身なんだし、売り方を知ってるのも自分なんだからね。アイデアは出してもらえる。で もそのアイデアを形付けて、自分自身のものにして、みんなに信じさせなきゃいけない。ヒールであってもベビーであっても同じだね。
　映画にも出たし、芝居もやって楽しかったよ。「アルビノ・ファーム」っていうホラー映画も撮り終えた。演技するのは楽しかった。でもレスリングと同じ で、最初は大変さ、いきなりブレイクするっていうのはラッキーなことで、そんなにあるもんじゃない。やるのは楽しいし、どうなってくのか見るのも楽しいけ どね。
　自伝は10月25日に発売だ。WWEを離れて2週間ほどした時に話が来たんだけど、俺も書きたいって思ってたんだ。夢を抱いたカナダの小さな町の子供 が、WWEに入るまでの軌跡を書きたかった。メキシコ、ドイツ、日本、カナダ、ECW、WCWの経験の話さ。ミック・フォーリーやブレット・ハートにも読 んでもらったんだけど、最高のレスラー自伝の一つだって言ってもらえたよ。手伝ってくれた人はいたけど、全部自分で書いた。だから1年半かかった。5月に は出来上がったんだけど、クリス・ベノアの事件があって、若干書き換えなきゃならなかった。彼とは92年に出会って、俺に多大な影響を与えてく れたから、本の中でも際立った部分を占めてたんだ。クリス、ナンシー、俺が一緒にいる写真も入っていて、それを取り除かなきゃならないかも、とも考えた。著者の注で、その当時の彼であって、事 件を起こした男ではないと入れなきゃだめだった。今のところ、いい批評を受けてるよ。何もないところから作りだすっていうのは楽しいね。誰かと電話で3時間ほど話し て、本に仕上がったっていうんじゃないんだからね。
　WWEがFozzyに協力するって言った時、俺は断わった。WWEの活動とは離しておきたかったんだ。WWEにいた時は、本を書くという話もしなかった。WWE映画は、 俺が去ってから始まったけど、俺は自分で映画に出たことに誇りを持ってるよ。ボスの後押しはなかったから、ゆっくりと階段を上がらなきゃならなかったけど ね。ハリウッドの連中は、レスリングについちゃ知らない。レスラーに才能があるってわかってないんだ。自分で乗り込んでやっていったのには、誇りを持って るさ」

【本日のHHH　2007.10.28】
自 伝が発売されたクリス・ジェリコ、ロングアイランド・プレスで色々と語っていますが、面白そうなところだけを抜粋すると、自伝を出版に当たって、ミック・ フォーリーにアドバイスを求めたとか。「書いたのをミックに見せて、表紙のコメントをもらえればいいなと思ったんだ。彼は苦労を理解してくれてると思った からね。返却してくれた時、コメントだけじゃなくて、いくつかアドバイスがあるよと言ってくれた。6時間にも及んでアドバイスをしてくれたよ。一章一章、 一文一文を見て、ここは「そして」よりも「しかし」がいいとか、言ってくれた。最初は、やれやれ、大変な時間がかかるぞって思ったけど、考えてみれば、 No.1のベストセラー作家であり業界の王の男が俺に懇切丁寧にアドバイスしてくれてるんだ。ありがたく拝聴しようと思ったよ。ミックと俺は友だちだけ ど、それ以上のことをしてくれたんだ。感謝してもしたりないね。「俺の本よりすごいんじゃないかよ」って言ってくれさえした。ミックがある意味じゃ業界本 のパイオニアさ。彼の本がなきゃ、俺の本もできなかったと思う。俺たちの本はユニークだし、ブレット・ハートの自伝もそうじゃないかと思うよ。5〜6年業 界にいただけの人物にはできないことだ。悪口を言ってるんじゃなくて、ただのレスリング本じゃなくて、自分 の夢を追った男の歴史物語なのさ。子供の頃に夢を抱いて、どうやったら実現できるのかわからず、悪戦苦闘して頑張った話なんだ。ミックの本は、業界を越え た。出版された時は、レスリング・ファンは読めたものじゃない、時間の無駄だって言われてたのに、ベストセラーになったんだからね。俺の本もそうあってほ しい。レスリング・ファンも、ジェリコ・ファンも気に入ってくれるだろうとは思ってるけど、レスリングを知らない人でも面白いって思ってくれるようにした かったんだ」
復帰については、自伝を書くことで情熱が甦ったようで、「いつかは言うことはできないね。秘密にしておきたいからね。俺がレスリングで好きなのは、そう いった部分なんだ。自分がファンだった頃を考えても、すべてを明かすのはよくないと思う。俺はずっとサプライズを大事にしてきたんだからね」

【本日のHHH　2007.10.29】
クリス・ジェリコ、Philly Burbsで色々と語っていますが、レスリングに関するところだけをかいつまんで。
「WWE復帰についちゃ、わからないとしか言いようがないよぅ。でも、あれこれ噂されるのはいい気分だね。もう二度と復帰するなって言われるよりは、いつ 復帰するんだって待ち望まれてる方ががずっといいさ。ロウのあるフィラデルフィアで本のサイン会をする？　うん、サイン会の予定は間違いないよ。でも、俺 は知らない。俺自身が予定を立てるわけじゃないんだからねー。出版元がサイン会を予定してて、62ヶ所で予定されて、もう22ヶ所こなしたんだ。だからど こでロウをするのか、TNAをするのか、ROHをするのか、新日本をするのか、知らないさ。まあ、フィラデルフィアで新日本をしないから、その日に新日本 に出ないことだけは確かだね！
　燃え尽きたからWWEを去ったんだけど、最後のシーナとの抗争は俺のアイデアさ。それ以外にも、ほとんど自分のアイデアだった。次世代のスターにバトンを渡すってえのが、いいアイデアだと思った。楽しかったよ。完璧な休みのとり方だと思った。
　クリス・ベノアの事件で、俺との試合を含めて、WWEがDVDなんかから彼の試合を外してるのは、仕方のないことだと思う。事件は業界を揺さぶったから ね。ずいぶんと責められたし、責任があるように言われたから、他に方法がなかったと思う。レスリング業界だけの問題じゃなくなったからね。俺には俺の考え があるけど、それについて議論するつもりはない。でも、OJシンプソンに言及しないでフットボールの話ができないのと同じように、クリス・ベノアを無視す ることはできないと思う。クリス・ベノアの影響を受けたレスラーは何百人といるだろう。リングでの彼のスタイルは強烈な印象を残したさ。俺も92年にベノ アと会って、俺の本にとっても大事な部分で、映画に例えると3、4番目に大事なキャラクターになってる。5月には自伝を書き上げたんだけど、それから事件 が起きた。いくつか合わないことができたけど、省くんじゃなくて、言葉を変えた。オーエン・ハートの葬儀に出たスチュやクリス、ナンシーのいい写真もあっ て、それについて出版社と討論したよ。でも俺の本にとって大事な部分で、彼らが存在しないっていう風に扱うのは、フェアじゃない気がした。だから、この男 は俺が知っていた男であり、死の最後の瞬間にいた男とは関係がないと記述することにしたんだ。レスリングを知らない人が読んだら、どうしてベノアについて そんなに肯定的なんだと思うだろうからね。だけど俺のベノアとの経験はすごくポジティブなことで、レスラーとしても人間としても、多大な影響を受けたんだ から」
Wrestlling Gospelでは、「離れてた1年間は、レスリングを見なかったよ。ピザと一緒で、大好きだけど、食べ過ぎたら匂いを嗅ぐのもうんざりするだろ？　そんな 感じだったのさ。金銭的に余裕があったのがラッキーだったね。家族や子供たちと過ごしてた。それから自伝の話が来たんだ。色々と思い出しながら書いて、レ スリングがどれだけ好きかわかり、情熱が甦った。ちょうどいい時期がきたらカムバックしようと思ったよ。
　数週間前にブレット・ハートと話したんだけど、俺たちはもう業界じゃ絶滅品種だろうなって言ってたんだ。同じ時期にブレットの本が出るのは面白いね。長年の経験を積み重ねた者が語ることができるのは、恐らくこれが最後じゃないかな。だから楽しい本になってると思うよ。
　俺は大きな男じゃないけど、大きなキャラクターを持ってた。レスリングがショービジネスだっていうのは、ずいぶんと早い時期に学んだ。それを知らない奴 が多いんじゃない？　キャラクターにとって大事なのは、自分から出た自然なものであることなんだ。ほんとの自分を強調させたものだ。クリス・ジェリコは面 白くってカリスマがあって、皮肉屋でコミカルだけど、俺自身はもっと色々と持ってるよ。アンソニー・ポプキンスが「羊たちの沈黙」でレクター博士を演じた ように、俺も演じてる。レスリングはショーで、俺たちは演技をしなきゃならないんだ。
　金銭的に余裕があるから、レスリングをしなきゃならないってことはない。止めた時も、自分の都合で止めた。始めるとしても自分の都合さ。そしてまた去るとしても、おんなじだと思うよ。
　芝居はレスリングと似ているところがあるね。ちょい役が来て、しばらくはそれだけ。それから2、3の映画に出て、しばらくは待機。そして輪が広がって行 く。俺は芝居をするのが好きだし、やりたいと思ってるよ。ロックのようになるのはまれだろうけどね。でもロディ・パイパーのようにやれたらいいね。好きな 役をちょこっとやるって感じで」

【本日のHHH　2007.11.29】
ク リス・ジェリコはThe Clarion Ledgerで食生活について語る。「世界一ワイルドなレストランは、日本だったな。スポンサーが連れてってくれたんだけど、一口食 べたらひどかったんだ。だけど一皿750ドルするから、全部食べろって言われた。河豚もあった。河豚ってえのは、毒にあたる場合があるんだぜ。だから、ロ シアンルーレットみたいなものなんだ（←違うってえの！）。生きたまま食べる海老もあった。泣き叫ぶ声が聞こえたよ。だから俺は結局、水だけを飲んだ。日 本じゃウォーロードが37皿のローストビーフを食べたこともある。皿が積み重なって、図書館の本みたいになったぜ。アルティメット・ウォリアーは、デザー トを食べないんだ。匂いを嗅ぐだけなんだ。クッキーを砕いて、匂いを嗅いで、捨てる。それが彼のデザートの食べ方なんだ。家じゃ、バーベキュー担当は俺だ よ。ステーキやチキン、サーモンなんかを焼くのは俺の役目だ。ワイフはすごく上手いピザとパスタを作る。たいていは5皿食べるね。俺の専門はステーキと カーリック・トースト、ドン・ペリニョンとデザートのチェリーズ・ジュビリーだ（チェリーとチェリーの酒（ジュース）をフランベして、アイスクリームを添 えて食べる）。健康的な食生活は、できる限り砂糖を避けること。炭水化物を食べる。これはキャンディとかジャンク・フードに入ってるのと同じで必要な糖分 だからね。夜8時までに食べることだな」

【本日のHHH　2007.12.01】
ジェリコはThe Show Buzzで語る。
「しばらく休んでたわけで、止めるつもりじゃなかったさ。自伝を書いて、どれだけレスリングが好きか、よくわかったんだ。みんなから、小さすぎるって言わ れてた。小さいだって？　俺はそう思わないねって、ずっと思い続けてた。自分の力を信じてたんだ。で、自伝を書いて、そのことを思い出して、カムバックす る気になったのさ。休んでた間に、色んなクリエイティブなことをしたよ。レスリング界以外のところにも身を置きたかった。そんなことも止める必要がないん で、戻る気になったんだ。今のレスリング界の状況じゃ、何かポジティブなことを見せる時期だ。8歳の時、俺がレスリングにのめり込んだのは、個性とキャラ クターだった。それを呼び起こす必要がある。
　ステロイドは使ったことがあるけど、キャリアの初めの方だけで、効果がないとわかったんですぐに止めちまった。どんなドラッグを使ったかなんかは、どう でもいいことだ。俺は6フィート8インチ、350ポンドにはならかったし、ファンの心を掴むのにも役立たなかったからね。俺の特徴は素早さだったからね。 今後は、WWEもステロイド問題を扱っていかなきゃならないと思う。ステロイドを不法にして、議会で審議すべきだ。ただ、ステロイドを使用してる奴の才能 や技術が、みんなそのステロイドのおかげなんだと誤解されてるところがある。そんなことはないのにね。
　俺の自伝は、レスリング・ファンであってもなくても、楽しめるもんだと思うよ。夢をかなえるために努力した物語なのさ。俺がエンタテイナーだってことを示してて、将来ももっともっとやっていきたいね」

【本日のHHH　2007.12.09】
FHMでのクリス・ジェリコのインタビュー。適当にかいつまんで。
「自伝は、レスリング・ファンだけじゃなくて、知らない人でも楽しめると思うよ。俺はWWEに入るっていう目標のために9年間頑張ってたけど、レスリング の経験と同時に、世界中のあちこち、日本やメキシコ、ドイツなんかでもやってきた体験があるからね。メキシコじゃヒッチハイクの女の子に銃を突きつけられ た。まるで007の映画みたいだったさ。金を奪われて、道路に放り出された。明け方の4時に、メキシコシティまで歩かなきゃだめだった。日本じゃ花瓶を壊 したって、ヤクザに脅された。謝って支払って、掃除したよ。素直に認めなきゃ、小指を落とされるところだった。こんなカルチャーショックは、面白い話にな るさ。
　メキシコじゃ、ゲイのプロモーターに、ピチピチのパンツを履かされた。小さすぎるって言って、大きいのに代えてもらったけど、それでもピチピチだったよ。日本じゃでかくて、赤ん坊さえ入れられるくらいだった。
　日本じゃ新人は、先輩の尻や背中を洗わなきゃならないんだ。それからウエアも洗って、全部の試合を観なきゃならない。日本じゃ女の子は部屋にやってくる んだけど、その時まで顔はわからない。一度やって来た女の子が好みじゃなくて、俺は居留守を使ったんだけど、彼女はドアを叩き続けた。俺はウォークマンを して寝たよ。翌朝、「ジェリコ、あたしはグルーピーじゃないわよ。あんた、ゲイじゃないの？　電話してよ」ってメモが置かれてたよ。電話はしなかったけ ど、グルーピーでもないのに8時間もドアの外に居続けたことには、ちょっと嬉しかったね。
　ロウじゃ、沢山好きな試合があった。クリスチャン、ケイン、ジェフ・ハーディ、RVD、ダッドリーズとのTLCマッチは良かったね。ベノアと組んで HHHとオースチンと闘った試合も、HHHが怪我をしたこともあって、思い出深いね。2003年にHBKとした試合も、すごく良かった。ただ、メイ・ヤン グが手を産んだエピソードなんかは、馬鹿馬鹿しくて意味がなかったな。それが一番ひどいんじゃない？」


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