| 【本日のCafe de Rene 2005.01.07】 クリス・ジェリコはThe Interactive Interviewで語ったようです。かいつまんで。 「Fozzyは、最初は80年代に契約ではめられて日本にいて、そのあいだにヒット曲をすべて盗まれたバンドっていうギミックでスタートしたんだ。他のバンドと違った特徴を見せたかった。けど、俺たちを真面目にとらえてない人は、最新アルバムの『All that Remains』を聞いてほしいな。オリジナル曲ばかりで、いい仕上がりになったと思ってる。今年のベストのロック・アルバムになるかもしれないぜ。全部自分たちでやったから、これが初めてのアルバムだって思えるんだ。WWEファンだけじゃなく、Fozzyのファンもいることは大事なことだと思ってる。Fozzyは80年代のバンドじゃなくて、80年代にモダンな要素を付け加えてるのさ。これから色んなバンドとも一緒にやっていきたいと思ってるんだ。 ECWのDVDは、面白いと思う。ただあれは、違った場所、違った時間の出来事だった。WWEでECWのPPVをやるという噂があるのは知ってるが、懐かしい連中を見るのはいいかもしれないが、ECWってものを傷つけるかもしれないんで、あんまりホットなことだとは思えないな。ECWよ、安らかに眠れってぇのが、俺の考えさ。 WCWじゃ、クルーザー級のタイトルを獲った時のキャラは、俺自身とWCWのスタッフが一緒に考えたんだ。面白い時期だったぜ。その後はゴールドバーグと抗争が始まろうとしてたんだが、政治的な要因で、誰かがゴールドバーグの耳に俺と抗争するのはためにならねえって吹き込みやがった。で、無くなっちまったんだが、その時、WCWにいる限りはもうだめだと思ったね。WCWじゃ若手の働き場がなかった。俺は子供の頃からWWEのファンだったから、WWEに移るのにためらいはなかったさ。WWEじゃ最初の統一チャンピオンになった。もっとうまくやれたかもしれねえなって、思うことはある。もっとも、もっとひどくいってたかもしれないから、上手い具合にいったところもあるんじゃねえかな。今でも、最初のチャンピオンだったのを光栄に思ってるよ。2002年にハルク・ホーガンとやったのは、彼も楽しんでくれた。彼が最高に見えるように、俺がベストを尽くすって知ってたんだ。彼とやるのは楽しかったよ。 次のPPVはエリミネーション・チェンバーに出場するが、経験があるのはラッキーだね。どんなことができるかわかってるし、こういった特殊な形式の試合は、すごく注意しなきゃならねえんだ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.01.13】 アルバムが発売されるクリス・ジェリコ、Between the Ropesで語りました。適当に。 「アメリカでの初コンサートは、オーランドで6年前だったんだ。それからバンドが成長してきたのは嬉しいよ。今回のアルバムはオリジナルばかりだから、デビュー作って気がするな。最初は、好きな者が集まってバンドを始めたって感じだった。今じゃロック界でもずいぶんと受け入れられるようになってる。14歳の時から、俺はずっとバンド活動をやってたし、ミック・フォーリーがレスラーであり作家であるように、ロックがレスラーであり俳優であるように、俺はレスラーでありシンガーなんだ。でも、何を優先するかは、まずは、家族だよ。 ECWのDVDは、良かったと思うよ。ECWは一つの特殊な現象だった。特別なファンがいた特別な団体だった。俺がいた期間は短かったけど、俺にも役割があったし、すごく楽しくていい経験だったな。アメリカで初デビューで、ファンは俺が日本で活躍していたことを知ってたから、嬉しかった。 俺は何をやっていようと、ファンを惹きつける方法を知ってる。見かけやハードなバンプじゃなく、ファンを楽しませることができるんだったら、誰を相手の試合だろうが、勝とうが負けようが、関係ないんだ。それを知ってるやつは少ないだろうね。レスラーは自分の個性っていうのを確立させる必要があって、時としてはシナリオから逸脱することも必要だと思う。自分の個性を作り上げていくのはレスラーの責任なんだ。ライターたちに完全に頼り切るんじゃなくて、彼らと協力していくことが大切だよ。そりゃ、成功するまでには、失敗を繰り返すさ。今週何か言って、翌週にそのボードを見なかったら、失敗だったんだ。でも、思いもしなかったのが受けることもある。ロックンロールの教祖ってキャッチフレーズも、あんまりいいとは思わなかったのに、みんなが使い出したしね。 WWEチャンピオンは、いつ獲るんだってしょっちゅう聞かれる。だけど、俺よりもベルトが必要なやつがいると思うんだよ。俺は最初の統一チャンピオンだったんだしね。いつかはまたチャンピオンになりたいけど、俺は同じようにレスリングしていく。俺の目標は一緒さ。ベストの試合を見せて、ショーの主役になること。そしてまた俺を見に行こうって、ファンに思ってもらうことさ。それはFozzyのコンセプトと一緒なんだよ。 まだ青二才で、自分がやってることがほんとにしたいことなのかどうかわかってないレスラーたちもいる。だけど、だんだんこれが天職だって学んでいく。そうやって成功する者もいれば、合わなくて去っていくものもいる。ゴールドバーグとの事件は、やつが俺と面と向かってじゃなくて大口を叩いてたから、みんなの前でレスリングってぇのを教えてやったのさ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.01.28】 FozzyのCDが発売されるクリス・ジェリコ、ミシシッピ・サン・ヘラルドで語っています。 「最初は、好きなものが集まってカバーソングを演奏するバンドとして始まったんだ。最初は契約書をよく見ないでサインしたんで、カバーソングだけの扱いで、ちょっと混乱しちゃったけどね。だけど時が経つに連れてバンドもうまく行くようになって、発展するんだったらオリジナル曲を出さなきゃだめだってことになった。『All That Remains』はすごく良くできてて、みんなが驚いてるから、俺たちはこれからもうまくやっていけると思ってる。俺の名前やWWEのおかげで、Fozzyはいろんなところで演奏できるし、進歩してきてるよ。ヴィンス・マクマホンやケビン・ダンが理解して協力してくれてるから、ありがたく思ってる。財政的には関わりを持ってないけど、バンドの評判が上がれば上がるほど、WWEにも利益をもたらすって思ってくれてるんだ。WWEの中には、本を書くやつもいれば、映画に出るやつもいる。クリス・ジェリコにとっては、それはバンド活動だってことさ。 Fozzyのオリジナルが出たのがこの時期だっていうのは、面白いものがあると思う。俺はWWEでは3つのタイトルを獲ったし、ハイライト・リールなんていうトークの時間ももらった。だけど今は主流じゃないし、若手の登竜に協力してる。だけど、この位置でちっとも構わない。勝とうが負けようが、大したことじゃない。レスリングの技術や喋りで、WWEの中でも突出した位置にいられるからね。レスリングじゃ、目標にしていたことは全部やり尽くした。レスリングは大好きだよ。だけど15年やってきたんだ。だから、Fozzyの活動にすごくエキサイトしてるのさ。レスリングと同じように、バンドでも成功したい。それが今楽しみなんだ。 若手のレスラーの手助けもしたい。勉強するために他の団体がないのが残念だよ。他に行くところがないんだからね。若手は、WWEと契約して、3週間ほどOVWで練習して、スタートしなきゃならない。俺の仕事は彼らを教えて、このビジネスを引き継がせることさ。俺自身のゴールは、スタートした時と同じさ。一番エキサイティングなショーを観客に見せて、どのショーでも一番のパフォーマーでいたいんだ。Fozzyのゴールと一緒さ。『ジェリコってすごいよな。すご〜く面白かった。また来たら、絶対に見に行くよな』って観客に言われたい。誰がどう言おうと、レスリングもミュージックも、ショービジネスなんだからな」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.02.25】 クリス・ジェリコはElectricbasement.comで語っています。こちらも簡潔に。 「6年前にリッチ・ワードと出会って、音楽に関して同じ好みや同じ考え方を持ってるって知ったんだ。だから機会があったら、ちょいと楽しむためにバンドをしようって話になった。で、俺たちが好きだった曲を演奏したりした。いくつかショーをやった後、レコード会社が俺たちに興味を持って、カバー曲でレコードを出さないかって言ってきた。だから俺は、実は俺たちがそういった曲を作って盗まれたんだって話を作ることにしたのさ。そいつぁすごく楽しかったけど、ショーをやってるうちに、俺たちはすっごいバンドじゃねえかって思えるようになってきた。で、このままバンドを続けるんだったら、オリジナルをやろうってことになったんだ。3番目のCDだけど、全部オリジナルだから、初のCDって気がするね。リッチがメロディーを作り、俺が詩やメロディーもちょいと作る。80％はリッチだ。オリジナルCDは、俺たちにとってビッグチャンスで、だから時間をかけて手をかけたんだ。 バンドが人気になればなるほど、すごく忙しい。今度も、初のUKライブで、ソルドアウトになった。みんなが興味を持ってるから、バンドのために時間を費やすのは大切なことだと思ってる。ロウのあとでショーをやるなんてこともしてるんだ。ファンはバンドの凄さに驚いてくれてるぜ。俺は14からずっとバンドをやってきたし、レスラーになる前はミュージシャンになりたかった。だから今は、どこまでやれるか、これからどうなるのか楽しんでるんだ。レスリングもバンドも、ライブの興奮は一緒だからな。観客が100％満足して帰ってくれることを望んでるし、それでハッピーになれるのさ。 ただ、もしどっちかをどうしても選べってなると……俺は16年間レスリングをやってきた。自分で思ってた以上のところに到達できた。まだまだ楽しんでるし、レスリングが好きだ。だけど、バンドの成長をみることは新鮮で新しい興奮なんだ。まだまだ成長していくと思ってる。それに、肉体の面でも、音楽のほうが楽だからね……。今後どうなるか、楽しみだよ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.05】 CDが発売されたクリス・ジェリコ、ヘビー・メタルのMetalSludge.tv.で語っていますが、主として音楽の話。レスリングについては、「もしヴィンス・マクマホンが1週間好きにしていいという権限を与えてくれたら、やりたいこと3つは何？」という質問に、「チャンピオンになる。5時間も車に乗らなきゃだめな時に、きっちりした服装をしなくてもいい。Fozzyの曲をすべてのレスラーのテーマ曲にする」ということだそうです。彼がパーソナリティを務めるラジオ放送「The Rock of Jericho」は、この日曜日からスタート。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.12】 クリス・ジェリコはFozzyのプロモートで語りました。簡単に。 「俺たちバンドが何ができるか、証明するチャンスがほしかったんだ。ギタリストでメイン・ソングライターのリッチ・ワードは、みんなにショックを与えようと曲作りにずいぶんと時間をかけたよ。成功したと思ってる。去年の2月から4月にかけてレコーディングしたけど、オリジナル曲だったし、クリス・ジェリコの独自のスタイルってものを確立しようと思ったから、ずいぶんと時間をかけた。6月には仕上がったんだけど、いいものをリリースするために今年の1月までかかったんだ。どの曲が好きかは、自分の子供でどの子が好きなんだっていう質問と同じで、答えるのが難しいね。気分によっても違ってくるしね。『Nameless Faceless』やノーウェイアウトのテーマ・ソングとなった『Enemy』なんかが好きだ。リッチはまるでマシーンのようにいい曲を作るんだ。リッチと俺は好きなバンドが一緒で、ハーモニーとメロディを大事にしてる。 子供の頃からレスラーがミュージシャンになりたかったんだけど、バンドは14歳からやってた。だからミュージシャンとしてのキャリアのほうが長いね。WWEとの契約は、あと8ヶ月残ってるんだ。レスリングは好きだけど、ほとんどのことを成し遂げたと思ってるし、自分で考えていた以上の成果を出した。バンドが成長していくにつれ、機会も増えてきた。もっともっとビッグにしたいと思ってるから、チャンスが増えればバンドに割く時間のほうが増えると思う。これからどうなるかは、バンドの仕事しだいだね。 レスラーとしてのキャリアは、統一王者になれたし、レッスルマニアでHBKと最高の試合ができたし、満足してるよ。バンドとしてのキャリアは、今回のCDがハイライトだ。大変だったけど楽しかったし、報われたと思ってる。2つの夢がかなったけど、やれると思って努力してきたハードワークの結果だね。 ゴールドバーグとのバックステージの喧嘩話は、もう散々語ったし、終わったことだよ。WCW時代の悪感情が、WWEまで持ち越されたんだ。ああいうことが起きて、感情がクリーンになる必要があったと思うし、もうきれいさっぱり忘れたさ。誰も怪我をしなかったし、俺たちは大人でプロだ。もし今、道ばたでゴールドバーグと会ったとしても、握手することができるよ。 俺はファンと楽しませる方法を知ってるけど、それを知らないやつらは多い。ベビー、ヒールに関わらず、ファンに感心を持ってもらって楽しんでもらわなきゃだめなんだ。身体の大きさとか、どんな技ができるかとかじゃない。どれだけファンを沸かせられるかなんだよ。勝ち負けとか、チャンピオンになるならないとか、第何試合目にするかとかは関係ない。いい試合でファンを楽しませることが大事で、それが俺のスタイルで、Fozzyも同じ気持ちでやってる。 これからのWWEじゃ、ジョン・シーナとランディ・オートンが期待できると思う。まだまだ勉強中だけど、才能があるし、やる気がある。カリート・クールもいいね。オートンとバティスタは、業界でも最高の連中から教わってる。だけど、誰がどうブレイクするかは、誰もわからないさ。ロックやオースティンがWWEに来た時、誰もあんなにブレイクするとは思ってもみなかっただろう。ロウじゃ、確かに一人の人物だけにスポットライトが当たってる時があって、みんなが飽きかかってきた。だからバティスタに焦点を当てようとしていて、ファンはバティスタを応援し始めた。彼にとってはビッグチャンスだよ。 もし今夜の試合が最後だったら？ 対戦相手は、クリス・ベノアか、クリスチャンか、ロックがいいな」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.13】 クリス・ジェリコはWWE.comで、自身のラジオ番組について語っています。適当に。 「6月に友だちから頼まれて、『The Metal Sludge Radio Show』って番組のゲスト・ホストをやったんだ。それがすごく上手くいったんで、XMラジオのロック部門のチーフが、自分の番組を持ってみないかって声を掛けてくれた。時間はかかるけど、いい話だと思って興奮したよ。音楽が好きだし、話すことも好きだからね。Fozzyを通してたくさんの人に会ったし、レスリングを通して色んな経験をしたから、話すことはいっぱいあるんだ。ショーは録音で、俺はライブのハウスショーに出てる。だからカー・ラジオで自分の番組を聴いたさ。すごくいい番組になってたと思う。ちょっと、あ〜とか、う〜とか、言い過ぎたかな。でも、よくできてたと思ってるさ。まあ、最初のショーにしてはね。これから回を重ねる毎に、もっと良くなっていくと思うよ。スタジオで録音っていうのがなかなかできないから、DAT Machine、高性能のテープレコーダーとマイクロホンを持ち歩いてるんだ。ホテルの部屋でも、ロウの楽屋ででも、録音することができる。だいたい10曲くらい選んで、その紹介をする。曲は後から付け加えられるんだ。iPodで実際に聞くことができるから、やりやすいよ。ラジオをするのは楽しいし、時間がすごく速く過ぎる。音楽が好きだから、将来もずっと続けていきたい仕事だね。この数年で、みんなが車にXMラジオを掲載するようになると思う。XMは大きくなっていくだろうし、みんなが俺を聞きたいと思ってくれる限り、ずっとラジオショーを続けるつもりだよ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.20】 WWE.byte thisのゲストはクリス・ジェリコ。簡単に。 「10年前と同じくらい、俺はグッドシェイプを保ってるさ。カナダで生まれ育ったことが関係してるんじゃないかな。-40度Cの極寒地じゃ、歩いてビールを飲むことくらいしか、することがないからね。おかげでタフになったんだろ。あるいは、骨が凍ってるのかもね。-30度の中でホッケーをしてたことも関係するかもね。レッスルマニアについちゃ、この2年のレッスルマニアは、俺が絡んだストーリーがよく考えられてて、上手く試合に導かれてたと思う。今年はそんなのがなかったから、何か別の話題性があることがしたいと思ったんだ。ストーリーとはまったく関係のない試合のための試合をね。この2、3年、エッジと話して一緒にやれるストーリーを考えてた。だけど彼が怪我をしてできなくなった。3回は絡むストーリーが考えられたんだけど、エッジが肩を怪我してだめになり、俺がロウに移って話がなくなり、エッジが首を怪我してできなくなった。クリスチャンがカムバックしたけどね。また新しい話が始められるんじゃないかな。レッスルマニアのプレッシャーは感じるけど、それがレッスルマニアだし、俺は上手くやれると思ってる。ショーの主役になるつもりさ。 Fozzyは新しいレコードも出て、上手くいってるよ。イギリスのライブは完売だったし、5月にもう一度やるんだ。4月はドイツでもやる。レッスルマニアの前にハリウッドでもやるよ。俺はレスラーよりも長くミュージシャンをやってるんだからね。ラジオも上手くこなしてる。ロードにテープ・レコーダーを持参して、ホテルの部屋やなんかで録音して送るんだ。それを編集してもらって放送してる。俺はWWEのルネッサンス・マン（←何でもできるかっこいい革新的文化人って感じかしらねん）になったのさ。 最近髪の毛を切ったのはどうしてかって？ 15年間長くしてて変化が欲しかったし、簡単に手入れできるようにしたかったからなんだ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.04.13】 カナダのスラム・スポーツで、クリス・ジェリコが語っています。かいつまんで。 「レスリングもバンドも、ライブってことに関しちゃ似ているよ。エネルギッシュでアグレッシブで、観客からもエネルギーをもらう。俺にとっちゃ、WWEでレスリングをするのもFozzyでライブをするのも、どっちも最高に楽しんでもらいたいんだ。WWEにとっちゃFozzyと俺が有名になることは利益だから、応援してくれてる。Fozzyの曲をPPVノーウエイ・アウトに使ってくれたんだしね。WWEはFozzyに金を便宜していないから、余計に利益になってるさ。15年間レスリングをやってて、今でも楽しんでるけど、バンドはどれくらいまでいけるかやってみたいんだ。すごくエキサイティングなことだ」DJをしているラジオ番組も、好調のようです。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.04.19】 クリス・ジェリコはThe Opie & Anthony XM Satellite Radio Showに出演したようで、リタ＆エッジ＆マットの三角関係について、「一度に仕事と彼女を失うなうなんて、ひどい状況だよな。ビジネスについても良くない話だ。マット・ハーディは、何も悪いことをしていないんだから、解雇したのは間違いだ」と語ったもよう。HHHについては、「彼はビジネスをだめにしちゃいないと思うぜ。ショーのスターだ。10年前のハルク・ホーガンみたいなもんだ」とのこと。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.05.31】 クリス・ジェリコはカルガリー・サンで語っています。 「傍目にゃ、いい仕事に見えるかもしれねえな。けど、長年ずっとロードに出てて、旅行が多くて、待ち時間が多くて、怪我をして、ロード中はろくな食事にもありつけねえって生活をしてたら、ちっともゴージャスには思えてこねえぜ。スケジュールはハードだ。金曜日の朝に出発し、金、土、日の夜に働いて、月曜日の生TVをやって、火曜日に家に帰る。火曜日の朝に家に着くって感じだな。で、2日後にはまたロードさ。それがずっと続くんだ。他にもサイン会があったり、イベントに出たりする。俺はFozzyの仕事もある。ワイフはすげえ我慢強いと思うよ。彼女と会ったのは、もうこの仕事をしてた時だ。だから、よく知ってるのさ。家にいる時はワイフと息子と過ごし、家の仕事をしてるよ。貴重な時間だね。 俺たちがNFLの選手だったら、半分は怪我で休養だろうな。リングで怪我することは許されねえことさ。痛みがあってもやり続ける。それがレスリング精神さ。ファンにずっと囲まれてるのも、仕事の領域だ。人目にさらされるのがいやだったら、マクドナルドにでも働くんだね。問題は、どこに行っても気づかれなくなった時だ。上手く仕事をやってないってことだからな。 けど、俺はレスリングが好きだよ。情熱があってほんとにやる気があるなら、やってみればいいんだ。チャンスが来たら、逃さずに頑張るんだ。俺は元気で幸せだし、まだまだロードに耐えて続けられたらいいと思ってるよ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.07.29】 クリス・ジェリコはWWEと契約更改をしたようですが、詳細は不明。WWEには6年間いるし、離れるつもりはないとのこと。「Fozzyは上手くいってるし、WWEはFozzyに協力的だ。海外での計画も色々あるけど、レスリング生活のさまたげにはならないよ。俺はWWEに雇用されてる。でも、将来についても考えるさ」とのことです。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.08.07】 WWE.byte thisのゲストはクリス・ジェリコ。役柄に沿ってのインタビューですが、これはちょっと本音も含まれてる？と思われるところなんぞを抜粋すると……。 「この方針だと俺は必要ないんじゃないかと思った時もあるよ。そんな連中も多かったからね。ま、俺はベビーにしろヒールにしろ上手くやってきたけど。ジョン・シーナとの抗争は、本来俺がいるべき位置に戻してくれたし、ロウでも面白いストーリーになったと思う。会社がまた俺を重視してくれたのには満足だし、試合までに持っていくストーリーやアングルにも満足してるし、チャンピオンになれたらもっと嬉しいね。ビショフとの関係も、過去に色々とあったから味付けになってるんじゃない？」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.08.19】 クリス・ジェリコ、Slam Wrestlingで語っています。適当に。 「ま、これからどうなるかってえのは、わからないけどね。浮き沈みってえのがあるからね。俺は久しくWWEチャンピオン戦に絡むことさえできなかったんだ。ジョン・シーナとは、いい試合ができると思ってる。3年前、PPVで俺は初めてシーナと闘った。誰も彼を知らなかったけど、俺は彼と試合することを希望した。会社は、シーナはキャラクターとして強くないからブレイクするかどうか疑ってたんだ。現状を見ると、俺は予言者だね。 俺はここ数年、演技を学んでるんだ。だから演技の仕事をしたいと思ってる。ショービジネスとか、エンタテイメントとか、レスリング以外でもできることがあるんじゃないかと思ってるんだ。DVDの仕事にも興味がある。WWEがDVDや映画や本の仕事を俺に持ってこないのが、ちょいと残念だね。俺はECW、WCW、WWEと渡り歩いたから、いいDVDが作れると思ってるんだけどね。ファンがいつでも俺の仕事を語ってくれてる。少なくともDVD3部は作れるんじゃないかな。古いレスリングのバージョン、シリアスなバージョン、コミカルなバージョンだ。俺はなかなか上手くコミカルなことをやってるけど、WWEは覚えてくれてるのかね。だからぜひDVDを作りたいよ。いい試合をピックアップしてるんだ。いいDVDができると思うぜ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.10.13】 久しぶりにジェリコがWWE.comで、PPVタブー・チューズデイについて語っています。 「去年は俺の試合が最初で、ICチャンピオン戦で、しかも対戦相手が誰かわからなかった。俺の試合が一番準備が大変だったと思うよ。相手がどんなやつで何ができるか、さっぱりわからなかったんだからね。最後の方の試合だと、残された連中から対戦相手が推測できるのにね。候補が15人〜20人はいたな。そりゃ、ロージーやチャック・パランポと対戦するよりは、クリスチャンやバティスタの方が確立は高いけどね、だけど、ファン投票で、組織票だってあるから、チャックが出てくる可能性もあったんだ。人気度や経験度の差はあっても、みんなWWEのスーパースターであって、PPVの会場に来てるのには意味がある。俺はヴィンス・マクマホンに「ジョークでファンはコーチマンに投票したって、俺は驚かないぜ」って言ってたんだよ。ジェシー・ヴェンチュラがミネソタの知事になったようなもんだ。「What？！」って驚きたくて投票する可能性があったさ。 だけど一応俺は有力候補として、クリスチャン、バティスタ、シェルトン・ベンジャミンを想定した。ジョーカーとしてコーチも想定したよ。ネットのファンって、そんな感じがあるからな。もちろん念のために他の連中も考えた。真のプロは常に準備を怠らないのさ。 バティスタとはその夏ずいぶんと対戦していた。クリスチャンとは長年やってきてる。コーチだったら2分でのせる。やったことのない相手がシェルトンだった。彼は1カ月前にロウにやって来たところで、レスリングをしてるのをあまり見ることができなかった。ショーに出て移動してると、他のショーをじっくりと見る時間がないんだよ。彼をよく観察したけど、それでもまだ十分に掴めてなかったな。そんな状況だったんだ。だけど誰が出てこようが、いい試合をやろうと思ってたし、俺にはできると思ってた。シェルトンの音楽がかかって、初めて彼が対戦相手だってわかったのさ。やってみて楽しかったぜ。俺のベスト20に入れてる試合だ。投票は嘘偽りのないもんで、俺は3人が投票数をリードしてるってしか報されなかった。誰も教えてくれなかったんだよ。 そりゃ、前もって報せてほしいと思うさ。だけど真のWWEスターであり真のチャンピオンなら、どんな状況にだって対処できなきゃならない。俺にはそれができたと思う。俺ができた唯一の男じゃないかとさえ思うよ。WWEの中じゃ、一番大変な仕事をこなしたと思ってる。そして、いい試合を見せられたんだ。今年も、そんなことが起きたら楽しいね。ファンは試合を楽しんでくれた。ロッカーでも、最高だったってみんなが言って尊敬してくれた。俺も最高の気分だったさ。 今年そんなことができるやつは、ロウだったら、HHHだろうね。エッジもできるだろう。リック・フレアーはもちろんだ。彼は長年、そんなことをやってきたんだから。HBKもできるかもね。他には、そういないんじゃないか。ケインもできると思う。ストーン・コールドやミック・フォーリーみたいに長年やってきた連中はできるだろう。もちろんホーガンもだ。だけど、他の連中は心臓発作を起こしちゃうと思うぜ。80％以上の連中は、上手くやることができないだろうさ。 またタブー・チューズデイには出たいと思うよ。だけど、今年は無理だ。俺はずいぶんとリングから離れてる気がしてるんだけど、実際にはまだ6週間なんだ。ようやくこの状況に慣れ始めたところなんだぜ。でも、もしファンが俺に投票したら、俺はもちろんOKさ。ファンが一番だ。ファンは俺がWWEチャンピオンに挑戦するのを見たがってると思うよ。サマースラムの時の反応がそうだったもんね。ファンは素晴らしいよ。6週間しか離れてないのに、たくさんのメールが来るし、会えばいつ復帰するんだって聞かれる。ファンはHHHやストーン・コールド、ミック・フォーリーを忘れてないように、クリス・ジェリコも忘れてないんだ。嬉しいね。 今は色々と忙しくしてるんだ。ロスで番組を持ってるVH1のスタッフ達とやってる。9月はFozzyのツアーでオーストラリアに行ってきた。もうすぐイギリス・ツアーだ。ロウを離れて、ツアーができる機会が増えた。みんなの前で演奏する機会も増えた。演技の勉強もしてる。TVや映画、劇に出ることも考えてるよ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.11.11】 クリス・ジェリコはラジオのBetween the Ropesで語ったようです。こんな内容だったとか。 「Fozzyのツアーで、イギリス、カナダ、オーストラリアに行って、アメリカでも予定がある。日本の予定はないな。ビッグな範囲はイギリスで、4つのツアーをして5万人の観客の前でやったよ。休みが欲しくてレスリングを離れたのに、今やツアーや演技の仕事なんかしてて、ますます時間がなくなっちまった。VH1の仕事も色々としてるよ。そのせいでレスラーやミュージシャンとしてよりも、VH1の一人としてハリウッドで知られるようになっちまったね。TVガイドでの仕事もしてる。演技の勉強もしてるから、来年は主要な役で映画に出たいね。 ロスにはしょっちゅう行ってるんだけど、フロリダを離れるつもりはない。1週間に1度4時間飛行機に乗ってロスに行くのは、WWEのロードに比べたらずっと楽だからね。ロックはいきなりトップからハリウッドに乗り込んだけど、俺は最低位から始めるのを厭わないさ。俺は現実主義者だから、そんなに上手くいかないってわかってる。レスラーとして15年間やってきたことは、大観衆の前でやることの助けになってるよ。レスラー出身っていうんで、ちょいと障害はあるけど、レスリング界じゃ小さすぎるって言われてた俺の体格が、むしろ助けになってるね。マッチョなレスラーってイメージがないからね。ロックは色んな役をやるために、ずいぶんと体格を小さくしたもんな。実は、レスリングがそんなに恋しいと思ってないんだ。今でもファンとして見るのは好きだけどね。 俺のサイトでTNAのロゴを流したことによって、ずいぶんと反響があったよ。実は、ジェリコがWWEを去った理由はああだのこうだのと、噂がネットでたくさん流れてた。俺はネットのファンをからかうのが好きなのさ。彼らはネットで知ったことが真実だって思ってる。今までも、何度かからかったんだけどね。で、ウェッブの管理者に、このアイデアを実行しろって言ってみた。大騒ぎになって、ちょいと面白かったぜ。ヴィンスにはメールで説明してたけど、誰にもしなかったからな。TNAも含めて、ジョニー・エースや友人たちやみんなから問い合わせがあった。ヴィンスは何も言ってこなかったけど、ジョニー・エースは「素晴らしい冗談だな」って言ってきたよ。 俺とWWEの契約は7月までだったんだ。で、俺はヴィンスに再契約はしないつもりだって、イギリス・ツアーの時に言った。ヴィンスはサマースラムには出てくれって言うんで、1カ月の延長をした。で、ジェリコが契約を延長したって発表しといてくれと頼んだのさ。シーナとの抗争のさまたげにならないし、みんなが俺が残ると思うだろうと考えたからね。WWEを出て行った時は、フラストレーションを感じてたわけじゃない。プッシュの如何に関わらず、ハッピーだったし、いつもいい試合をして、いつも最高のエンタテイナーだったと思ってる。チャンピオンになることよりも、観客を楽しませることの方が俺にとっちゃ大事だったからな。シーナとの試合じゃヒールだったのに、ファンは俺を応援してくれた。ファンからそんな反応を引き出せるのは最高さ。 チャンピオンになったのが1回だけだったのは、確かに残念なことだ。スマックダウンにいたら、事情は違ってたかもしれない。ただ、ロウのタイトルが一番だって思ってるんだ。ベビーとしてHHHと抗争してみたかったよ。だけど、ロックを相手にWCWタイトルを獲ったし、統一王者になったんだから、3回チャンピオンになったと思ってる。若手をずいぶんと助けたと思ってるよ。あんまり上手いとは思われてなかった連中とも、いい試合をしたと思う。ジョン・シーナは下手だって思われてたけど、俺は彼と2回試合をして、下手だとは思わなかった。下手なラッパーだけどね。カート・アングルは最高のテクニシャンだってみんなが言ってるし、本人もそう言ってる。だけどシーナとの試合は、俺の試合の方がずっと良かったんじゃないか。俺は別にカートがちゃんと仕事をしていないって言ってるんじゃないよ。俺が相手からいいものを引き出せる、欠点を隠すってことを知ってるのさ。 WWEで好きだったのは、レッスルマニア19に至るHBKとの抗争と、サバイバーシリーズに至るチーム・オースティン対チーム・ビショフの抗争、トリッシュ＆クリスチャンとの三角関係抗争だな。クリスチャンは自分自身からWWEを去って、立派だと思うよ。ガッツがある。立派なパフォーマーで、立派に喋れて、立派なレスラーで、立派なキャラクターだった。6フィート6インチ、300ポンドのスレンダーなレスラーって見かけじゃないんだけどね〜。彼は過小評価されすぎてたよ。TNAじゃ、いい仕事をするんじゃない？ クリスチャンに必要なのはちょっとのプッシュだけで、それでトップになれるさ。ヴィンスはそう思ってなかったけどね。だから、彼が去ったのはいいことだと思うよ。クリスチャンが去って、タレントが少なくなってることに気がつく。トップにしようと思ってる連中はまだ準備ができてない。でも他に誰もいないんだから、選択の余地はない。クリスチャン、クリス・ジェリコ、スティーブ・オースティンが去って、TVに写ってるのはアマチュア連中ってことになる。みんな一所懸命やってるけど、僅か2年ほどの経験のやつをトップに持ってくることはできないさ。何をしたらいいのか、わかってないんだからね。クリスチャンのようなやつがTNAに行くことは、彼のためにもTNAのためにもいい。クビにされたんじゃないトップスターが、TNAに来るわけだからね。 俺がTNAに出ることは……Never say neverだな。だけど、ヴィンスは偉大なボスだよ。一緒に仕事をして最高の男だった。二人でたくさんの金を稼いだ。もしヴィンスがボスじゃなかったら、俺はTNAに行くぜって言うけど、ヴィンスがボスである限り、忠誠心を感じるね。彼に恩義があるってわけじゃなくて、「へい、こんなことをやりたいんだ」って言いたいのさ。だけど、TNAは好きだよ。こいつぁヴィンスに内緒だけど、俺はWWEよりもTNAの方をよく見てるんだ。好きなレスラーは、サモア・ジョーかな。ちょっとミック・フォーリーのテイストがある。もちろん同じスタイルじゃないけど、リングじゃすごいね。AJスタイルもいい。彼らがずっとTNAにいて、団体を大きくしてくれたらいいと思ってるよ。 ヴィンスは下世話なユーモアがずっと好きだったけど、今のWWEの一番の問題は、大部分の連中にライターがついてることだ。浮き沈みを経験して、自分で創造的なことを思いつかなきゃならないと思う。大スターはみんなそうだったんだ。キャラクターが成功の鍵なのさ。TNAなんかを見てると、立派な仕事をしてるのにキャラクターが立っちゃいない連中が多い。俺がWWEでやり始めたころは、全部自分で書いてた。ロックに対する有名なセリフは、前の晩にシカゴで書いてヴィンス・ルッソに見せたんだ。今や、ライターたちがレスラーのセリフを全部書いてる。俺がブライアン・ゲヴァーツと一緒にやってた時は、もう少し余裕があって、彼が横にいて俺がほとんど作ってた。新しいライターが俺にセリフを渡したら、破り捨ててたね。レスラーたちがマイクでもリングでも観客を魅了するためには、自分で書いて、自分で感じて、自分のキャラクターを発展させていかなきゃだめだ。もし俺に4週間ロウをやらせてくれたら、何人かの連中を脚本を破り捨ててリングに投げ出してやる。ひどい喋りだったら、観客はもう見なくなる危険がある。そうやって火の中に投じて、彼らがどうするか、何を得るかをみてみたいね。 俺のレスリング復帰についちゃ、どうなるかな〜。カムバックしないとは言ってないよ。時が来たら、わかるだろうね。今のところは、まだカムバックする気はない。何か面白いことがあって、クールだって思えて、カムバックする価値があるって思ったら、カムバックするだろね。しかも他のことがすべて途絶えたらそうなるかもしれないけど、まあ、ありそうにないね」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.11.13】 クリス・ジェリコはChartattack.comで語っています。 「家族と長い時間過ごせるし、レスリング以外で今までやってきたことを発展させる時間ができてるから、すごく楽しんでるよ。今は、レスリングが恋しくはないんだ。カムバックにちょうどいいって思えたらするだろうけど、今はやってることをエンジョイしてる。Fozzyのファンが世界中にいるから、ツアーしてファンにあって楽しんでもらうのは素晴らしいさ」 |