| 【本日のCafe de Rene 2005.02.06】 RVDはBetween the Ropesで語りました。 「手術は大がかりで大変だったよ。手術したのは初めてだったんだ。足首を骨折した時も、手術はせずに、杖をついて歩いてたからね。俺をTVで見られないから、DVDやフィギュアを買うのにいい機会なんじゃない？ ECWのDVDは、ECW時代のまんまのフィギュア付きで、クールだよ。俺のDVDはすごくクールにできてて、ECW時代の最高の動きがよくわかるよ。ロード中に色々とインタビューされて、ECWについても語ったけど、それも入ってるからね。 DVDに入ってる試合の中じゃ、ジェリー・リンとの試合が好きだよ。彼との試合は、いつも大好きだった。ハーマースタイン・ボールルームでやった試合が最高だったけど、あの時に足首を骨折しちゃったんだ。パット・ローズとの試合も入れてくれるように頼んだ。あれが俺のデビュー戦だったからね。WCWでの試合も入ってる。パット・ローズからは、E-メールが来たんだよ。 ECWのPPVの話は、会社にとってもお金になると思ったし、ECWファンも満足できるんじゃないかって思ったんだ。公式な日にちは、まだ発表されていない。俺の復帰まで待っててくれたら嬉しいよ。ポール・ヘイマンがいなかったら、やるのはかなり難しいものとなるんじゃないかな。ただ、ポールの立場がどうであれ、どれだけ登用されるにしろ、ECWのレスラーがショーをする限り、ポールを通してのことだろうね。WWEじゃ、20人ほどECWに関わったレスラーがいる。だからショーは上手くいくと思うし、WWEにいないやつらも出場できたらいいと思うよ。 怪我で休んでるあいだ、みんな俺がいなくて寂しいって思ってくれたら嬉しいよ。で、復帰する時には、もっと強力なポジションになっていたらいいな。レイ・ミステリオとはいい感じでタッグが組めたから、復帰したらまたタッグが組みたい。ファンも喜んでくれてたしね。 WWEに入って、考え方を変えたことは確かだよ。試合の長さや、アリーナのどこでやるか、何を使うって闘うかというのは、あんまり問題じゃない。ファンを楽しませたいんだ。今は、試合時間がもっと短くなっちゃって、その中で俺の動きを見せなきゃね。会社の中で役割を果たさなきゃだめだ。もうWhole F'n Showじゃなくなったよ。長い時間やりたいけど、適応することを学んださ。ジェリー・リンとやった試合も、WWEじゃカットされたことがあった。会社の方針とは合わなかったんだろう。ファンは楽しんでくれたみたいだったけどね。 コミックブック店は、1年半ほどになるけど、うまくいってるよ。WWEのスターもサイン会に来てくれたし、ボビー・ヒーナンやケビン・ナッシュも来てくれた。他の有名人も来る予定だよ。怪我をしたから、コミック店に費やす時間も増えると思う。楽しみにしててね」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.02.17】 RVDは自身のサイトで語ったようです。 「応援してくれて感謝してるよ。1月に膝の手術を受けた。長年怪我を抱えながらやってたけど、シカゴで怪我をしてもう筋肉を伸ばすことも縮めることもだめな状態になっていた。だから手術を受けたんだ。手術は上手くいって、時間がかかるけど、治ったよ。だから、心配しないでね」ってな感じ。コミ・コンで出会いましょうね、ということです。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.02.23】 RVDはラジオのKASC 「The Blaze」1260 AMのショーで語ったようです。それによると、 「3週間前に膝を手術して、今はセラピーを受けてリハビリ中さ。思ったよりも長くかかりそうで残念だよ。膝の靱帯を切る怪我は何度もしてて、痛みを抱えながらずっと続けてたんだ。手術は最後の手段だと思って避けてたんだけど、もうあちこち切れちゃってついにダメになった。1月6日のシカゴで、ちょっとした動きでダメになっちゃって、ああこりゃ手術しなきゃなって、決心したんだよ。 ロウからスマックダウンに移って1年ほどやってきたけど、スマックダウンのほうが若い連中が多いね。年齢的なものじゃなくて、経験がまだ浅くて、会社の中で一所懸命地位を築こうとしてるやつらが多いってことさ。ロウへの対抗意識も強いよ。ライブの雰囲気が好きだったから、最初はロウのほうがいいなって思ってたけど、今じゃスマックダウンが好きさ。ロウとはまた違ったゲームだからね。ゲームは、ゲームって意味だよ！（うう……、意味深な（？）言い方ね）。 ブロック・レスナーがWWEを去った時は驚いたよ。彼はすっごく才能のあるアスリートだったからね。フットボールだって、できないことじゃないと思ってたさ。何たって、RVDは、誰かにそんなことはできないぜって言うやつじゃないんだからね！ 帰ってくる可能性だって、あると思うよ。このビジネス、どんなことをしたってみんな帰ってきてるんだから。 ECWのPPVが6月だって噂だけど、レスリングはできない。でも、顔は出したいな。俺がいなかったら、ショーの面白さは半減しちゃうだろうけど、それでもすごいショーになることは確実さ。WWEバージョンのECWじゃなくて、本来のECWが見せられるだろうってみんなに言ってたんだけど、出られなくてほんとに悔しいよ。 WWEでは過小評価されてるってファンが思ってるって話だけど、そりゃすっごくハッピーってわけじゃないけど、適応してきたさ。決して不幸ってわけじゃないもんね。イラクの慰安公演も、俺が拒否したって強い言葉で噂が流れたけど、行かない方を選んだってことさ。あの地域には行こうって思いがなかったし、1年間ずっとロードで家族と離れてるんだ。家族と一緒にクリスマスと俺の誕生日を過ごしたかったのさ。行くのは自由選択だし、伝えられてるよりもかなり危険だって話を聞いたから、行かないことにしたのさ。 レッスルマニアには顔を出す予定はないけど、会場には行こうと思ってる」ってな感じの話のようです。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.04】 怪我でリハビリ中のRVD、Get in the Ringで語りました。相変わらずの（？）本音トーク、かいつまんで。 「日本公演とかの大きなイベントに参加できないのが、すっごく残念だよ。ECWでTVタイトルを獲ったのは、キャリアの上でも好きだった時だったけど、WWEで働くのは金銭的な面でも、みんなにたくさん見てもらえることでも、いい仕事さ。ECWのPPVは、まだ正式には発表されてないと思うけど、俺はレスリングはできないんじゃないかな。だけど、たくさんのECWレスラーがWWEに来てるから、改めてECWのレスラーと契約する必要はないんじゃない？ 6-12ヶ月のうちには、俺も復帰したいと思ってるけどね（えっ？ そんなに長くかかるのぅ？）。 スマックダウンがロウより格下だって言われるのは、腹が立つよ。ロウのほうが好きだってファンが言うんだったら、そりゃそれで構わないよ。ロウはHHHのショーだもんね。だけど、視聴率はそんなに変わらないし、そんな見方があるってだけじゃないの？ 俺はストーリーにはすぐに飽きちゃうんだよ。ず〜っと同じ話が続いてんだもんね。俺はそんなのとはあまり関わりたくないから、マイク・パフォーマンスもあんまりしなかったんだよ。 PPVも含め、最近、たくさんのディーバが出てるけど、みんなひどいもんで時間と金の無駄だよね〜。 エディ・ゲレロが、チャンピオンになったプレッシャーを語ってたって？ 俺はそんなのを感じなくてやれるんじゃないかな。だけど、WWEじゃそんなポジションにはついたことがないんだからね〜。ECWじゃ俺がショーの中心だったことはあるけど、WWEじゃ会場を満員にしなきゃだめだって感じるようなポジションには、一度もいたこともないんだもんね〜。 ECWのDVDは、俺のすべてが出てるわけじゃないけど、買うことを勧めるね。ECWにはずっといたかったと思ってるよ。だけど、ポール・ヘイマンが生みだした物だし、生かすも殺すも彼次第だったのさ。 WWEじゃプッシュされていないっていうフラストレーションよりも、スケジュール的なフラストレーションを感じるね。もちろん、他にも色々とあるけどね。みんなが、俺はプッシュされてない、あんまり使われていないって言ってくれて、まだ十分にファンに評価してもらってるって思ってるさ。俺のDVDも、当初WWEが考えていたよりもよく売れてるようで、リック・フレアーのDVDを打ち負かせたらいいと思ってるよ。 イラクに行かなかったことを、拒否したって強く言われてるけど、自由裁量に任せられてたもんで、あの1週間はレスラーにとっちゃ休みの期間だったんだよ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.10】 RVDはコミックのWellredpress.comでインタビューに答えました。 「5週間前に手術を受けたけど、順調に回復してるよ。一番ひどい時期は過ぎたね。だけで最低でもあと6ヶ月はかかるだろうな。ECWと俺のDVDが出たけど、どっちもすごくいいよ。ECWのほうは、何が起きてたのかよくわかるし、俺のDVDは俺のベスト・マッチが入ってて、ECWファンだったら、絶対に好きになると思う。コミック店のほうは順調で、もしかすると移転するかもしれないけど、4月以降の話だね。たくさんのスーパースターもサイン会を開くから、情報をチェックしといてね。今でもたくさんのコミックを読んでるよ。 「Max Punisher」、「Hard Time」、「Ultimate Spidey」、「Fallen Angel」、「Cable and Deadpool」、「Y the Last Man」なんかがお気に入りなんだ。これからもたくさんのコミコンに行く予定があるよ。俺の書いてるコミックも、今年のコミコンには新しい情報があると思うよ。みんなに自慢できるコレクションは、「Ghost Rider」のコレクションだな。たくさん持ってるよ。RVDグッズじゃ、やっぱり何たってDVDが一番だと思うよ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.11】 コミック屋のオヤジと化しているRVD、自身のサイトで語っています。かいつまんで。 「DVDがすごく売れてて、嬉しいよ。買う価値はあるよぅ。でも、何らかの理由で買ってない人……家にDVDプレイヤーがないとかね……は、PPVで見たいよって、リクエストしてね。デトロイトのオートショーに行ったけど、ファンが温かく迎えてくれて、感謝してるよ。中には90年の俺の3回目の試合を見たって言ってくれたファンもいたんだよ。3月にはコミコンに行くし、レッスルマニアのリングサイド・チケット・プレゼントなんて企画もやってるよ。26日にはドリー・ファンクのレスリング・スクールに特別出演する。名誉なことだし、役に立つアドバイスをしたいと思ってるんだ。俺はオリジナル・シークにトレーニングしてもらうって幸運に恵まれたからね。その話もできると思うんだ。コミック店には、3月31日にクリス・ベノアがサインしに来てくれるよ。クリスは書店ですご〜く人気が高いレスラーなんだ。4月にもすごい人が来てくれる予定さ。3月31日には、ハリウッドでスーパースター・ビデオゲーム・チャレンジに参加する予定なんだ。手術した膝の状態はいいし、忙しくしてるよ。コミック店のHPをこれからもチェックしてね」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.17】 RVDはMcDonnell・Douglass showに出演。 「膝の調子は良くて、サポーターも杖もなくて歩けるよ。だからこそ、ちょいと用心しろって自分に言いきかせなきゃだめなんだ。まだ100％じゃないからね。久しぶりのオフで、ワイフと過ごす時間ができて楽しんでるよ。DVDは、入ってる試合はほとんどECW時代のものなんだ。上手くできてて驚いてるし、ECWが特別だったんだって、みんなにもわかってもらえるんじゃないかな。ECW時代は楽しかったし、好きな対戦相手はジェリー・リンとサブーだった。リンはすごくて、いつもいい試合ができたよ。ずっとECWのショーをしたいと思ってたから、実現できるのは嬉しい。残念なことに怪我で俺はレスリングができそうもないけど、参加できてたら、家に帰ったような気になっただろうな。 コミック店のほうは順調で、レッスルマニア期間はスーパースターたちがサイン会に来てくれるよ。3月30日はクリス・ベノア、4月1日はケイン、2日はスパイク・ダッドリーの予定さ。レッスルマニアのチケットが当たる企画もやってるからね。俺は29日にビデオ・ゲーム・コンテストに出るし、他のスーパースターも、レッスルマニア期間はいろんなところに登場する予定だよ。 今最もホットな話題となってるステロイドについて？ 別に使ってるやつについちゃ、とやかく言わないよん。でも、違法だし、問題が起きるだろうね〜。 WWEマガジンに、俺がテッド・デビアスの足にキスした写真が載ってたって？ 15歳の時、WWEが俺のホームタウンのバトル・クリークにやって来たんだ。テッド・デビアスが闘ったあと、ガードレールを飛び越して足にキスするようにってお金をもらったんだよん。 TNAは、WWEのライバルじゃないと思う。だけど、レスリング・ファンやレスラーに別の選択肢を与えてくれるから、成功するといいと思ってるよ。 ドリー・ファンクのレスリング・スクールにも登場する予定なんだ。俺はシークから教わったんだけど、経験のあるベテランから教わることは、すごく大事なことだと思ってるよ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.24】 RVDはロンドン・サンのインタビューに答えました。 「この4年間、膝の状態に悩まされ続け、だんだんひどくなっていったんだ。1月の試合で決定的になっちまった。仕方なしに手術を受けたけど、おかげで2年前よりはずっと良くなったよ。ただ完治して100％になるには、半年ほど休んでなきゃだめだって言われた。手術をしなきゃだめだって現実を受け入れるのは辛かったよ。いい点は、ワイフとゆっくりと過ごせる時間や、コミック店に関わる時間ができたことだね。今まで以上のRVDになって帰ってくるから、待っててよ。 レッスルマニア21に出られないのは残念だと思ってる。だけど、まだまだこれからのレッスルマニアがあるんだし、そのためにも手術を受けるべきだって言われたんだ。特に俺のホームタウンのレッスルマニアだけに、すごく出たかったんだけどね。その代わり、コミック店でいろんなイベントをする予定だよ。コミック店のページをチェックしてね。 ECWのPPVにも、レスリングすることはできない。でも会場には絶対に行って、できる限りのことをするつもりでいる。正直言って、こっちのイベントに出られないことの方が、レッスルマニアに出られないことよりも辛いよ。俺はECWで育ったし、ファンの多くはECW時代からのファンだ。ECWじゃすごい試合が見せられたのは、DVDを見てもらったらよくわかると思う。それに、PPVのアイデアは、俺が考えたんだからね！ この2カ月、オフィスとは話してないから、どんなショーになるかはわからないんだ。ただ、WWEバージョンのECWじゃ、ファンをがっかりさせると思う。だけどECW出身のレスラーは、ほとんどWWEに来てるんだからね。このアイデアを思いついた時、エディ・ゲレロやクリス・ベノアも含めて、26人もECWのレスラーがいたんだ。俺たちの心はまだECWにある。だから、ECW本来のショーができると思ってるんだよ。ファンはまだECWチャントをやってくれてるし、DVDの売り上げもすごいもんだからね。 ECWが上手く機能してたら、俺はまだECWにいたと思うよ。ECWのために自分の身体を犠牲にしたのを後悔はしてない。だけど自分の人生を考えたら、あのまんまのペイじゃ、やっていくことはできなかった。 ECWは急成長して、200人の前でやってたのが5000人の前でやるようになり、PPVをやり、フィギュアを出し、TVでも放送されるようになった。この急成長を上手く乗り切っていくことができなかったんだ。責任のすべては、ポール・ヘイマンにある。もちろん、俺だったらもっと上手くやったなんて、言うつもりはないよ。ただ内部にいて、起きたことを色々と見てきた者たちは、何とか救いようがあったんじゃないかって思ってるんだ。ECWのPPVをやったら、すごいものが見せられると思ってる。成功したら年1回のイベントになることも可能じゃないかな。 ECWのレスラー間じゃ、今でも連帯感があるよ。ECW出身じゃない連中は、ちょっと嫉妬してるね。みんないろんなことを乗り越えてきたんだし、自分の根っこがそこにあるって思ってるから、連帯感が生まれるんだ。毎夜ショーをやって、お互いに尊敬し合って、強い友情を築いてきた。ECW出身の連中には同じ情熱と心があり、自分がやってきたことに誇りを持ってて、自分たちが違ったことをやったって自負してる。WWE以外でも、俺にはECWの友だちが今でもたくさんいるよ。 俺のDVDは、俺のECW時代を知らないファンに、ECW時代の試合を見てもらうことが大事だと思ったんだ。みんなが俺をユニークだって思ってくれてるけど、俺が誰よりもタフだってことが、そのユニークさの一つなのさ。ECWじゃ、一番タフなものがトップを張ってて、それが俺だった。流血、椅子、テーブル、セメント床での試合、まさしくハードコアさ。DVDは上手く作られてるし、俺自身もベスト・マッチを選んで入れた。俺のキャリアの一番いい部分だよ。入ってる16試合中10試合はECW時代のものじゃないかな。それに、俺自身も自分のキャリアや見解を語ってる。WWEじゃもうマイクを持つことはないだろうから、ファンにとっちゃ貴重だと思うね。 俺はまだWWEに所属してるけど、定位置を与えられてないみたいだね〜。色んな試みをされてるからね〜。最初にWWEに来たとき、首脳部は俺をどうしたらいいのかわからなくて、困惑してたんだ。みんなが、俺は違ってる、不注意だ、このスタイルじゃいつかキャリアを終わりにするって言ってた。俺がどんなことをやってきたのか、知ってたらねえ〜。だけど、ファンが俺に大声援を贈るのに気がつき始めた。ファンはいろんなことを抜きにして俺を持ち上げてくれて、実はそれが本来考えられてたことじゃなかったから、俺が外されたんじゃないかって思う時があるよ。WWEに入って、ロックをやっつけて、オースティンをやっつけた。たくさんの連中が、俺が次のチャンピオンだって言ってた。それが今じゃまったく違う立場にいるのは、誰かの機嫌を損ねたからじゃないのって、質問される。どうして俺がわかる？ そいつに聞いてくれよ。最近俺はレイ・ミステリオと組んでて、それはすごく楽しかったけど、タッグを獲る前まで明確な方向性があるようには見えなかった。だけど、どんなカードで闘おうが、俺にとっちゃ違いはないよ。自分ができることをして、ファンを楽しませるだけだ。ファンはRVDのボードを上げて、俺にチャントしてくれる。それは否定しようのない事実で、俺はすごく嬉しいよ。 ロック、オースティン、HHHと、WWEを代表する3人と闘ったけど、みんながそれぞれのカリスマ性を持ってた。オースティンはオースティンであり、HHHはHHHだ。ロックは最高にクールなやつで、今の成功は彼に相応しいと思ってる。ロックとオースティンと闘った時は、まだWWEに入ったばっかりで、俺は自分自身をみんなに見せる必要があった。HHHと闘った時は、俺はもう少し立場が確立されてて、チャンピオンとの戦いだった。ただ、それからどうなったかっていうと、それで終わっちゃったけどね。 WWEがハードコア・タイトルを復活させてくれたらいいのにって思うよ。俺ならヘビー級タイトルよりも価値のあるものにしてみせる。なくなったのがすごく残念だ。カクタス・ジャックに渡すことで終わっちゃったけど、俺は誰よりもハードコア・タイトルを意味のあるものにした。だからこそ、俺から取り上げられたんじゃないかな。俺の試合は、最もよくハードコアを表してた。トイレの中で闘うなんて馬鹿な試合じゃなくて、本来の意味があったさ。たぶんWWEはECWを揶揄するためにジョークでやってたんだよ。だから俺がそんなのはハードコアじゃない、本来のハードコアはこうなんだって言ったのさ。でも、もう昔のことだし、どんなにすごい芸術的な試合かは、DVDを見てわかってほしいな。 ECW時代、サブーとはいつも一緒に移動してたし、つるんでて、兄弟みたいだったよ。そんな友情、この業界じゃ誰とも作ることができなかったね。ジェリー・リンとは、TVショーをする前に、800人の観客の前でやったんだ。サブーは以前にジェリー・リンと闘ってて、すごいやつだから7分でやっつけろって言った。彼を見たことがあったけど、確かにすごいやつだと思ったよ。で、実際にやってみて、誰もやったことのないようなすごい試合ができたんだ。25分闘って、観客が熱狂した。こんな試合、毎週やりたいぞって気持ちになった。それから闘うようになったんだけど、あんな試合、もうどこにも見ることは不可能だろうね。どんどん良くなっていった。ジェリーとの試合は、俺のキャリアでもハイライトさ。最後の試合は最高だったと思う。今それを見て、うっわぁ、俺、こんなことやってたの忘れてたよって思うもん。 WWEに来た時、WWEに合わせるために調整しなきゃだめだった。今でもそうだよ。でも、できる限りのハードコア・スタイルをやろうと思ってる。だからまだエプロンからの360度レッグ・ドロップを見せることができるし、可能だったらバンダミネーターも見せることができる。もちろん、WWEにフィットしないから全部を見せることはできない。だけど、ファンはまだ俺を応援してくれてるし、ファンから積極的なエネルギーを受け取ることができてるよ。WWEで一番好きな試合は、インベンションでのジェフ・ハーディ戦で、ECWの片鱗を見せることができたと思う。クリスチャンとエディ・ゲレロとのラダー・マッチもそうで、梯子や椅子を使ったら、いつでも特別なものを見せられるからね。 去年ロウからスマックダウンに移ったけど、良かったと思ってるよ。ただ、ロウは生だったから、ファンがすぐに反応してくれた。今は、TV放映まで待たなきゃならない。でも今一番の友だちのブッカーTも一緒にいてくれるから、移りたいとは思わないな。スマックダウンのロッカー・ルームは、これからブレイクしてやるって気持ちのある若い連中が多くて、雰囲気がフレッシュさ。俺はそんな連中との方が、いい試合ができると思ってる。 契約更改をした時、WWE以外の選択肢も考えたよ。でも、ここを出るのは馬鹿げたことだと思った。金銭的な面、露出度の問題、多くのファンを楽しませるには、WWEにいることが一番だ。WWEは世界でもトップクラスのスポーツ・エンタテイメント企業だし、世界中のどこに行っても、RVDチャントが聞けて、みんなが俺のRVDポーズを取ってくれる。ここにいたら、みんなが俺を見てくれる。出て行っちゃったら、ファンは俺を見るのに苦労するだろう。WWEはコークやペプシのように、世界中から認識されてるからね」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.25】 RVD、the Gerweck Report hotline courtesyで語ったようです。ハイライト部分だけ。 「この4年間っていうもの、膝の状態はひどかったんだ。手術をしなきゃだめだって事実を受け入れたけど、これで大事なイベントがいくつか出られないな〜と思ったよ。手術をしたのは初めてだった。でもリハビリは上手くいってるし、8月には復帰したい。ECWのPPVは、絶対上手くいくと思ってるよ。毎年のイベントになればいいと思うな。 ECWのタイトルを獲れなかったことは、別にがっかりしてないよ。TVタイトルが同じくらい価値があると思ってるからね。WWEはハードコア・タイトルを復活させてくれたらいいのにと思う。俺がWWEでタイトルを獲れないことで、ファンが怒ってるのは知ってる。俺はWWEのスタイルに合わせたくないんだ。正直言って、他の連中のレスリング・スタイルがそれほど好きじゃないんだもんね〜。でも、いつかはタイトルに絡みたいよ。 DVDの売れ行きがよくて、すごく嬉しい。自伝は、たぶん引退した後にでも書くかもね。 ドリー・ファンクのレスリング・キャンプに参加するのが楽しみなんだ。ドリーも奥さんのマーティも、いい友だちだよ。 脚本に絡むつもりはないけど、もし俺が絡むんだったら、もっと自分のマイクを増やして、ハードコア・タイトルを復活させるよ。生だったからロウでやる方が好きだったけど、今はスマックダウンの方が好きさ。 レッスルマニア期間中は、書店でいろんなイベントをするよ。ブレット・ハートもサインしに来る。彼には聞いてないけど、レッスルマニアには出ないんじゃない？ WWEとは去年契約更改をした。他の選択も考えたけど、やっぱりWWEに残る方がいいと思ったんだ。俺がレスリング殿堂入りすること？ まず、ないだろうね〜」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.04.02】 RVDはU-Press telegramで語っています。 「インドや韓国なんかの世界中の国に行った時、小さな子供たちがRVDポーズをしてるのを見かけるよ。そんな時、俺は彼らの文化の一部になってんだなぁって思って、信じられないくらい嬉しいよ。WWEは世界中に知られていて、ここにいるのはすごくクールだ。 子供の頃からずっとレスリングが好きで、ハルク・ホーガンやウルティメット・ウォリアーが好きだった。でも影響を受けたのは、体格の小さなレスラーたちさ。アスリート的な面よりも体格が大きなレスラーが中心だったところから、もっとアスレティックな動きをするレスラーたちが出てきたんんだ。それで、俺はもっとクリエイティブなことができるんじゃないかって気がついたんだよ。 ハイスクールを卒業して、ミシガン州からの奨学金を断って、レスリング界に入った。まずはキック・ボクシングのクラスで学んで、それからオリジナル・シークにレスリングを教わった。シークに会う以前から、俺はダイビング・ボードやトランポリンで覚えて、アクロバティックな動きをしてたんだ。だから最初に会った時にそれを見せると、シークは『何をやってるんだ、ヘッドロックをやってみせろ』と言う。やってみたら、『んなもんは、ヘッドロックじゃねえ！』って感じだったさ。 スタートは、他のみんなと同じで惨めなもんだったよ。車で寝泊まりしたり、安宿を他の連中と分けて泊まったりした。93年に日本に行く機会があって、それから日本とアメリカを往復して仕事をした。ハードコアで有名な日本のFMWや、全日本で闘ったんだ。96年にECWに入った。97年には、日本、ECW、WWFと試合をしてたんだぜ。でも、2001年にECWが破産しちまった。ほんとのこと言うと、WWEには行きたくはなかったんだ。ECWがまだ存続してたら、ずっとECWにいただろうね。だけどECWがなくなった今は、WWEがベストの選択さ。何たって、この業界じゃ世界一の企業なんだから。 今は怪我で出場できないけど、本屋の仕事なんかで忙しくしてる。俺は大のコミック・ファンだからね。ここでファンと会えるのも嬉しいさ。リングに戻ったら、俺は俺のできることをして、ファンを楽しませたい。ファンがショーに来てくれて俺を賞賛してくれる時、俺は自分の仕事がちゃんとできたって思えるのさ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.04.03】 RVDはXtreme Mayhem Videoで語っています。要点だけ。 「怪我の状態はいいし、今すぐにでも誰かのケツを蹴っ飛ばすことができるくらいさ。ドクターは、6カ月から1年はかかるって言った。でも俺は他の連中よりもずっとグッドシェイプを保ってきたから、あと3-4カ月で復帰できると読んでるんだ。 ヒール・ターンしないのかって、ファンからよく質問される。知らないよ。俺って、何でも最後に報されるんだからね。ヒールになるのは面白いかもしれない。でも、ベビーの方が好きだな。ファンからいつもエネルギーをもらってるんだもん。WWEは作為的に俺をヒールにしようとしたけど、上手くいかなかった。WCWじゃヒールをやったこともあるけど、自由にやらせてもらえた。WCWじゃヒールをやるのは楽しかったよ。 仕事のスケジュールはWWEの方がハードだね。ロード、ロード、ロード、たまに家に立ち寄ってワイフにハローって言って、着替えを持って出ていく。膝の手術をしたことで初めて休みが取れて、ゆっくりした時間が過ごせてるよ。 俺はタフで、怪我はほとんどしなかった。俺が怪我したっていう時は、レスリングをすることができないってことなんだ。膝はずっと痛みがあったよ。2年前にMRIを受けた時、すぐにやめて手術をしろって言われたんだけど、無視したんだ。1月のバシャムズとの対戦までは、何とかやっていけてた。でもあの試合で、靱帯が完全にだめになっちゃって、足を延ばすこともできなくなった。試合は終えたけど、ひどく怪我したとわかった。ドクターからレスリングは無理だって言われた後、バックステージから残りのショーを見たけど、だんだん怪我も悪くはないかなって思えてきたんだ。ワイフとゆっくり過ごすことができるし、書店の仕事にも関わることができる。それに、カムバックした時のファンの熱狂的な反応を味わえるしね。ファンに会うたびに、カムバックが待ちきれないって声を聞くんだもん。 ECWのPPVを押したのは俺なんだ。インベンションのWWEバージョンじゃなくて、ほんとのECWがやりたかった。ファンは喜んでくれると思うよ。かつてのハードコアと情熱が蘇るだろうからね。ECW精神をまた見ることができるのは嬉しいさ。 ハードコア・タイトルがなくなったのは、だんだん意味のあるものになってきたからじゃないかと思ってるんだ。WWEはジョークとして、ホットドッグ・スタンドなんかで闘うことをハードコアとしてきた。それを俺が、ハードコアは特別な要素を持った試合で、場所の問題じゃないんだって見せちゃった。復活するかどうかはわからないんだけど、ずっと押し進めてるんだよ。 ECWのDVDは最高だよ。俺のベスト・マッチはジェリー・リン戦で、彼とはいつも今までにやったことのないような動きが生み出せて、最高の試合ができた。俺のDVDに入ってる。残念なのは、乱入で終わっちゃったことだ。DVDは、俺のキャリアでも最高のものを見せてると思ってる。自伝は……WWEでのキャリアが終わった時に書きたいね」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.05.17】 RVD、ロンドンのコミコン（でしたっけ？）に登場。ジェフ・ハーディやウルティメット・ウォリアーも来ていたようです。ECWのPPVでレスリングをするのかという質問には、NOと答えたとのこと。「ECWのPPVは、俺のアイデアだったんだ。ヴィンスに言ったら、最高じゃないかって言われて、すぐにポール・ヘイマンに電話してくれたんだ。ヘイマンから電話があって、「ヴィンスに話したのか、彼はPPVを進めたがってるぞ」って、言われたんだ。PPVに出て昔のECWを思う存分に見せたいと思ってただけに、出られないのがすご〜く悔しいけど、WWEはたくさんの元ECW選手を出場させるみたいだから、楽しみにしててね。ヴィンスは俺の意見を聞いてくれるようになったから、1年に一度、6月にECW・PPVが開催できればいいと思ってるよ」と語ったもよう。自身の最新DVDは気に入っていて、WWEでの好きな試合はジェフ・ハーディ戦とクリスチャンとのIC戦だとか。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.06.03】 RVD、イギリスのsilvervison.coで語りました。適当にまとめとりますが……結構、長いですぅ。 「子供の頃からレスリングが好きで、見始めてすぐにライブを見に行くようになったよ。すごく熱中してた。バトルクリークのイベントに行った時、家族の友人か誰かが俺をバックステージに連れてってくれたんだ。ヒルビリー・ジムやキラー・ビーズなんかのスターたちと握手する機会があって、18になったらレスラーになったらいいって言ってくれた。俺のルックスや身体を見てのアドバイスじゃなくて、情熱と興奮をわかってもらってのことだった。で、夢を追うことにしたんだ。 家で一所懸命練習して、ウエイトトレーニングもしたし、体重を増やすために何でも食べてたよ。身体を大きくするのは、向いてなかったから大変だった。でも運動能力があって、トランポリンの動きは色々とできたんだ。いろんなレスリング・スクールに問い合わせていた時、食料品店で315ポンドもあるパワー・リフターと出会って、『あなたくらいのサイズがあったら、俺は成功するのになあ、恵まれてて羨ましいです』って言ったら、オリジナル・シークとレスリング・スクールをするって教えてくれたんだ。ぜひ紹介してくれって頼んだ。レジェントのシークに教えてもらえるなんて、最高だもんね。彼と会って、飛んだり跳ねたり、空手の動きをしたり、いろんなことを見せた。俺の可能性を買ってくれたんだ。6カ月ほどトレーニングを受けて、最初の試合をしたよ。試合をしながらも、トレーニングを受けてた。 空手にも興味があったんだ。でも、レスリングのためだったけどね。街でリングを持ってる人がいるっていうのを知って、友だちと行ってみた。キック・ボクシングのチャンピオンでプロモーターのキット・ライキンズだった。レスリングしたいのかって聞かれて、そうだって答えた。それから、彼を手伝ってキックボクシングをしたり、レスリングを見せたりした。まあ、本格的なレスリング・トレーニングをする前で、ビジネスってものじゃなかったけどね。でも、キック・ボクシングは楽しかったよ。ミシガンで、空手、合気道、剣道、大学ではテコンドーも学んだんだ。ロード中でもいろんな道場に行ってたんだ。RVDのキャラクターは俺自身とほとんど違ってなくて、マイクで叫んだりはしない。若い時期にいろんなファイトをやって、それが好きだったから、身体で闘うほうが好きなんだ。学生時代から、女の子と付き合うよりも喧嘩するほうが好きだったさ。空手の大会も出たけど、ひどくやりすぎて失格になっちゃったくらいだしね。 ウエイト・リフティングも、レスリングには大切だと思ったから一所懸命やったよ。学生時代、身体は180ポンドほどしかなかったけど、見かけよりずっと強かったんだ。股開きストレッチもずっとしてた。ママのキッチンの椅子を使って、箒をバランスを取るために使って、練習した。最初はすご〜く痛かっし、2、3秒でダメだったけどね。YMCAでやってたら、なんでそんなことをしてる、膝を痛めるぞって言われたんだけど、好きだったんだよ。レスラーになってプロモーションでそれをやった時は、みんな驚いたし喜んでたよね。ウエイトも増やして、ギネスブックに載せてもらえないかって思ったんだけど、手続きが煩雑で、ルーマニアにも行かなきゃだめだったから、断念したよ。 親父はレスラーになることに支持してくれた。別の夢も持ってたみたいだけどね。勉強はできたんで、先生は頑張れって言ってたんだけど、学校に興味をなくしちゃったんだ。レスリング・スクールに入ってレスラーになりたかった。スーパースターになれるかどうかはわからなかったけど、機会さえあれば上手くやれるって思ってたんだ。親父は2年間やってみろ、ダメなら大学に帰ったらいいって言ってくれた。結局、帰らなかったけどね。 RVDの名前は、USWAでやってた時にロン・スレンカーから付けられた。最初はロブ・ザトコウスキーっていう名前でやってた。俳優に似てるからだろね。「俺が間違ってるかもしれねえが、おまえはビッグ・スターになるぜ。リッキー・スティムボート、テリー・テイラー、カート・ヘニングスの時には、間違えてなかった。おまえも、ビッグ・スターになるぜ」って言ってくれたんだ。そんなこと言った人は初めてだったよ。彼はタンパでレスリング・プロモートを始めるつもりだって言ってた。俺は連絡を待って、100ドルの金と違法な契約で、何の保証もなくタンパに旅立ったんだ。彼と彼の奥さん、子供たち、犬と一緒に暮らしたよ。その時にロブ・ヴァン・ダムって付けられた。どんな名前でも構わない、俺はレスリングがしたいんだって言った。名前には何の関心もなかった。実際、どんな名前だろうが、どこから来ようが、ファンが支えてくれれば関係ないって教わったしね。 WCWじゃビル・ワッツがロブ・ヴァン・ダムって名前が気に入らなくて、変えろって言われた。すでにRVDでそれなりに有名になってたのに、どうしてだって思ったよ。だけどスレンカーが、じゃ、ロブ・Vにしたらいいって言ってくれた。ファンはVがヴァン・ダムを意味するってわかるってね。でも6カ月いたんだけど、Vがころころ変えられちゃったんだよ。ビル・ワッツは俺に興味を持って、いいカードも組んでくれたんだけど、日本との契約があったんで、日本に行くことになった。WCWには日本出身の選手もたくさんいたんで、快く送り出してくれたよ。日本に行って、すごく楽しかった。お金もWCWより良かったしね。戻ってきたら、ワッツがいなくなっててオール・アンダーソンになってた。彼は俺にあんまり興味がなかったみたいだった。お金は悪くなかったけど、不思議なことにロッカールームの雰囲気は最悪だった。俺はベビーだったけど、人気が落ちるから女の子と一緒にいるところを見られちゃだめだって言われたんだ。試合しなくてテレビに出るだけっていうのもあった。こんなんじゃインディでやった方がいいんじゃないかと思ったよ。マーチャンダイズも売れてたけど、出ていったことに後悔はしてない。 日本はまったくアメリカと違ってたよ。ファンはリングでやってることにすごく敬意を払ってくれてるんだ。相撲とか柔道の歴史がそうさせるんだろうね。叫んでる子供や酔っぱらいもいなくて、スーツとタイ姿の地位の高いビジネスマンが見てくれてて、上品な服の女性を連れてた。ただ、今はずいぶん変わってきて、アメリカナイズされてエンタテイメント性が強くなったね。いいことかどうかは、疑問だけどね〜。俺たちの若い世代を真似しようとしてるみたいだ。だけど、アメリカよりもずっと敬意を払ってくれてるよ。 ECWはすごく暴力的だっていう評判があった。ファンが熱心で、気に入らなきゃすごいブーイングもあるってね。日本から帰って、ECWでやってみたんだけど、ファンがすごく気に入ってくれたんだ。レスリングが好きなファンで、俺の日本でのことも知ってた。そんなファンを楽しませるのに、ハードコアのムーブが必要だって思った。ルールがなかったから、思いつく限りのことをしたよ。ヴァンダミネーターもそこで生まれた。毎週毎週、限界に挑んでたんだ。誰もやったことのないものをしなきゃだめなのは大変だったけど、俺は恐れなかったし、できる運動能力があった。支えてくれてたのは観客の情熱で、WWEとはまったく違ってたね。ファンのために、レスラーは身体を捧げてた。すごく楽しかったさ。WWEは、お金の面でも露出度でも較べ物にならないけど、動きの自由が与えられてるとは思えない。もちろん、最初の試合でもメイン戦でも、ファンに楽しんでもらうために全力は尽くしてるよ。でも、ECWじゃルールがなくて、ファンを楽しませるために何でもできたんだ。ECWのRVDの片鱗を見せることはできても、やっぱり違ってるね〜。 ECWはWWEのステレオタイプなレスリングとはまったく違う。みんながショーに大きな役割を果たし、肉体的な限界に挑戦してた。企業として確立してなかったから、上手くいかなかったんだろうけどね。WWEは反対に大きな企業で、家族的な要素は少しはあるけど、すでに大きくなってるから、ECWのように一つの目標に向かってみんなが頑張ってたような親密感はない。国際的な企業で、おかげでRVDは世界的に知られるようになった。でもECWは俺を作ってくれたところだし、今でも俺を支えてくれてるファンがいるよ。 映画なんかに出たこともあったけど、レスリングを離れるつもりはまったくない。ただ、いろんなことに挑戦するのは好きだよ。映画の大きなプロジェクトも動いてるんだ。自伝も書きたい。そのためのメモもちゃんと取ってるんだよ。ただ、もっと自由に喋れるようになってからのことだけどね〜。 キャリアを終える前に、WWEチャンピオンも獲りたい。ファンはいつも、いつチャンピオンになるんだって聞いてくるんだ。タッグチームじゃ、ケイン、ブッカーT、ミステリオと組んだけど、それぞれ違ってたよ。ケインはビッグ・モンスターで、お互いが独立してお互いの仕事をした。ケインはフレンドリーなパートナーになる必要がなかったしね。ブッカーTとは、いいチームになった。レイ・ミステリオは、アクロバチックな動きだったから、よく合ってたと思うし、試合でやりたいことに同じ考えを持ってたんだ。でもみんなと、RVDの動きが合わせられて上手くいったと思う。 今は怪我で休んでるけど、復帰しても動きを変えるつもりはないよ。今TVに出ないのは、俺はリング横にいるだけなのをみんなが見慣れてるってキャラクターじゃないし、マイクで、ああしたい、こうしたいって叫ぶキャラでもないからね。俺ってやっぱり運動能力だし、リングでの動きだから、110％になるのを待って復帰して、以前と同じ5つ星ジャンプを見せて、毎夜ローリングサンダーで沸かせるためにロードしたいのさ。 今まであった中で、最高にフレンドリーで尊敬できるレスラーだったら、ロックだろうな。リング内外で、彼ほどクールなレスラーはいなかったよ。彼がビッグスターだから言ってるんじゃないよ。たとえホットドッグを売ってても、俺は彼を尊敬してると思う。 レスラーにならなかったら、キックボクサーをやってたかもね。ちょっとやってたんだもん。でも、きっと何か書いてたよ。書くことが好きで、今でも書いてるんだ（コミックの原作を書いてるんでしたね）。スタントマンのレッスンはちょっと受けたけど、それ以上やろうとは思わなかったな。 俺がレスリング・ビジネスを何か変えるとしたら、今のようにスーパースター対スーパースターの闘いを毎回TVのメインに持ってくるんじゃなくて、もっと昔のようにいろんなメインを組むよ。アンドレ・ザ・ジャイアントがいっぺんに2、3人を相手にした試合のようなものをね。俺も投げ飛ばせるような小さなやつと試合をしたら、もっといろんな技術が見せられると思う。そんな方法で、ビジネスをいい方向に向かわせることができるんじゃないかな」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.06.04】 WWE.byte thisの今週のゲストはRVD。適当に。 「1月に膝の手術を受けて、6カ月から12カ月はかかるって言われたんだ。まあ、普通の人ならそうかもしれないけど、俺なら6カ月で十分だよ。膝の状態は、もともと良くなかったんだ。だけど最後の試合で膝頭がおかしくなって、動きができなくなって、すぐに手術が必要になっちまった。名医のジェームズ・アンドリューズ先生に手術してもらえて良かったよ。治ったら、またあの有名なストレッチをするつもりさ。俺はWWEで一番タフだけど、あのストレッチのおかげで、怪我を回避してると思ってるもんね。もう動いて、飛び回って、治りかけの足に体重もかけてるよ。すぐに超人的な動きができるようになるさ。 だけど家でリハビリしてるだけじゃない。コミコンにも参加したし、WWEのプロモートもしてるし、ワイフとメキシコにバカンスにも行った。街にいる時は、5つ星マンガ店の仕事もしてる。レッスルマニアは今年はハリウッドで行われたから、スパイク、ケイン、ブレット・ハートみたいな有名人を呼べて、歴史的なものになったね。店はレイクウッドからロミーダに移って、場所も広くなったよ。6月23日がグランド・オープンだ。レイ・ミステリオがサイン会をしてくれるよ。 俺はシングル・プレイヤーだと思ってるけど、タッグも楽しい。怪我する前にレイと組んでたのは楽しかった。サブー以来、組んでて楽しい相手だった。レイは、最高にクールなやつさ。俺と同じような考え方で試合をしたがるし、ファンを楽しませるために、俺のように身体を投げ出してるしね。 ECWのPPVは、その輝かしい時代を知らないファンにとって、きっと好きになるものになると思う。ハードコアのECWファンも喜んでくれて、すごい成功になると思ったんで、ヴィンスに提言したんだ。6、7カ月ほど前に、『やるべきだ、1晩だけのショーでいい。ストーリーは必要ない。ECWの要素だけで十分だ。出場する連中は、観客と情熱を分かち合える』って言った。ただ、ECW以外のレスラーで誰が出るかは知らない。ある種の侵略アングルがあるって聞いた。だけど、俺の考えじゃ、そんな連中はPPVの視聴率を稼げないと思うし、チケットも売れないと思うよ。誰も彼らを見たいとは思ってないよ。ECW勢だけで、一番よくわかってるポール・ヘイマンによって行われるべきだ。ポールだけが、ECW勢について知ってるんだからね。ECWを良く知らないのに、アイデアを出すことはできないよ。歴史的なイベントになるだろうさ。 俺が試合するんだったら、相手はライノかな。2年間TVタイトルを持ってたのに、怪我で譲らなきゃならなかったからね。もちろん、ジェリー・リンともやりたい。彼とはいつもいい試合をやってきたしね。 俺のDVDは好きだよ。試合について俺も喋ったけど、上手く編集されてると思う。俺って色々とうるさく言ったけど、編集スタッフは良くやってくれたと思う。ビデオ・カメラが近すぎて、俺のジャンプすべてを映すことができなかったり、遠すぎてキックの衝撃が伝わらなかったりしてたけどね。でも、大成功だったらから今は不満はないさ。買ってくれた人たちに大感謝だ。 ドラフトについちゃ、前回は不満だったよ。ロウで満足してたし、ライブが好きだったからね。俺はMr.マンデー・ナイトだったのに、編集TV組に移されちゃった。だけど移ってみて、ブッカーTやレイ・ミステリオがいたんで、快適だった。またドラフトがあるから、彼らは移っちゃうかもしれない。そうなったら、俺も移ってもいいな。彼らとはずっと一緒にいたいんだよ。彼らとならずっといい仕事ができると思ってるからね」 そのRVD、Off The Recordでは、復帰は8月くらいになると語ったもよう。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.06.05】 RVDはイギリスのサンでECWのPPVについて語っています。適当に。 「ECWのショーには、妨害があるみたいだね。過去のインベンションのアングルでさえ、妨害があったからね。ビジネス全体の総合的な利益を考えるよりも、立場を守りたいっていう連中の声が、いつも問題を起こしてるのさ。だから、ショーもちょっと乱れちゃうのは確実だろうね。でもこのショーは、3番目に大きいPPVになる可能性があるさ。ヴィンス・マクマホンは正しい決定をする人だし、ビジネスの利益について真剣に考えてる人だよ。だからこそ俺は、とやかく言う周りよりも、ヴィンス自身と話したいのさ。ファンが沸いてくれて、PPVを買ってくれたら、来年もやる可能性が出てくるよ。 ECWに関係のない連中が出たって、売り上げに貢献することは絶対にないと思う。誰も彼をECWのPPVで見たいとは思わないさ。WWEの連中が脚本に絡んできてるけど、ECW勢はそれを排除すると思う。全部ECWのショーになるさ。ネットでとやかく騒がれてるけど、このショーはポール・ヘイマンのものであり、そうあるべきなんだ。WWEが彼に10分の1しか権限を与えなくても、俺たちは彼に賛同してるから、彼の意見を聞くし、彼の意見を実行するつもりだよ。 ジョーイ・スタイルズにだって、出て欲しいんだ。交渉が上手くいってないって聞いたけど、俺自身が彼に頼みたかったさ。彼がいなかったら、ECWじゃないんだもん。彼は、ポール、俺、トミー・ドリーマーですら、代わることができない存在さ。ジョーイが最高だよ。彼は俺のムーブのほとんどを名付けたんだけど、まさしくその通りの名前だったさ。俺がWWEに来た時、キックはみんなヴァンダミネーターって言われたんだもん。 ECWが金をもたらせるかどうかなんて、考えたことはなかったけど、そうなったらECWはこれまで以上の大きなショーができるようになる。ECWはそんな予算がまったくなかったけど、WWEだったら普通のPPVの半分のコストでできちゃうんだよ。ECWのPPVが主流に加えられたら利益になるよ。それに、もしECWが実際にこのPPVをやったら、俺たち出演者はきっとペイを貰えてなかっただろうしね。 ショーで俺自身がレスリングできないのはすごく悔しいけど、何だってするつもりなんだ。マイクを持って、ECWでの話やレスリング界をどれだけ変えたか語りたい。ファンと個人的で親密な時間が過ごせると思うんだ。トミー・ドリーマーにも協力してもらいたいな。ライノにヴァンダミネーターもしてみたい。いつかは、RVD対ジェリー・リンも見せられると思ってるんだよ。俺の好きな対戦相手だっていうだけじゃなく、ファンもきっとすごいと思ってくれるに違いないんだ。だって今見ても、すげえぞ、こんな試合見たことないって、自分で思うんだもん。ファンみんなが、RVD対ジェリー・リンこそ、メインに相応しいって言ってるんだよ。いつかそんな試合を組んでみようと思うプロモーターが現れるさ。できれば、俺たちがまだ若いうちにそうあってほしいね。 ショーじゃトミー・ドリーマーがECWを代表してくれると思う。彼はムーブよりハートで表してくれて、彼が勝ったらファンは感動してくれると思うよ。サンドマンはECWのアイコンで、ECWはまったく違ってて、これこそレスリングの姿だって見せてくれるだろう。ピエロのようなキャラクターもあり、ビールを飲んで煙草を吸って、観客にビールをかけたりしてたんだ。観客はそれを喜んでた。アティチュード時代のスティーブ・オースティンのオリジナルなのさ。それぞれのレスラーが、ECWのエクストリームな部分を担ってた。クリス・ベノアやエディ・ゲレロもそうで、彼らは最高にすごいテクニカルなレスラーだった。テーブルや椅子なんかを必要としない連中だったよ。彼らは、今のように制約を受けてる状況じゃなくて、もっとすごい肉体的な試合を見せてくれると思う。レイ・ミステリオも、WWEがやっちゃダメって言ってることができると思うし、ババ・レイとD-ボーンは、ECWのダッドリーズに戻ってくれるさ。彼らはすごっく野蛮で、観客に暴動を起こさせたほどだったんだ。きっと口汚く罵ってくれるよ。 みんなが自分の中に持ってるECWの野獣性を出さなきゃだめだ。そして、きっとそうしてくれると思ってるんだ！」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.06.07】 RVD、オタワ・サンで語っています。 「ECWのショーには、できる限り参加するつもりだよ。ドクターは、レスリングできるようになるまではかなりの時間がかかるって言ってるけど、間違ってるって証明してやるつもりさ。 俺は96年にECWに入ったんだけど、観客の情熱に圧倒されちゃった。すごく激しくって残忍な観客なんだよ。期待が高いし、しくじったもんなら、大ブーイングだったさ。ファンがECWを作ってたんだ。ECWにはルールがなかったから、俺は椅子を使ってすごいムーブを見せようと考えてた。で、ヴァン・ダミネーターが生まれた。もっとレベルを上げたくて、トップロープからやってみて、スーパー・ヴァン・ダミネーターが生まれた。ヴァン・ターミネーターもある。ECWはいつも俺を最高のレベルに上げてくれたんだ。 TVタイトルを獲ったあと、ミッキー・ウィップレックと対戦したんだけど、ポール・ヘイマンはこれでショーはまったく違ってくるだろう、俺の人気が確立するだろうって言ってた。実際にその通りで、俺はその夜にThe Whole F'in Showになったよ。観客のRVDチャントも始まった。チケットを買った観客を楽しませるために、毎夜頑張らなきゃならなかったけど、俺はそれができてたよ。あの夜が、今の俺があるスタート地点だった。 ヴィンスに、1晩だけでストーリー・ラインなしでショーをしようって提言したんだ。怪我はほんとに辛いけど、ショーを逃したくはなかった。WWEのライターの何人かが、ショーに参加しようとしてるみたいだけど、ショーを壊させはしない。WWEのレスラーも追い出してやるさ。ECWはハードコアで、生き残ることができたレスラーは少ないんだ。みんな、1、2週間で辞めてったんだからね」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.06.10】 RVD、自身のサイトでECWのPPVについて語っています。 「『ECWのPPVについて考えたことあります？』って、俺はヴィンスに聞いた。『いや、考えたことはないな』と言って、彼は耳を傾けてくれた。『ECWのタレントだけで、ECWのショーを一晩だけする、すごいものになりますよぅ』と俺は言ったんだ。『俺たちはロッカールームの中でも一番タフだ。怪我の心配はしなくていい。ストーリーもいらない。建物全部の電気をつける必要もない。一晩だけの全部ECWのショーだよ！』ってね。ヴィンスは俺のアイデアが気に入った。その後、ポール・ヘイマンから電話があって、ヴィンスがすごくやりたがってるって聞いたんだ。現実味を帯びてきたね。その後、ヴィンスにWWEにいるECW連中のすべてのリストを渡し、他のECWの連中についても俺のアイデアについて聞いてみた。みんなが可能だって思ったわけじゃないけど、興奮が湧き起こってた。俺は、これはすごいPPVになると思ったよ。 いろんなインタビューで、シェーン・ダグラスが俺たちの前にECWのショーをするのをどう思うって聞かれたけど、グレイトだと思ってるんだ。ECWの精神は俺たちの多くの者の中で生きてるし、ECWのレスラーによって、ファンのために、F'n産業のために、表されるべきだ。6月12日は歴史的な夜になるだろう。ファンがECWのDVDを記録的に買ってくれたことによって、ルートが開かれたんだよ。 ファンは、WWEがECWに関わることを心配してる。ロウやスマックダウンのメンバーを、ECWのショーで見たくないって言ってきてる。わかってるよ、俺はよくわかってる。何の関係もないんだし、彼らはこのショーの成功に関与しないもんね。俺が膝を怪我してなかったら、必死で抵抗してたさ。だけど、俺たちには興奮がわかってる。みんなが、俺たちがハードコア・マッチ、テーブル、ラダー、チェアの類の試合を持ち込んだことを、感謝してるんだ。みんなが、表面は黙ってても、俺たちと同じように心の中でECW、ECW、ECWって叫んでるさ。 今までに最も過激なアスリートたちによって、親密でハードコアなPPVが開催されるよ！ 俺は待ちきれないよ！」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.06.12】 RVDはカルガリー・サンで語っています。適当に。 「俺って、マイクであんまり喋らせてもらえてなかったから、WWEファンはRVDが喋れるってことを知らないだろうねえ〜。喋ったって、「クールだ」とか何とか言う台詞を、1つ2つもらうだけだったんだもん。でもECWのPPVじゃ、台本も検閲もなく喋るつもりだよ。ようやく、ファンが言ってることをちゃんと聞いてるよって、話せるんだ。「RVD！」チャントにも、WWEがRVDをプッシュしていないって声にも、シェイン・マクマホンが俺のムーブを盗んだことについてどう思うかって質問にも、答えることができるさ。腹を割って、ファンと話ができると思ってる。でも、まず何よりファンのサポートを感じたい。ファンは俺の置かれてる状況を知ってて、その中で頑張ってるんだってことをわかってくれて、応援してくれてるんだ。ECWのPPVでインベンションがいいアイデアだと思ってるオフィスよりも、ファンの応援を信じてるよ。 俺はいつもファンに支えられてる本物なんだからね。俺は他のレスラーが言いよどんでることを、ストレートに話す性格なのさ。最近、インタビューで歯に衣着せずにあれこれ言ってるのに、WWEの誰もがそれを言いに来ないのは、ちょいと驚きだね。彼らは聞いてもいないかもしれないけど、俺が話すことができるのを知ったら、もっと頻繁にマイクを持たせてくれるだろうにね〜。 俺はオフィス会議を盗み聞きもしないし、自分のキャリアを上げるために誰かを陥れたり、クビを切ったりしはしない。三文字さんが俺を陥れていようと……って、ファンが言ってることなんだけどさ……そういった政治的なことからは離れてるさ。文句を言ってるんじゃなくて、ちょいと俺に余地を与えてくれたら、どうしたらいいのかわかってるって言いたいのさ。 ECWのPPV・ワンナイト・スタンドは、業界でも歴史的に重要な夜となると思うよ。怪我はずいぶんとよくなってる。喋るだけじゃなくて、誰かの顔を蹴ってやることもできるからね！」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.06.25】 RVDはOff the Recordに登場。適当にかいつまんで。 「俺は今のまんまでフラストレーションは溜まってないんだけど、ファンが苛々してるみたいだね〜。WWEに来た当初は、ダメなことが色々とあってすごくフラストレーションを感じてた。でも今は、自分のスタイルを周りや制限に適応させてる。WWEだけじゃなくて、俺が入団するとどこでも、古いレスラーたちはスタイルを変えさせられてハードにやらされるんじゃないかと心配するんだけど、古いレスラーたちはもう自分たちのスタイルを確立してるんだから、俺が何をしようが恐れる必要はないと思うんだよ。 リングじゃ、レイ・ミステリオとクリス・ベノアがいいと思う。テクニックに関しては、ベノアがベストかもね。日本で彼を初めて見たのが94年だったんだけど、大したレスラーだなって思ったよ。 レスリングをもう一度大人気にするには、色々と拡張した試合を組めばいいんだよ。「月曜の夜戦争」の頃から、そんな試合がなくなっちゃった。終わり方にも政治的な要素が絡んじゃって、複雑になりすぎてる。誰が勝つかわかってても、レスラーがすべてを尽くしてファンに見せることができたら、きっと喜んで貰えると思う。俺が全力を尽くすと、ファンは俺がメインのやつらをやっつけるのを見たいと思って、チケットを買ってくれる。昔のように偉大なスーパースターにレスラーが戻って、ファンに披露する必要があると思うんだ。俺が自分でブックを組むんだったら、例えばTVマッチで地元のすごく強いやつと闘ったりして、自分のムーブすべてを見せたいね。ポール・ロンドンなんかもいい相手だと思うんだよ。自分ができることを見せられるし、同時にロンドンのいいところも引き出せると思ってる。 俺は15年間この業界にいるけど、みんなが思ってるような危険を冒してるわけじゃない。他の連中よりワイルドなだけで、俺自身はそれで心地いいんだからね〜。 カート・アングルがECWを批判したことについちゃ、俺は有刺鉄線マッチなんて、やったことはないんだよ。ECWは、彼の言ってるようなんじゃない。ECWは別のスタイルを見せて、もし気に入ったのなら見に来てくれっていうことだったんだ。真実は、ECWのレスラーがやってたことを、ほとんどのレスラーができなかったってことなのさ。カートは仕事を欲しかったのか、ECWを見に来たけど、彼向きじゃなかったんだろう。多くのレスラーがECWにやってきて、結局はできずに去っていったんだ。 誰かがレスリングのレベルをハードに上げたからって、ハードルをもっと上げようって考えるべきじゃないと思う。自分に貢献できることがあるのなら、それをすべきだ。むしろ俺は、誰にも俺のムーブをやってほしくないね〜。 身体の状態はいいよ。4年間、膝の状態に悩まされてたんだけど、レスラーは治癒できる時間がないからね。怪我したってぇのは、もう闘えないっていう意味で、俺がそんなことになったのは僅かに2回だけさ。手術をしたのは今回が初めてだ。休んでも地位が危ないとは思わなかったよ。WWEはテストを怪我の間に解雇しちゃったけど、俺がそうなるとは思いもしてないさ。 WWEのTVはあんまり見てない。他の連中には興味ないんだもん。それぞれの仕事をしてくれてたらいいんじゃない。家に仕事を持ち込みたくないし、ソープオペラのストーリーが多くて、好きじゃないんだもん。俺がそういうのを極力避けて、リングの動きだけで観客を魅了してきたのを、みんなが知ってるだろ。俺のような運動能力を持ってない連中には、ストーリーは必要だと思うよ。この業界、それぞれにできることがあるんだから。で、俺は、業界でも最も運動能力を持ってるレスラーの一人だ。俺がギミックなんかで売ってるんだったら、怪我をしててもTVに出なきゃだめだろうけど、そうじゃないから、今はTVに出ないのさ。すごいムーブをやってる時は、ロープや梯子が壊れないことを望んでるね。でもそうなったとしても、俺はタフだからなんとかなると思ってるし、それが俺のスタイルさ。 遅いよりも速いスピードでやる方が、いい感じでできる。俺の安全をチェックしてもらう必要もないよ。誰でもやってるようなクローズラインやレッグドロップなんか、絶対にやりたくないね。俺がするんだったら、レッグドロップでも360度回転のレッグドロップだ。誰もやってないんだからね〜」なお、ヴィンス・マクマホンについては、「God」だそうで、ビジネスで最高のお手本で尊敬しているとのこと。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.07.01】 RVDはBetween the Ropesで語ったようです。適当にまとめると、 「医者は6-12カ月はかかるって言ってるんだけど、何たってRVDだからね、それより早くに回復するさ。今でもストレッチは続けてるよ。スタイルを変えるくらいだったら、もうレスリングは止める。スタイルを変えるつもりはまったくないね。でも、上層部はまた怪我をしないように、完全になるまではレスリングをさせたがってないんだ。またローリング・サンダーやファイブ・スター・フロッグ・スプラッシュ、そしてヴァン・タミネイターをするつもりだよ。 ECWのPPVは素晴らしかったよ。みんなもっと俺のトークを聞きたいと思ったんじゃない？ 少なくとも重要な人たちは、俺の話を聞くことは大事だと思ってくれたはずさ。リングに上がった時は、ホームに帰ってきたみたいな気分だったよ。みんなショーが最高だったって言ってくれた。もっとも、インベンションは嫌いだったし、みんな同意見だったね。ジョイ・スタイルも以前と同様に最高の仕事をしてくれたよ。これからECWがどうなるかわからないけど、もっと見たいと思う。もっとプランを話したいと思ってるんだ。俺はジェリー・リンと闘いたいし、次のECWのPPVがあって実現したらいいと思う。ヴィンスは俺を重要だと思ってるのか、色々と話してくれるんだ。 5つ星書店は、7月24日に2周年を迎え、マット・ハーディが来てくれる（愚痴りに？ それともニコニコして？）。彼がWWEに帰ってくるのかどうかは知らないけどね」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.07.30】 マンガ本屋のオヤジ（違うって！）は、故郷のバトルクリークでサイン会。こんなことを語ったとか。 「ここには年に2度くらい来るだけだけど、ここの出身だってことに誇りを持ってるさ。ファンと話してると、俺がみんなと一緒で、自分をスーパースターだって思ってる鼻持ちならない人種とは違うってわかってくれる。今はコミック店はロスだけだけど、バトルクリークでも展開してみたいよ。2カ月のうちにはレスリング復帰もしたい。ECWのPPVじゃトークもしたし、WWEのオフィスは俺がオープンに喋ることを喜んでる。だから、復帰したらもっとその部分を広げたいね。自由に喋ったのはECWのPPVが初めてで、台本もなければリハーサルもなかった。ポール・ヘイマンもヴィンスも、誰も、何を喋るんだって聞いてこなかったんだ。大変だったけど、素晴らしい気分だったよ。俺はずっとこの業界にいるんだから、誰かにああしろ、こうしちゃだめだって言われる必要はまったくない。みんな俺をちょっと違った目で見るようになったと思うから、復帰したらもっとキャラクターを広げたいね。ただ、どんなふうに記憶されたいって聞かれると、やっぱり運動能力で記憶しといてもらいたいな。それが俺の誇ってる部分だからね」 バトル・クリーク新聞では過去の思い出を語り、「フットボールや何かをするような生徒じゃなかったよ。ずっとレスラーになりたいって思ってた。みんなが体重を減らせって言ってたけど、大きくなることばかりを考えてた。学校はちっとも大事じゃないって思ってた。今思うと、もちろんそれは間違いだけどね。バトルクリークは昔とずいぶん変わって大きくなった。でもここの出身だってことに誇りを持ってる」とのこと。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.08.05】 RVDはシカゴでサイン会。Slam Sportsより。簡単に。 「ファンと会ってエネルギーを貰うっていうのが、この仕事の大好きなところさ。復帰したら？ まずカリートをやっつけたいね。子供の頃から、スリリングなことをするのが好きだったんだ。20代半ばまで……かみさんに会うまで、そんなことを続けてたよ。スカイダイブ、バンジージャンプなんかもやったけど、全然平気だったさ。いろんな面で俺は他のレスラーと違ってるけど、ファンはそこが好きなんだと思う。ファンは俺がタイトルを獲るのに値するって言ってくれる。ま、もうすぐかもね。レスリング以外でも興味があることはいくつかあるんだけど、なかなか時間が取れなくて大変さ。コミック店もその一つで、ブレット・ハートがサイン会に来た時は、みんな大興奮だったよ。でも、別に彼とWWEとの仲を取り持つためじゃなかったさ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.09.03】 RVDは復帰準備中。WWE.comでインタビューにだらだらと答えています。かいつまんで。 「膝の状態はいいよ。でも復帰までは時間がかかるんだ。今で7カ月目だけど、医者や同じような手術をしたアスリートたちによると、1年はかかるらしい。ちょっとしたトレーニングはしてるんで、そんな時は痛みが少しあるよ。でも再怪我の危険を冒させたくないっていうんで、復帰は急がされてない。手術する前よりもずっといい状態だと思う。すぐに復帰して毎夜ファイブスター・スプラッシュをするって状態ではないけどね。100％完璧にできるようにならなきゃ、復帰はしたくないと思ってる。 今は、ロスにいいトレーナーがいて、色々な動きをやってるよ。走ったり、ハードルを飛んだり、1本足でウエイトを付けてスクワッドをやったり、1本足でバランスを取ってパンチを受けたり、色んな方向に身体を動かしたりしてる。ジムじゃできないようなトレーニングさ。いい運動になってるよ（RVDのことだから、また変わったことを色々としてるんでしょね〜）。 休んでても、積極的に動き回ってる。ファンと会ってるし、コミコンやゲームコンに行ってるし、プロモートの仕事もしてる。WWEはイギリスやオーストラリアを始めとして、合衆国中に俺を送り込んでる。でもロードはタフだったから、いい休みにはなってるよ。リラックスしてよく寝てワークアウトするのは、ロード中じゃできなかったことだからね。ワイフと過ごす時間が増えてるのも嬉しい。ロードに戻っても、もっとワイフを連れて行こうかと思ってるんだ。 ECWの時はかかとを骨折したんだけど、数ヶ月休めって言われたけど、2カ月半ほどで復帰した。ちっとも身体が錆び付いた感じはしなかったし、今でもそうさ。たとえ1年休んでも、それは大丈夫だね。俺は16年間この仕事をしてるんだ。そんなに長くリングから離れてる気はしてない。むしろ俺よりもファンの方が長い気がしてるんじゃない？ ECWの時は手術しなかった。今回は大手術だった。膝蓋腱を自分の骨で接ぎ木して止めた。筋肉を切り取る代わりに色々として、治るまでに時間がかかるけれど保護にはなる方法だ。俺は手術をしたくなかったから、受け入れるのに苦労したけどね。でもやるとなったら、受け入れたさ。復帰までに時間がかかっても、100%になって復帰するよ。 ライブのロウで復帰できたら嬉しいね。俺はライブの方があってると思う。それにサマースラムを見た後は、HBKとやりたいって思ったんだ。ECWのPPVの後、みんなに俺を印象づけられたと思ってる。今までになかったPPVだし、絶対にまたやるべきだね。俺はレスリングができなかったから、マイクを持って本心を語った。シナリオはなかったし、誰も俺に喋る内容を指示しなかった。ポール・ヘイマンやヴィンス・マクマホンでさえもね。だからファンに対して好きなように喋れた。今まではみんな俺の一部分しか知らなかったのさ。WWEに来た時からそうで、まだ全部を見せられちゃいない。でも自分のことを語って、みんなも喜んでくれたと思う。ドラフトの後に出た時（カリート・カバナねん）も、ファンは同じようなエネルギーを期待してくれた。これからもあんな風にやっていきたいし、俺を重要な役割に押し上げてくれたらいいと思うよ。何人かの重要な連中（含ヴィンス？？）がやってきて、「素晴らしかった！ あれが君に欠けていた部分だ。よくやった！」って言ってくれたけど、実は最初っから持ってて、見せられなかっただけさ。まだまだ見せられるよ（しかし、そんなに良かったかぁ？ ECWのPPVでのRVDの喋りは？？？ カリート・カバナは、カリートのおかげで良かったと思うのじゃがぁ〜〜？？？）。 ECWのPPVは素晴らしかった。感動的だった。同じレスラー、同じファン、同じリング、同じエネルギーが溢れてて、5年前にタイムワープしたみたいだった。WWEのレスラーたち、ヴィンスとさえも、分かち合えたのが嬉しかった。俺もレスリングをして、俺が一番だって見せられたら良かったのにな。でも、次回があるって思ってるよ。 休んでる間に、たくさんのファンと出会えてすごく嬉しい。復帰までに、あちこちに行くからね。みんなが「早く復帰してWWEタイトルを獲ってくれ」って言ってくれてる。だからそのエネルギーを俺に送ってくれよね。きっとすごいことが実現できるさ！」 |