| 【本日のHHH 2004.01.11】 ロックはデイリー・テレグラフのインタビューに答えています。 「猛烈に忙しいが、俺はいつも忙しいことが一番だって思ってる。ただ、『スコルピオン・キング』の時は、映画撮影とWWE登場を両方しようとして、かなりまいっちまった。だから今回は、スムーズにどちらにも移行できればいいと思ってる。映画は大好きだし、レスリングではかなりのことを達成したからな。レスリングのファンは情熱的で、いつもロック様を応援してくれてる。これ以上のものはない。ロック様はいつも彼らを楽しませようと思ってるんだ。ヴィンス・マクマホンとはいい関係を保っているし、彼も俺をサポートしてくれている。6年前、WWEで始めた時、ロック様は一番強いやつ、あるいは一番大きいやつになろうとは思っていなかった。一番、になろうと思ったんだ。ヴィンスは、今の俺のゴールが俳優として確立すること、ファンを楽しませる映画を作ることにあるとわかってる。映画ではどの名前で出るか考えたが、ロックの名前を映画でもレスリングでも使うことにした。ただもし名前をドゥエイン・ジョンソンに変えたとしても、同じ男さ。『ランダウン』ではオスカー俳優のクリストファー・ウォーケンと共演した。彼と共演が決まった時、すごいぞ、と思ったね。俺は彼が大好きだったし、俳優として俺のレベルを上げてくれる人だし、学ぶことがいっぱいあると思ったからだ。一緒にやる人によってレベルが上がると、俺はいつも信じてるんだ。『ビー・クール』でも、トラボルタ等と共演する。楽しみでわくわくしてるよ」 |
| 【本日のHHH 2004.01.17】 ロックの名前を付けたダンキン・ドーナツ、クリームの詰まった新製品になるはずだったようです。「話が来た時、すげえ、OKだぜって思ったんだ。だけどちょっと考えて、みんなが俺をcrazy nut（ナッツを、かけてるのかな？）だと思うかもしれねえって思って、断った」というロックの談です。そのロック、イギリスの新聞、テレグラフのインタビューに答えています。彼は映画のプロモート中……す、すると、日本にも？？「こんなに成功するとは思わなかった。ほんの6年ほど前は、固いマットレスで寝て、ツナ缶とスパゲティで飢えをしのいでたんだからな。おい、ハリウッド、ロック様が来てやったぞ、なんて偉そうなことを言うつもりはない。ただ一所懸命、できるだけのことはやりたいと思ってるんだ。アーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスター・スタローンと比べられているのは知ってる。台頭してきた若い連中を蹴落とそうとするベテランがいるけど、彼らはまったく違って、応援してくれてるよ。実際、『ランダウン』の映画でも、アーノルドはちょいと顔を出してくれた。話をしたら『いいよ、今からやろうじゃないか』って具合だった。クールな男だ。彼は、かつて自分がいた地位に若いやつが来るのを、喜んでくれてるのさ。映画撮影は大変だな。監督のOKが出るまで、何度撮り直しをしたかわからない。けど、体型を保つ方は簡単さ。人生は短いんだ。俺はピザやハンバーガー、ダンキン・ドーナツが大好きだ。ただし、そいつらを食ったら、ワークアウトする。今朝も、5時に起きて一汗かいたさ。ワイフはすごい女だよ。決して金のために俺と結婚したんじゃない。だって知り合った時は、俺はからっけつだったからな。出会った時、一目でノックアウトされたんだ。映画撮影は、ラブシーンがあるから好きだな。レスリングじゃ、ほとんどないからね。だが、俳優としての演技に、レスリングは役立ったと思うよ。レスリングは大好きだ。確かに台本は決まってるし、セリフもある。俺は、勝った時は実力で、負けた時は台本だって言ってるけどね。だが、すべてを決めるのは観客さ。WWEとは2005年まで契約がある。レスリングは3万の観客の前で生でやる。この興奮は、比べるものがないよ。ただ映画は、長い物語が語れる。それが、今俺のやりたいことさ」 |
| 【本日のHHH 2004.01.30】 ロックはThe Jim Rome Showにて語った模様。 「アーノルド・シュワルツェネッガーは、『ランダウン』にちょこっと気楽に出てくれたんだ。スターたちはみんないい連中だよ。色々とアドバイスをくれている。自分自身でいて、誰の真似もする必要はないと言ってくれてるんだ。レスリングは好きだから、離れるつもりはない。だが、映画は色々な役ができて楽しい。レッスルマニアに、一晩だけだが、出るつもりだ。ロック様を、レスラーとか俳優とかじゃなくて、エンタティナーとして見てほしいな。いろんなことを学べる偉い連中、例えばクリストファー・ウォーケンなんかと一緒にいられるのが嬉しいよ」 |
| 【本日のHHH 2004.03.13】 ロックはジェイ・レノ・ショーに出演しました。日本でも見られるかな？ こんなことを言った模様。 「最近ハワイに帰ったが、すごい人気者で、エルビス・プレスリー並みだったぜ。女性がカメラを持って、『お願いしま〜す』ってやってきたんだ。だから、『ああ、いいよ』って腕を肩に回したら、『違うの、あたしと家族の写真を撮ってほしいのよ』ってきたもんだ！ ドライブしてたら、追っかけにあった。なんと、ヴィン・ディーゼルだと思ったんだとよ！ オヤジはいつも電話してきて、『次の映画に俺は出るのか』って聞いてきやがる。映画のために体重を落としたよ。ドーナツは大好きなんだがな。普通は、1ダースくらい平らげちまうぜ」 |
| 【本日のHHH 2004.03.28】 ロックは「ラン・ダウン」のDVD化にあたって、インタビューに答えています。 「『スコーピオン・キング』のあと、現代物で、愉快で、アクションのあるものをやりたかったんだ。ストーリーも良かったし、アクションによって損なわれてなかったからね。主人公のキャラも気に入った。ロザリア・ドーソンとの関係も気に入った。子供たちに見せられないようなシーンもなかったしね。たくさんの猿が出たけど、顔にひっついた猿は機械的なもので、あとはみんな本物だった。数時間猿たちと過ごして、すっかり慣れてくれたよ。ショーン・ウイリアム・スコットを、縄から自由にする時、うっかりちょこっと切ってしまった時には、驚いたけどね。ナイフがすごくよく切れたんだ。彼は許してくれてるだろうよ。二人ともいい雰囲気でできたし、友人になった。ちょっと不思議な気がしたけど、彼とはかなり似てるところがあるって思ったよ。アーノルド・シュワルツェネッガーも、ちょこっとだけ最初のほうで出てくれてるんだ。彼が見物に来て、一緒にランチを食べてる時に監督が思いついたことで、彼も気楽にOKしてくれた。彼とやるのは楽しかったよ。主人公のキャラは、映画に現れてるだけじゃなくて、深みがあった。18歳の時、俺はハワイにいたが、暴れたり悩んだりして、先がどうなるのかわからなかった。そんな経験を生かしたんだ。アーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスタ・スタローン、ブルース・ウイリスなんかと比べられるのは光栄だし、彼ら3人ともと話した。まず最初にストーリーがありきだと思うってブルースに言ったら、彼も賛成してくれたよ。サモア族の首長もやってきて、映画撮影の無事を祈願してくれた。おかげで、撮影がスムーズに行ったと思う。映画評も『ラン・ダウン』は『ミッドナイト・ラン』や『48時間』を思わせるって言ってくれたが、そういった感じの映画にしたかったんだ」 |
| 【本日のHHH 2004.03.29】 ロックは雑誌「サンディズ・パレード」で、現在ではレスリングすることは楽しみのためで、ビジネスに貢献したいからであり、ヴィンス・マクマホンは映画界で成功したいと思っている彼の気持ちをよくわかっていると語っているようです。まあ、たまに帰ってきて、観客を沸かせるという立場なんでしょうね〜。 |
| 【本日のHHH 2004.03.30】 映画『ウォーキング・トール』公開で大忙しのロック、色々なところのインタビューに答えていますので、適当に抜粋で。 ニュージャージーのThe Star Ledgerでは、 「レスリングで、毎週ライブで観客の前でやってたから、ずいぶんと役に立ってるよ。パンチの受け方、倒れ方、自分の身体の守り方、本当らしく見せる方法も学んだ。今回の映画でも、ずいぶんと役に立った。俺はほとんどスタントマンなしでやったんだ。レスリングはタフなスポーツで、オフシーズンがない。あの大変さはちょっと辛いけど、ロードや友人たちがちょっと懐かしく思うな。映画も同じロードだが、大人数で動く。スタイリストがいて、広報がいて……まるでエルビス・プレスリーになったような感じさ。好きなようにできてたのが懐かしい。ブロック・レスナーについちゃ、やつの決定を評価してるよ。やつは偉大なアスリートだ。ただ、NFLは大変だし、可能性は低いんじゃないかな。レスリング・ビジネスは確かに下降気味だし、サイクル的なところがあると思う。だから、みんな頑張らなきゃならない。俺は、WWEのメンバーが頑張ってないって言ってるわけじゃないよ。ただ、ストーリーが重要だ」 GW Hatchetでは、 「俺をレスラーであって俳優じゃないって言う連中がいるのも、別に構わないさ。役を選んで、一所懸命演じるだけだからね。別にオスカーを狙おうってんじゃない。できる限り最高の演技をしようと思ってるだけだ。『ウォーキング・トール』はその第一歩なわけだ。俺はレスリングが好きだし、レスラーであることに誇りを持ってるから、その事実を隠すつもりもない。名前をロックからドゥエイン・ジョンソンに変えることについては、最初、ちょっと考えた。けど、これから起きることで様子を見るつもりさ。いつかはラブ・コメディなんかにも出たいと考えてる。その時に『ハル・ベリーとザ・ロック』じゃ、違和感があるかもしれない。だが今のところは、ドゥエイン・ザ・ロック・ジョンソンだ。5年ほど前、俺は映画をやってみたい、映画を作ってみたいなって思ったんだ。で、ぴったりの役が来るのを待っていた。『ハムナプトラ2』の話が来た時、素晴らしい監督だったし、チャンスだと思ったんだ。セリフもまったくなかったから、演技についての心配もなかったからね」 ボストン・ヘラルドでは、 「『ウォーキング・トール』のリメイクは、俺自身のアイデアで、MGMに持っていったんだ。俺は最初の『ウォーキング・トール』が大好きだった。『スコーピオン・キング』撮影中に思いついたんだ」 そのロック、Fox Sportsでは、やはりレスナーの決定に対し、彼は立派なアスリートだけれど、チャンスは少ないんじゃないかと答えたようです。レスナーの決心は、レッスルマニアで聞いたとのことでした。 |
| 【本日のHHH 2004.04.02】 映画『ウォーキング・トール』が公開されるロックは、The Associated Pressでレスリングについて答えています。 「1年に1、2度は、リングに帰りたいんだ。ぜひそうしたいと思ってる。舞台出身の映画俳優が舞台に帰るようなもんだね。リングってえのは、ロック様にとっては舞台なんだ」 そのロック、ESPNのインタビューに答えています。 「最初の『ウォーキング・トール』の映画に触発されたんだ。あの映画には心を揺り動かされた。自分の足で立つこと、そこに答えがあるっていう映画だったよ。そりゃ、自身の手で法を執行するってことに関しちゃ、批判の声もある。ただ、俺のキャラクターのChris Vaughnは兵士だったし、戦士の心を持った男だったからね。彼の愛するものたちは、汚いカジノによって破滅させられていってたんだ。これは40年前に実際にあった話なんだよ。 スポーツ選手で映画俳優になるやつらは多いよ。スポーツと映画は似ている。観客を惹きつけ、活気づける。新たなレベルに上がろうと思って、映画俳優に転向するんだろう。俺も、新たな挑戦をしてるのさ。そして、新たな賞だって、ターゲットに入れてるよ。ラブ・コメディにも挑戦したいと思ってる。今は『Be Cool』で、アクションのないコメディを撮ってる。ジョン・トラボルタやユマ・サーマンが主演なんだ。コミカルで楽しい役所だ。半分黒人、半分サモア人のボディガードで、歌って、眉毛を上げて、そして、ゲイだ。 ハードに働いてるのは、俺は過去には帰りたくないと思ってるからさ。学生時代は辛かったし、卒業してからもそうだった。5年間ハードに働いたが、ずっと貧乏だった。背中の怪我もあってNFLは諦めざるをえなかった。ウォレン・サップやレイ・ルイスなんか、すごく高額な契約金を貰ってたけど、俺はそのほんの一部でも欲しいと思った。けど、無理だった。辛い時期だったよ。もうあんな時期には、戻りたくはない。それに、母親や父親にも楽させてやりたいしね。今までやった一番ひどい仕事？ コストコの駐車場で、カートを集めをした。俺は最高のカート収集係だったんだぜ」 まだまだ、インタビューに答えています。まあ、似たような話ですけどね。 「『ウォーキング・トール』は7、8歳の頃見て、すごく感動した。まあ、主人公がたくさんの悪者のケツを蹴り上げてたからだけどね。俳優になってからずっとリメイクを考えてた。『スコーピオン・キング』の撮影の時からだ。権利を持っていたから、MGMに話を持っていった。リメイクはオリジナルを尊重しながらも、新しい要素を付け加えたいと思った。でも大きく変えたくはなかった。この映画は、演技者としての次のステップだと思ってる。それからコメディもやりたい。『スパイ・ハンター』も控えてるんだ。どんどん成長していきたいと思ってるんだよ。『ウォーキング・トール』を見て、観客が考えるようになったら嬉しい。力じゃ問題は解決しない、だが、自分の力で立ち上がることが大切だってね。俺が映画界に進出して、たくさんのレスラーがアドバイスを求めてきたよ。映画をやりたいと思ってるやつらは多い。そんなやつらには、一つのタイプの俳優になることは難しくはないかもしれないが、色々な役をこなせるようになるのは大変だってアドバイスしてる。まず、レスリングの部門で一所懸命やって、いい俳優になることが大切だ、そうすれば、目を止められるだろうし、今後の役に立つってね。『ラン・ダウン』をやったあと、一つのタイプにこだわるのが嫌だった。もっとドラマチックなものもやりたいと思ってた。だから『ウォーキング・トール』を選んだ。これは事実に基づいた映画だったからね。批評家の評判もよくて、嬉しいよ。レスリングは好きだし、レッスルマニアに出場したのもすごく楽しかった。機会がある限りリングには復帰したいし、ファンを楽しませたいと思ってる」 |
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【本日のHHH 2004.04.03】 映画のプロモートで忙しいロックは、ハワード・スターン・ショーに出演し、WWEとの契約は今年まで、今後のことはまだわからない、ロックの名前は現在では彼自身が所有し、ヴィンス・マクマホンとは問題なく譲渡契約が進んだと語りました。ヴィンス・マクマホンが名前の権利を譲渡したのは先例のないことだそうです。彼自身はロックという名が好きだけれど、メディアがドゥエイン・ザ・ロック・ジョンソンと呼んでいる、とのことです。刺青についても語り、サモアの文化を表していて、ロックにとっては大切なもので、映画では1時間ほどかけてメイクでカバーされると答えたようです。 |
| 【本日のHHH 2004.04.04】 ロックはカンサス・シティ・スターで語っています。適当に。 「4年前に映画出演してから、いくつか話があったんだが、俺は人気がある時にだけ映画に出る有名人っていう感じにはなりたくなかった。俳優になりたかったんだ。で、名前についても悩んだよ。ロックとハル・ベリー？？？、う〜ん、どうなんだろうってね。WWEの中じゃ、そりゃ、全員が映画の成功を祝ってくれてるわけじゃない。トップの連中の中には、一握りほどだけど、批判的なやつらもいるさ。でも大抵は、『ヘイ、ロック、『ラン・ダウン』を見たぜ。おめでとう。批判するやつもいるけど、ま、それがこの業界の常さ』って言ってきてくれる。アクションは50歳くらいまでやれるだろう。けど俺の目標は、アクション・スターとしてブレイクすることじゃなくて、素晴らしい俳優たちと共演して、チャレンジすることなんだ」 |
| 【本日のHHH 2004.04.07】 すっかり映画俳優になってしまったロックですが、グランドマーシャルのレースに顔を出したようです。適当にかいつまんで。 「映画を作る作業はとても楽しいよ。製作の過程や、役に入り込んでいくところなんかね。次回作の『スパイハンター』じゃ、すごい車も登場する。レスラー時代は、ロードで街から街へと移動していた。家族と離れなきゃならないし、家族には犠牲を強いることになる。タフな仕事さ。でも、多くの観客の前でライブで顔を出すのは素晴らしいことだった。みんなその夢のために、犠牲を払ってるんだ。ただこの4年間で、今までにいなかった俳優たちの友だちができた。俺はまだこの業界じゃ新入りだけど、いい映画を作りたいって思ってるんだ」 MTVでは刺青について語っています。 「ポリネシア、サモアの文化じゃ、刺青はすごく大事なものなんだ。精神的なものを表してて、愛や忠誠、加護を物語っている。胸まで入れたけど、もうほとんど終わったな。ま、これは終わることがないものだから、ちょこっと付け足していくかもしれないけどね。映画じゃ刺青は隠したよ。だいたい2時間くらいかかったんじゃないかな。みんなが『ロック、すご〜く素敵な刺青じゃない』って言うんで、その説明をするのにも、1時間半はかかるしね。2人の精神的な芸術家が施してくれた。これは俺たちにとっちゃ、誇りなのさ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2004.06.04】 Finally〜〜〜、WWE.byte thisのゲストは、ザ・ロックでした！ かいつまんで。 「いつ帰ってくるのだとみんなから聞かれるが、まだ確かなことはわからない。だが、ロック様はヴィンス・マクマホンも含め、WWEのみんなと密にコンタクトを取っている。タイミングの問題だし、どういったシナリオでロック様が一番協力できるかにかかっているのだ。今は『スパイハンター』にかかりはじめているが、ジョン・ウーはすごい監督で、色々と計画をしてくれているようだ。そのため、今、しばらく休暇がある。久しぶりに家族と過ごせ、ロスに買ったばかりの家のことで色々とできて嬉しいね。レスリングは好きだから、すぐに復帰したいとは思ってるんだ。『ビー・クール』では、ジョン・トラボルタと共演した。ロック様はずっと彼のファンだったし、彼はクールですごくいい男だよ。MTV movie awardsにも出演する予定で、放送は来週になる。ヴィンスはロック様に多くの機会を与えてくれて、ロック様は感謝してる。一所懸命働いてるが、ラッキーだと思ってるぜ。 数年前には、ハリウッドに行ったためにロック様は裏切り者だと言われたことがあった。誰でも自由な考えを持てるから、ロック様は別に気にしてはいなかった。ただ、ロック様は一所懸命やっていただけに、ちょっと困惑したね。しかし一部のファンだけであって、大多数ではなかったと思う。ロック様ができることは、とにかくみんなを楽しませ、面白い映画を作ることだった。機会があるたびに、ロック様はレスリングが好きで、レスリング出身であることに誇りを持ってる、と言い続けることだったさ。レスラーの友人は常にロック様の友人で、これからも変わりのないことにも誇りを持っている。ありがたいことに、もはやそんな話は聞かなくなった。ロック様のファンは、ロック様の映画が好きだと言ってくれてるし、いつでもレスリングに帰ってきてほしいと言ってくれていて、ほんとに嬉しいね。 ロック様がWWEのレスラーにハリウッドの門戸を開いたとは思ってないね。ロック様以前にも、映画に出たレスラーはたくさんいる。うまく演じた者もいれば、そうじゃない者もいる。みんなWWEやプロレスラーについては知ってるし、見たかったらチャンネルを合わせれば見られるんだ。機会は常にあるし、HHH、ミック・フォーリー、スティーブ・オースティンなんかも、やりたかったらできるだろうさ。むしろ、ロック様はプロレスのパフォーマンスのレベルを上げたと考えたいね。 ロウがロック様のホームタウンに来た時で、ロック様がそこにいる時は、いつでもショーに出たいと思う。新しく出てきたスーパースターと絡むことができるのも嬉しいし、コーチマンのケツを蹴り上げられるのも楽しいさ。ホームタウンでするのはまた格別だ。ブライアン・ゲベルツ以外の誰にも圧力をかけるつもりはないけどね。 スマックダウンのショーも、時間がある限り見てるよ。ジョン・シーナはよくやってると思し、他の連中も本当によくやってる。ロック様はみんなとコンタクトを取ってるし、ハードでタフなスケジュールをよくわかってる。チャンスを捕まえて頭角を現してきた連中は、頑張ってると思うな。レイ・ミステリオやエディ・ゲレロなんて、ほんとによくやってるじゃないか。ロウでも、クリス・ベノアを初めとして、みんな頑張ってる。ただ、もっと観客と密接になって沸かせられたらいいと思うよ。リングの中でパフォーマンスするだけじゃなくて、カーテンを開けて出た瞬間から、ショーは始まってるんだからね。 長い間怪我をせずに来られたのは、すごくラッキーだったと思ってる。同時に、プロ中のプロとやれたおかげだね。最初は、レスリングを別のレベルに引き上げたミック・フォーリーと組むことができた。アンダーテイカー、HHH、オースティン、その他の最高レベルのレスラーたちと闘えた。彼らは相手を怪我させるようなことはないし、ロック様も自分自身を守り続けた。高いところから飛び降りなんてこともしなかったし、そんなレスラーになるつもりはなかったからね。 子供をレスラーにしたいかと言うと、させたくはない。しかし、やりたいと言ったら、止めることはできないだろう。その場合は、ロック様がコーチするさ。子供がレスラーになりたがってるんだが、とロック様はよく相談を受けるが、この業界は働きがいがあるし、悪くは言わない。ただ、大変な部分があることは確かだ。ロック様の娘がレスラーになるってことはないだろうさ。 サマースラムに出るかどうかはわからない。しかし、トロントはいいところだったし、ロック様がホーガンのケツを蹴り上げた思い出の地だね」 |
| 【本日のCafe de Rene 2004.07.08】 ロックは映画『ウォーキング・トール』のプロモートのため、イギリスのラジオで語ったようです。 「イギリスはじいちゃんがレスリングのトレーニングを始めたところだし、ママもここの学校に行ってたんだ。『ウォーキング・トール』のオリジナルDVDを探してた時、リメイクの話が来た。暴力的な映画は好きじゃないが、この映画じゃ、人は一人も死ななかった。それが良かったね。アクションはあるが、意味のない暴力シーンじゃない。アーノルド・シュワルツェネッガーは、また映画界に戻ってくると思うよ。彼やスタローンとは友人さ。俺は、自分自身を次代のアクションスターだとは思ってないな。レスリングは大好きだし、機会がある度に戻りたいと思ってる。ヴィンス・マクマホンとはずっといい関係だから、映画に進むことに問題はなかったさ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2004.07.09】 ロックはフィラデルフィアのTVに出た模様。 「映画で成功したのにどうしてレスリングをやるんだって聞く連中が多いが、ロック様はレスリングを愛してるし、ライブの観客がロック様にくれるパワーほど素晴らしいものはないからだ。どんなにビッグなスターになろうと、ロック様はレスリングを離れないつもりさ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2004.07.10】 ロックは映画『ウォーキング・トール』DVDのプロモートで渡欧中。ドイツのTop Of The Pops showに出て大人気だった模様。なお、そのロック、イギリスのエンパイアで映画について答えています。 「『スパイ・ハンター』は、ジョン・ウーが監督する予定だ。脚本も1、2週間のうちには上がってくる。すごく楽しみだ。プラハやアムステルダムで撮影予定だが、もし遅れるようなら……ユニバーサルの『Doom』が先になるかもしれない。TVゲームに基づいた映画だ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2004.07.11】 ロックはイギリスのJonathon Ross chat showに出演したようです。 「ライブのレスリングから得られる感覚は、較べるものがないよ。いつも観客を興奮させようとしてるんだ。この身体を保つために、ワークアウトして食べるものに気を遣ってる。ドーナツはロック様の弱点で、1度に24個は食べられるけど、そんなことは滅多にしないさ。WWEがイギリスに来た時には、観客は最高に沸いてくれる。レスリング・ビジネスは確かにサイクルがある。ロック様が始めた頃は、下向きの状態だった。今は徐々に上向きつつあるんじゃないかな。妻は大学時代に知り合った。男同士のグループで飲んでて、女同士のグループがいた。一人の女の子がやって来て、俺の肩を叩いて自己紹介した。で、結婚したわけさ、ハハハハハ。最高にハッピーな生活を送ってるよ。映画を作るのは難しい。演技も大変だ。でも、いい映画を作ろうと思ってやってるんだ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2004.07.29】 ロックはオーストラリアで映画『ウォーキング・トール』のプロモート中。インタビューに答えています。 「子供の頃はラグビーをやってたが（サモアンでしたね！）、アメリカでフットボールを始めた。背中の怪我でNFLでプレイする夢は断たれたんだ。NFLの友人たちと時々議論になるんだが、やつらはフットボールのほうがタフだって言う。俺は、じゃあ、装具をはずしてやてみろよって言ってやる。ラグビーはノンストップだし、スクラムは凄いし、よっぽどタフだと思うぜ。『ウォーキング・トール』じゃポルシェのライトをぶっ壊すシーンがあるんだが、その振りをするだけでいいのに、俺は実際にぶっ壊しちまった。まあ、スタジオが費用をもってくれたんだろうな」 |
| 【本日のCafe de Rene 2004.08.21】 ロックですが、先週サモアを訪れた時に、表彰されたようです。Son of Malietoaの称号（？）を、Malietoa Tanumafili 2世から授けられたとか。「これほど感激して泣いたことはなかったよ。人生が変わった瞬間だった。単なる称号じゃなく、深く血に根ざしたものなんだ。この旅行で、あらためて俺の文化と伝統を誇りに思ったよ」ということです。 |
| 【本日のCafe de Rene 2004.08.28】 サモアで称号を受けたロック、サモア観光局で語ったようです。 「人生が変わった瞬間だったよ。決して忘れないだろう。首長にはこの称号を誇りに思い、相応しくあり続けるつもりだって答えた。首長は、おまえはもうドゥエイン・ジョンソンではなく首長の息子だと言ってくれた。馬鹿な行いは過去に置き、サモアの首長として相応しく生きるのだと言われ、すごく感動した。称号を与えられたってだけじゃなくて、俺の血に根ざすものなんだ。身体の刺青は、去年全部終えたんだが、俺の成功、失敗、家族への愛、戦士の心意気、家族への忠誠、なんかを語ってる。胸から肩、背中にかけて覆われた鎧のようなものなんだ。俺の祖父も全身を刺青で覆ってるんだ。サモアに帰ってきたのは子供の時以来だが、これほど感動して泣いたことはないよ。こんなことが起きるとは思ってもみなかった。ここの人々は西洋文化の影響を受けていないんだ」 |