【本日のHHH　2008.03.21】
ジェフの家の火災を発見したマット、ブログで生々しく語っています。それによると、「金曜日、いつものようにロードの準備をしていて、15日の夜 中、飼い犬ルーカスが外に出てたので出たところ、煙の匂いを感じたんだ。ガレージ付近から見ると、森が燃えているのが目に入り、ジェフの家のすぐ近くとわ かった。最初は、ジェフが何かゴミを燃やしているのかなと思った。火が大きかったんで、車に飛び乗ってジェフの家に駆けつけることにし、彼の家の火災を目 撃したんだ。　　ジェフの名前を叫びながら家に走り寄った。ジェフと彼女のベスが火事に巻き込まれたというのが、一番の恐怖だった。
　家のドアを蹴破りジェフの名前を叫んだけれど、高熱と煙で数秒もいられなかった。別のところにまわり、ジェフの車がないことを発見した……二人が家の中にいないことを必死で祈ったよ。
　慌てて飛び出したので携帯を持っていず、家に取りに帰る途中、消防のサイレンを聞いた。家からジェフに電話したけれど留守電で、次にベスに電話して、連 絡がついた。ジェフはそばにいて、食事後、シャノン・ムーアのタトゥ・ショップでハーディボーイズの刺青を首に入れているところだった。ジェフの最初の言 葉は、家に入って犬のジャックを出してくれということだったけど、もう遅過ぎる、みんな燃えてると説明した。
　ジェフの家に戻ると、消防士たちが映画のシーンのように炎と格闘を繰り広げてた。ジェフとベスが駆けつけ、彼らは絶望に沈み込んだよ。消化は午前4時ま でかかった。すべてのものが燃えたけれど、最大の悲劇は愛犬のジャックだった。　　ジェフとベスは俺の家に落ち着いたが、すごいショック状態だった。人生 最悪の出来事だった。俺は一睡もせず、その後次のロード地へと旅立たざるをえなかった。　5日経った今でも、現実のこととは思えない。ジェフとベスが家に いなかったのが幸いだった。原因は今のところ、電線の破損のように思える。色んな噂があるけど、正しておきたい。
　ジェフは具合が悪く、眠れず、今までに見たこともないくらいひどいストレスを受けている。みんなのサポートが必要だ。家族、友人、ファンがすごくサポー トしてくれてるのには、感謝してるよ。もしジェフやベスの写真を持ってたら、送ってくれ。ジェフのレスリング・ギアや、フィギュア、雑誌なんかを持ってた ら、俺に送ってくれ。ジェフやベスに似合うなと思う服があったら、送ってくれ。ジェフとベスは家を新しくすることを考えてるんで、新しく家庭を築けるもの があったら送ってくれ」とのこと。

【本日のHHH　2008.10.04】
ジェフ・ハーディはボルティモア・サンで語る。
「この数ヶ月に起こったことは、人生最大の悲しい出来事だったよ。ICチャンプを失って謹慎になったのは、俺は包み隠さなかったから、みんなが知ってるこ とだ。その週の金曜日に家が火事にあってすべてを失ったけど、一番悲しかったのは犬が死んだことだ。火災の話はよく聞くけど、まさか自分の身に起きるとは 思わなかった。決して忘れられないね。犬のジャックの遺体を灰の中から見つけて、泣いた。悪夢だったね。復帰して、何とかやってきて、今はベスも俺も、乗 り越えられたと思ってる。何もかも失ったからって、死ぬわけにはいかない。そんな中で生きていかなきゃならない。良くなるように頑張ってるさ。新しい家を 建築中で、春には移り住めたらいいと思ってる。マットが自分の家に招き入れてくれたのは、すごくありがたかった。
　ファンがいろんな物を送ってくれたのも嬉しい。マットが送り先をネットに載せた後、毎日のようにすごい荷物が届いたよ。ベスが色々とやってくれたけど、 フィギュアとか、服とかが、洪水のように送られてきたんだ。俺のスタイルじゃないものもあったけど、みんなが気にかけてくれたその心が嬉しい。ファンのサ ポートに驚いた。その心が頑張ろうって気にさせてくれる。
　レッスルマニアは俺がマネー・イン・ザ・バンクの中心になるはずだったのに、参加できなくて、代わりにマットが怪我から復帰した。俺はラダー・マッチが 好きだったから、見てたよ。ちょっとがっかりしてたけどね。でも俺は謹慎中だったから仕方がないことだ。あと1回でアウトだから、気をつけてる。レッスル マニアは悔しかったけど、ジェリー・ローラーの絵は見に行った。いい仕事をしてたんじゃない？　小さなミスを犯したと思ったけど、みんなにとっちゃ大き かったんだね。　ナッシュビルの空港での話は、大きくなり過ぎてるよ。み〜んな結構飲んでたんだ。俺もかなり飲んでた。でも、別に乱暴とか働かなかった。 ふらふらしてたから、誰かが酔っぱらってるって言ったんだろね。俺は機中で寝てた。覚えてるのは、セキュリティが起こして、「ハーディさん、あなたは酔っ ぱらってるようなので、飛行機に乗ることはできません」と言われたことさ。マットが「どうして？」と聞いてくれたけど、「ずっと寝てるし、こんなこと以前 にもあったよと」俺は言ったけど、協力してそのまま飛行機から降りた。これで会社の信用を失ってはいない。家に帰って、事情を説明する電話をしたよ。ネッ トでネガティブな噂が流れて、嫌になっちゃったね。ベスが一緒にいて逮捕されたなんて噂も出た。俺は逮捕されたこともないよ。密輸で捕まったなんて噂も あったんだからね。
　俺はWWEチャンプになろうがなるまいが、自分のやってきたことに誇りを持ってる。次の試合が最後になっても、振り返って、誇りを持てるって言えるね。 マットは俺よりもライバル心が強い。俺よりも先にWWEチャンプになりたいと思ってるんじゃない？　ECWチャンプになって、先に行ったと思ってるかも ね。でも俺はそれほど競争心がないから、マットがチャンプになって嬉しいよ。そのうちに、俺もなれるかもね。
　危ない技のアイデアは、クリエイティブ・チームから持ってくるよ。俺自身が「自信がないよ」と却下することもある。スワントーンをやる時は、いつでも自 信がなきゃね。自信がなきゃやらない。ランディ・オートンに喰らわしたのは、すご〜く高かったから、クレージーなことだった。ウマガに喰らわしたのもそう だ。誰も、セットアップされた高さを見たら、「すげ〜度胸がいるぜ」って言うね。危な過ぎるって却下されることもある。ブロック・レスナーがいた時、ポー ル・ヘイマンにスワントーンするのをレスナーが空中でスピアーするってアイデアは、ダメだって言われた。自信があるよって言ったけど、却下されたから、何 度か実際にやってみなきゃならなかった。ハイリスクの動きは、何度も練習せずに、いつも一回で決めてるんだ。みんな信頼してくれてる。失敗する時はするだ ろうけど、みんな信頼してくれてるし、スワントーンに関しちゃ特にそうだ。長年やってきたんだから、みんなできると思ってくれてる。
　ノーマーシーじゃHHHと対戦するけど、チャンプになるために何かを証明しなきゃならないとは思ってないね。でも他のみんながそう思ってるってのはわ かってる。ファンも俺がWWEチャンプになることを願ってるからね。だから、俺のキャリアにとっては大きな試合だろう。ランディ・オートンと戦った時も チャンプ戦だったから、大きな試合だったけど、今度もそうだね。
　まだやってない相手でやりたいのは、レイ・ミステリオだ。タッグは組んだことがあるんだけどね。レイがロウに来て、やったぜ、すごい試合が出来るぞと 思ったら、俺がスマックダウンに行っちゃったんだもん。マットともやりたいよ。俺たち兄弟は、オーエンとブレットの争いが大好きだったんだ。みんなも見た いと思うよ。
　スマックダウンのチャンネルが変わるのは、新鮮でいいね。新しいことはいつもエキサイティングさ。俺もスマックダウンで居心地が良くなってきた。みんなTVを見てくれよ」

【本日のHHH　2008.11.20】
オーランド・センチネルでのジェフ・ハーディのインタビューを適当に。
「ペイントの復活は、ちょっと昔の俺を彷彿させたかもね。昔はやってたけど、新しいキャラクターの面を見せられるし、次に何をするかわからないって気にさ せるだろ？　エクストリーム・ルールでやった試合だって、リスクはすごくあるけど、俺にとっちゃ快感だし、ラダー＆チェアー・マッチよりもすごいことがで きると思うんだ。結構好きだよ。慎重さは捨ててるね。躊躇っちゃった方が怪我するんだ。ラダーからダイブするのは大変だよ。でも俺はもう31歳で、経験は 豊かだし、幸運なことに大きな怪我も手術もなくやってきた。だからやり続けたいね。ショーでベストを尽くしたいと思ってるんだ。兄のマットは膝と肘を手術 した。俺より若い連中だって、もっと手術してる。俺は幸運だね。続いてくれるといいよ。
　マットが俺より先にチャンピオンになったけど、競争意識はないよ。マットは十分に値するさ。俺よりも彼の方がずっとレスリングにまともに向かい合ってき たし、熱心だった。行き当たりばったりじゃなくて、他のことにも関心を向けなかった。俺は他のことに関心を向けちゃった時があったからね。でも今は、俺も 他のことをする時間がなくて、WWE一辺倒さ。それに今は楽しいんだ。みんなができないって思ってる違う面のジェフ・ハーディを見せたいのさ。
　WWEチャンプになることは、小さい頃からの夢だよ。今まで沢山タイトルを獲ってきたけど、止める前にこれを加えたいね。WWEチャンプだったって言え たら最高さ。今までも何度も近くまでいったし、今回は面白いストーリーがある。だから沢山のファンも俺の成功を願ってるんだろう。だけど失敗しても、卑下 したりはしないね。俺は今まで沢山のことを達成してきて、それを誇りに思ってるからね。タイミングってもんもある。HHHは、いつもトップとして俺の前に 立ちふさがってきた。夢を持って、諦めなきゃ、勝ち取れるさ。みんなができないっていったら、俺は余計に張り切るんだ。
　今年はハードだったよ。マットが12で俺が9つの時、母親が死んだけど、その時のようだった。火事で家とすべてを失い、犬も死んだ。大人になってから、 最大に悲しい日だった。でも悲劇は乗り越えていかなきゃならないし、人生は続いてる。新しい家もできつつあり、うまくいってるよ。身体も大変だけど、もっ と悪くなってたかもしれない。今は感謝してるさ。トレーラー・ハウスを買ってたのは、俺がまだ若かったからで、どれだけレスリングが続けられるかわからな かったし、何か自分のものがほしかったからなんだ。家を建てることは考えてたよ。家は立派な物を建てる予定さ。
　復帰は、ちょっと神経質になってた部分もあれば、切望してた部分もあった。みんなを見返したいってところもあったからね。いい時も悪い時も支援してくれ たファンに感謝してるし、彼らがいなかったら今の俺はないだろう。レスリングの思い出の物や、服、色んな物を送ってくれたよ。こういった話はよく聞くけ ど、自分に起こるとは思ってもみなかった。沢山の服やアクション・フィギュアや、レスリングの雑誌や思い出の物を送ってもらった。新築の家に置くことがで きるものが沢山あったよ。マットの家の地下室に溢れてる。謹慎後、WWEは俺を信頼してくれてるよ。まだ疑問視する人もいるだろうけど、俺はWWEのため に頑張ってきたんだ。疑問視するのはよくわかるし、おかげで、俺も頑張ろうって思うな。
　HHHやアンダーテイカーといい試合ができるのは、彼らがベテランだからね。マットと俺も、ベテランって言われることがある。プロフェッショナルで、や ることがわかってて、WWEや自分たちのためになることをわかってやってるからね。HHHやアンダーテイカーは、そんなベテラン中のベテランなのさ。プロ レスのことになると、俺はいい聞き役なんだ。マットはどっちかっていうとコーチ的で、俺は生徒的だ。でも俺はしっかり聞いて、自分でできる最高のことをす る。アイデアをもっとよくしようとする。違ったところから考えるのが上手いんだよ。ただ、正しい方向にそれを入れてくれる人が必要なんだ。で、それがうま くいったら、最高の試合になるのさ。
　次のレッスルマニアは、何が起るかわからないね。俺に限界はない。最高のスポットが来るさ。マネー・インザ・バンクじゃなかったら、それ以上のものが ね。ラダーマッチに出ないのは想像しにくいけど、まだわからないね。色々と変わってきたからね。今、スマックダウンは最高にエキサイティングなショーに なってる。ジェフ・ハーディが次に何をするかなんて、誰にもわからないさ」

【本日のHHH　2008.12.08】
マット・ハーディのインタビューを、チャールストン・ポスト＆クリエより。
「ノースカロライナやサウスカロライナでの公演は最高だよ。なんたって、家から行き帰りができるんだからね。ファンもみんな俺の出身を知ってるから、応援 してくれる。今回はジャック・スワガーと対戦予定だけど、楽しみにしてるんだ。違った相手とやるのはいつも楽しいし、彼には才能があると思うよ。タフな試 合になるだろうな。ECWチャンピオンでいるのは楽しいし、挑戦のしがいがある。チャンピオンは俺の目標だったからね。マーク・ヘンリーとも、彼にとって は最高の試合ができたんじゃないかな。会社側も喜んでると思う。まだまだスタートラインに立ったところだから、これからが楽しみさ。もっと良くなっていく と思ってるよ。トニー・アトラスが加わったことも、良かったと思う。マークはずっと一所懸命やってきてたからね。
　ヨーロッパツアーでやった怪我は、確かに痛いさ。でもアイシングとサポーターで頑張ってる。タフなスケジュールだから、怪我は付き物さ。抱えてやってかなきゃならない。
　弟のジェフに関しちゃ、2度謹慎を喰らって、もう一度喰らうとアウトだけど、気にしてる風はないと思う。ジェフはジェフだからねえ。2003年くらい は、彼のことをずっと心配してたけど、今は大丈夫だと思ってる。HHHとの最初の試合、ジェフはリングから彼に飛び込んでいって、HHHは除けて、床にま ともに激突した。うわあ、大丈夫なのかって俺は思ったけど、ジェフは大丈夫で、危険を冒すことをまったく気にしてなかった。彼はまったく結果を気にしてな い。ジェフは自由な精神の持ち主で、システムにしたがってやっていくのは、彼にとっちゃ大変なことだろうけど、でも、今は上手くやってると思うよ。彼は身 体を張ってWWEのために尽くしてきたから、タイトルを与えるのも相応しいと思うさ。精神的にも成長してきたから、むしろ、今のポジションは遅過ぎるくら いだと思ってる。二人ともチャンピオンで、歴史に残るタッグチームになると思うよ。
　リタとは、よく話してるし、友好的に上手くやってるよ。過去のことは反省して、間違いは二度と犯さないようにしていかなきゃね。
　あと4、5年は、レスリングをやり続けたい。体は大丈夫だし、まだまだやりたいことがあるさ。ECWチャンピオンに誇りを持ってるけど、目標はWWE チャンピオンだ。ECWでキャリアを終えるつもりはない。まだまだECWでできることはあるし、新しい連中を助けたいと思ってるけどね。新しい契約をした ところで、まだここにいるだろうけどね。
　試合の時間が少なくなっても、キャラクターをもっと見せるのは大切だと思うんだ。ECWも、ストーリーを語って、観客の感情を湧き起こすことが大事だと 思う。1つの試合に時間をかけるとか、ストーリーを語ることに時間をかけて、何もかも詰め込むっていうの避けるべきだと思うよ」

【本日のHHH　2008.04.09】
ハーディズの兄弟喧嘩、パパは心配していない？　マイアミヘラルドで、マットは語る。
「親父は俺たちの大ファンで、いつTVに出るんだって、いつも聞いてくるんだ。だから、今日はロウだ、スマックダウンだって、教えてる。で、いつもTVを 見てる。今日はちょっと厳しいことを言うよって親父に言ったら、「大丈夫さ、問題ないよ」って言ってたさ。犬の首輪のエピソードは、「ちいっと気分が悪い し、見なきゃ良かったって思うよ」ってことだったけど、説明したらわかってるよってことだったさ。俺たちみんな、犬のジャックを愛してた。今、TVで言わ れるようになって、有名になって、みんなが覚えてくれるようになったんだ。
　ジェフと対戦できるようになって、エキサイティングだと思ってるよ。俺たちの目標はWWEタッグチームチャンピオンで、それを7回達成したんだからね。 ダッドリーズが俺たちのお手本だったし、彼らやエッジ＆クリスチャンとずいぶんと闘ってきた。ただ、俺たちはハーディ・ボーイズで、彼らはダッドリーズ だったけど、エッジ＆クリスチャンは、いつも二人の名前で呼ばれてた。それは大きなことで、同じ名前だと時間が経てば経つほど、分けがたくなるからね。 ファンはいつもジェフと俺のタッグを見たがる。それはよくわかるよ。でもプロとしては成長していきたい。ジェフがWWEを辞めて、俺はしばらく一人だっ た。ジェフはしばらくTNAでもやった。で、以前よりすごくなってWWEに帰ってきたんだ。シングルとして確立したと思ってる。二人ともずっと、タッグも 素晴らしいけど、シングルでレッスルマニアで対戦できたらすごいよなって、言い続けてきたからね。
　ネットじゃ、ジェフを陥れた犯人はクリスチャンだって噂があったけど、そうじゃなかったのさ。レッスルマニアまでの長いストーリーだった。ネットって、 おかしいよね。噂がほんとのことのように信じられるんだから。でも、レッスルマニアで終りじゃないと思うよ。話は始まったばかりさ。ストーリーは俺たちの アイデアばかりじゃないし、個人的なことも盛り込まれたけど、俺たちは完全にプロとしてやっていけてると思ってる。そりゃ、親父も絡んだら面白くなるかも しれないけど、親父は古い人間だし、飛行機が嫌いなんだ。TVでPPVを買って見ている方が好きだろうね」