【本日のHHH　2010.01.12】
テッド・デビアシJrは、ブレット・ハートのロウ復帰を喜ぶ。オタワ・サンより。
「7歳の時、親父の試合を見に行ってたんだ。だけど、ヒットマンも俺のヒーローだった。彼が入場してきて、最前席の俺を見て、サングラスをくれた。今でも それは宝物さ。彼の復帰は最高だった。大ファンだったから、仕事をしに来てるんだってことも忘れそうになったよ。ホテルで会って、話をして、励ましても らった。最高のレスラーに、いい仕事をしてるよって言ってもらえるのは、間違ってないんだって思えるからね」
ブレット・ハートは、カルガリー・ヘラルドで復帰について語る。
「な〜んか変な気分で、現実とは思えなかったね。これってほんとのことかって、ずっと自問し続けてたさ。ただ、これからどうなるかは、言いたくないね。 ま、ヴィンスを殴ることは、構わないけどね。HBKとは、色々とアイデアがあったけど、前もって話はしなかった。だけど、彼は誠実だったと思うよ。謝って もくれたしね。彼が泣き出すんじゃないかと思ったことも、何度かあった。TVの中じゃ、ほんとの感情も現れて、俺は驚いたけど、彼もそうだったんじゃない かな。
　俺の復帰は、ホーガンのTNA参戦よりずっと前から交渉があったし、経済的な問題からでもないよ。多くの人たちと同様、去年の株暴落で、俺もちょいとは 心配している。でも、取り戻してきたしね。ちょいとした小遣いを稼ぐのに躊躇いはないけど、絶対に必要だってもんじゃない。むしろ、ハート・ファミリーの 伝統を継続させることを考えてるのさ。父親のスチュ・ハートがレスリング殿堂入りするんだし、DVDも発売されるからね。ナタリアやDHスミスの手助けに もなりたい。それに27歳の彼女が大学で法律の勉強を終えるまで、俺は暇ですることがないからなのさ」

【本日のHHH　2010.01.20】
ビッグショーはイギリスのサンで語る。
「俺の地位を奪うようなやつがいないね。それに、まだまだそうさせるつもりはない。俺くらいでかくてすごいやつが現れたら、引退を考えてもいい。それまで はトップに君臨して、できる限りファンを楽しませるつもりさ。若い連中も、上を目指して頑張ってほしいね。俺たちはみんなそうやってきたんだ。若い連中 は、自分たちの力でやってかなきゃね。そうしたら、ヴィンスだって考えてくれる。チャンスはみんなにあるんだからね。ジョン・シーナなんて、いい例だ。彼 は一所懸命頑張ってきた。俺はシーナをすごく尊敬してるよ。彼はショーやインタビューやチャリティやらで、2ヶ月間家に帰らなかったこともある。シーナが 一番優れてるところだ。シェイマス、コフィ、テッド・デビアシ、コディ・ローデス、ミズなんか、業界の未来だ。才能はある。あとは、どれだけ頑張るかだ ね。俺たちはロードの不満を言わないし、家に帰れない不満を言わないし、ちょっとしか眠れなくて午前5時にインタビューを受けることだって、不満を言わな いぜ。団体を成功に導くために何でもしてるから、トップにいられるんだ。多くの連中は、今いるところに満足して、進んでそんなことをやろうとしない。俺は 不思議に思うね。ベテランは、何でみんなチャンスを掴もうとしないんだと思ってる。だからこそ、俺たちがトップにいるんだけどね。
　もちろん、俺だって家にいたい。だけど、2007年に休んでた時、ワイフが仕事に復帰しろって言うんだよ。「なんで？　お金が足りないのかい？」って聞 いたら、「いいえ、お金の心配はないわ。でも、あなたが家にいると、きれいになるために毎日すね毛を剃らなきゃだめだし、送り迎えしなきゃだめだし、それ が週に何日かだったら別に構わないんだけど、毎日なんだも！」って答えだった。マイペースの女性なのさ。俺が仕事に出てる方がいいらしい。俺も、昔は一所 懸命やってないって批判があったし、ちょいとは事実もある。だけど、この12年間、1年300日、ハードにやってきたよ。2004、2005年はヘルニア を患って、痛くてやってられなかった。だから1年ほど休みを取ったんだが、やっぱりレスリングが1番やりたいんだってわかったんだ。で、健康を考えるよう になったよ。かつては煙草を吸ってたが、もうやめた。リングのことを第一に考えるようになった。休んだ期間に充電され、態度もずっと良くなった。どれだけ 好きだったか、離れてみてわかるもんさ。メイウエザーとのボクシング・マッチは、リングで上手くやれて、彼を傷つけないやつが必要で、俺が選ばれた。信頼 されてたんだ。俺は自分の試合どれもに誇りを持ってるけど、メイウエザーとの試合は格別だね。宣伝も成功したし、馬鹿げた言い争いも面白かった。彼は今ま でにレスリングをしたことがなかったが、いい仕事をしたと思うよ。
　シェイン・マクマホンとは親友だから、WWEを辞めたことはショックだね。だけど、彼は父親によく似てるんだ。ヴィンスも父親に追い出され、やがて WWEを買い取った。シェインも、独自の道を歩みたがった。上手くやってるよ。彼が新しい団体を立ち上げるとは思わないけど、MMAみたいなことはした がってた。映画もやるかもね。カリスマがあって、頭が良くて、やる気満々の男さ。どんな道を選んでも、成功するだろう。みんながシェインを好きで、シェイ ンもみんなが好きだ。だけど、俺たちは個人事業者だし、大人だからね。決断しなきゃならない時は、誰にだってある。みんなそれを尊重するさ」

【本日のHHH　2010.01.27】
レイ・ミステリオ、シカゴ・サン・タイムズより。
「レイ・ミステリオとしている時は、いつもマスクを付けてるね。自分のフィギュアを見るのは、もう慣れてきたけど、最初の時は嬉しかったよ。俺は小さい 頃、フィギュアを集めてたからね。こいつが他の連中をやっつけてくれるといいね。619だってできるし、ロープからも飛び降りる。だけど、人形だけにして くれよね。実際にやったら怪我するよ。自分の子供には……12歳なんだけど、俺より大きいんだよ。でも、家じゃ誰がボスか教えてるさ。レスリングが好きだ から、マットレスリングはちょっとだけ教えてるけど、空中技は教えてないね。今はサッカーに夢中なんだ。だけど、心配なのは娘の方さ。8歳なんだけど、レ スリングに夢中なんだ。まあ、コメディ的なもの何かできればいいけどね。でも、まだレスリングはやってないよ。ロックの映画は好きだよ。俺はレスラーとしても俳優としてもロックの大ファンさ。俺も映画はやってみたいと思ってる。WWEも映画を作ってることだし ね。アクション・コメディみたいなのがいいな。自伝を書く経験は素晴らしかったよ。最初は、まだ無理だと思ってたんだけど、1年かけてやってみて、すごく 良かった。できたら引退後にでも、パート2を出したいね。
　マスクや衣装のアイデアは、レッスルマニアや特別のPPVなんかは、自分で考えるんだ。子供たちも色々とアイデアをくれるよ。スーパーマンがいい、バットマンがいい、なんてね。次のレッスルマニアにも、すごいのを計画してるから、楽しみにしててね」

【本日のHHH　2010.01.28】
ザック・ライダーの話をメリック・パッチより。
「俺の「ウォウ、ウォウ、ウォウ」は、リック・フレアーのとはちょっと違ってるよぅ。俺なりの味付けがあるさ。ホウキンスと組んでエッジの部下として出た んだけど、再出発しなきゃないけないことはわかってたよ。でもその時に、アンダーテイカーやHBK、リック・フレアーと対戦できた。まだ入って2年ほど だったんだぜ。短い期間なのにそんなことが経験できたのは、ほんとにためになったよ。エッジと一緒にやれたのもすごく良かった。彼はリング内だけじゃな く、バックステージでも、ロードでも、色々と教えてくれた。ほんとに価値があったね。ホウキンスと分かれて、一人でやるには何か際立ったもんが必要だと 思った。みんなと同じじゃダメだと思ったんだ。ここまで来たのは親父のおかげでもあるんだ。レスリング・ショーに連れてってくれて、Tシャツを買ってくれ て、レスリング学校の費用さえもってくれた。故郷のメリックには友だちがまだまだ沢山いるよ。一緒にロイヤルランブルを見て、誰が勝つか賭けたりしてた。 今年は俺が出るのを、みんな見てくれるだろうね。ロイヤルランブルに勝ってレッスルマニアに出たら、みんな狂乱してくれるさ」

【本日のHHH　2010.01.31】
シェイマスのファンハウスでのインタビューをかいつまんで。
「まるでジェットコースターに乗ってるような去年で、夢がかなったよ。ECWに6月に入って、すぐにロウに移って、6週間でチャンピオンになったんだから ね。ロイヤルランブルでは、初めてチャンピオンとして登場できるから、大事なPPVだ。子供の頃、夜中までワクワクして見てたんだからね。この数ヶ月、信 じられないような気分だよ。WWEの一員になるために、家族、友だち、家を残して、美しい故郷を去ったんだ。誰も信じなかったかもしれないけど、WWE チャンピオンになることが目標だった。今は、最高のWWEチャンピオンになること、一番長く君臨することが目標だよ。WWEのキャラクターは、よりリアル になってきてると思う。多くのトップ選手は、作られたキャラクターじゃなくて、自分自身に近い。俺のキャラクターも典型的なアイルランド人ってもんじゃな くて、ケルトの戦士っていうのは、今までになかったもんだろ？　俺もそれを表すのにベストを尽してるし、上手くいってると思う。今、俺ほど攻撃的なやつは いない。FCWでも成功してきたことが、WWEでも通じてるって、みんなわかってきたと思う。
　ジョン・シーナと上手く噛み合ってるのは、彼が強くて、すごいアスリートだからだと思うよ。俺も対等だからだ。FCWで経験も積んできたしね。早々に WWEチャンピオンになったからって、誰も脅してきたりなんかしないよ。俺はここに属してるんだしね。下積みの時間が長いぞって言われたこともあったけ ど、気にしなかった。自分のことをするだけだって思ってた。ここが自分のいる場所だって思ってたし、他人のことは気にしなかった。下積みを長く経験しな きゃダメだって言うのは、言い訳に過ぎないさ。そりゃ、威嚇的なことは、始めた頃にどこでもいつもある。だけど、TVに出てる連中は、俺がずっとTVで見 てたまんまさ。だから確かに、最初は圧倒されちゃうけど、しばらくすると消えていく。仕事なんだからね。ロウに毎週出て、ハウスショーに行って、ベストを 尽すだけだ。
　WWEに来て、沢山のレスラーから助けを貰ったよ。ウイリアム・リーガル、スコット・アームストロング、HHH、アーン・アンダーソン、多くのエージェ ントが助けてくれた。彼らがいなかったら、こんなに進歩してないよ。成功して手助けしてくれる人に聞きに行かなきゃね。俺はいつもそうしてた。彼らの助け がなかったら、もっと時間がかかったと思う。まだまだ、続けていってるよ。WWEチャンピオンになったからって、ふんぞり返ってるわけじゃないんだ。今ま で以上にハードにやってかなきゃダメだ。WWEチャンピオンの地位を失いたくないものね」

【本日のHHH　2010.02.10】
ジョン・モリソンはボルチモア・サンで語る。かいつまんで。
「タフ・イナフ出身で唯一俺が続いてるのは、俺が子供の頃からずっとスポーツ・エンタテイメントのファンで、これが俺のやりたいことだったからじゃないか な。俺自身、どんどん成長していってるし、どこに辿り着くかわからない。WWEチャンピオンになれればいいけど、最高の試合をすることを心掛けてる。テー プを見て勉強して、トレーニングして、いい身体を保って、怪我しないように努力してる。それが他のやつらと違ってたところじゃないかな。そりゃ、第2シー ズンで落ちた時はがっかりしたよ。だけどこれが俺のやりたいことだと思ったから、もう一度チャンスに賭けようと思った。トレーニングをまたして、第3シー ズンで成功したんだ。だから、第2シーズンで落ちたことは、むしろ良かったと思ってる。
　タフ・イナフ出身者のミズが、みんなっから総スカンを喰ったって？　俺もにたようなことがあったさ。OVWに入った時、他の連中は何か月、何年も前から そこにいた。そんな中で、マット・カッポッテリなんかはTVに出てたし、俺たちはすでに人気もあった。ちょっと嫉妬もあったんじゃないかな。最初から俺た ちに否定的だったのは否めない。だけど正しい態度で一所懸命やってたら、敬意を払ってもらえるようになるよ。癌と闘ってるマットとは、今でも付き合いがあ る。彼はすごくついてないやつだと思うけど、何事もポジティブに捕えて頑張ってる。今はすごくいい状態に見えたよ。
　いい試合はいくつもしたんで、どれがいいか言うのは難しいけど、どれも俺のDVDに入ってる。レイ・ミステリオとの試合は、特に良かったと思う。俺は ずっとレイを尊敬してて、ビデオを何度も見て、彼との試合を想像してたからじゃないかな。観客も二人に歓声を送ってくれた。最後に二人でハグした時もそう で、それこそスポーツ・エンタテイメントの醍醐味だと思う。
　チャンピオンになるのは、時間とタイミングの問題だと思ってる。もう準備はできてるさ。機会だけの問題だと思うね。リング技術もマイクも、ずっと磨き続 けてる。色んな理由でチャンピオンになる連中もいるし、それに値する連中もいるし、まぐれの場合もある。なかなかTVで使ってもらえなくて、フラストレー ションが溜まってた時、ジョイ・マーキュリーと共に、HBKにアドバイスを求めにいったことがあるんだけど、彼は「タイミングを待て」って言った。彼自身 もランディ・サベージに同じことを聞いたことがあったそうだ。サベージは「脱落しないでやっていけ」って言ってくれたとか。諦めないで成長し続けたら、 ファンも付いてきてくれて、遅かれ早かれトップに立てる。
　足首の怪我は、ひねっちゃって、今も痛いよ。だけど、ファンをがっかりさせたくないから、休まない。精神的にも準備ができてるうちは、やり続けるさ」
エバン・ボーンのセントルイス・テレグラフのインタビューをかいつまんで。
「レスリングのエンタテイメント面に惹かれたんだ。だからハイスクールのレスリングからプロレスリングの世界に入った。17歳でプロの試合をしたよ。18 でライセンスを取った。カレッジに入ってマーケティングの勉強をし、就職したけど、会社もレスリングをすることを許可してくれたんだ。両親は17歳の時か らずっと俺を支援してくれてる。まだまだ十分に成し遂げてないと思ってるのに、PPVに出られるようになったのは、すごく嬉しいよ」

【本日のHHH　2010.03.19】
Nick Nemth Netからドルフ・ジグラーのインタビューをかいつまんで簡単に。
「俺は自分の技が気に入ってるけど、加えたいとしたらストーンコールド・スタナーだな。試合をやってみたいレスラーは、HBKだよ。レスラー以外じゃ、法 律家になりたかった。でも、俺はずっとどっちもになりたかったんだ。俺のフィギュアが出た時は、やったねって思ったね。10月に出るんだ。TVに出てるの も夢みたいだけど、ゲームに出たのは、最高だ。スピリット・スクワッドの解散から、頑張ってきたよ。俺の目標はシングルで活躍することだったからね。俺は レスリングが好きで、自分の能力を示したい。だから今は、スマックダウンにいることがいいことだと思ってるよ。でもロウじゃ、HBKかランディ・オートン と対戦してみたいな。みんなからブーイングを喰らうのは、嬉しいよ。ずっと観客に反応してもらいたい。ヒールが好きだし、楽しいし、もっと進化したいね。 一緒につるんで楽しいのは、ザック・ライダーとクリスチャンだね。トミー・ドリーマーとも仲が良かった。クリスチャンとドリーマーとは、一緒にロードして たんだ。
　いつか法律の勉強をもっとしたいと思うけど、今は時間がない。レスリングに精進したいね。レスラーで影響を受けたのは、カート・アングルだ。好きな試合 形式は……ブラ＆パンティ・マッチとアイアンマン・マッチだね。60分間も、観客を惹きつけるんだからね。俺がGMだったら、全ディーバ対俺の試合を組む な。仕事はハードで、11日間も家に帰れない時がある。でも、この仕事が好きだよ。肩を痛めて、鼻を折って、脳震盪を起こし、背中がいつも痛いけどね。リ ング・ウエアは、ほとんどの部分、自分で考えてる。色々と付け加えて、いつも新しくしようとしてるさ。FCW時代に、トランクスがずり落ちちゃって、恥ず かしい思いをしたことがあったけどね。タッグを組んでみたいのは、クリス・ジェリコだね。何試合かやったんだけど、すごくいい試合ができた。Y2DZ…… になるかな？」

【本日のHHH　2010.03.20】
エバン・ボーンは27歳になったのですね。カレッジ・ニュースより。
「体が小さいことは、大きいやつらに簡単にやられちゃうのが不利だね。でも俺は大きいやつらと戦うことに慣れてるし、いろんな体格のやつらと戦える。だか ら別に恐くないし、自分の役割を楽しんでるし、利点にしようとしてる。15歳の頃から、マンデー・ナイト・ロウを見るのが好きで、真似してたんだ。17歳 でセントルイスでレスリングをしてたんだけど、楽しみのためだった。でも、ずっと続いたね。週末も休みなく、やってたよ。世界中でやったけど、シカゴが好 きだな。東海岸のファンは熱狂的さ。西海岸はまったく違うけど、それもクールだね。だからサンノゼみたいなところも好きだ。日本は、神戸に居住を構えてた んだけど、そこも良かったよ。日本の小さな町はいいねえ。人は親切だし、俺を育ててくれたよ。
　ロードは大変だけど、楽しみは、時間があったらショーが終わった後に映画に行くことかな。最近、Twitterを始めたけど、即時に対話できるのは素晴 らしいね。ファンはショーを見て、すぐにフィードバックしてくれる。ロードでも役立ってるよ。俺は日記なんかを書いてないんだけど、どこで何をしていたの か、すぐにわかるようになった。数時間休みがあった時、サンティーノやヨシ・タツと山に登った写真をアップしたりしたんだ。
　シューティング・スタープレスをする時は、いつも恐いよ。恐さに打ち勝ってやれるってことはわかってるけど、俺が立つ場所はトップロープの僅かな部分だ からね。もし誰かの汗や血、ベビーオイルなんかが付いてたら……。ロープから足を滑らせて、キャリアを終わらせることだって起きる可能性がある。だからす ごく真剣になるよ。家じゃ絶対に真似しちゃだめな技だ。でも、それで俺が勝ちを得られるんだからね。俺の不安に関係なく、ファンが見に来てくれてるんだ。 みんな、相手が俺のために都合のいい場所に横たわってくれてると思うけど、そうじゃない。だから、思い切ってやる場合もあるよ」

【本日のHHH　2010.03.24】
スカイ・スポーツのジョン・シーナのインタビューを適当に。
「親父がレスリング・ファンで、子供の頃から見て育ったんだ。ヒーローはハルク・ホーガンだったよ。現実のスーパーヒーローで、どこか神話的だったさ。自 分もなりたかったけど、どうやったらいいのか知らなかった。大学を卒業して、行き詰まりの仕事してた。友だちにレスラーになる訓練を受けたいかって聞かれ て、当然だよと答えたんだ。スポーツじゃアメフトをしてて、スプリングフィールド・カレッジじゃオールアメリカンのキャプテンだったんだ。信じられないこ とかもしれないけど、俺は小さくて、カレッジで終わったと思ったね。
　今じゃTVでレスリングも沢山放送されてるし、ネットでレスリング・スクールなんかも検索できるから、俺の時代よりも簡単にはなった。俺の時代は、そう じゃなかったからね。レスリング・スクールに入って、何を期待してたのかわからなかったけど、リングに立ったとたん、ここだって思ったね。離れたくなく なった。基本の動作を教わって、自分独自のを得ていった。ちょうど俺の時代は組織化されたスクールができ始めた時だったから、スポーツ・チームのようだっ たよ。色んな職業の連中がいた。スポーツの土台がなくても、成功した連中もいる。スポーツとエンタテイメントの融合だから、思いがけないことも起きるの さ。基本的な技術は教えられても、個性っていうのはなかなか育てられるもんじゃない。すぐにやれるやつもいれば、何年もかかるやつもいる。アメフトをやっ てたから、俺はスポーツの土台はできてて、すぐに掴むことができたけどね。体型はずっと保ってて、19歳から崩れたことがないよ。95〜97年までは、ボ ディビルの競技にも出てた。12歳からウエイト・トレーニングをしてたからね。ジムで働いてたこともあるんだ。
　2002年に初めてTVに出たけど、WWEの中心になるまでに3年かかった。でも、速い方だろうね。普通は2倍以上かかるし、ダメなやつもいる。基本を 教えてもらって、ちょいとパフォーマンスをささえてもらえるけど、それだけじゃWWEにはまだ認めてもらえない。最初は小規模の観客の前でやる。他のメ ジャー・スポーツと同じさ。目立ったら、もっと大きなところに行ける。俺は決して焦らなくて、そこでの成功を目指した。うぬぼれちゃいけない。自信を持つ のとうぬぼれは違うからね。俺は古いタイプで、パフォーマンスで証明してみせるって考えてた。自分のやることをやるってね。
　プロトタイプってキャラでやってたけど、あれは外観からきた生意気なキャラだった。観客がそう見てたから、そうしようと思ったんだ。それからヒップホッ プのキャラになった。みんなが驚くだろうから、やってみようと思ったんだ。そっちはもっと成功したね。で、今は自分自身のままだ。みんなが気に入ってくれ てて、嬉しいよ。中にはキャラを大幅に作らなきゃならない連中もいるからね。ラップで道が開けたけど、偶然だったんだ。俺がラップをやってたのを見て、 WWEがやってみたらどうだって言ってくれた（ステファニーでしたねー）。ヒップホップが人気だったから、ちょうどいい時だったね。それから独自のスタイ ルを持った連中と、何試合もする機会に恵まれて、そろそろ喋るのをやめてレスリングを見せようと思った。人気者になって、行動は限られてくるよ。でも、み んなに知られているのは嬉しいさ。自分が一所懸命やってる方向が、間違ってないとわかるからね。ハードな仕事で、毎夜戦ってる。アメフトの試合を1週間に 5回やってるようなもんさ。それを8年間続けてるけど、俺は最初と同じくらい強い状態だよ。
　WWEのウエルネス・プログラムは、いいことだと思うんだ。正直言うと、WWEはエンタテイメント企業で、俺たちは独立したアスリートだから、会社がそ こまでする必要はなかった。でも、WWEは積極的にアスリートを面倒をみてくれて、俺はハッピーだし、いい動きだと思うよ。ビンス・マクマホンはビジネス マンで、あれほどハードに働く上司はいない。あの年で、明け方から夜中まで働いてるんだからね。
　レッスルマニアは、スーパーボールやワールドカップみたいなもんだ。誰でも出られるってわけじゃない。初めて見る人も、すごく衝撃を受けるんじゃないかな」