【本日のHHH　2008.01.20】
Body Building.comから、バチスタのインタビューを適当に。
「30歳で、ボディビルと用心棒として生活してた。だけど俺より10インチ背が低くて、同じ体重のやつとボディビルで対決した時、潮時だなと思ったんだ。 子供も二人いたし、プロレスラーに変わるのは最後のチャンスだと思った。俺にはハートがないから無理だって言われた時、腹が立ったね。俺は350ポンド あったけど、ハートもあったさ。だから体重を落として、私設のレスリングスクールに入った。で、今現在があるのさ。
　俺は体格は立派だけど、乱暴者じゃないよ。穏やかだし寛容力もある。喧嘩は嫌いで、自分からはしない。スポーツは、ちょっとずついろんなのをやった。ア マチュアレスリングもして大好きだったけど、始めたのが遅くて、高校3年生の時だった。もっと早くにしていたらよかったんだけどね。フットボール、バス ケットボール、陸上競技の砲丸投げもやった。でも一番上手くて好きだったのは、レスリングとボディビルだったな。
　沢山のレスラーから影響を受けたよ。リック・フレアー、HHH、アンダーテイカー、ロック、スティーブ・オースチンなんかからね。彼らはすごいよ。毎夜 のショーを見ればわかるが、超人だよ。リック・フレアーにはすっかり世話になってる。レジェンドだけど、すごく面白い男なんだ。何をするかわからないか ら、いつも一緒にやってて楽しかったよ。
　この体が俺の力の源さ。おかげでこの仕事に就けた。何年間もボディビルに費やしたから、体を維持するのも容易だ。ボディビルダーの時は350ポンドで、 今は275ポンドに減量したから、体格と強さを容易に維持できてる。トップレベルでウエイトトレーニングをしてるけど、速さと激しさを重視してて、重い重 量はかけず、オーバーワークに気をつけてる。WWEの仕事でロードが多く、回復する時間がないから失敗はしないようにしてる。維持することに心がけて、マ シンを多く使ってる。自分独自のプログラムさ。食事は高タンパク、低糖質の食事とサプリメントだ。自分を甘やかす日も作って、何でも食べていいことにして るけど、それも行き過ぎないようにしてる。レスラーで一番辛いことは、ロードだよ。1年300日は旅だからね。この仕事は大好きだけど、最高なのは試合が 終わった時にファンが立ち上がって声援を贈ってくれる時だな。気分がすごく高揚するから、世界中を旅してるのさ。
　リック・フレアーやHHH、レイ・ミステリオのように、ファンの記憶に残るレスラーになるのが目標だね。自分が思っていた以上に活躍できてるから、 WWEに対しても恩返しがしたい。WWEが大好きなんだ。若手の助けもしたいね。私生活じゃ、子供たちが俺の若かった頃のような問題のある生活を送らない ようにさせたい。アーン・アンダーセンが「俺のためにチケットを買ったってファンが言ってくれたら、その夜全力を尽くした」って言ってたんだけど、俺もそ うしたい。バチスタは、ファンを楽しませるためにすべてを尽くすさ」

【本日のHHH　2008.01.24】
MVPはイギリスのサンでクリス・ベノアについて「最後はほんとに悲劇的な終わり方だったけど、個人的にもプロとしても、彼から多大な影響を受けたよ。彼が俺に関心を持ってくれたおかげで、今の成功があるんだ」と語る。
レイ・ミステリオのボルチモア・サンのインタビュー。適当に。
「体は万全じゃないよ。二頭筋、その前に膝を手術したからね。一つが良くなると、また他の所だ。でも、まだまだやってるよ。
　若くしてデビューしたけど、今やベテランだ。自分から望んだわけじゃないが、若手のお手本の役目を負ってる。有望な連中が、俺にアドバイスを求めてくる。俺は20年はこの業界にいるから、そろそろそんな時期なんだなって思ってるんだ。
　俺たちみたいな体の大きくない者は、やれるんだって思ってたけど、いつどうやってっていうのは、わからなかった。ジェリコがWWEに来て、機会を作ってくれたと思う。その後、エディ・ゲレロやディーン・マレンコなんかが続いてくれた。
　ロイヤルランブルで勝利して、チャンピオンになったけど、エディが11月に亡くなってた。彼と大きなファミリー・ストーリーをやり終わえた時だった。エ ディがいなくなったっていう事実を、みんな乗り越えられなかった。だからエディのためにと思って、レスリングをしたよ。そのために精神力をもらえたし、毎 日リングにあがることができた。エディが俺に大舞台を残してくれて、手渡してくれたんだと思う。その時、ラテン系の主役は2人しかいなかったからね。エ ディが、「俺の分まで頑張れ」って言ってくれてるんだと思った。考えなきゃならないことがいっぱいあったし、やらなきゃならないことがいっぱいあったけ ど、苦しかったけど、エディが道を作ってくれたんだと思う。ヴィッキーが頑張ってるのには、驚いてる。隠された一面だったからね。でも同時に、エディが結 婚した女性なんだって思うと、驚きはないかな。彼女は素晴らしい仕事をしたよ。
　エバン・ボーンはよくやってるし、有望だよ。俺がWCWから移ってきた時を思い出す。あの時は、「気楽にやれよ、そんなクレージーなこと全部はできない よ、ハイ・フライは選べよ、全部は無理さ」なんて言われたけど、俺は「アドバイス、ありがとう」って言っておいて、「俺は全部やるぜ、それが俺のレスリン グ・スタイルなんだ」ってやってきた。だけど、こうやって5回膝を手術して、3度二頭筋を手術して、聞いておくべきだったとは思う。けど、ハングリーで、 成功したいと思ってて、頑張って道を上ってる時に、忠告されたって関係ないさ。身をもって学ばなきゃわからない。エバン・ボーンがそんな状態だろう。でき れば、沢山すごい技を持ってるんだから、いくつかを選んでやってほしいね。ちょいと長くいた者たちの声に耳を傾けたら、トーンダウンできるだろう。そうす れば、ずっと長くやれるからね。
　エバン・ボーンなんかとやる時は、ノンストップの動きでやることになる。大きな連中とは、ノンストップでやるのは難しい。チョップが増えてくる。全身を 使わなきゃならない。ターゲットが大きいから、ハイ・フライの機会も増える。ある意味じゃ楽だけど、厳しいのは変わりないね。大きな連中もみんな敬意を 持ってくれるから、負けるのが嫌だなんて言われたことはないよ。
　ロイヤルランブルはすごく楽しみにしてる。2年間、出られなかったからね。他にも面白いカードが組まれてるしね。
　レスリングをする必要がなくなったら、続けるつもりはない。金がなくて続けてるレスラーにはなりたくない。でも、まだまだ楽しんでるから、そんなこと考 えてる時期じゃないな。先はわからない。家族のことも考えたいしね。まだ予測がつかないよ。でも、まだまだやれるっていうのは、言うことができる。若い頃 は、40、50になっても自分のスタイルでできるんだったら続けるって言ってた。40でそうあればいいと思うけど、疲れてきてるからね。沢山怪我してる。 けど、神様が決めることさ」

【本日のHHH　2008.01.25】
ESPNのランディ・オートンのインタビュー。
「ヒール役だった親父には、リング外の精神状態とか、空港なんかでファンが近寄ってきた時のことなんか、ずいぶんと教わってたんだ。馬鹿みたいな話に思え るだろうけど、キャラクターを演じてると、色んなことがあるんだよ。ほんとに悪者だって思っちゃう人たちもいるからね。のめり込みたくなっちゃうんだね。 そういったこと、全部理解してるよ。レスラーの子供として育ってきたから、ロッカールームでみんなが喋ってることなんか、ずいぶんと見てきた。夏休みに親 父と一緒にロードしてた時なんか、みんなが可愛がってくれたよ。そういう意味じゃ、ファンからレスラーになった連中に比べると、恵まれてると思ってる。
　エボルーションのHHHとリック・フレアーには感謝してるさ。エボルーションで一緒にロードしてたんだけど、親父はリング外のことについては色々と教え てくれたけど、リング内でどうすればいいのか教えてくれたのは、彼らだった。タッグチームでやって、彼らがどうやるのか見られたのは、すごくためになった ね。彼らと組んでHBKやゴールドバーグなんかと闘って、間違いなんかを耳打ちされた。それに気がついて正すことができて、二度と間違いを犯さないように できたのは、俺の能力だと思うけど、二人のおかげで、今の俺があるし、このポジションにいられるんだと思ってるよ。
　フレアーとのロードは、5つ星さ。ホテルも、ワインも、シャンパンもね。結婚する前だったから、女性はいつもそばにいた。フレアーの生活さ。あんなレス ラー、過去にも先にもいないだろうね。最高の男だし、最高の先生さ。もちろん、HHHもずっと一緒で、教えてくれたよ。彼はこのビジネスをすごく愛してる んだ。ファンからレスラーになったけど、彼は違ってて、すごく速くにすべてを学んで、リング内やファンとのことで必要なことを、掴んでいった。才能があっ たら、彼らから教わったら、最高のレスラーになれる。だから、彼らは俺を教えてくれたんじゃないかな。このビジネスを愛してる三世で、最高になりたいって 熱望してたからね。彼らが教えてくれたから、WWEチャンピオンにもなれたし、ICチャンピオンにもなれたし、タッグ・チーム・チャンピオンにもなれた。 できるなら、次のロイヤルランブルでも勝ちたいね。ロイヤルランブルは大勢がリングにいるから、すごく危険なんだよ。
　決め技のRKOは、いつどこで繰り出されるかわからないから、人気なんだ。やられたら立ち上がれない。ビッグショーにもレイ・ミステリオにもできる。どこででもできるから、完璧な動きだね。
　腕のタトゥーはずっとやりたかった。怪我で休んでた時、いい機会だと思ったんだ。50時間かかったよ。色あせてる感じでやりたかった。骸骨と薔薇で、色の鮮やかな薔薇は、娘のアラナ・マリアに捧げてる。それぞれに意味があって、俺は満足してる。
　レガシーは、もっと強くしたいね。4人がいいな。4はマジック・ナンバーだと思ってるからね。大きな男がほしい。止められないパワーと、不動の男がね。 エボルーションのバチスタみたいな男だ。WWE二軍にも、候補は何人かいるよ。マイク・ルトゥーダの2人の息子はFCWだし、ハリー・スミスには期待して る。今は、間違いから勉強して、過去のDHスミスじゃない。でもよく見てみないとね。レスラーの血を感じて、才能を示してもらわなきゃね」

【本日のHHH　2008.01.26】
オールアメリカンズ・アメリカンのジャック・スワガーは、オクラホマ大学出身。ジム・ロスが目をつけたようです。経済学専攻で、2006年にWWE2軍に入団。The Southern.comより。
「ず〜っとファンだったんだ。6歳頃から、レスリングの真似ごとをやってたよ。大学では学位を取るのに集中してたけど、話が来て運命だって感じて、飛び込 んだんだ。2年半、頑張って、今のポジションをもらった。できる限り突っ走るさ。リングにいるのは最高さ。人生ずっとこれをやってきたんだからね。スーツ ケースを抱えて生きてる生活だけど、オクラホマの小さな町から来たんだ。米国全土を回れるし、ヨーロッパに行けるし、メキシコに行ける。すごく楽しいよ」

【本日のHHH　2008.02.01】
サウスイースト・ミズリアンからモリソンのインタビュー。
「WWEは夢中になる人たちはほんとに夢中だし、スポーツファンも楽しめると思うよ。俺たちはアスリートだからね。良くできたストーリーで、ソープオペラ でもあるんだ。最後には良い者が悪者を破るけど、それまでにストーリーの積み重ねがあり、葛藤がある。肉体的な闘いがファンの心を掴むのさ。子供たちにア ピールする部分は、おとぎ話なところだ。悪対善で、わかりやすい。家族全員が楽しめるところでもある。俺はトレーニングに中国武道の酔拳をしてるんだ。も ちろん、飲酒じゃなくて、フットワークと奇襲だよ。ジムじゃボールを使った運動とか、スクワットをしてる。俺は映画を勉強したけど、レスリングはやりたい こと全部が詰まってるんだ」
イギリス・メトロ紙のMVPのインタビュー。
「プロレスリングはショーとアスリートの要素のミックスなんだ。どっちが欠けてもだめだ。結果は決められてるけど、過程でいろんなことが起きる。俺たちは ストーリーを語る。ずっと長い間みんなが夢中になるのは、悪対善の対決だからなんだよ。俺は悪人をやる方が好きだね。キャラクターは独りよがりで、自己中 心的だ。俺の中にもそんな要素がある。MVPは俺の性格から出てるけど、誇張したもんなのさ。ブーイングを喰らい、ファンの怒りを買うのが好きだね。上手 くやった悪人は、みんなから好かれる。みんな、ダースベーダーが好きだろ？
　一番ひどい怪我は、WWEに入る前のインディで、頭にショットを喰らって、眉の上の骨を骨折したことかな。血液、粘液が流れ出て、大変だったよ。でも、 ショーは続けなきゃならない。幸いなことに、試合は終わりの方だった。ノックアウトされちまったけど、怪我しながらも試合を続けるやつらが多い。HHH だって、そうだったろ？　プライドの問題なのさ。俺もマット・ハーディとの試合で、最初の方に指を骨折したけど、止めることはできなかった。俺は誰も大怪 我させたことがないってうことに、誇りを持ってるんだ。切り傷、打ち身なんかは、きりがないけどね。タイトなウエアは、時々女性たちから指摘されるよ。写 真を見ると、確かに予想以上にタイトだな。でも、概ね好評だよ。
　刑務所じゃ、年取った囚人たちがいて、俺は賢いけど悪い選択をしただけだってことをわかってくれてた。で、「困難な方法も簡単な方法も選択することがで きる。まだ若いんだから、人生はこれからなんだ」って教えてくれた。目を開かせてくれたよ。刑務所の問題は、矯正プログラムが機能していないことにあると 思う。単に放り込めばいいってもんじゃない。俺は学んで、良い人間になろうとしたんだ。
　俺の父親の名前はアルビンで、俺は警察に捕まった時、アルビンて名乗った。有罪宣告される時は、犯罪を犯した時の名前なんだ。親父は喜ばなかったね。で、イスラム教に改宗して、ハッサン・ハミ・アサッドって名前を俺につけたんだよ」

【本日のHHH　2008.02.06】
ジョン・シーナ、CNNのインタビューより、レスリングに関するところだけを。
「ディーバの中でNo.1だって思えるのは、キャンディス・ミッシェルだな。彼女はビジネスについてよくわかってるし、ハードにやってるし、すご〜くゴージャスだよ。
　エントランスのミュージックについちゃ、変えることも考えた。でも、長く使ってれば使ってるほど、変えるのは難しい。ファンは受け入れがたいからね。だ から、変えるつもりは今のところはないけど、わからないな。決め技のFUの名前を変えたのは俺の要求で、その方が適してると思ったんだ。観客がちょっとず つ変わってきてて、子供たちがとても多い。FUってえのは、ブロック・レスナーの決め技をからかうことから始まったんだ。俺自身は、そう呼んでなかった。 一度ちょいとそう言ったら、アナウンサーたちがとりあげた。子供たちが俺を見てるし、親たちも見てる。だからFUを変えた方がいいと思った。
　この先5年間でトップクラスになる連中は、ランディ・オートン、コディ・ローデス、テッド・デビアシ、ハリー・スミスじゃないかな。
　子供の頃のヒーローは、ハルク・ホーガンだったよ。でも、この世界に入って、みんなをじっくりと見て、それぞれに個性があって成功してきたと思った」

【本日のHHH　2008.02.13】
ジョンシーナのボルティモア・サンのインタビュー。適当に。
「「肉弾凶器（だったっけ？）」の経験があったから、今度の映画は少しは楽だったよ。でももちろん、それだけじゃない。スタッフが素晴らしかった。 「スピード」や「プライベート・ライアン」を作った連中なんだ。監督も素晴らしい。俺は警官の役だ。演技指導者ももちろんいたし、共演者たちからもずいぶ んと教わった。みんな親切だったよ。スタントも多くを自分でやった。スタント・マンからも沢山学んだ。WWEは一回勝負だから、8回も撮るってことがな い。疲れたね。アクション以外の映画にも出てみたいけど、まだその時じゃないと思う。アクション映画は、WWEに似てるからね。2回くらいじゃ、まだまだ さ。
　テッド・デビアシが「肉弾凶器2（←そんなタイトルになるのか？！）」に出たけど、彼は才能があるし、頑張ってるし、覚えが速いね。彼には「おまえが選ばれたんだ。 「肉弾凶器」のDVDはすごく良かったから、おまえのも成功するよ。いい仕事をしたら、名前が売れてビッグになるチャンスだぞ」って言った。彼はよくわ かってたと思う。演技指導者が付いてたから、アドバイスはそんなにしなかった。ビッグチャンスだって言っただけさ。
　WWEはアドリブの世界で、俺はほとんどアドリブでやってるけど、映画は違うから、対応してかなきゃならなかったな。ライブだから、あれこれ計画するの が、俺は好きじゃないんだ。観客は予想できないことを好むから、俺はぶっつけ本番なんだ。映画は脚本があるから、アドリブはできないね。
　映画スターになったことでロックを批判したって言われたけど、誤解しないで欲しいな。俺が実際に言ったのは、ドゥエイン・ジョンソンは立派な俳優だし、 ずっと俳優になりたかったんだろうし、それについちゃ悪いことじゃない、ってことだ。WWEが命だと言ってたけど、映画のチャンスがあったらそれを掴んで、映画 界に行っちまった……けど、別に悪いこっちゃない。ドゥエインは最高にいいやつだし、一所懸命やってるし、俳優として才能がある。ただ、もし、誰かが、こ の仕事に命をかけてると言って、あっさり出ていっちまったら、業界を低めちまうだろ。言うことには責任を持たなきゃ。俺は、そう言っただけなんだ。
　ランディ・オートンとはOVWで一緒にやったけど、二人でレッスルマニアのメインをはるのは、思ってもいなかったよ。俺たちが卑下してたわけじゃな く、沢山才能のある連中がいたからね。WWEが90年代半ばに2軍組織を作って、それが頂点になったのが、2002年だと思う。俺たちは才能のある 2000人の中の普通の2人に過ぎなかった。今は、ランディは俺たちの世代の中じゃ、最高のパフォーマーになったね。
　俺のキャラクターはすごくユニークな立場で、ブーイングも受ければ声援も受ける。ヒールやベビーって分ける立場になってない。俺は俺で、その都度ちょっとばか り修正が必要なだけで、決めるのは観客だ。俺にうんざりしたらブーイングをするだろうし、その時はそれでやってくね」

【本日のHHH　2008.02.14】
ウイリアム・リーガルのUKデイリースターのインタビューを適当に。
「11月のヨーロッパツアーの後、調子が悪くなったんです。最初はインフルエンザかと思っていたけれど、心臓の問題だとわかりました。前回は薬物療法をし たんですが、今回はヒップからチューブを差し込んで、取り除いたんですよ。皆さん上手くやってくれて、順調にいきました。2週間で復帰できるということで した。
　復帰後はCMパンクと抗争が始まったんですが、彼については最初にエディ・ゲレロから聞いたんです。インディの時に見たらしいですね。ROHから、私 は彼のファンになりましたよ。デイブ・テーラーのレスリング学校出身らしいですが、何も言いませんでした。今は、非常に感心してますよ。あんなレスラーは 久しぶりです。よく勉強してますよ。
　TVでの試合時間は段々短くなってきてますが、表面的なものにはなってないと思ってます。私はコミカルなものもできますし、違いを見せるようにしていま す。ある時はハードなレスリングをし、ある時は道化的なことをやり、という具合に楽しんでますよ。自分の混乱したキャラクターに満足してます」

【本日のHHH　2008.02.25】
Newsday.comより、CMパンクのインタビューを適当に。
「そりゃ、TVショーの方がハウスショーより大掛かりだよ。でもレスリングファンだったら、ハウスショーは絶対に楽しめるはずさ。自由があって、TV ショーとは違ったことがやれる。俺はハウスショーの方が楽しいんだ。TVショーは制約があるけど、ハウスショーはないからね。
　30歳の1年間で、ECW王者になり、レッスルマニアのマネー・イン・ザ・バンクで勝ち、WWE王者になり、タッグ・チーム・チャンピオンになり、IC 王者になった。クレージーな年だったね。でも、俺はやり続けていくだけで、2年目のジンクスなんて思ってもいないよ。ロイヤルランブルで勝ちたい し、レッスルマニアのメインを張りたい。WWE王者が目標なんだから、達成したいさ。
　レッスルマニアまでのショーは、ワールドシリーズに出るためのプレーオフみたいなもんなんだ。みんなレッスルマニアに出たいの さ。みんな張り切るね。おかしな話だけど、ちょいと日焼けを濃くするやつだっている。そりゃもちろん、誰もハウスショーじゃ手を抜くなんてことはしてないけど、今ま で以上に貼り切ってるのさ。
　最近のハウスショーじゃ、昔に比べてずっと子供たちの数が多いね。俺はその方針がいいと思うよ。レイ・ミステリオやジョン・シーナをスーパーヒーローと とらえてて、活動力をもたらしてる。ハウスショーじゃ、彼らに触れることが出来るんだ。仕事がやりやすくなる。ショーじゃ善悪をはっきりさせて、好きなス ターには歓声を、嫌いなスターにはブーイングをすることができる。でも、観客はみんな違ってるのが、俺がレスリングの好きなところさ。どの町も違うし、どのショーも違う。ランディ・オートンを好きな町だってあるだ ろうし、CMパンクを嫌いな町もあるだろう。だから、観客に合わせていかなきゃならない。世界中のみんなが一斉に見る超大作映画じゃない。それぞれの 町で、それぞれのショーになる。俺は観客に合わせてやるのが好きだ。ハードヒットやハイフライが好まれるし、それができる。観客の声を聞くんだよ。
　ロ ングアイランドの観客は、ちょっと違っててヒールに声援を送り、ベビーにブーイングするって言われてるけど、やりがいがあるね。彼らは別にわざとやってる とは思ってない。ニューヨーカーの態度だろうね。好きなことをしてるんだ。アメリカン・バッシュでバティスタと対戦したけど、バティスタは「観客が俺を 嫌ってるよ」って言ってた。でも、そうじゃない。他の町と同じように、バティスタが好きだったさ。ただ、俺はまだ駆け出しのキッドで、バティスタはモンス ターだった。だからダイナミックな試合になり、すごく面白かったさ。
　試合でナーバスになることはないね。長いことやってるし、自分のしてることが好きだからね。もっとナーバスになれたらいいなとは思うけどね。ナーバスに なったら、集中し過ぎちゃって、やってることが楽しめないけどね。アメリカン・バッシュ戦は、観客がすごく湧いてくれたから、すごく集中できて、最高だっ たよ。
　ROHの成功は嬉しいよ。俺はいつも20年早く生まれたら良かったのにって、思ってるんだ。WWE王者であろうが、インディ・レスラーであろうが、レスリングがす ごく好きだ。クビになったって、続けてる。お金や名誉の問題じゃない。子供の頃からずっとしたかったことを、やってるんだからね。ROH出身だってことに、誇りを持ってるよ。時勢が厳しかった時も、頑張ったんだからね。みんなに働く場所、学ぶ場所を作り上げていったんだ。
　映画「レスラー」は2回見たよ。ミッキー・ロークと話したいし、作曲家とも話したいね。音楽が素晴らしかったよ。自分たちがやってることが好きで、全部 を捧げてるレスラーたちは多い。でもチャンピオンになったって、会場を出るのは一番後で、体中をアイシングしてなきゃだめで、ファンの誰も待ってなくて、 ねぎらってもらえなくて、もう次の夜は別の町に行くんだ。休みはまったくない。それでも、やってることが好きだ。何ものにも換えがたいのさ。映画は、そんな俺の胸 を突いた曲を作ってた。映画全部が好きだよ。映画で出た会場のすべてで、レスリングをした。ロッカー・ルームのシーンも、正確だった。ほんとに心を打たれたよ。
　レスリング殿堂入りは、リッキー・スティムボートがそうなったらすごくいいね。そう願ってる。俺にとっては、レスラーになりたいって思った人だし、すご く影響を受けたし、ちょっとの間だけど一緒にもやった。WWE王者になった時、俺のところにやってきて、ハグして、「俺たち、ROHから、ずいぶん頑張っ てここまで来たよな」って言ってくれたんだ。親父に、「よくやったな」って言われたようなもんだよ。俺は親父がレスリングに反対してたから、そんな関係を 持てなかったんだ。俺も彼をハグして、レスリング殿堂入りを祝いたい。テリー・ファンクもそうなってほしいね。彼とはずいぶん長い間一緒にやってきた。彼 と弟のドリー・ファンクが殿堂入りしたら、最高だね。もちろん、スティーブ・オースチンも値するさ。彼がビジネスを変えたんだ。彼がドアを蹴破って、大き く開けてくれた。WCW時代のスタンニング・スティーブ・オースチンは、最高のレスラーだと思ったよ。WWEはまた違ったけど、自由にやらせたら彼ほどす ごいレスラーはいない。俺の大好きな試合は、オースチンとスティムボートの試合なんだ。まさに芸術品だったね。
　最近じゃウイリアム・リーガルと対戦することが多いけど、彼は俺と同じスタイルなんだ。ハードってことさ。やるのは大変だけど、すごく価値がある。体中 痛いよ。でも、大好きだ。アスレチックで、ハードだ。彼とはよく理解し合ってる。お互いにいい効果を生み出してる。4分間でも30分でも、今まで見たこと もないような最高の試合をしてみせるよ。彼は最高の先生で、色々と教わってる。
　レッスルマニアじゃ、IC王者を防衛したいね。ブレット・ハートとかカート・ヘニングとか、サンタノのような、最高の王者になりたい。IC王者のDVD が出たけど、すごいだろ？　HBK、レーザー・ラモン、リッキー・スティムボート、ランディ・サベージ、みんなタイトルを高めた。俺も名前を連ねたいね。 面白い試合がしたい。正直言って、理想はレイ・ミステリオとIC王者を巡って戦いたいさ」