【本日のHHH　2007.11.08】
エディ・ゲレロが亡くなってもうすぐ2年。イギリスのサンに、面白い記事が載っています。バティスタが怪我をしたためにタイトルを落とさなければならなく なって、エディ、ランディ・オートン、バティスタで三つ巴戦が企画された時の話を、バティスタが自伝に書いているようです。自伝では、「ヴィンスの計画は ランディにタイトルを獲らせるということだったが、俺はエディに獲らせたかったんで、ヴィンスに頼んでみるよと彼に言った。その後彼から電話があって、 メッセージが残っていた。「あんたのしてくれることはすごく嬉しい。でもそれは間違ってる、ランディがタイトルを獲るべきだ。ヴィンスは賢明だから、彼の 言う通りにすべきだ。彼はビジネスを良く知ってる。間違った決定はしない。会社にとってはそれがベストだ。だけど、俺のためにしようとしてくれたことに は、すごく感謝してるし、愛してるよ」というものだった」とのこと。ランディ・オートンも、その事実を認めているようです。オートンは、「エディが死んだ 日、俺たちは三つ巴をする予定で、俺がタイトルを獲るプランだったんだ。彼が死んだ後、俺はミステリオと抗争を始めたけど、エディは友人だったから、彼が 地獄にいると言うストーリーは、嫌だった。ミステリオと話して、エディの奥さんのヴィッキーとも話した。彼女はまったく気にしてなかった。「エディだった ら、どんなことでも、ビジネスに役立つことに協力したいって思うわ」と彼女は言った。俺たちもそうだろうとは思ってたけど、彼女から確信を得たかった。俺 はヴィッキーや子供たちには、エディが地獄にいるって言葉を聞いて欲しくなかったけどね。レスリング・ビジネスってぇのは残酷なものなんだけど、WWEは ヴィッキーやエディの家族をすごく大事にしてるっていうのは確かだよ」とのこと。
このバティスタの自伝、なかなかスキャンダラスなようで、母親が同性愛者だったと告白しているとか。「だけどそれは、俺のお袋のすご〜く小さな一部に過ぎ ない。隠すような恥ずかしいことじゃないし、彼女もそう俺たちに教えた。彼女が素晴らしいのは、シングル・マザーで3人の子供たちを安全に立派に育て上げ ようと奮闘したことだ」

【本日のHHH　2007.11.09】
DVDが売り出されるジョン・シーナ、メディアのインタビューに答えていますが、キャラクターに関するところを抜粋。
「WWEに入った時、他のレスラーと同じようにやるように要求されたんだ。その時のWWEは保守的で、ロックやスティーブ・オースチンを負うようにって ね。ロッカーで俺はラップをやってた。クリエイティブ・チームがそれを知って（ステファニーでしたねー）、ラップをやってみろって言ってくれた。俺の趣味 だったし、俺自身から出たことだったし、俺はずっとそれをやってみたいと思ってた。それがファンと一体化する俺のやり方だったのさ。自分のキャラクターに ついちゃ、どんどん言わなきゃだめだ。クリエイティブの問題は、リスクを恐れてることだ。ある程度の段階で安心しちゃう。俺は自分を作り上げたかったし、 自分でやったから簡単だった。失敗を恐れちゃだめだ。俺だって、上手く行かないことをいっぱいやってきた。失敗を受け入れて、謙虚になることは大事だ。み んな目標を達成するために努力するけど、目標を達成したらそれで安定しちゃう。俺は限度を作らない。もっともっと上を目指したいと思う。いつも色んなもの を受け入れて、みんなに正直でありたいと思うんだ」

【本日のHHH　2007.11.10】
CMパンクはカンサスシティ.comで語る。
「ECWってえのは、WWEのママコなところがあるよね。でも否定的な意味じゃなくて、俺はいいと思うんだ。俺は誰よりもハングリーで情熱がある。ちっと もハードじゃないし、俺はNOって言うことがないよ。ドラッグもやらない。でも、そういった連中のために、否定的に見られるのはわかる。センセーショナル に報道されてるからね。避けるのは簡単で、ずっとクリーンでいることだ。報道されてることは、レスラーの典型じゃないさ」

【本日のHHH　2007.11.27】
バティスタはThe Post & Courierで、自伝について語る。
「すごく正直に語ったから、トラブルにあってるよ、ハハハハ。今は成功してるけど、勉強がすごく大切だと思う。子供たちにもそう言ってるんだ。俺みたいに 身体で稼ぐようになってほしくはないからね。怪我をしたらそれでお終いだ。俺は学校でいい成績だったけど、人生で闘ってたから、学校は重要じゃないと思っ てた。今は後悔してる。
　ドラッグは中毒じゃないけど、女に関しちゃ中毒だね。一緒にリムジンに載ってた時に、クリス・ベノアから初めて指摘されたんだ。ドラッグやアルコールの 中毒者がいるが、俺は違うからラッキーだって言ったら、ベノアがどこに行っても女に手を出してるじゃないかって言いやがった。今まで気がつかなかった（← 気がついてなかったのかよ！）から、ショックだったね。そういや、どこに行っても女がいた。どうしてそうなったのかわからんよ。だってその時のワイフは5 番目の女性だたからね。無差別に女を追いかけてた色情狂じゃなかったし、女のことについちゃ黙ってたからね。最初の結婚は完璧に失敗だったけど、二人の娘 ができて俺が世話できてることは、ありがたいね。2番目の妻のアンジーは、俺の人生の愛だけど、やっぱり間違いを犯してしまった。不義を認めるのは辛いけ ど、自伝で語る方は少し簡単だったな。本の一部を彼女に捧げてる。結婚生活の当初は、金がなかったし、俺は不在がちで、疲れてた。それで彼女と溝が出来て しまった。で、癌が発覚した。それで関係が少し修復されたんだ。彼女の病気で、俺は奮起した。彼女は回復に向かい、ショーの合間にしばらくハワイで過ごし たりなんかしたけど、結婚生活の問題はやっぱり残った。彼女は不安定だったし、俺は怒りっぽくなっていた。俺の地位が上がれば上がるほど、彼女は不安定に なって、飲むようになった。で、別れたんだ。もうちょっと上手くやれたらと思うよ。彼女は素晴らしい女性なんだからね。
　自伝が出て、彼女が色々とわかって、関係は前ほど悪い状態じゃなくなった。彼女にだけは、謝らなきゃならないと思ってたからね。真っ先に彼女に本のゲラ を渡したが、彼女は俺について色々と知って、物事を違うように見られるようになったと言ってくれた。奇妙なことに、以前よりもずっと親密になれてるんだ。 別れて、彼女は自分の夢を追えることになった。彼女の学費を援助したりして、離婚協定はスムーズにいった。まあ、先はどうなるかわからないけど、寄りが戻 る可能性はゼロじゃないだろね。
　過去に戻って、間違いを正したいと思うよ。でも、これが人生だ。一度っきりしか生きられない。
　ワイフと別れて意気消沈してた時に、メリーナと恋に落ちた。ワイフは結婚してる時から不倫してると誤解してたけど、違うんだ。けど、ちょいと罪悪感は感 じたね。その後レベッカとも付き合ったけど、すぐに終わって、またメリーナに戻った。関係は別に秘密にはしなかったさ。ジョン・モリソンは全部を知ってる よ。彼とも話したからね。メリーナは彼に対して正直だった。メリーナにとって別れてもモリソンは親友だった。メリーナにも、ゲラは読んでもらったよ。今で も彼女に夢中さ。だから、彼女を傷つけたくなかったし、放っておけなかったからね。この仕事、恋愛はすごく難しい。今でも彼女と話しているし、愛情がある けど、すごく大変だよ。お互いに同じビジネスでいると、余計にそうだ。新しい連中の出入りがあるからね。
　ステロイド問題は、今、厄介なことだね。魔女狩りみたいになってるところがある。WWEは、問題を解決しようと真剣だ。薬物検査はジョークじゃなくて、 ほんとに真面目に取り組んでることだ。俺は何度も検査を受けてるよ。10〜15年前のボディ・ビルダーだった頃の俺を見てくれるといい。ボディ・ビルダー たちの方がはるかにでかい。俺はマッチョだけど、長い間トレーニングしてるんだ。いつも色んな噂をする連中がいて、俺たちはそれに対処していかなきゃなら ないんだ。俺はステロイドよりも、痛み止めの方が問題だと思うね。死を引き起こすのは痛み止め大量摂取だ。だから、薬物チェックは役割を果たしてると思 う。ステロイドも良くないが、死に直接つながるのは痛み止め大量摂取だ。俺は使わない。理性を失って、ゾンビみたいになるのが嫌だからね。そんなやつと一 緒にリングにいたくないしね。
　リック・フレアーの指導で、俺はボディ・ビルダーからチャンピオンに変わったんだと思う。彼は人生を楽しんでる男だ。ビジネスについてよりも、人生につ いて、沢山のことを教わったよ。彼はどこにいっても、素晴らしいことを見つけるんだ。みんなに対して親切で、みんなが惹きつけられる。ずっと一緒にいたい と思わせる男だよ。彼は自分じゃ気がついてさえいないかもしれないけど、魔法使いなのさ。彼をすごく愛してる。まだまだ彼を見たいと思ってる人たちが沢山 いるんだから、引退はしてほしくないね。もう一度タイトルを獲って欲しいさ。みんな彼を見にきてるんだからね」

【本日のHHH　2007.12.03】
ケネディはThe Post & Courierで、謹慎について、「そんなに批難はされなかったよ。医学的に正当な理由があったんだ。医者がヤブだって、俺にどうしてわかる？　怪我をし て、感染症で死の危険さえあった。3日間で45ポンドも体重が減った。医学的に摂取する理由があったが、ネット販売会社のリストに名前が上がってたんだ。 ヴィンスや会社は、他に方法がなかった。で、謹慎処分になったのさ。こういったことは起こりうるし、俺は間違いから学んだ。俺は前進するのみさ」

【本日のHHH　2007.12.07】
イギリス・サンから、サンティーノ・マレラのインタビューです♪
「20年間、柔道をやってて、世界を巡ったよ。MMAのファイターとして、日本にも行った。日本で上手くやったら、アメリカでも雇って貰えるからね。数年 間日本でやる予定だった。外国人柔道家としてやりたくて、うまくいって、ファンもできた。でもビザの関係で1年間できなくなって、それでWWEの2軍に入 ることになったんだ。WWEは親父や兄弟たちと、ショーをよく見に行ってたんだ。
　ハイスクールや大学でレスリングをやってた。ブルガリア人のレスラー・ドン・コロフの息子とチーム・メイトだったんだ。コロフがプロ・レスリング界に向 かわせてくれた。日本に行った後、2005年にオハイオのトレーニング・クラスに入った。2006年にWWEの2軍と契約したんだ。
　OVWにいた時、ボスのジム・コルネットが、僕がブギーマンとともにふざけてたって殴ったんだ。僕はまだ入って1ヶ月で、TVのテープ撮りがあって、そ れを見てた。ブギーマンはデビューしたての時で、僕の娘が遊びに来てた（サンティーノ、娘がいるのか？！）。ブギーマンが非常口から出ていくのを知らなく て、僕たちはそこに座ってた。だから彼がこっちに来た時、僕たちがわかって、僕の娘を恐がらすのかと思っちゃった。だから、面白いぞと思って笑ったんだ。 それをジム・コルネットが見て、僕がブギーマンを笑ったと思ったんだと思う。僕はまだまだ青二才で、ちゃんとリングのことをサポートしなきゃだめだってい うのがわからなっくて、観客の一人になっちゃってた。レフェリーの一人からバックステージに来るように言われた時は、何か気に入ることをしたのかな、と 思ったくらいだったよ。だけど、ジムは怒ってて、僕を数回殴った。後からWWEから電話があって、WWEは2軍タレントにそんな扱いはしないし、それは彼 らの本意じゃないと言ってくれた（ジム・コルネットは解雇になっています）。謝ってくれたけど、これでプッシュを受けるわけではないから、まだまだ学ぶん だと言われたよ。すごくフェアだと思ったよ。だって、殴られたからって、仕事を貰いたくないからね！　僕の仕事を見て、機会を貰いたいと思ってた。ジムに 殴られた時は、どうしていいのかわからなかった。彼は短気な人だって聞いてたんだけど、どうしたらいいのか経験がまったくなかったのさ。殴り返したら、ク ビになるってことだけは思ったけどね。でも、それで有名になっちゃった。僕の話をする機会がなかったことだけが、残念だよ。その後ポール・ヘイマンが来た んだけど、それがラッキーだった。彼はシュート・ファイトのファンで、僕のMMAのことを知ってたからね。ある日呼ばれて、あれやこれやしたいって言われ たんだ。で、2006年の4月に、ロシア人のファイター・ボリス・アレクシフっていうギミックを与えられた。
　ある日、タレント部門から電話があって、ミラノに行けって言われた。何をするのか、まったくわからなかったよ。それって、ボリスが何かするのかって聞い たのは覚えてる。ボリスは終わった、違うアイデアだって言われた。マレラって名前を与えられた時は、すごく名誉だと思った。ゴリラ・モンスーンと彼の息子 のレフェリーのジョーイの本名だったからね。彼らは団体から愛されてるし、その名前を付けられたことはすごくやる気が出たし、名前は変えたくないよ。
　ウマガからタイトルを奪ったことは、すごく面白かった。アリーナに入ったって、何が起きるのかわかってなかったんだ。信じられなかったよ。でも、同時に プレッシャーも感じた。それにロッカー・ルームじゃ、こいつ、誰だよ？　どうしてすぐにタイトルを貰えたんだっていう雰囲気が漂ってたからね。でもプレッ シャーに耐えて、みんなと上手くやるように努力して、ビジネスに敬意を持ってるチーム・プレーヤーだって証明していったんだ。
　ちょっと時間はかかったけど、今はサンティーノのキャラクターに溶け込んでるよ。自分が成長したイタリア人のコミュニティのユーモアを取り入れてる。最 初は演技してたけど、今はサンティーノそのもののさ。ヒールに変わったのも重要だった。新人がファンのサポートを持ち続けるのは大変だからね。最初は、嫌 わせる方が簡単なんだ。でも、まだまだ個性を出せるよ。
　オースティンと一緒にできたのは、夢がかなったことだ。ビールをぶっかけられた時、周りを見回して、うわあお！　SCSAと一緒にいるんだぜ、って思っ たね。マリアも最高の女性さ。彼女が周り中を照らし、すごくステキなハートの持ち主なんだ。素晴らしいよ。毎日最高だ。レジェントのジェリー・キング・ ローラーとやれたのも嬉しい。
　僕ができるんだろうかって、思うことはある。でも、クリス・ジェリコやブレット・ハート、オーエン・ハートなんかの僕と同じくらいの体型で偉業を達成した人たちを見ると、成功できるって思えてくるんだ」