【本日のHHH　2007.02.14】
クリス・マスターズのIGNインタビュー。かいつまんで。
「TVで見る方が大きいっていうやつも多いし、すっごく大きいっていうやつもいるよ。もうすぐレッスルマニアで、俺たちにとっちゃ最大級のイベントなんだ。子供の頃からずっと夢見てたことだ。だから、今、ファンにお返しがしたいのさ。
　俺はボディ・ビルダーとしてスタートした。16歳の時にレスラーになりたいと思ったけど、ハルク・ホーガンとかウルティメイト・ウォリアーとか、すごい 身体の連中ばかりで、俺はまだまだ無理な状態だった。だから、まず第一歩として、ボディ・ビルを始めることにしたんだ。すごく楽しくて、趣味になったよ。 生涯続けたいね。
　ベンチ・プレスじゃ400ポンドは上げられるかな。それが限界だろうね。実際よりは強く見えるだろうけど、レスラーとしてレスリングのために日夜トレー ニングしていて、アスリートである必要があるんだ。フォルクスワーゲンを持ち上げる必要はない。正直言って、重い物を持ち上げる方が人を持ち上げるよりも 楽さ。俺はリック・ルードとかレックス・ルーガとかと比べられることが多いけど、実は誰とも比べられたくないな。自分自身のキャラを作りたいんだ。クリ ス・マスターズでありたいのさ。ただの身体だけのやつじゃなくて、立派にやれるって証明したいんだ。
　子供の頃はウォリアーズに魅せられたけど、シングルになった時からHBKが好きだった。アスリートとしてもすごくて、俺自身年を重ねるごとに彼のすごさ がわかってきた。ただの身体だけのやつらとの違いがそこだね。PPVで金を落とすんだったら、HBKはその価値がある試合をしてる。HBKは俺のアイドル で、彼と試合ができるなんて、夢がかなったさ。そんなやつって、少ないからね。
　今年はイラクに行ったけど、すごくいい経験だった。去年はアフガニスタンだったんだ。カート・アングルが怪我して、いきなりの彼の代わりだった。今年は 2週間、準備の余裕があった。宿泊施設も良かったしね。それに向こうには婚約者の兄弟がいた。彼が元気だったって伝えられたのは良かったよ。
　レッスルマニアは子供の頃からの夢だったし、そんな連中と一緒にロッカーにいられるのはすごく嬉しい。けど、まだまだ俺は頑張らなきゃならないと思って る。HBKのレッスルマニアはすごかったさ。階段を上り詰めて、ブレット・ハートと対決したんだ。身体の小さいやつが、身体の大きさじゃなくて才能で頂点 に立つのはすごい。彼ほどのやつはいないと思ってる。HBKは時間をかけて上り詰めた。最近の若い連中は、早くにプッシュを受ける。HBKやブレットは、 時間をかけて頂点に立った。プッシュされたわけじゃない。俺もそうなりたくて、だから頑張ってるんだよ」