Raw is Dolie インタビュー

【本日のCafe de Rene　2006.09.01】
ECWのショーはSCi Fiで2007年12月まで放送されることが決定（一応、この秋が目処でした）。ポール・ヘイマンは勢い込んでWWE.comで語る。
「ECWのカルト的な要素をみんながジョークにしてたけど、このTV競争が激しい時代には、可能性が沢山あるんだ。信じなきゃ、実現できない。不利な条件を克服して、不可能を可能にし、ルールを超えてやっていけば、生き残るだけじゃなくて繁栄できる。
　これで長期的視野に立つことができる。レッスルマニアにビッグショーを出せるか、RVD、サンドマン、サブゥの絡み、CMパンクをどうするか、次に誰がブレイクするか……色々と考えられるからね。前のECWじゃ、サブゥとタズのストーリーは18ヶ月続いて、最初のPPVまでは対戦がなかったんだ。長期的に考えることができた。そして今、またそんな贅沢をやらせてもらえる。
　1時間でやるのが、また違った感じだから気に入ってるよ。速いペースだ。メイン戦で、最初の飲み物を飲み干してる頃だ。だが、75～95分でやるのがいいし、2時間でやれと言われても、その準備はできてる。試合を長くできるし、CMパンクのようなキャラクターを紹介できる時間がたくさんできるし、サブゥやサンドマン、トミー・ドリーマーなどのレジェントのバックグランドを説明できる時間がある。だが、今は1時間で十分だ。我々は新しいもの、新しいキャラクター、新しい記憶を作ろうとしている。夢が現実になったね。
　古いECWファンにとっては、長年の苦労が実ったし、彼らに感謝してる。ファンがいなかったら、実現できなかった。新しいファンは大歓迎だ。ECWは、WWE傘下のブランドの一階で、輝いているからね」
ビッグショーは、
「苦労が報われたよ。みんな、ハードに働いてたからね。この夏からすごくいい番組だったけど、この業界でも最高の連中が骨身を削って、毎夜頑張ってたんだ。タレントたちも、毎夜自分を犠牲にしてたんだ。新しいブランドを作り、新しいファンを獲得しようとしてきた。すごく誇りに思うね。革新的な話が作れるし、ファンタスティックなキャラクターを作っていける。ECWのタレントたちは、今まで一緒にやった中でもベストに入るよ。ボールズ・マホニー、サンドマン、トミー・ドリーマー、CMパンク、いい連中が揃ってる。今、一番楽しんでる。ECWはしっかりしたファン基盤があったけど、最強で、信じられないようなファンだ。彼らはやってることを理解してくれてるし、大騒ぎしてくれるし、最後には敬意を払ってくれる。これはECWファンの勝利だよ。彼らに感謝してる」

【本日のCafe de Rene　2006.09.04】

ポール・ヘイマンはオタワ・サンで語る。
「今、MMAで一番ホットなスターたちを見てみるといい。大学レスリングの一番ホットなスターだ。ムアイタイ、ジュージツ。こういったものこそ、ECWの一部にしたいんだ。プロ・レスリングはもはや、ボディビルダーや元フットボール選手だけがやるもんじゃない。
　我々は滅多に画鋲を使わないよ。ダッドリーズはデトロイトで燃えてるテーブルと画鋲を使った。その後はリック・フレアーとビッグショーだ。有刺鉄線を使った時は、6ヶ月ストーリーに掛けたんだ。
　ECWにおいて、私は誇らしい父親って役割じゃない。怪物を生み出したフランケンシュタイン博士なんだ。ショーが始まる前は、崖に飛び込むダイバーの気分だよ。目隠しでジェットコースターに乗ってるようなものなんだ。
　DVDが売れて、PPVも成功して、1年前でも良かったかもしれない。だけど今年復活して、相反する2つの感情を持ったよ。そうか、またやるか、生活が変わるぞ、大変だぞっていうのと、大丈夫、長い間切望してきたんだ、数ヶ月で終わるもんじゃなく、私の孫の世代がECWブランドで楽しむようになるだろうっていう気持ちとね。
　1994年のECWから、作ることはできない。あの時はWWEとWCWは金と筋肉とマウスピースでできてて、その中でECWは一石を投じた。我々は7年間続けた。経済的なサポートも、著名な広告主もなかった。WCWを持ってたターナーは大金持ちで、8千万ドル失っても平気だったんだからね。WWEはヴィンスのものだった。我々は製作者で、ビンゴホールから出発したんだ。だが1999年に戻ることはできない。今は、世界が変わってる。
　WWE過ぎるっていう批判は理解してる。だが、まだ12週間しか経ってないんだ。色々と推測してくれ。まだまだこれからさ」
ヴィトー、WWE.comで語る。
「ついに自分自身になれたんだ。リングにいるのが楽しいし、どんな感情でも表現できる。それ以来、大成功さ。ドレス姿でリングに立って、相手が困惑するのはアドバンテージになるね。何も隠してない姿をファンに見せるから、応援が来る。タフでセクシーで、人がどう思おうと気にしないやつの姿さ。ヴィトーみたいになりたいって思ってるファンがいるに違いない。ドレスを着たいって思ってる男もいるだろうし、俺の姿を見て、ジムに行こうと思う女もいるだろう。子供たちもいる。人の良いところを見て、俺を怖がらない。ヴィトーを楽しんで、一部になりたいと思ってるのさ。
　俺はちっとも変わっちゃいないよ。ヴィトーはずっとヴィトーで、ここまで来るのにずっと闘ってきた。人生はタフで、俺はいい家庭にもいい環境にも恵まれなかった。子供の頃は病気だったし、数々の困難を克服して、今の成功を掴んだんだ。俺は今でも最高にタフな男さ。みんなが今の俺を喜んでくれてるよ。どんだけ大変なチェンジだったか、わかってくれてるからね。故郷の連中だって応援してくれて、誇りに思ってくれてる。どこを歩いたって、「ヴィトー、今日はステキだ」って言ってもらってる。彼らはドレスを着たがらないかもしれないが、俺の格好を気にかけちゃいない。「ガッツと勇気があるよ。こんなことができるなんて信じられないけど、あんたのレスリングの大ファンだよ」って言ってくれるんだ。
　いつかWWEチャンプになるって夢がある。俺の能力を疑ってるやつらに、それを証明してみせたいね。俺はそのために150％の力を尽くすさ」

【本日のCafe de Rene　2006.09.10】
バティスタ、フィリピンでプロモート中で、The Philipine Stara On Lineで語っています。
「フィリピンに来たのは初めてなんだ。だけど時間があまりないから、親戚周りはできないな。10月にまた来る時に、行こうかと思ってる。フィリピン人の血が半分入ってるけど、アメリカで生まれ育ったから、すっかりアメリカナイズされてるよ。フィリピンに来られて嬉しい。アメリカにいるフィリピン人を何人か知ってるけど、みんな俺の成功を喜んでくれてる。俺はいつも言ってるけど、半分フィリピン人だってことに誇りを持ってるんだ。肩に入れてるタトゥも（【本日のCafe de Rene　2006.09.09】参照）そうで、自分のルーツを示したいからね。俺がでかいから、みんな俺がフィリピン人だって信じないんだ。
　母親の国のギリシャにも行ったことはない。ずっとアメリカだった。親父は6フィートあって背が高いけど、レスラーじゃなくて美容師だよ。弟と妹が一人ずついる。カレッジに通ってるけど、運動神経はいいんだ。家族はたいていそうだな。
　食事は普通だよ。低脂肪を心がけてるけどね。今朝は卵4個と、トシーノ（フィリピン風焼き豚）、ご飯を食べた（朝ご飯はフィリピン食がいいと要求したのでした）。卵は白身だけじゃなくて、みんな食べるよ。好きな食べ物はスシかな。フィリピン食じゃ、チキン・アドボ（香辛料の効いた料理、他に豚肉や魚でも作ります）が好きだ。今朝は、45分間、部屋で有酸素運動をしたよ。
　リング外じゃ、酔っ払いに絡まれることが多いね。俺は暴力的じゃないから、避けて言い聞かせてるけどね。俺は家庭的なんだけど、外に出て行くのはかなり苦労するな。顔を隠さなきゃね。子供二人を、時々映画に連れていくんだけどね。
　子供は頭がいいから、俺の後を継ごうなんて考えてないさ（女の子でしたねー）。俺もちゃんと教育を終えてたら、身体じゃなくて頭で稼ぎたかったよ。子供たちは身体で稼いで欲しくはないな。弁護士かなんかになって、引退後の俺の面倒をみてほしいよ。
　妻はフィリピン人で（離婚したんじゃないのか？　フィリピンにいい印象を与えるためぇ？）、アンジーといって、癌から生存したんだ。
　レスリングはレスリング・スクールに行って学んで、7年間やってる。それまでは10年間、用心棒をやってたよ。ひどい怪我は、450ポンドのマーク・ヘンリーに乗っかられて、右肘の筋肉を切ったことだな。医者はハムストリングの腱を使ってつなげたけどね。もちろん、保険はかけていたけど。金額はノーコメント。
　俺は静かなタイプのレスラーで、リング以外は根はシャイさ。天使なんだよ！
　服を買うのは苦労するよ。13号の靴を除いて、オーダーメイドだ。
　レスリングはハードな仕事だよ。俺は学業をちゃんと終えられなかったから、仕事の選択肢は少なかった。レスラーを目指してるやつには、まず学業を終えろと言いたいね。身体じゃなくて、頭で稼げってね」

【本日のCafe de Rene　2006.09.11】
フィリピンでプロモ中のバティスタは、ファン・イベントに登場。参加したジェイソン・イノセンシオさんによると超満員で、バティスタはファンからの質問に答えて、こんなことを語ったとか。
「エディ・ゲレロがすごく恋しいよ。リングに入るたび、彼に試合を捧げてる。エディがやっていたような試合をしようと、できる限り努力してるんだ。
　俺は半分フィリピン人であることに誇りを持ってる。身体がでかいのは、20年間ウエィト・トレーニングをやってるからね。
　リング・ワークじゃ、リック・フレアーよりもHHHから多くを教わったな。でもフレアーからは、リング外での生活を沢山教わった。ネイチャーボーイは人生をフルに生きてるし、レスリングをすごく楽しんでるんだ。ロウに帰りたくて新しく結成されたD-Xに入れてくれって言ったんだけどね。D-Xのあのポーズをしてみたかったんだけどさ、ダメだって言われたよ。ジョン・シーナとは将来闘いたいな（レッスルマニア？？）。統一王者になりたいからね。好きな試合は文句なしにレッスルマニア22のメイン戦で、HHHからタイトルを奪った試合だね。
　俺はずっとプロのボディビルダーになりたくて、レスリングは脇道だったんだ。だけど、今はレスリングを愛し、この仕事を愛してる。
　今は、独身だよ（れれれ？　インタビューじゃ、アンジーさんと結婚してると言ってましたが、やはりほんとは別れたのねん？）。
　フィリピンは今後もレスリング熱が高まるだろうね。日本には何度も言ったけど、あそこと同じくらいここも熱狂的だ。
　最近はスピアーやジャックハンマーを良く使ってるけど、スピアーはボビー・ラシュリーにもっと使うように言ってるんだ。俺はOVW時代からずっとやってるんだよ。ジャックハンマーは見栄えのする技だけど、今は誰も使ってないんで、トライしてみることにした。
　カート・アングルの離脱には驚いた。カートは心底この仕事を愛してた。駆り立てられるようにやってたけど、身体は休養が必要だったんだろね。彼がいない間、しっかりやりたいと思ってる」

【本日のCafe de Rene　2006.09.25】

ハルク・ホーガンは、「もう53歳だから、残された試合はあんまりないぜ、ブラザー。けど、来年のレッスルマニアはデトロイトに帰ってくる。俺が20年前にアンドレ・ザ・ジャイアントを倒したところだぜ、ブラザー。最後の試合をするんだったら、レッスルマニアだぜ、ブラザー」と語ったようです。「WWEオフィスに行ってヴィンスと話したのは、1つは、俺たちが上手くやれるかどうかを探るためだ。俺たちゃ友達だったこともあるし、憎み合ったこともあるからな、ブラザー。1月まで、俺の膝の状態を見ながらやってみようということになった。いつかは手術しなきゃならんだろうからな。そいから、娘のブルックの歌をプッシュしてくれるように頼んだんだ、ブラザー」
バティスタはIGN.comで語っています。
「UPNとWBが一緒になって、CWネットワークになるが、スマックダウンはその旗揚げ番組さ。どっちからもいい番組が集められてる。俺が今度出る「ヤング・スーパーマン」なんかね。どんな役かはしらないんだけど、光栄なことさ。いいチャンスだと思ってる。今まで俺たちのショーを見たことがない人たちも見てくれるだろうからね。みんながスマックダウンを見るようになって欲しいな。ま、主役は俺の大きさに威圧されるだろうね。
　俺は自分がアイドルだとは思ってないよ。心は子供のままさ。だから「ヤング・スーパーマン」に出演するのは特別に感じられるんだ。俺はスーパー・ヒーローの大ファンで、リングで俺がやってることもそうなんだ。だから、悪役となってスーパーマンと対決することを想像してる。すごくクールだと思うね。
　怪我で休んでる間は、すごく辛かったよ。自分から取った休みじゃなくて、そうせざるを得なかったんだからね。しかも、トップにいた時だったんだ。1ヶ月ほど早くにカムバックできるはずだったんだけど、タイミングの問題だった。スマックダウンは俺のハートだ。ファンが支えてくれて、アドレナリンが溢れるのさ。だから、家で待機してるのは辛かったね。
　スマックダウンがずっと良くなったってみんなが言ってるし、俺は誇りを持ってスマックダウンはロウよりいいショーだって言いたけど、HHH、リック・フレアー、HBKなんかがいないからね。彼らはすごい連中さ。彼らがスマックダウンに来てくれたら、右腕を差し出したっていい（笑）。彼らがスマックダウンに来て、俺がロウに行った方がいいんじゃない？　ま、それだけ俺たちの会社が、人材豊富だってことだけどね。
　ラシュリーは、無限の才能を持ってると思うよ。観客はまだ氷山の一角さえ見てないんじゃないかな。ランディ・オートンなんかと同等だ。近い将来、業界をリードするやつになると思う。ロウじゃ、ランディ・オートンがそうなるだろうね。彼もすごい才能の持ち主さ。ラシュリーと俺とどっちが強いかって？　さあて、そんなことはどうでもいいなあ。彼がジムでウエイト・トレーニングに励んでる間、俺はジムでホットな女の子を追っかけてるよ（笑）」

【本日のCafe de Rene　2006.10.08】
WWE.byte thisが復活したようですね。第一回ゲストはヴィンス・マクマホン
「カート・アングルの移籍は、WWEにとっては打撃だ。アングルは今まで知っている誰よりも競争心があって、それが彼を終わりに導きかねない。彼は決して NOと言わなかったし、いつも限界までやっていた。アングルがいなくなったのはWWEにとって大きな損失だが、一番の心配は彼の健康だ。復帰するまで十分に時間を取ってほしかった。だが、WWEはいつでも彼のために門戸を開いている。
　ホーガン対オースティンは、両者の年齢や怪我を考えると、実現するとは思わない（ヴィンスがこんなことを言っているってことは……実現するって可能性があるってことかぁ？　と、深読み）。ホーガンがWWEオフィスに来たのは、リアリティ・ショーの撮影のためだけだよ（ほんとかぁ？）。
　ECWブランドはうまくいっているが、遠い道のりだった。いくつかの試合はみんな注目して見ているが、誰がリングで闘っているのか気にしてもいないところがある。2時間枠のショーは将来的に考えているが、今は1時間枠でできる限り最高のショーを見せ、レスラーたちを確立させることが重要だ」ってなこと。

【本日のCafe de Rene　2006.10.31】

バティスタはミネソタでサイン会。質問に答えて、こんなことを言ったとか。
「レッスルマニアでタイトルを獲ったのは、信じられないことだったよ。そんなこと、思いもしなかったからね。HHHやリック・フレアーと一緒にできたのは、誰でもできるってもんじゃないから、すごく意味があった。
　ロードウォリアーやカート・ヘニングとミネソタのジムで出会ったんだ。彼らにプロ・レスラーになったらどうだって言われた。それでトライアウトを受けて、現在に至ってる。俺もこんなイベントに参加して、希望を持ってる連中を励ましたいね。
　ＷＣＷのパワープラントは、トレーナーが少ししかいなかった。サージって野郎が、俺より小さいのに、俺をやっつけることしか考えてなかった。俺が成功しないって言ってたよ。俺は、彼にやられなかったけどね。
　WWEのデビューは、ジャスティン・クレディブル戦だった。彼はいいレスラーだ。でも、俺はまだやり方がわかってなかった。彼は俺の大きさに少し威圧されてたみたいだった。クールだったけど、ミスマッチだったね。
　来月は「ヤングスーパーマン」に出るんだけど、初めての演技経験だったんだ。自分を売り込まなきゃならないってことを学んだね。WWEとの契約は、あと 2年ある。リングでも達成しなきゃならないことが沢山あるし、今後の土台も作ってかなきゃならない。楽しみにしてるんだ」

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