SCSA　どうなるの？5

【本日のHHH　2007.04.07】
スティーブ・オースチンは映画について語る。IGNよりかいつまんで。
「プロの振付師についてファイティングの訓練をしたが、リングでやってたこととまったく違うってことを学んだよ。だから結構大変でフラストレーションが溜まった。ほとんど全部自分でやったけど、危険だからってことで許可が出なかったのはできなかった。いや～、やってるやつらはみんなすごいよ。
　ロウなんかじゃ、最後に配役のロールが出ないだろ？　だからファンは俺をストーンコールドを演じてるっていうんじゃなくて、ストーンコールドだって思ってる。でも映画は配役として出るから、ジャック・コンラッドを演じてるスティーブ・オースチンとなる。TVでストーンコールドを見るのは、確かに俺の一部だ。映画はそれをトーンダウンさせてて、ストーンコールド・スティーブ・オースチンじゃないが、スティーブ・オースチンであることには間違いない。俺の別の一面なのさ。
　脚本は俺が2年前に読んで、ずっと話し合ってた。ヴィンスが読んで、きちんとした概念はあると思った。で、2回ほど書き直させたんだが、これ以上できないと言うので、スコット・ワイパーに変えて、8回書き直させた。彼はすごくいい仕事をしたよ。WWEのプロジェクトとして始めたわけじゃなかったんだ。すご～くゆっくりと練られた計画だったのさ。
　映画を撮るのは楽しかったし、ハードだけど面白い映画になった。みんないいやつらばっかりだったしな。WWEやオースチン・ファンには、実現させてくれたことを感謝してる。俺は働くのが好きだし、ずっと働いていたい。生産的なことがしたい。俺はあと17時間足らずに大学を中退して、貨物ドッグでフォークリフトの仕事をして、エンタテイメント業界に入った。色々と学ぶことがあったが、俺がしたいことなのさ。
　いい映画が出来たとは思ったが、みんなに見せた時、みんないい映画だと言ってくれた。自信があるぜ。リングの試合よりもな。リングじゃ何が起きるかわからんし、間違ったなって思うこともある。映画は、よく練られて準備されてるさ。
　撮影はオーストラリアで行われたんだが、俺はキャンピング・バスで寝てることがほとんどだった。豪華なマンションを借りてくれたのにね。俺はキャンプやハンティングで生活してたから、慣れてるのさ。俺にとっちゃ、映画で楽しかったのはず～っとキャンプ生活できたことだ。女の子がやって来て、「スティーブ、キャンプカーで寝てるなんて、生活がないじゃない」って言ったが、「うんにゃ、素晴らしい生活だぜ。キャンプしてるのさ」って言ってやったよ。
　この映画に誇りを持ってるし、2年かけたんだ。だから次にする映画は、俺が色んなやつと一緒に出るんじゃなくて、俺に重点を置かれたものを選びたい。まだ見つけちゃいないが、じっくり時間をかけてほんとにいい物を見つけたいね。
　WWEファンは忠実だし、ストーンコールド・ファンはもっと忠実だ。俺はハードにやってきて、ファンはいつも支えてくれてた。ファンがいなきゃ、エンタテイメントは成り立たない。だからいつもファンを大切にしてる。ファンを疎かにするやつらの気が知れないよ。WWEをホームだと思ってるし、沢山の機会を与えてくれたことに感謝してるんだ。俺は一番大きなレスラーでもなかったし、一番才能があったレスラーでもなかったし、美男子でもなかった。一番のものなんて、なかったさ。ハードにやってきただけなんだ。WWEとは3本映画を撮る契約があるけど、20本撮りたいね。
　ロックと似てる道だとは思ってない。レスリングでも他のことでも、誰かの後を追ってるとは思わん。自分の道を進んでるのさ。中にゃ、俳優になりたくてレスラーになるやつもいるかもしれん。俺は、ずっとレスラーになりたかった。そのキャリアが終わって、映画になったんだ。まだ110％やれると思ったら、レスラーを続けてるさ。映画は次のステップであって、俳優になるためにレスラーになったわけじゃない。俺はスティーブ・オースチンができるベストのことをいつもしてるんだ」

【本日のHHH　2007.04.23】
スティーブ・オースチンの映画はまもなく公開。オースチンがあちこちで語っています。
ムービー・オンラインより、かいつまんで。
「2 年ほど前、エージェントが脚本を持ってきた。俺にヴィニー・ジョーンズがやってた役をやってもらいたいってことだった。ジャック・コンラッド役は、誰か有名なやつにやらせるって話だった。俺は脚本を受け取って、読んでみるとすごく良さそうだったんで、ヴィンスにも渡した。やつはすでにWWEフィルムを始めてたからね。俺には「The Marine」の話が来てて、そいつぁ俺のために書かれてたんだけど、読んでみて俺向きじゃないと思ったんで、他の脚本を待ってた状態だった。ヴィンスは「これをやろう、だが私が金を出すんだったら、ジャック・コンラッドはお前がやるべきだ」と言った。で、こうなったのさ。
　原作者にゃ、3回書き直しをさせた。もうこれ以上できないってんで、ディレクターのスコット・ワイパーに代えて、9回書き直ししてもらって、すごいいい脚本が出来上がった。
　撮影場所はな～んもないところだったけど、俺は平気だったね。テキサスで育って、キャンピング、ハンティング、フィッシングが趣味なんだからな。わざわざ街に帰るのも面倒だったんで、撮影中はほとんどキャンピング・バスで過ごしてた。崖やら急流やら滑りやすい岩肌やら、タフなロケーションも俺はアウトドア派だから楽しんだよ。
　ファイト・シーンはすげえぜ。2日間当ててたんだが、8日かかった。川底が滑りやすかったんで、特製のモグラ毛皮のブーツを履いてたんだが、ちいっとばかし助けになっただけだったな。10分間戦わなきゃならなかったし、雨も降ってきた。3時間、傘を差して川の中で待ってたぜ。相手役のヴィニーは面白いやつだったし、やってて楽しかった。申し訳ないことにちょいと打ち身を作らせちまったけどな。
　映画とプロレスは全然違う。レスラーだから闘いのシーンは上手いだろうってみんなが思うが、俺たちゃ振り付けなし、セットなし、観客の反応があって即興でやるんだ。映画撮影は観客の反応がないのに、その都度決定してやらなきゃならん。ジャック・コンラッドは軍事経験を持ったやつで、そいうった闘い場面を撮ったあと、また違ったスタイルで闘わなきゃならないシーンが来る。新しいスタイルを覚えるのにはフラストレーションを感じたけど、トレーニングしてくれたリチャード・ノートンとサム・グレコを信じてた。まったく違った運動能力が必要だったんだ。ほとんどのシーンは自分でやったが、全部じゃねえ。闘いのシーンはみんなやったが、特別なシーンにゃいいスタントマン、スタントウーマンがいるんだ。
　この映画にゃ誇りを持ってるし、自分の演技にも誇りを持ってるが、映画について全部わかったとは思ってねえよ。色々と学んだ。スタントの連中と話して楽しんでたんだが、仕事になったら、俺が歩いたりしてる様子を見て、彼らは肉体的特徴を真似することができるんだ。
　WWE映画は、3本撮る契約なんだ。いいストーリーとアクションのある脚本を探してる。「The Condemned」はいい映画だったと思ってる。今度はもっとソロの部分が重要視されてるもので、やってて楽しくて、俺のコアなファンが期待してくれてるものをやりたいね。「The Condemned」とはまったく違ったストーリーだけど面白くて、アドレナリンが噴出するいいストーリーがいい。ま、ジャック・コンラッドのキャラクターは楽しかったから、次の映画は違うだろうけど、要望があったらまたやってもいいな。
　映画が上手くいかなきゃ、レスラーに復帰かな、ハハハハハ。いや、ジョークさ。俺はつつまし～く暮らしてるから、金に不自由はしてねえ。やる気があるのなら、リング復帰してあと2年くらいはできるだろう。けど、その後の10～15年はどうする？　ずーっとトップで走り続けてきた。先のことも考えなきゃならねえ。人生を楽しみたいし、ハンティングやフィッシングもしたい。身体のことを考えて、できる限り楽しみたいからね。首の状態は悪くないし、レッグサポーターはレスリングにおける俺のユニフォームさ。アクション映画だったら、なしでやれる。
　ロスには3年住んで、まだまだ適応中だよ。俺はテキサスが好きなんだが、やっぱりロスにいなきゃね。クールな街だし、気候は最高だ。けど交通渋滞は大変だし、不動産の価格はとてつもないね。家を買うんだって、ずいぶんと考えなきゃならなかった。小さい家を買う価格で、テキサスじゃマンションの建物が買えるんだからな。けど、面白い街だよ。エンタテイメントの中心で、やって来た時にゃ、何もかも上手くいくだろうって思わせる。そうじゃないタフなところなのにね。俺は89年からエンタテイメント界、レスリング界にいるから、厳しさはわかってるし、楽しんでる。これから忙しくなるだろうから、まだまだここにいるつもりさ。釣りはできねえけどな、ハハハハ。釣りにはサンディエゴに行ってる。
　まだ今の段階じゃ、どんな俳優にも比べられないよ。レスリングを始めた時は、ずっと冷や飯を食ってた。で、ようやくブレイクした。プロレスを今までにないレベルに引き上げることができた。誰の真似もせずに、自分の道を切り開いたと思ってる。自分を鍛練して、間違いから色々と学んできた。映画でもそうしようと思ってる。タフな道だってぇのはわかってっし、ブレイクも大変だけど、ちょいと名前は知られてる。コアなファンがいるから助けになるだろう。だけど、賢くやってかなきゃな。いい連中にも囲まれてるんだ。頑張ってやってけば何とかなるって、ポジティブに考えてるよ。
　見るんじゃ、「暴力脱獄」なんか好きな映画だぜ。ポール・ニューマンが好きなんだ（あたしも好きですぅ！）。俺だって50個の卵を食べることができるぜ。「ショーシャンクの空に」も大好きだ。「ミリオンダラー・ベイビー」も好きだし、「ブラッド・ダイアモンド」も楽しめた。けど、特にアクション映画が好きだな。レスラーとしてのキャリアがあるから、アドレナリンが噴出するのがいいのさ。もちろん、スティーブ・オースチンとしちゃ、他の映画も好きだがな。「君に読む物語」も良かったぜ。彼女が見たがったんだ。いい映画で、楽しめたぜ。
　今のレスリング界じゃ、ジョン・シーナがよくやってると思う。俺はレスリングをずっとやってきて、ビジネスをわかってるから、一般人とは違った目で見てるところはある。シーナはよくやってるし、子供たちに愛されてる。イメージが清廉潔白で、スポンサーにも好かれるだろう。ほんとにいいやつだ。ベストを尽くしてると思うよ。ま、俺がいたら話は別だろうけどな、ハハハハハ。シーナはレッドソックス・ファンだからブーイングを受けるって？　俺はスポーツ・ファンだが、特定のチームのファンじゃねえな。俺は素晴らしい選手たちのファンなんだ。
　俺自身が脚本を書いたり映画を撮ったりしないのかって？　う～ん……監督のスコット・ワイパーの細かい仕事を見て、すごいと思ったよ。俺はアイデアを提供したりして、ステーキに塩コショウを振ることくらいはできる。けどステーキ全部を作ることはできねえ。いい脚本を書くのも、色んな要素が積み重なってる。だから、無理だろうね。演技の方に力を注ぎたいね。あるいは、リングに戻るかだな、ハハハハ」
ボストン・ヘラルドでは、
「レスリングってぇのは暴力的なブロードウェイ芝居なのさ。演技力がいる。けど映画のアクション・シーンは技術的で、レスリングと違ってて、ちょっとフラストレーションがあったな。ヴィニー・ジョーンズとは上手くいったよ。俺たちはどっちもハンティングとフィッシングが好きで、ビールが好きだったからね。映画の批判が起きても気にしないよ。エンタテイメント産業じゃ、面の皮を厚くしとかなきゃね。俺は15年間やってきたんだ」
シカゴ・サンタイムズでは、
「ロケ地はいいところだったが、バカンスってわけじゃねえからな。ロシア人囚人と崖で闘うシーンがあって、2日間、投げられ続けて、背中が痛くて死にそうだったぜ。濡れた岩を走り回らなきゃならなかったし、何度も岩に投げられた。けど、全部自分でやったことは自慢できる。俺は子供時代からずっとレスラーになりたかったし、キャリアを築いてきた。今、体調は良いが、ずっと健康でいたいと思ってるんだ。だから俳優業が次のステップだと思ってる。もっと映画に出たいね。けど型にはまりたくはねえ。スティーブ・マックイーンとかチャールズ・ブロンソンがしたように、色んなタイプの映画に出たい。オープンに考えてるよ。恋愛映画だって考えるけど……恋愛映画に出たいって言っただけで、ちぃっと赤面しちまうな。俺が恋愛映画に……って、いや、やめとこう。やっぱり考えただけで、また赤面しちまうよ」

【本日のHHH　2007.04.27】
スティーブ・オースチンは明日公開の映画のために、あちこちでプロモート中。ハワード・スターン・ショーに登場し、語ったようです。ガールフレンドのことだけをピックアップ。オースチンよりは数歳若く、先生だそう。知り合ったのはジムとか。ちなみに、ロックとは数年音沙汰がなく、彼がやったようなゲイのキャラクターを演じることはないだろうとのこと。
SI.comでは、
「プロモで忙しいけど、楽しんでるよ。今はマリブに住んでんだけど、家を売って引っ越しを考えてんだ。マリブから25マイルをパシフィック・ハイウェイを走って来なきゃならねえ。危ない道だからな。ヴニースあたりに引っ越したいね。
　今はロスになれたけど、俺はテキサス男だ。できたらもっとテキサスで過ごしたい。けど、気候はいいね。交通渋滞と住居の高さにゃたまらんけどなー。
　マリブにや、リハビリ施設が45もあって、みんなリハビリをしてる。俺にゃ必要ねえ。ヨガは、DDPの友だちがやってて、一度ヨガマットを持ってきたんで、俺も30分やってみた。びっしょり汗をかいたよ。ハードだねえ。やつは上手いよ。けど、最終的にゃ、「マットを持って帰ってくれよ。俺は減量したくねえ」って言ったよ。
　ナッシュ・ブリッジズのシリーズには、13回出て、いい視聴率だったんだ。俺のやったキャラクターで新しいシリーズを始めるって話が出たんだけど、ヴィンスに相談した。その時は俺はかなり稼いでたし、レスリングを続けたかった。だから断ることにしたんだ。今、レスリングを止めることになったし、映画を考えた。「The Marine」は俺のために書かれたんだが、あんまり気に入らなかったんで、ジョン・シーナに回すことにした。いい脚本を探してて、2年前に「The Condemned」に出会った。12回、書き直しさせた。それでこんなに遅くなっちまったんだ。小さい役の話はいくつか来てたんだけど、興味がなかったんでね。
　脚本にゃ、かなり関わったよ。オリジナルを書いたロブ・ヘッデンとは何度も話し合って、彼はできる限りやってくれた。3回書き直してもらって、その後スコット・ワイパーを雇った。いい仕事をやってくれたよ。マリブの家でビールを飲みながら、いいとこ悪いとこを話し合って、書き直すたんびに俺が色々と文句をつけた。ひどいことも言ったが、彼はいいやつで、気に入るものを仕上げてくれた。
　主人公のジャック・コンラッドは、俺とよく似てるよ。ストーンコールドも大好きだが、ジャック・コンラッドの方に近いな。彼のセリフをいくつか読んで、ビールを飲みながら、「スコット、俺はこんなことを言う必要はないんじゃないか」なんて言った。必要なこと意外は喋らないことになった。ストーンコールドは悪態をつくキャラクターでよく喋るけど、ジャック・コンラッドにゃ、それは適してないからね。スタナーだって必要ない。クロスラインもな。レスリングの技を期待してもらっちゃ困る。けど、ハードな闘いシーンだ。ネイサン・ジョーンズにしたのも、スープレックスというよりは柔道の投げだね。
　次回作は、いい脚本を探してるんだ。もっと俺を中心にやるものをね。いい脚本を見つけるのは大変だね。ロックとは最近話してない。誰とやるのも、俺はオープンに考えてるけど、俺はまだまだ新人だからね。むしろ、俺とやりたいってやつがいるかなあ。トップの監督や男優、女優たちと共演してみたいが、レスリングでやったように、映画界でも、まだまだ頑張らなきゃな。
　レスリングじゃ、あと2年くらいは頑張れて、トップを張れるだろう。けど、もうやり尽くしたところがある。想い出も一杯ある。けど、ハンティングとかフィッシングとかの趣味を、健康で続けていたいんだ」

【本日のHHH　2007.04.28】
オースチン、色々と語っています。かいつまんで。
「俺は95年からWWEにいるんだけど、この2年間はレスリングにかかわってなかった。映画のプロジェクトがあったからな。けど今年のレッスルマニアは、オースチンを呼んできて使おうってことになったんだ。俺もレッスルマニアはホームだと思ってたから、承諾したんだ。映画の公開に合わせてのタイミングも良かったしな。
　これは初めての主演映画で、ずいぶんと勉強になったよ。アクティング・コーチのアランにもずいぶんと教わった。台本の行間を読むことを学んだんだ。レスリングのカメラ前とは全然違うね。映画を作るって過程は好きだな。俺がレスリングを始めた頃はまだまだ青二才で、それからずいぶんと学んできた。映画も同じで、自分の仕事に誇りは持ってるが、これが最初の映画だ。学ぶことが色々あったし、これからもいい人たちと仕事がしたいね。レスリングと同じように、いい連中と仕事をしたら学べることが多いからね。
　ま、レスリングでずっとカメラの前に立ってたから、まったくの青二才ってわけじゃない。カメラは慣れてるさ。神経質にもならなかった。共演者たちもいいやつらで、楽しかったよ。
　俺はレスリングでトップを張ってて、突然に頭っから落とされて首を骨折して、身体付随になりかけた。けど、なんとかカムバックできて、またトップに返り咲いた。親父が「何かするんだったら諦めるな、最初っから正しいことをやれ、カムバックしてまた始めろ」って言い続けて育ててくれたからね。そうしたまでなんだ。周りが支えてくれてて、ラッキーな人間だと思ってるよ。ファンを大事にしないやつらはバカモンだ。俺はずっとファンを大切にしてきた。
　俺はヒューストンから100マイルほど離れたところで育って、ヒューストン・レスリングを見てすっかり好きになったんだ。フットボールで奨学金をもらってたんだけど、レスラーの一人が俺もレスリングをすべきだと言った。レスリング・スクールの広告を見て、俺のためにあると思ったね。1500ドル以上かかっちまったし、2年間は貧乏暮らしだったけど、WWFでブレイクした。当時はいろんな小さな団体があって、勉強することもできたし、仕事にも何とかありつけた。今は大きな団体は2つしかないから、若いもんにチャンスがない。ジムに行ったりトレーニングしたりはできるが、観衆の前でやる機会が少ない。観衆の前でやってこそ、学ぶことがあるんだけどな」

【本日のHHH　2007.12.04】
スティーブ・オースチンはロウ3時間番組のプロモートで、色々と語っています。
「ジョン・シーナは段々良くなってきたな。残念ながら、今は怪我で欠場してるけどな。ケネディはしばらく良かったんだが、ちょいと迷ってるんじゃねえか。沢山の連中が、やつにアドバイスを与えすぎたんじゃねえかな。自分のやってたことに戻るべきだと思うし、それができると思うぜ。MVPもリングじゃ良くなった。俺は好きだぜ（大はつかない？）。エンタテイメントの部分を、まだまだ考えなきゃならないとは思うがな。ランディ・オートンは、リングじゃほんとに良くなった。マイクの技術をもうちぃと磨いて、リングでももう少し独自性をだしたらいい。けど、立派なトップの一人になるぜ。ウマガは印象に残ったぜ。サモア人のレスラーはみんなすごいが、彼もその一人だ。身体も大きいし、プッシュをもっと続けてほしい。やつはほんとにいいと思うな。
　ゴールドバーグとはやってみたかったな。彼がもう少し早くWWEに来てたら良かったのにな。彼とやったら面白くなっただろうにな。
　好きなビールはミラー・ライトかな。土日は、コロナにライムと塩をちいっと入れて飲むこともあるけど、買うのはミラー・ライトかな。リングで投げ入れられるのは、バドワイザー、クアーズ・ライト、ナチュラル・ライト、ミラー・ライトなんかがある。いつも変えてるよ。その方が宣伝に貢献できると思うからね。
　自分の過去の試合を観るのは好きだったが、ついつい批判的になっちまうんだ。けど、俺のキャリアを網羅したDVDが1月か2月に出る予定だ。WWE以外のも入ってるよ。俺が忘れてるのも多いから、楽しみにしてる。俺はリック・フレアーが大好きで、彼と話すのが好きなんだが、彼も自分の試合を半分も覚えてないって言ってる。彼の復帰は見てないが、帰ってきて嬉しいね。彼は最高のレスラーで、最高のチャンピオンさ。
　サンティーノ・マレラは楽しいね。アクセント、声、トークを楽しんだ。ずっと俺や俺の映画をけなし続けてくれた。面白かったよ。やってて楽しかったし、将来性があると思う。まだまだひよっこだが、きっとWWEの中じゃ喋りの最高に上手いやつの一人になると思うぜ。
　映画は、いい脚本を探してる。来年はまた新しいことをする予定だが、映画も撮りたいね。いい脚本を見つけるのは難しい。「The Condemned」は誇りに思ってる。映画をやるのは楽しかった。もっと経験を積みたいね。
　試合ができるんだったら、ブレット・ハートとやりたいね。リック・フレアーともやりたかった。彼も俺も、もう少し若かった頃にね。リックは今でもやってるけど、今、お互いにやりたいとは思ってないだろうしね」