| 【本日のCafe de Rene 2005.01.21】 ヴィンス・マクマホンとスティーブ・オースティンは、FoxのThe Best Damned Sports Showに出演し、映画について語ったようです。オースティンのレスリングへの復帰については、「やり残したことはある。何が起こるかはわからないよ」とのこと。ヴィンスはロックについて、いい仕事をして後続のために道をつくってくれたが、時々選ぶ題材に疑問を持つ、と語ったようです。 二人はMcDonnell Douglas showにも出演、オースティンは「映画に出るのはクールだし、キャラクターを次のレベルに引き上げてくれるだろう」とのこと。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.02.23】 スティーブ・オースティン、マネージャーのジョージ・ブラベックや弁護士たちとの協力で、自身の会社、SCKマネージメントを立ち上げるという話。タレントのマネージメントと、映画製作の会社のようです。ICMのマイケル・グルバーと契約したとのこと。「SCKとICMの力で、何でもやってやるぜ。ヴィンスやWWEと共同で、またみんなのケツを蹴り上げられるのが嬉しいが、これからはTV、映画、マーチャンダイズに可能性が広がったんで興奮してるんだ」とはオースティンの話。オースティンのマネージャー＆パートナーのジョージ・ブラベックは、なかなかのやり手の人物のようです。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.03.24】 スティーブ・オースティンはMcDonnell・Douglas showに出演。まとめると、こんな感じかな？ 「ロック、ミック・フォーリー、俺が抜けたあと、その穴を埋める奴はまだ出ちゃいねえな。けどバティスタは、本来の自分のまんまでやらせてもらえるんなら、ブレイクすっかもしれねえよ。 レスラーはあんまり脚本にこだわらずに、楽しんで、チャンスを与えられたら突っ走るべきだと思ってんだ。俺とヴィンスは、脚本はほとんどなしで、二人で本来の自分を演じて楽しんでたからな。 TVドラマのナッシュ・ブリッジスは楽しかったよ。警官ジェイク・ケイジのシリーズをやろうって話も出たんだが、レスリングのスケジュールがあったんで、申し出を受けなかったんだ。映画出演を楽しみにしてる。けど、レスリングしてた日々は、どんなもんにも代えられねえな。 身体はぼろぼろで、首の怪我と膝の怪我がひどいぜ。レッスルマニア19でロック戦を前に病院に運び込まれちまったのは、コーヒーとエネルギー・ドリンクを飲み過ぎて、あんまり水を摂らなかったせいなんだ。けど、いい試合をやったと俺は思ってるぜ。 レッスルマニア21はパイパーズ・ピットに出る。前日にロディ・パイパーの殿堂入りを紹介できるのは嬉しいぜ。俺自身は、まだ数試合はできると思ってる。この数年のレッスルマニアは、うまくいかないところもあったが、来年なんか、ちょいと楽しみにしててほしいぜ。 やってて好きだった対戦相手は、WCW時代じゃリッキー・スティムボート、サビオ・ベガ、ロックだったな。だけどブレット・ハートが一番だ。やつとはいつも特別でいい試合ができた。カート・アングルとも、コミカルな面が演じられたから楽しかったぜ。ただ、ゴールドバーグとできなかったのは残念だった。 ブロック・レスナーについちゃ、NFLに入るっていう自分の夢を追うためにWWEを出たんだから、俺は支持するよ。夢が実現しなかっただけだ。もっとも、ファンが裏切られたって気持ちになるのはよくわかる」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.04.02】 スティーブ・オースティンはMcDonnell・Douglas Showで、「Douglasが書いたインタビュー記事は良かったぜ」と語っていましたが、その記事がpress-telegramに掲載されています。オースティンのインタビューだけを抜粋すると、 「2年間もレスリングから離れてっけど、まだみんな俺を覚えててくれてるみたいで、ありがたいね。俺はヒールでやってたんだが、その凶暴さが受け始めたんだ。乱暴で下劣で汚い言葉でまくしたてたが、ファンはそれが大好きだった。アンチ・ヒーローだったのさ。WWEに入った当初は、喋ってることをカットされた。だからヴィンスに電話して、『なんでそんなことをするんだ！』って怒鳴ったよ。それから、カットされなくなって、人気が沸騰したんだ。 椅子やいろんなもので殴られて、頭にゃ縫った傷痕が何十とあるぜ。レスラーになるには、痛みに耐えていかなきゃだめだ。首も骨折した。オーエン・ハートからツームストーンを喰らった時、数分間感覚がなくなって動けなかった。麻痺したってわかったから、ハートに触るなって言ったんだ。どうにか試合を終えたが、たぶん歴史的に最低な勝ち方になるだろうな。指には麻痺が残ってるし、他にもあちこち傷を抱えてる。レスラーである以上、怪我は避けられないさ。 けど、この仕事は好きなんだ。世界中にファンがいる。日本じゃ俺は大人気だし、イギリス、ドイツでもそうだ。ファンがチャントしてくれた時、アドレナリンが噴出して、最高の気分になれるんだ。 90年にレスリングを始めて、ダスティ・ローデスやジェイク・ロバーツ、ホセ・ロザリオとサウスウエスト・サーキットでやってた頃は、こんなにビッグになるとは思ってもいなかった。今でも、俺はテキサスの田舎出の、釣りと狩りが好きな男にすぎないさ。セレブの生活にゃ縁がないし、テキサスに持ってた家だって、小さなもんだったさ」 今は、新しいガールフレンドと暮らしているようです……そういえば、ずいぶん前に、DDPとは別れて暮らし始めたということでしたね（←誤解される書き方だな）。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.04.09】 Stone Cold said so。WWE.comより。 「WWEに帰ってきて嬉しいぜ、特に、レッスルマニア21に、な。ガラスが割れる音がして、観客が歓声を上げるっていうのは、いつも最高だ。しばらく離れてたから、なおさらだな。やっぱ観客の前に出たら、アドレナリンが噴出するな。ま、続けて出るかどうかは、わからんけどね。映画の予定があるんだ。けど、WWEはファミリーだぜ。出入りすることはあっても、常にWWEの一員だ。俺たちゃ自分たちのやってることに誇りを持ってるし、特別なものを作ってるんだぜ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.05.11】 スティーブ・オースティン、Loose Cannon's Radio showに電話出演。 「映画『ロンゲストヤード』の出演は楽しかったぜ。ダチのゴールドバーグやボブ・サップとつるむ機会があったしな。フットボール選手を演じられたのも良かった。次の映画『The Condemned』は、相棒殺しの汚名を着せられた警官が、無実を証明するために闘うっていう話だ。これも楽しみにしてる。映画を撮り終えた後は、リングにちょいと復帰しようと思ってるんだ。やっぱリングは最高だからな。ロックの映画成功も嬉しく思ってる。俺たちゃいつもリングじゃいい雰囲気でやってから、映画でもそうなると思うぜ。やつと共演したいね。映画を見に来やがれ！ 何たって、ストーンコールドがそう言ってんだからな！」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.05.13】 スティーブ・オースティンはIGN Sportsのインタビューに答えました。かいつまんで。 「映画出演できて、ラッキーだったと思ってるぜ。映画に出るために、何年も頑張ってるやつらが多いんだからな。映画界も、プロレスと同じで大変なのさ。「オースティン、ハリウッドに行く」なんて言われるのは好きくねぇが、ま、ここがハリウッドだから仕方あんめえ。TVにゃたくさん出たが、映画は『ロンゲストヤード』が初めてだ。撮影現場はクールだったし、出演者、フットボール選手たち、スタッフもみんなクールな連中だったぜ。いい映画に出られたもんだ。アダム・サンドラーはスーパースターだが、クールで愉快なやつだったさ。俺はやつのファンだったし、やつはレスリングの大ファンだった。色々と手助けしてくれたぜ。そりゃ、俺はマーロン・ブランドのような演技力はねえが、自分の役所を楽しんだぜ。 ストーンコールドってぃうのは、まったくの俺自身さ。アリーナを満員にするために、誇張されたキャラクターではある。だけど、俺の中から生まれたもんだ。WCW時代のリング・マスターってぇのは、俺なりに頑張ってたんだが、かなりかけ離れたキャラクターだった。WCWでは、リッキー・スティムボートと闘った。最高のレスラーの一人だぜ。リック・ルードやスティムボートと一緒にロードしてた。俺は一所懸命やってたのに上手くいかなかったから、どこが悪いんだろって、二人に聞いたもんだ。技術はあるが、エンタテイメント性に欠けるってことだった。ストーンコールドになって、フラストレーションが解消された。自分を解放して好きなようにやれたのは、彼らのアドバイスのおかげだぜ。 レスラーがギミックを作るのか、ギミックがレスラーを作るのかは、難しい問題だ。ヴィンス・マクマホンはたくさんのレスラーにたくさんのギミックを作った。アンダーテイカーが俺の以前知っていたミーン・マークだったら、こんなにブレイクしたかどうかはわからねえ。偉大なギミックはやっぱり偉大だ。だけど、それだけじゃダメだろね。結局、本人の才能が必要さ。 今まで受けた最悪の怪我は、PPVでのパイル・ドライバーで首を骨折したことだな。しばらくは観客の前で身体を動かせなかった。手術も必要だったさ。こんな話はいくつもあるが、俺がやったひどいことで面白い話は、ビッグボスマンとドイツで闘った時だ。やつが殴ってたのが、だんだんひどくなってきた。時々、こういったことが起こるんだ。ま、許容範囲ならいいんだが、それが行き過ぎるとやり返しがくるものなんだ。やつは俺の頭を殴り続けてたんで、ついに俺は本気で目から火が出るくらいに殴りつけてやった。やつはリングにぶっ倒れたが、正気に戻った時は笑ってたぜ。俺の仕返しがフェアだとわかってたからな。それ以後、2度と俺を殴らなくなったけどな。 ストーンコールド・スタナーは、俺が考えついたもんじゃねえ。ファイアットビルでレスリングをしてた時、俺はマネージャーのテッド・デビアスが使ってたコブラ・クラッチを使ってた。そこにマイケル・ヘイズがやってきて、「時間があるか？」と聞いてスタナーを見せてくれた。DDPはバリエーションをしてたし、ジョニー・エースは日本でやってた。で、俺がやると、ジム・ロスが「ストーンコールド・スタナー！」って叫んでくれたんだ。ロスは俺についちゃ、色んなことを思いついてくれたな。だからスタナー誕生は、マイケル・ヘイズのおかげなのさ。 今後は、WWEの映画を撮る。定期的にはロードに参加しないだろう。だけどいくつかプランはある。TVにも出る予定だ。俺のファンは俺にずっと忠実だから、ファンのためなら何でもするつもりさ。レスリングもするつもりだけど、軽い感じでだろうな。ハルク・ホーガンがずっと俺にラブコールしてるのは知ってるよ。やつを尊敬してるし、偉大な業績を残した。俺たち二人とも、アリーナをソルドアウトさせた。やつとレスリングするのは楽しいだろな。いつか、対ハルク・ホーガンってぇのがあるかもしれねえな。ま、ストーンコールドがそう言ってんだからな」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.05.20】 スティーブ・オースティンはDes Moines Register で、映画の宣伝。 「またフットボールをやれたのは楽しかったぜ。うんにゃ、映画についちゃ、別にロックに教わらなかった。映画の撮影中は、トレイラー・ハウスにこもってなくてよかったんで、スペイン語、ドイツ語、日本語を覚えたぜ！」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.05.24】 スティーブ・オースティン、エドモントン・サンで映画「ロンゲストヤード」について語っています。 「フットボール選手たちとビールを飲んで話ができたのは楽しかったぜ。ま、俺はずっと映画に出てるわけじゃねえから、便所に行って俺の出番を見逃すなよ。ま、次の映画じゃ主役を張ることにはなってっけどな。すごく興奮してるぜ。キャラクターはストーンコールドとさほと違ってねえ。アクション映画のジャンルに入る。俺はマーロン・ブランドやロバート・デニーロって柄じゃねえからな。俺にぴったりの役柄さ。今後映画に出るとしても、いい脚本で、キャラクターを崩さないようにしたい。けんど、ロマンスもいいかもな。レスリングをしてロードしてたころが恋しいけど、人生は自分を可哀想がってるほど長かぁねえ。リング以外の生活にも慣れてかなきゃな」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.05.26】 スティーブ・オースティンはミネソタ・ダイアリーで映画について語っています。適当に。 「『ロンゲスト・ヤード』も楽しかったけど、やっぱり8月から始まる俺自身の映画を楽しみにしてるんだ。俺は16年間カメラの前に出てたが、レスリングをすることはあんまりできなくなったし、ヴィンスもそれがわかってる。だから、俺たちゃ映画って方法でまた金を稼ごうと思ってんのさ。俺はチケットをいつもソルドアウトさせてきた。映画でもそうありたいね」 WWE.byte thisでは、 「『ロンゲスト・ヤード』はほとんどサンタフェで撮影したんだが、楽しかったぜ。レスラーとフットボール選手が一緒にいたのは面白かった。ダチのケビン・ナッシュと一緒にやれたのも楽しんだよ。出来上がりを2回見たが、面白いぜ。オリジナルは10回は見た。けど、アダム・サンドラーは、またバート・レイノルズとは違ってて、どっちもすごいと思ったぜ。アダム・サンドラーはいい映画を撮ってるし、俺は大ファンなんだ。愉快なやつで、楽しくやったぜ。クリス・ロックもそうだ。元NFLプレイヤーのビル・ロマノフスキーも面白いやつで、一緒に水泳を楽しんだりしたぜ。けど、フットボールをすることと、映画でフットボールをすることってぇのは、また別もんだって思ったな。俺はランニング・バックをやって、学生時代にやってたポジションと同じだったんだ。ゴールドバーグは、彼女とつるんでることが多かったな。ま、けど俺の役はちっぽけなもんさ。今度のWWE映画が楽しみなんだ。こっちは、俺が主役だからな。これで真価が問われるだろうさ。WWE復帰じゃ、イギリス・ツアーに参加予定で、楽しみにしてるんだ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.05.28】 スティーブ・オースティンも、映画についてThe Carolina Channel.comで語っています。適当に。 「大学じゃランニング・バックをやってたんだが、プロになるほど上手くはなかった。だけど、大学の経験のおかげでレスリングに転向できたさ。オリジナルは何度も見たんだ。なんたって、俺はバート・レイノルズの大の付くファンなんだ。やつの映画はみんな見てるぜ。今回もオリジナルを損なわないように仕上がってると思う。知り合いがたくさんいて、一緒に映画撮影ができて、終わるとホテルでビールを飲んでだべれたのは最高だったぜ。けど、やっぱり楽しみは8月から始まるWWE映画だな。なんたって、俺が主役なんだから。 ブロック・レスナーはフットボールをやりたいって言ってWWEを辞めたが、俺は彼の選択を支持してるんだ。大学じゃフットボールをやってなかったみたいだが、運動選手としては信じられないくらいの才能の持ち主だ。大きくてスピードがあって力もある。けんど、やっぱりテクニックってぇのは、一番大事だからな。やつがキャンプか何かに参加できて、もっとテクニックを付ける機会があればいいと思ってんだ。俺はやつがプレイしてるのを見たいからな」と、いつもレスナーに優しいオースティンです。レスリングについては、「現在のメンバーを見た限りじゃ、でっかいPPVで試合をやれるような相手はいねえな。ハルク・ホーガンがラブコールしてくれてるようだが、そいつぁちょいと面白れぇかもしれん。金を稼げるでっけぇ試合になるんじゃねえか。俺はこの仕事が好きだし、忠実に支援してくれてるファンがいる。だからすっかり離れるつもりはねえよ。だけど、もうハードにロードに参加することはできねえ。ちいっと上手にやらねえとな。映画のキャリアは築くつもりだが、ガラスの割れる音がして、俺がアリーナに登場すると、2万人の観客が沸いてくれる。これ以上のことはねえんだよ」とのこと。 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.05.31】 「ロンゲストヤード」ではちょい役のようですが、結構メディアに取り上げられているスティーブ・オースティン、The Knight Ridder News Serviceより、簡単に。 「演技するのはレスリングと似てるぜ。観客を沸かせて、ストーリーを語るんだ。レスリングじゃ、毎夜リングで芝居が繰り広げられてるさ。レスリングはもっとアドリブが必要だが、俳優たちのようにお互いに助け合ってる。だが、俺は演技のエキスパートじゃねえ。演技っていうのは、もっと覚える作業が必要だからな。俺は2万人のファンを熱狂させてきたんだが、映画で自分の演技がどうだったかは、ちいとわからねえな。監督は、『いいよ〜、いいよ〜』って言ってくれたが、やつはみんなにそう言ってたさ。 映画館に行くのは好きくねえが、クリント・イーストウッド、チャールズ・ブロンソン、バート・レイノルズなんかのビデオは借りてるぜ。アクション映画が俺にぴったりだし、コメディもいいと思うね。アカデミー賞には、縁がねえさ。フィルムの中でレスラーをやる必要はねえと思ってる」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.06.23】 スティーブ・オースティンはヨーロッパ・ツアーに参戦中。マンチェスター・イブニング・ニュースで語っています。適当に。 「この業界じゃ俺がすべての記録を作ってきたから、誰かと比較なんてしたことはねえよ。けど、ジョン・シーナは、その記録を破る可能性があるかもな。そうなるかどうか、みたいもんだぜ。業界にとっちゃまた頂点が来ることになるから、やつの幸運を願ってんだ。やつはまだまだ発展途上だが、上手くやってんじゃねえか。WWEもやつを一所懸命プッシュしてるし、やつは頭もいいし、ファンのために全力を尽くしてる。立派なキャリアを築ける野郎だと思ってんだ。 俺自身は、いい相手と、いい時期に、いいストーリーで、あと2、3試合はできると思ってる。ま、すべて上手くいった時に、だけどな。ロウにもまた出たいけど、俺はトップとして長い間トップの連中たちと闘ってきた。だから、違った形で貢献できたらいいと思ってんだ。誰かを倒すってんじゃんなくて、ストーリーにちょいと花を添えて、稼がせることができたらいいと思うよ。 イギリスには長い間来てなかったし、今度がいつになるかはわからねえ。けどここはいつも最高だし、アドレナリンが噴出するぜ。次は映画で姿を見せることになるだろうが、俺の夢はレスラーになることだった。だから、離れることはねえよ。ロックは映画界に行く決心をして、かなり上手くやってる。俺はいいプロジェクトで、自分のできることをやりたいが、レスリングのバックグランドからはずれることはねえ。俺はこのビジネスが好きで、俺が作り上げてきたファンが好きなんだ。WWEが好きだし、ずっとつながってやっていきたいと思ってるぜ」 |
| 【本日のCafe de Rene 2005.06.30】 スティーブ・オースティンはイギリスのサンのインタビューに答えました。苦労人の彼の言葉は、含蓄がありますなぁ〜。Cause Stone Cold said so。かいつまんで。 「まだ2、3試合はできると思ってんだ。やっぱり、みんなが見たがってるハルク・ホーガン戦なんかをやりたいね。ホーガンもそう願ってるって聞いたぜ。うまい具合にストーリーが運んで、舞台がぴったりと出来上がったら、やりたいもんだぜ。今までにやったことがなかったから、2大スターの対戦ですげえ大事な試合になるぜ。過去にゃ色々と経緯があったが、わだかまりはこれっぽっちもねえ。俺はレジェントとしてホーガンを尊敬してる。ま、喋りすぎのところがあるがな。スマートなやつだぜ。 残念なのは、ゴールドバーグと対戦できなかったことだな。ヴィンスがWCWを買い取った時、ビルは家にいて金を得ていられる境遇だった。まあ、やつはビジネスマンとしてスマートだったし、敬意を払ってっけど、もし即座にWWEに来てたら、俺とすごい抗争ができただろう。家にいるよりも、もっと金を稼げてたんじゃねえか。やつを批判はしねえが、WWE、俺、ビル自身、みんなが時流に乗り遅れちまったのは残念だな。後からWWEに来たが、WCWじゃ連勝記録を誇り、かっこよくいられて、唯一の支配者だった。WWEじゃそうはいかねえ。ジョン・シーナなんかを考えてみるといい。やつはまだまだ青二才だが、目と耳を開いてみんなの言うことを聞いてる。で、ハードにやってんだ。俺がリング・マスターだった時も、いい例だ。6カ月間リング・マスターをやってたけど、ひどいもんで、何とかしなきゃだめだと思って、自分自身を変えたんだ。ビルも、そうできたはずだろう。ただリングに出ていって、誰かをやっつけるってだけじゃダメなんだよ。色々と学んで、ファンを楽しませなきゃならねえ。ビルはそうじゃなかった。やつは1年間いて、ちょいと金を稼いで、出ていっちまいやがった。 ECWのPPVは、俺は好きだったぜ。暴力的で野蛮で、過激で流血があって、面白いキャラクターが出て、まさしくECW的だったと思う。ECWにはちょいといたんだが、WWEに通じるキャラクターを始められたんだ。けど、あのPPVが業界にすごい影響を与えて、毎月見たいって具合になるとは思わねえな。1年に1、2回、見たいって感じだろうな。長期的にビジネスを考えると、あれは一時のアドレナリンの噴出であって、ゆっくりとストーリーを語っていくことが必要だ。毎週やることは不可能だぜ。PPVで意見の相違は色々とあったが、みんなが影響を受けたことは確かだ。レスリング経験の長さに関係なく、誰であれ、観客のすごい反応に気づいただろうからな。ポール・ヘイマンやJBLのプロモで観客は沸いたが、シュートのプロモってぇのは、私生活でどんなことをしてるか語るんじゃなくて、限界の中で話すことなんだよ。ほんとのシュートってぇのはないんだ。ほんとのシュートは金にならなくて、舞台裏での闘いだけさ。昔、HBKとブレット・ハートが揉めてた時、多くの連中は「二人がほんとに嫌いあってるから、すごい試合になるに違いない」って言ってた。ところが、実際はそうじゃねえんだ。リングじゃお互いに助け合わねと、すごい試合にはならねえ。UFCだとかのシュート・ファイトだったら、可能かもしれねえ、けど、プロ・レスリングは違うんだよ。 今は、俺とヴィンスとは友だちだぜ。ビジネス上じゃ、俺たちはほとんどの時、互いの目を見て話してた。けんど、俺は思うんだが、ヴィンスが誰かに影響されてた時にゃ、破綻したんだ。例えば、ロウで前宣伝もなしにブロック・レスナーに負けろって言われた時だ。「俺は何にもないところからこの会社を上向きにして、何年も背負ってやってきたってぇのに、突然にリングに出てジョバーになれっていうのか？！」って言ってやった。ビジネスにとってまったく良くねえ決定だ。俺は、そんなんに関わりたくなかった。で、「Fuck、You！ 俺は出ていくぜ」って言ったのさ。他にやり方はあったかもしれねえ。けど、俺はそうしなかった。俺にゃ、俺のやり方がある。それがわからねえやつもいるだろう。だが、俺の道を歩いてるのは俺なんだからな。俺とヴィンスはよく似てるんだ。二人とも、強情で頑固なのさ。だけど、二人とも、二人が別々にいるよりは一緒にやった方が、もっと金を稼げて会社のためにもいいってわかったのさ」 |