【2007.05.27　本日のウルリッヒ】 　元テレコムのマッサーのジェフ・ディホ ンという人が、97年にウルリッヒに1度フランスでEPOを渡したとBild紙で語ったと、ドイツ・メディアで報じられています。でも、この65歳のベル ギー人、96年にテレコムを辞めているんですけれどぅ？（Wikipedia調べ）。彼が暴露本を書いたことが、今回のテレコム・ドーピング・スキャンダ ルのきっかけなのですが、どーも、本を売ろうとする売名行為があるような……？　あるいは、年をわざと違えて、ウルリッヒを追い込もうとしているメディアの策略か？ （ウルリッヒが実際にドーピングしたかどうかの問題は、また別問題ですので、ちょいと置いおきますよ）。

【2007.05.26　本日のウルリッヒ】 　な〜んだかよくわからないの ですが、ウルリッヒを告発していたブリッタ・タンネンベルグ教授は、旧テレコム・チーム選手の数々のドーピング告白を受け、「テレコム・チームがドーピン グを行っていたので、ウルリッヒに対する訴えを取り下げるかもしれない」とTVで発言。「チームがドーピングをしていたことを知っているのなら、一人の選 手を訴えることは難しい」とのこと。う〜ん、ウルリッヒを引退まで追い込んだ直接原因の人なんですけどぅ〜？（いや、取り下げるのはいいことなんですけど ね）。ボン検察局はそれを受けて、証拠を再検討するとのこと。「元々我々はチーム首脳部がドーピングについて何も知らなかったという観点から調査してい た。現在の状況を受け、それを再検討する」とのことです。ま、まだ検討中の段階のようですので、ウルリッヒはそれを真に受けて迂闊に告白などしないように （←おいおい！）。 　なお、CSCのリース監督は、記者会見で現役時代にドーピングをしていたことを認めて告白。ウルリッヒに関しては、「彼がドーピングをしていたかどうか は知らない。ヤンは自分にとってベストのことをすべきだ」とコメント。ウルリッヒのマネージャー・ストロウバンドは、「ウルリッヒが公に語ることは何もな い」とコメント。

【2007.05.25　本日のウルリッヒ】 　ボンで行われたT-モバイルの記者会見、ミルラムのエリック・ツァベルが加わり、ロルフ・アルダグと共に、涙ながらにドーピングしていた事実を告白しま した。アルダグは94〜98年、2002〜2003年にドーピングをしていたと認め、チーム・マネージャーに解雇を申し出るも、監督として残ることを望ま れています。ツァベルは96年のツアーでEPOを使用、それ以後は使っていないとのこと。息子のことを考え、自分のした過ちをして欲しくない、息子には正 直でありたいとの告白だったようです。二人は個人的に使用したと主張したようで、組織ぐるみとの話は否定したもよう。 　なおウルリッヒの弁護士は、ウルリッヒは才能豊かだったから、97年のツール勝利にドーピングは必要なかったとコメントしたようですが、ウルリッヒは主 任弁護士（？）ペーター・ミハエル・ディステルを、解雇したようです。ディステルは、「多くの選手が告白しているのはスポーツのためにはいいことだ。だ が、ウルリッヒの場合は違っている。彼だけが、告発の対象になっているのだ」とのこと。 　それにしてもこれだけT-モバイルの選手がドーピングを告白していても、ウルリッヒだけ詐欺の告発がされているのは、な〜んか理不尽なものを感じます よ。ウルリッヒに対する告発は2006年にドーピングをしてチームから金を騙し取ったという、ブリッタ・バンネンベルグ教授の告発ですから、その年はチー ムはドーピングをまったく知らなかったということになるようです（←なんか、おかしな話じゃないかえ？　しかも、T-モバイルはウルリッヒをクビにしたん でしたよね〜）。ボン検察局は、ドーピングに関与していたアンドレアス・シュミッツ元チーム・ドクターと、ウルリッヒとの関係を調べるもよう。このテレコ ム・ドーピング騒動、やっぱりウルリッヒ一人が犠牲になっているような気がしてしまうウルリッヒ・ファンですわ〜。 　ま、ウルリッヒの弁護士団は、どーも失敗ばかりしていた印象がありますので、ここはとりあえず、いい弁護士を雇ってほしいものです。スイスのウルリッヒ自宅から集められた物件を、ドイツに送ることを反対した要求も、取り下げられてしまったようですし……。 　なお、これらの会見を受け、CSCのリース監督が会見を開くとの噂。

【2007.05.24　本日のウルリッヒ】 　な〜んかT-モバイルが揺れています。元チーム・ドクターが組織絡みのドーピングを摘発したのを受けて、元チーム員が次から次に90年代のドーピングを 告白。そのせいもあって、ロルフ・アルダグは記者会見を開くようです。なお、フライブルグ大学の医者がドーピングに関わっていたとの告白で、T-モバイル はフライブルグ大学との医学提携を中止。

【2007.05.19　本日のウルリッヒ】 　ジロの前日にウルリッヒはフエンテス医師と会っていたというイタリア新聞の報道を、ウルリッヒの弁護士は否定。

【2007.05.17　本日のウルリッヒ】 　What?!っていうニュースなんです けどねー、バッソは2006年のジロの前日、ドイツ・フライブルグのホテルでウルリッヒと共にフエンテス医師と会っていたと、イタリアのガゼッタ・デロ・ スポーツが報道したようです。捜査に協力しているドイツ検察局からの報せとか。ジロの前日にそんなことが可能なのか、またライバルと同席して医師と会うな んてことをするのか、疑問が湧きますが……。バッソは、復帰を考えてスポンサーやら同僚からの圧力を恐れ、詳しい証言を拒否しているとの話です。な〜んだ か、さっぱりわけがわかりませんよ。 　ジロの前日、ウルリッヒは何をしていたのかと、過去のこのページを調べてみましたが、色々なメディアからインタビューを受けていますよ？（←そりゃ、そうでしょー、バッソも同様なんじゃ？）。　こっそり抜け出すことなんて、可能なのぅ？？？

【2007.05.05　本日のウルリッヒ】 　うんざりするようなドーピン グ関連の話題が続いていますが、T-モバイルはテレコム時代に組織的にドーピングを行っていたとの告白を受け、フライブルグ大学所属のチーム・ドクターを 謹慎処分。調査中とのこと。そんな中で明るい話題は、ウルリッヒとザラさんの間に、9月にベビー誕生とかいう噂。詳細はわかり次第。