| 【2006.11.30 本日のウルリッヒ】 http://www.freie-fahrt-fuer-ulle.de/で行われている、 「スイス自転車連盟のバカ野郎、UCIのバカ野郎！ ウルリッヒを無罪放免せんかい！！」署名運動、あちらこちらで話題になり、取り上げられ始めています。名前と都市/国名を記入するだけ。日本からの参加者も多いですよ。 この署名運動、ウルリッヒも気がついたようで、ファンの応援にすごく感激しているとか。 ウルリッヒ・ファンも、アンチ・ウルリッヒも、やっぱりツールでウルリッヒが見たいですよね！ 実際の効果がある無しは別として、メディアに対する影響はあるはずですよ。さあ、まだの人は、サイトへGo！！ ウルリッヒはトスカーナでトレーニングしていたようです。ルッカ州マッサローザの丘に、家があるとの話。近くにあるモンテ・ローサを登っていたとか。こ の近辺には、ルイジ・チェッキーニ医師が住んでいるもよう。早くツールで走れるチームが見つかりますように、南無南無。 ティンコフとの契約はなさそうとの 噂ですが、Boifavaが興味を示しているとの噂。そういえば、ペヴナージュがイタリア・チームと交渉しているという噂が、ありましたっけ（ウルちゃん、いつもペヴ爺付きだもんなー）。このチームには元T-モバイルのナルデッロも移籍するようです。 オペラシオン・プエルト、書類改竄の容疑がかかっているエンリケ・ゴメス捜査官が、29日に聴聞を受けたようです。彼の言い分によると、コンピュー ター・ミスで、オペラシオン・プエルトの書類が2つバージョンができてしまったとか（←おいおい！）。どんな謝りかは語られていませんが、そのために違っ たバージョンを配布することになってしまったと語ったようです（わけわからんぞ！）。詳しい情報は、入り次第……。 UCIのマッケイド会長は、現在の状況ではオペラシオン・プエルトに名前が上がった選手を懲戒できないとし、スペイン大臣にUCIに協力してくれるよう に要請。「情報はたくさんあるのに、使うことができないので何も処分ができない」と語る。要請書のコピーをIOC、夏季オリンピック協会、スペイン自転車 連盟に送ったとのこと。 え〜っと、ちぃっと言わせていただくなら、正式バージョンでない書類を使って、誰を処分しようというのでしょうねー？ バッソ、ウルリッヒ、マンセボ、 セビーリャ、ボテーロ？？ EPOが発見された血液バッグに書かれたコードネーム、Valv.piti氏は？（いや、私は別に誰だと言っているわけではあ りませんが（←言ってるって！）、スペインの報道のいい加減さを、物語っているとは思いませんかぁ？ 彼は関係していないと真っ先に報道され、やがては、 書類に名前が上がっていたとしてもvalv.pitiは1回だけで、しかも2002年以来上がっていないから関係ないとされ、そして今は、血液バッグに EPOが混入されていたと報道されたけれど、その後の報道はないようですし……）。別に私は誰かがドーピングしたと言っているわけではなく、すべての状況 が同じなのに（コードネームなどの状況証拠のみ、検査陽性の結果はなし）、選手の扱い方に不公平があるのでは、と言いたいわけですよ。 なお、ウルリッヒやバッソはドイツ・ツアーには出場させないと、主催者のカイ・ラッポ氏が語る。これもひどい話ですぅ〜。ドイツ・ツアーの優勝は、ウル リッヒの夢の一つだったのですよぅ（涙）。う〜ん……何となく、スポンサーの某企業の圧力を感じるのは、被害妄想でしょうかね？ ウルリッヒがツールやド イツ・ツアーで優勝することを、一番望んでいないのは某企業がスポンサーのチームではないのかぁ？ ウルリッヒ（やバッソ）がツールに出るのなら、ツール をボイコットする可能性もあると、某チームは言っていましたねー。 |
| 【2006.11.29 本日のウルリッヒ】 http://www.freie-fahrt-fuer-ulle.de/で、 「スイス自転車連盟のバカ野郎、UCIのバカ野郎！ ウルリッヒを無罪放免せんかい！！」署名を行っています（←ちょっと翻訳が違うような気もする が）。名前と都市/国名を記入するだけ。署名なんて効果ないじゃん、と思っているそこのあなた、ウルリッヒ復帰を願っているロードレース・ファンが多いと いうことを示すことだけでも、メディアに対するアピールになりますよ！ 小さな積み重ねが、実を結ぶこともあるかも？ 「もう一度ウルリッヒが見たい」、 「バッソのツール優勝確実じゃ、つまらないじゃん」、なんて思っていたら、とりあえずは小さな行動からですよー。「山で苦しむウルリッヒが見たいよな」、 なんて思っているアンチ・ウルリッヒも、この際、仲間に加わりませんか？ ウルリッヒはティンコフに行く可能性が高いんじゃと思っていましたが、どうやら交渉はうまくいっていないもよう。ティンコフのマネージャー・オマール・ ピシナ氏は、「1ヶ月以上話し合っているが、彼は興味を持っていないようだ。彼が交渉しているチームがあると言っているのは、他のチームじゃないか。我々 はタイラー・ハミルトンと契約して満足している」と語る。ウルリッヒの大ファンであるティンコフのオーナー・オレグ・ティンコフ氏が、自ら交渉に乗り出す とかいう噂もありますが……。う〜ん、要はツールに出られるチームかどうかということでしょうかねー？ 何だかわけのわからなくなったオペラシオン・プエルトですが、フエンテス医師とバトレス助手のラボで発見された血液バッグが、いくつか消えうせたと、ス ペイン紙が報道しています。6月27日に裁判所に報告された血液バッグの数は116（当初は200以上という報道だったじゃないか！）、ガルディア・シビ ル・チームは赤血球バッグ20と、血液バッグ96と勘定したようです。しかし10月17日には106個、現在は99個（96がフエンテス医師のラボ、3が バトレス助手のラボ）になっているもよう。これらはバルセロナの研究所で検査され、結果はオペラシオン・プエルトの裁判官に渡されたとかいう噂。「サンプ ルの大きさで間違いが起きた」と、オペラシオン・プエルトの捜査官は語っているようですが、？？？の話ですねー。そういえば、90個ほどの血液が検査さ れ、その中でEPOが混入されたのが8個見つかったという話でしたが、結局、全部検査されたのでしょうか。ううむ、いい加減な捜査を感じますよぅ〜。 |
| 【2006.11.28 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒのHPによると、今年は南アフリカではなく、オーストリアとイタリアでトレーニングするもよう。オーストリアではフィットネス・トレーニング とマウンテン・バイクを使って、イタリアでは何人かとトレーニングする計画とか。「始まりっていうのは、いつも大変なんだ。でも、また自転車に乗って、追 い込むのはいい感じだよ。トレーニングは計画通りに行くだろう。チームやスポンサーとの話はあるけど、まだ何も決まっていない」とのこと。う〜ん、早く ツールに出られるチームが決まりますように、南無南無。 スペイン紙でEPO混入の血液バッグはオスカル・セビーリャの物と考えられると報道されたセビーリャは、否定していますが、「オペラシオン・プエルトの せいで、生活ができなくなってるよ。これは言いがかりだ。僕とパコ・マンセボが槍玉に挙がるだろうって、告げられてたんだ」と語ったようです。セビーリャ の弁護士ホアン・ゾルゾナは、3つの血液バッグが「Sevilliano」あるいは「No.5」と付けられた物であったと認めたとの噂ですが、「彼には関 係していない。セビーリャは、ニーニョとかマンチェゴとか呼ばれているんだ。セビリャーノではない。この事件、名前とNo.があまりにも多く混同されてい る」と反論。スペイン自転車連盟も、コードネームと選手たちは関係がないと発表しています。 う〜ん、コードネームとかNo.とか、もういい加減にしてくださいよって感じですかねー。ウルリッヒだって、JAN、No.1、Hijo Rudicioと、3つのコードネームが全部ウルリッヒだと言われていたんでしたっけ。ところで、Valv.pitiの話題は、あまり見つからないけれ ど、どうなったんでしょねー？（何だかメディアの作為を感じちゃいますよ、と被害妄想）。Pitiというのは、バルベルデのジャーマンシェパードの名前だ と、一時は言われていたんでしたっけ。 |
| 【2006.11.27 本日のウルリッヒ】 オペラシオン・プエルト事件以来、「What?!」な話題が多いですね。ウルリッヒとは関係がない（まだ多分……って、おいおい！）のですが、クレーデン やケッスラーから無能呼ばわりされて（←ちょいと過激な省略）T-モバイルをクビになったマリオ・クンマー監督は、アスタナ・チームに行くようです （What?!）。ヴィノクロフ、クレーデン、ケッスラー、クンマー、またもツールで、お家騒動が見られるのでしょうか、ﾜｸﾜｸ。 |
| 【2006.11.26 本日のウルリッヒ】 何だかマスコミにリークばかりされているオペラシオン・プエルトですが、フエンテス医師のラボで発見された血液の入った袋の中で、怪しそうなものをバル セロナの機関で検査した結果、8つの袋の中の血液から禁止薬物のEPOが検出されたと、スペイン紙が報じています。どのバッグの血液か、誰の物かは発表さ れていないとの報道もありますが、「Klaus」、「Sevilliano」（あるいは、No.5）、「Gemma」、「Mari」、「Falla」、 「Valv.Piti」（No.18）とコードネームの付いた物で、2つ（3つと報じているところもあり）はオスカル・セビーリャのものと思われると、報 じているところもあるようです。もちろん、セビーリャは否定しています。フエンテス医師の弁護士も、「バルセロナの検査機関からの公式な知らせは何もな い」と発表。T-モバイルのスポークスマン・クリスチャン・フォルマートはこの件に関して、「我々には明確な規定がある。セビーリャをサスペンドと決定した後、契約解消し た。報道が本当であっても驚かないが、本当かどうかはわからないことだ。我々は信用に基づいて、非常に早く決定した。何人かの選手の言葉には、信用を置け なかった（ウルリッヒも入っているということか？！）。証拠を見つけて事件を扱うのはガルディア・シビルだ」とコメント。 なお、アントニオ・セラーノ裁判官が、名前の挙がった58人の選手の何人か、あるいはすべてを、証人として出廷させるだろうとの噂があります。ま、噂に過ぎませんが。彼らは罪に問われることはないけれど、嘘をつけば偽証罪になるという話。 もっとも、EPOが入った血液バッグがあったからといって、それが誰の物か特定されたとしても、選手自身が「知らないうちにされていたことだ」と主張すれば、偽証罪にもならなければ、ドーピングにもならない可能性があるんじゃないでしょかね？ それにしても、リークばかりではなく、ちゃんとしたことを明らかにしてほしいものです。いい加減なコードネームで、事件と結びつけられている選手たちも災難ですよ。 |
| 【2006.11.25 本日のウルリッヒ】 何だか本当に連絡を取り合っているのか どうかよくわからないUCIとスイス自転車連盟、スイス・オリンピック・ドーピング審議会ですが、審議会のベルンハルド・ヴェルデンは、「すべての種類が 整ったので、1月初めにはウルリッヒの聴聞を開くように進言するつもりだ」と語ったとか（あれれ？ 書類が来るのが1月だと語っていたのに、今になってすべての書類が整ったと語る？？？ まあ、メディアが混乱しているだけなのかもしれませんが……）。ところで、オーストリアがマッケイド会長から、選手の審議に最初に渡した書類を使うなという書状を受け取ったのは、オーストリア自転車連盟会長がUCIに要求したからのようで、スイスは要求していないとかいう話（う〜ん、マッケイド会長、要求されないとスイスには送るつもりはないようですね〜。やっぱり面子だけの問題で、ウルリッヒを吊るし上げようとしているような……）。 なお、ウルリッヒがフランケ博士やバンネンベルグ教授を訴えたという報道は、ウルリッヒのスポークスマン・ミハエル・ラングが、間違いだと否定。 関係ないですが、タイラー・ハミルトンは、ティンコフと1年契約を結んだようです（もしかすると、ウルリッヒのアシストになる可能性も……？）。 |
| 【2006.11.24 本日のウルリッヒ】 よくわからなくなっているオペラシオ ン・プエルトですが（ずっとそう言い続けてるよ！）、Bild紙によると、オーストリア自転車連盟はヤクシェに関して、UCIが渡した書類を審議に使うな という書状を、UCIのマッケイド会長から受け取ったようで、結果、ヤクシェを無罪放免したようです。スイス自転車連盟も、同じように書状を待っている状 態との話。その指示があり次第、ウルリッヒに対する審議会を開かないようにと、ドーピング委員会に提案するつもりだとの、スイス自転車連盟会長ロレン ツォ・シュラフリの言葉。ということは、ウルリッヒの無罪放免も近いということでしょうか？ ちょっと期待していいのか？ それにしても、UCI、スイス 自転車連盟、スイス・オリンピック・ドーピング審議会の連絡が、きちんとされていないような……。 |
| 【2006.11.23 本日のウルリッヒ】 オーストリアはヤクシェを証 拠不十分と決定したようで、オペラシオン・プエルト問題で残る唯一の選手がウルリッヒとなったわけですが、スイス自転車連盟の担当者であるベルンハルド・ ヴェルテンは、審議を続けるが来年初めまでに結論は出ないと発表（What?!）。理由として、要求している書類がドイツやスペインから届くのは来年に 入ってからのためとか（結局、クリスマスと新年の休暇に入ってるってわけだろ？！ しかも、本当に届くのか？！ スイス自転車連盟は、ず〜っとそう言い続 けていないか？）。スペイン裁判所が書類を選手の審議に使ってはいけないと決定したことに対しては、「我々はプライベートな法律がある」と発言 （What?!)。 こ、これは、あまりにもひどい状況ではありませんか？！ 一体どういうつもりなんでしょ？！ 一人の選手の生活がかかっているというのに？ ウルリッヒは現在スイスでトレーニングをしていて、法的に問題がなくなりしだい新しいチームを見つけると、ストロウバンド・マネージャーが語ったのです が、来年まで無理ということになるのでしょうか？ これはウルリッヒの辣腕弁護士チームに頑張ってもらわないと、来年のツールが危ぶまれますよ、南無南無。（ウルリッヒ・ファンよ、スイス自転車連盟に抗議メールを送ろぜうぜ、ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ）。 というわけで、ウルリッヒはドーピング・ハンターであるフランケ博士とバンネンベルグ教授（詐欺罪で訴えている女性教授）を訴えたようです。フランケ博士は、オペラシオン・プエルトの捜査官エンリケ・ゴメス（この人は書類改竄をしたことで29日に審問を受ける予定）か ら、5月10日にウルリッヒがマドリッドのホテルでフエンテス医師からドーピング処方を受けたという情報を受け取ったと主張していましたが、ウルリッヒは この時期にジロに出場していて、ウルリッヒの元チーム・メイトのオラフ・ポラックは「彼はチームと一緒にベルギーからイタリアに渡って、休養日もチームと トレーニングしていた」と証言しています（当然でしょう！）。ウルリッヒの弁護士ペーター・ミハエル・ディステルは、「今までウルリッヒはパンチを受けて いただけだった。弁護の抵抗をすることなく、すべてを受け入れてしまっていた。それは終わった。今後、我々は闘う。ウルリッヒに対してあまりにも多くの嘘 が言われていて、ドイツ人アスリートにとっちゃ空前絶後のことだ。フランケ博士、バンネンベルグ教授は、今後は黙らざるを得ないだろう」と宣戦布告 （？）。 ところで、あまりにもころころと態度を変えるスイス自転車連盟、ウルリッヒが怒るのもわかりますよ。先月にウルリッヒの審議は今年中に終えると語ってい たのに（それでも遅いくらいだよ！）、今になって、来年初めまでは無理と発表。しかも理由として、ドイツとスペインは来年初めにスイスが要求している書類 を送ると言っているからだと、理由を述べていますが、スペインの裁判所はフエンテス事件の裁判が開かれる来年の夏まで、これ以上書類を送ることはないと、 先月に発表しています。来年になったら、夏までは無理と言い出すんじゃないでしょね？！ 引き延ばしをしているだけとしか思えませんが？？ おまけで、バッソを摂り損ねたバロルワールド、ウルリッヒに興味を示しているとかいう噂。ま、噂に過ぎませんが。とにかく、早くツールに出られる（←これが重要）チームが見つかりますように、南無南無。 |
| 【2006.11.17 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒの弁護士は語る。 「ウルリッヒは法律を大切にしている。それが証明に役に立つならDNAテストを受けてもいい。しかし今のところ追求がなされていないし、理由もない。法律 的に要求されたなら、提出する。何の理由もなく人をDNA鑑定することはできない。私は今までウルリッヒとは関係がなかった。ただ妻は自転車に乗るから、 彼女は少しは知っていたけれどね。今のところ、真実とはほど遠いことが出回っている。私はそれを正していきたい。彼に対するドーピングの追求はなされてい ない。ウルリッヒは彼に相応しい場所に復帰してほしい。今のところ疑いだけで、まったく間違った報道がされている。彼はこのような扱いをされるべきではな く、国で最も人気のあるスポーツ選手の一人なのだ。彼はヒーローだが、ドイツ人はヒーローを虐殺するのが上手い。ウルリッヒの言っていることは信憑性があ り、知的で愛すべき人物だから、私はヨハン・シュベンとともに代理を引き受けた」。彼らはウルリッヒの今までの弁護士に代わるのではなく、新たに弁護士 チームに入ったようです。このPeter Michael Diestel氏は東ドイツ出身で、Johann Schwenn氏も、ドイツでもかなり優秀な弁護士のもよう。反撃に期待しましょう。 ウルリッヒの元チーム・メイトのベルンハルド・コフルは、オーストリアの新聞で「ウルリッヒたちに対するドーピング報道は、僕たちのスポーツ界にダメー ジを与えたよ。この話自体が、すご〜く奇妙なものだ。追求してる人間は、証拠を見せる時だ。でも明らかに、彼らは何も持ってないじゃないか。中傷にほかな らないよ」と語る。こ〜んな人もいるというのに、T-モバイルの監督になったロルフ・アルダグは、「ウルリッヒがツールに出るのならT-モバイルはボイ コットする可能性もある」と語ったとかいう噂。う〜ん、スポンサーの意向なんでしょかね？ そりゃ、ウルリッヒがツールで優勝するのを一番望んでいない チームは、T-モバイルなんでしょうけどねー。フォイクトも、バッソのディスカバリー入りを批判したようですし、スポンサーの力が強いのか？？ ま、噂に 対する憶測ですが。 |
| 【2006.11.16 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒの新しい弁護士 ディステル氏は、「個人情報は守られなければならない。ただ、スペインが法的にDNA鑑定を要求してきたら、我々は差し出すだろう」と発言。今の目標はウ ルリッヒの傷ついた名誉を回復することで、「本当じゃない多くのことが言われ過ぎている。我々はそれに反応するつもりだ。もう黙ってはいない。証拠のない 容疑だけで、最も有名なドイツ人選手の評判を、これ以上傷つけさせるつもりはない」とのこと。言いたいことを言われっぱなしの状況でしたから、そろそろ反 撃を期待します。 ウルリッヒの来年のライセンス取得について、マネージャーのストロウバンドは「色々なところと話しているが、まだ結論は出ていない」とのこと。 ところでウルリッヒは南アフリカに飛び立つと言われていますが、ウルリッヒのプレスであるミハエル・ラングは、「私の知ってる限りじゃ、この数日はどこにも行く予定がないと思うよ」と否定。 再び息巻いているドーピング・ハンターのフランケ博士ですが、ウルリッヒを取り巻く状況はやや複雑なようで、フランケ博士は東ドイツを毛嫌いしていて、 同じく東ドイツを毛嫌いしているジャーナリストと友人で、彼と協力して捜査しているとか。このジャーナリストが、ウルリッヒの友人のジャーナリストと衝突 して、放送局をクビになった経緯があるようです。というわけで、ウルリッヒを貶める機会を狙っているとかいう噂。ふ〜ん……ま、噂に過ぎませんが。とりあ えずは、アンチ・ウルリッヒ・キャンペーンは、裏の思惑も色々とあるようですねー。 |
| 【2006.11.15 本日のウルリッヒ】 まあ、改めてフランケ博士の 主張を検証する必要はないことですが、5月10日はやはりTTTの練習日だったようです。イョルグ・ルドヴィッヒ、マイケル・ロジャースも日記で触れてい ます。飛行機が遅れ、夜中の1時にホテルに到着したけれど、10日は休養日ではなく、大事なTTTのための練習、100Km走行したとのこと。調和が取れ ていて、38Kmは全力で行くことができる距離、天候が問題だけれど、難しいコースでなく、これなら3位以上が可能だろうとのコメントを残しています。ウ ルリッヒが参加していなければ、調和が取れているとは書かないでしょうし、マスコミも騒ぐでしょうからねー。 ちなみに、イタリアからマドリッドまでは約2時間のフライト、往復で4時間のようで、飛行場までの移動時間を除いての時間です。とんぼ返りも大変なのでは？ う〜ん……こんな変な主張をしているようでは、マドリッドのホテルでウルリッヒの姿が度々見かけられたという話も、疑わしいものとなってきますね。間違 い、虚偽の証言、あるいは、単にウルリッヒっぽい人物だっただけではないのかね？ フランケ博士、ゴメス捜査官は、まったくロードレースの知識がない人物 のような気がしますぅ、ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ。 なお、どうもケッスラーやクレーデン、ホンドから離れられないのか、ウルリッヒはやはり南アフリカにトレーニングに行くもよう。明日出発するとの噂。弁 護士が変わったようで、VIP弁護士ペーター・ミハエル・ディステル氏になったとか。「ドイツで最も際立っていて重要な選手を、本来の場所に返したい」と ディステル氏。ウルリッヒを見いだした元コーチのペーター・ゼガル氏も、最近ウルリッヒを訪問したようで、彼の無実を確信しているとのこと。「ヤンはドー ピングなんてしていない。私に何の心配も要らないと言った。ライセンスを取得し、すぐにレースに走れるようになるさ」とコメント。早くそうなってくださ い、南無南無。 何かと不穏な動きがあるティンコフ・チーム（←不穏なのか？）、ウルリッヒをオーストリアに移し、ライセンスを取得させようとしているとか。サイツ監督のスポンサーになると申し出ているとか。マンセボにオファーを出したとか。ま、噂に過ぎませんが。 |
| 【2006.11.14 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒはジロの休息日5月10日に スペインに飛び、フエンテス医師の処置を受け、その後イタリアに飛んだと、ドーピング・ハンターのフランケ博士が主張しています（What?!）。9月 29日に、フランケ博士と彼の弁護士はマドリッドに飛び、オペラシオン・プエルトの捜査官エンリケ・ゴメスと会い、話したとか。フランケ博士は捜査官か ら、2003年以来ウルリッヒはフエンテス医師のクライアントで、毎年12万ユーロ支払っていると聞かされたとのことです。ドーピング・ネットワークがあ ちこち（オルレアン、フランクフルト、北イタリア等）に存在し、それがテレフォン・カードを使い連絡を取っていたとか。ウルリッヒは4つの電話番号を使っ て、フエンテス医師と連絡を取っていたと主張。スペイン捜査官から、ウルリッヒとフエンテス医師が一緒に写った写真を見せてもらったと主張しています。彼 はフランクフルト裁判所に、5月9〜12日の間にウルリッヒがマドリッドに言っていたと主張した書類を提出したようです。 フランクフルト裁判所は、その書類をウルリッヒ詐欺容疑で捜査しているボン検察局に送付したとか。 ウルリッヒのマネージャーのストロウバンドは、「あまりにも妄想的で、憶測ばかりで、コメントする必要はない」と一蹴。 なお、スペインの捜査官エンリケ・ゴメスは、オペラシオン・プエルト書類改竄の疑いで、11月29日に法廷に召喚される予定です（まあ、こうやってどんどん情報を流す捜査官は、それが本当であれ嘘であれ、ちょいと問題だとは思うぞ）。 5月9日に、ウルリッヒはリエージュ空港発21時30分のチャーター機に搭乗してイタリアへ。飛行機は遅れ、イタリアに入ったのは午前1時頃だったとのこと。その日はベルギーのステージで、182Kmを完走した後でした。まあ、10日は休息日 ですから、論理的にはスペインに行くことは可能ですが……。翌11日は38KmのTTT。試走もあるでしょうから、10日にウルリッヒだけがマドリッドに 行くなんて、不可能なんじゃないでしょかねー？ オラフ・ルドヴィッヒが語ったように、ウルリッヒの周りには常にマスコミが取り巻いているのですから。し かもT-モバイルチーム、ケッスラーが遅れなければ、TTTは優勝したはずなのですよねー。初優勝がかかっていて、力が入っていたはず……。 |
【2006.11.13 本日のウルリッヒ】 さて、近ごろのウルリッヒは、「毎日3時間ほどトレーニングしてるよ。できるだけ総合的にトレーニングするために、トレーニング計画を作って、ウェイ ト・トレーニングや高地トレーニング・ルームを利用してるよ（ウルリッヒの家に作られています）。今はまだスイスでトレーニングしてる。それぞれのレベル で難しい場所があるし、高地トレーニング・ルームは理想的だからね。去年と今の状態を比べるのは難しい。でも確かなことは、一所懸命頑張ってたことが奪わ れてしまったってことだ。自転車に乗って、怒りを発散させることで、エネルギーになってると思う。今後数週間は、来年結果を出すために、いつトレーニン グ・キャンプに参加するか適当な時期を考えて、プランを立ててる。計画がうまくいくと思ってるよ。周囲の人たちは僕を励ましてくれてるし、ファンも応援し てくれてるのが、すごく嬉しい。おかげで前向きに考えられて、チャレンジ精神を持つことができてるんだ」とのこと。ちなみに、オールブラックは引き締まって見えますぅ。 |
| 【2006.11.12 本日のウルリッヒ】 「闘わずして降参はしない」 とウルリッヒ。「だから毎日自転車に乗ってるし、筋肉トレーニングもしてる」とのこと。T-モ バイルをクビになったオラフ・ルドヴィッヒも「ウルリッヒはもうすぐ走れるようになるだろう。もっとも、彼の状態はまた別の話だけどね。この何ヶ月間か肉 体的にも精神的にも大 変だったんだ。自分を取り戻して頑張らなきゃならない」とのこと。早く解放されて、ツールに出られるチームが見つかりますように、南無南無。ルドヴィッヒ はオペラシオン・プエルトについて、「すべてが宙ぶらりんで、最悪になる可能性がある。スペインで状況を変えるだけが可能だ。具体的なものが一つも出な かった。名前のあがったすべての選手がクリーンになるかどうか、問題だ。誰がそうなんだ？ どれだけダメージを被ったんだ？ 確実なのは、彼らは5つの レースに勝ったかもしれず、多くの金を失ったということだ。バッソの問題は、ディスカバリーはイタリアの姿勢と同じ態度をとったということで、チーム協定 はまた別の問題だ。CSCは彼を失ったということだ。彼がツールに出られるかどうかは、7月までまだ時間があるからね」とのこと。 |
| 【2006.11.11 本日のウルリッヒ】 ううむ、ディスカバリーというのは、な かなか強いチームであります。ま、ウルリッヒとは関係がないのですが。バッソについて、ブリュイネル監督は「法律的に、我々の方が強い立場だ。バッソに 関して、我々はイタリア、スイス、フランス、スペインの何人もの法律家と相談した。彼らの意見は明白で、ディスカバリーとバッソとの契約を防ぐものは何も ないということだった。スポンサーも支持してくれている。これ以上疑いを抱くことはできない。バッソと契約して満足している。事件は明白で、もう終わっ た。スペイン裁判所が書類を選手の審議につかってはいけないと言ってきたことではなく、イタリア・オリンピック協会が500ページに渡る書類を審議して、 バッソに対する疑いはないと決定したことに基づいているのだ（いや、スペインの命令もあって、イタリアはそうしたんじゃなかったですかぁ？）。DNA検査 については、すでにオリンピック協会が無罪と判定した選手が、どうしてまだ無罪を証明する必要があるのだ？ 憶測は色々と飛んだだろうが、ランス・アーム ストロングがいい例ではないか？ フランスは、ランスの事件は終わったと結論を出した。去年の1月から事件の下調べがあったが、もし今回のプロ・チームの 協定があったなら、ランスは最後のツールに出られなかったことになる」とのことで、ま、他にも色々と言っていますが、宣戦布告でしょう（←違うって！）。 バッソは来期はダブル・ツールを目指すと言っていますが、ウルリッヒはトレーニングを始めています。「毎日3時間走っているし、低圧室も使ってるよ。自 転車に乗ることで、苛立ちを押さえてる。すごいエネルギーになるさ」とのこと。やや太っているような気がしますが……トレーニング・ウエアのせいでしょ う、多分。 ちなみに、掲示板にも書きましたが、スイス自転車連盟のウルリッヒ担当者は、11月17日まで休暇だそうですよ、ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ。 |
| 【2006.11.09 本日のウルリッヒ】 まあ、今更バッソがディスカ バリーと契約しても、驚く人は少ないでしょう。すでにブエルタから交渉をしていることを、ブリュイネル監督は認めていましたから（【2006.10.20 本日のウルリッヒ】参照）。ただ、意外に発表が早かったわねー、という感じ。11月初めに発表するとのバッソ側コメントでしたが、もう少し長引くかと 思っていましたよ。DNA問題で揉めていましたからね。というわけで、2007年から2年契約を結びました。これがウルリッヒにも好影響を及ぼしてくれれ ばよいのですが、南無南無。 ところでそんな中、UCIは、スペインの裁判所が要求すれば、オペラシオン・プエルトで発見された血液バッグと照合するために、ラボにある選手の血液DNAの提出をすると発表。 ちなみにティンコフに行くダニロ・ホンドは、今月末からクレーデンと南アフリカでトレーニング・キャンプ。もちろんケッスラーも行くのでしょうが、ウルリッヒはどうするのかなぁ？ そのホンドは、「ウルリッヒ、一緒のチームに来て欲しいよぅ」とコメント。 |
| 【2006.11.08 本日のウルリッヒ】 メディアは何かと騒がしいの ですが、ウルリッヒはトレーニングを始めているようです。ウルリッヒのプレス・エージェント・ミハエル・ラングによると、「緩いトレーニングを開始して、 2、3週間のうちにはキャンプをする予定だ。今は単独でトレーニングをしているけれど、次のステップとして1、2人と一緒にすることを考えている。それか ら様子を見て、キャンプは何人かと共にするだろう」とのこと。スイス自転車連盟に関しては、「我々の弁護士はスイス自転車連盟が担当すべきではないと考え ている。UCIのルールでは、ドーピング検査の結果が陰性となっていないドーピング審議の場合、今回のような場合だが、見つけられたところ、もしくは始 まったところが担当すべきであると決められている。つまり弁護士たちは、スペインが事件を担当すべきだと考えているのだ。ウルリッヒは今焦点を合わせて、 一歩一歩進んでいる。まだ、いつ、どこで新しいライセンスを取得するか言うことはできない。彼はスイスのライセンスを返上し、ドイツとオーストリアはライ センスを与えたくはないと言っている。だが、まだまだ可能性は沢山ある。ライセンスは11月中旬まで配布されないのだから、まだ申し込むこともできないの だ」とのこと。 それにしても、オーストリアはライセンスを申請したら与えると言っていたのに、態度を変えたのは、UCI（もしくはメディア）の圧力としか思えません よ。話題の大きさに怖じ気づいちゃったのねん？ とにもかくにも、ライセンスを取得して、新しいチームが早く見つかりますように、南無南無。それにして も、オペラシオン・プエルト、何の結果も出なかったということになっちゃ困るので、やっぱりウルリッヒ一人を犠牲にしようと躍起になっているような……？ ウルリッヒを心配していると語っているのは、ティンコフのマネージャー・オマール・ピシナ氏。パンターニのことが頭にあり、「レースに復帰できないとな ると、この冬、ヤンがどうなるのか心配だ。だから、ウルリッヒの大ファンであるティンコフ氏は、ウルリッヒと契約したがっているのだ」とドイツのメディアに語ったようです。気の回しすぎのような気もしますが、それだけウルリッヒ・ファンというこ となのでしょう、うんうん。当のウルリッヒは、「みんなが僕のことを心配してくれているのは、すごく嬉しいよ。でも、今は来年走ることに集中しているし、 僕はしっかり地に足つけてるし、個人的には家族がいて、僕を支えてくれてる」とのこと。それにしても、まだ間違った3百80万ユーロの契約と、メディアでは報道されていますよ。 ウルリッヒを応援してくれている人はいるようで、ヘニンガー・クリテリウムのオーガナイザー・ベルンツ・モス・アッケンバッハ氏は「彼がドーピング事件からクリアになったら、ヘニンガー・レースに出場してもらいたいよ」とのこと。 |
| 【2006.11.07 本日のウルリッヒ……怒り爆発だよ〜ん、ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ】 Cyclingheroes.com は、今度はウルリッヒの弁護士マルクス・ホッツにインタビュー。「スイス自転車連盟はウルリッヒに対して何も訴えを起こしていないし、また懲戒審議を開く にしても、何も持っていないというのが現状だ。スペインの裁判所は、オペラシオン・プエルトの書類はフエンテス医師の裁判にのみ使用を許可すると決定した し、UCIの関与は許さないと決定した。マドリッドの法廷は、オペラシオン・プエルトの書類を許可なく流出させた上に、改竄していると審議を開いている。 現在、誰がどのバージョンの書類を持っているのか、まったく不明である（あっりゃ〜、すごくいい加減なのねん？）。ガルディア・シビルのレポート作成者は、被告として法廷審 問に出頭しなければならないだろう。この問題に関係している人々は、かなりの問題があるだろう」とのこと（再アップ分、ちょいと言葉の訂正があったくらいか？）。サイス監督が無許可書類流出と、改竄の可能性を告訴しています。 ところで、スイス自転車連盟は、ウルリッヒの脱会は必要ないしできない、と主張。今年いっぱい、スイスのライセンスがあるそうです。自転車連盟ドーピン グ委員のベルンハルド・ヴェルテンは「審議を逃れようとライセンスを撤回しても、それは無理だ。ライセンスを持っていた時期にかかることであり、スイスに 属している。今年中には審議会に書類を回すつもりだ（今年中かよ！）。オペラシオン・プエルトの書類を使ってはいけないとか、改竄があったとか、私は公式 に何も聞いていない。すでに持っていることを使うなということは、実際には不可能だし、資料はウルリッヒには不利だ。ウルリッヒはドーピング再犯者として （1回は2002年にディスコ・ピルで半年停止になってるのよねー）、永久追放を要求することが可能だろう」と語ったようです（←おいおい！ この態度が ウルリッヒを怒らせて脱会宣言をさせたんだよ！ 最初から有罪と発言しているんじゃないかぁ？ 前の委員は、これでウルリッヒの弁護士から文句が来て、更 迭されたんだぞぅ？ またドイツのメディアが誇張しているかもしれませんので、このネタはしばらく探してみますわ。それにしても、スイスは何をしているん だ！←かなり怒っていますよ）。 オペラシオン・プエルトで割を食った一人の元T-モバイル・マネージャー・オラフ・ルドヴィッヒ、「ゴッデフロートとはいい関係にあるが、アスタナに入 るつもりはないし、2007年に新しいチームを作るつもりもない。非常に失望しているし、時間を取って物事を考えたい」と語る。ルドヴィッヒがチームのラ インセンスを持っているという噂でしたが、事実は2005-2006年末まではゴッデフロートが持っていて、2007-2010年のラインセンスをUCI に申請したけれど、8月20日にT-モバイルがマネージャーをステプルトンに変更したために、彼がライセンスを受け取ったようです（か、かわいそぅ〜〜。 You screwed Olaf！なのねん）。 cyclingnews.comのインタビューをかいつまむと、 「チームとの関係は、大部分は良かったんだ。だが、私はいくつか変更したいことがあって、それを選手たちに告げたが、批判を受け入れることができない者た ちが何人かいて、今までうまくいっていた者の中にもいた。シーズンの目標は2つあり、春のクラシックでいいスタートを切ること、ツールに勝つことだった。 クラシックに勝てる選手、ゴンチャールやマッツォレーニもいたが、彼らをツール要員に温存して、ツール準備をさせた。怪我の不運もあったが、問題は何人か の選手たちの態度だ。クリエ、イワノフ、ヴェゼマンは、トップコンディションに持っていけていなかったし、いつも言い訳していた。 クレーデンはツールに勝てたかもしれない。ただ、ケッスラーが中心になって自分たちで勝手にやらなければね。ピレネーでの作戦は、監督の指示ではなく、選手たちがやった結果だ。 ヤンに起こったことを考えて、決定したことは正しかったと今でも思っている。ただ問題は、私が起こしたのではなく、他の連中が巻き起こしたのだ。ヤンと はずっとコンタクトを取っていたが、主としてペヴナージュやクンマーが面倒を見ていた。10日に1度ほど、ヤンと電話で話していた。毎日彼と話すために レースに行きはしなかった。ペヴナージュ、クンマー、メディア、他の多くの連中が彼を取り巻いていたからね。彼にはそれ以上の人間が必要なかったさ。 オペラシオン・プエルトはジョークとしかいいようがなくなっている。巻き込まれた選手たち、チーム、レース・オーガナイザー、自転車界にカタストロフを もたらした。40人の選手名は直接にメディアに載ってしまったが、他の240名はまったく載らなかった。で、今各国の自転車連盟がそれを扱おうとしてい る。まったくのコメディだ。問題は、かかっている時間の長さにある。オペラシオン・プエルトは自転車界のルーツを揺らし、みんながすべての説明を求めてい ると思っているが、決して説明されることはないだろう。みんなが何かをしたがっているが、できない。来年、ウルリッヒやバッソがツールで走ることは、プロ チーム間の言い決めがある限りできないと思う。 オペラシオン・プエルトは自転車界に困難をもたらしたし、プロツアーとレース・オーガナイザーの問題もある。将来どうするか、オーガナイザーは何をしなければならないのか、ウルリッヒとバッソはレースに出られるのか、早急に決めることが、自転車界を救うと思う」 ルドヴィッヒが言うように、この混乱した状況の早期解決がイメージアップにつながるというのに、何をしているんでしょね、みんな？（特に、スイス自転車 連盟だよ！ 今年中だって？！ それまでウルリッヒを放っておくのかよ！ みんな、クリスマス休暇しか考えていないんじゃないのかぁ？）。 |
| 【2006.11.04 本日のウルリッヒ】 Cyclingheroes.com は、メディアの流れに逆らってウルリッヒ（選手たち）の見方をしている唯一の（？）ところですが、ここが果敢にウルリッヒのプレス・ミハエル・ラングにイ ンタビュー。ラングは、「この２週間メディアの攻撃が少しはましになったから、ヤンはまた元気になってるよ。いくつかのメディアは情報を訂正し始めた。私 たちには考えがあり、順調にいってるんで、ヤンの気分は少しはましになってきた。ヤンはレースを続けたがってるし、彼はまだ最高のライダーの一人だ。オ ファーはいくつか来ているし、話し合ってる。だが、はっきりと決まるまでは発表するつもりはない。新しいプロのライセンスも、間に合うように取得できると 思っている」とのこと。 なお、タンネンベルグ教授の訴えで詐欺容疑を取り調べているボン検察局の検察官モニカ・ジーゲンベルグは、「今のところ情報はまったくない。２週間以内 には、中間報告を発表したい」とのこと。フランケ博士の問題を扱っているハンブルグ裁判所（ウルリッヒがフエンテス医師に大金を払っていたという主張） も、ボンの捜査の結果待ちで、今のところはノーコメントとか。 ウルリッヒの弁護士は、ウルリッヒの審議を扱うスイス・オリンピック協会のベルンハルド・ヴェルテンに対して、オペラシオン・プエルトの書類改竄を指摘 した文書を10月30日に送付。ウルリッヒや他の選手たちをツールから閉め出す結果となった書類は、違法にスペイン自転車連盟、UCIに渡されたもので、 いくつか改竄があったということ。 早くウルリッヒを解放して欲しいものです、南無南無。 ウルリッヒと契約を望んでいるというティンコフ・チーム、バッソにも興味を示しているとかいう噂。ま、噂にすぎませんが。アスタナに対抗するお金持ち勢力が出てきた？ |
| 【2006.11.03 本日のウルリッヒ】 お、ウルリッヒは新しいプレ ス・エージェントを雇ったようです。ミハエル・ラングという人で、水曜日にスイス自宅でファンタを飲みながら打ち合わせをしたとか。ウルリッヒはトレーニ ングを続けているようで、身体はいい状態だとか（太ってないのだな？！）。「オファーはいくつか来ている。正式に決まった時に発表するが、今はそれ以上言 うことはない」とマイケル・ラング氏。「だがすべて順調にいっていて、もしスイスが審議を開いたとしても、上手くいくだろう」とのこと。マスコミから散々叩かれていたウルリッヒ、プレス・エージェント雇用で反撃なるか？ なお、気になるバッソの方は、日本のサイクル・レース・ショーに来る予定ですが、チームについては「準備はできているし、自分自身が決めることが重要だ けど、詳細がまだはっきりしていない。プロ・チームだけが選択肢ではない。３大ツールがプロ・ツアーからはずれたので、コンチネンタル・チームも可能性が ある」とのこと。発表はいつになるんでしょねー。ウルリッヒ・ティンコフ説も、ワイルド・カードでツール出定の可能性があるので、噂になっているようで す。 なお、ウルリッヒのHPは、ドイツ・メディアがあまりにオペラシオン・プエルトの書類改竄について無視しているからか、改竄の話題が掲載されています。 ところで、ウルリッヒはスイスの家を売ったのではなく、メルディンゲンの家を売ったとの噂。まあ、どちらにしろザラさんとの新婚生活は、新居の方がいいのではないかしらん？ さて、スペインではドーピング法が成立され、３ヶ月以内に実施見込み。この法律で、ドーピング関係者には禁固刑が科せられることにもなるようですが、オ ペラシオン・プエルトに関しては、保守党のフランシスコ・アントニオ・ゴンザレス（うゎぉ、スペイン的な名前！）が、「ことを急ぎ過ぎてしまったために、 58人の選手の基本的な人権が足げにされ、自分自身を擁護する機会すら与えられなかった。彼らの名誉回復のために働かなければならない」と発言したようで すよ。 ところで、何かと話題になっているティンコフ、オーナーのオレグ・ティンコフ氏はウルリッヒの大ファンのようで、契約交渉に当たっているオマール・ピシ ナ氏は、「３百８０万ユーロの契約金なんて、ジャーナリストが勝手に騒いでいるもので、そんな多額は両者ともまったく考えていない。だか、彼との契約は考え ている。もっとも、スペインの事件が解決するのが先で、彼にはライセンスも必要だ。ドイツ、オーストリア、イタリアとも、今のところまだ見通しが暗いし、 この数ヶ月で解答が出るとは期待していない。ただ、彼は32歳で、年齢的に来年以降に契約をするのも問題はないが、冬にはいつも体重の問題があるし、事件 はなるべく早く問題が解決することが望ましい。ウルリッヒとは話していないが、ルディ・ペヴナージュとはウルリッヒの置かれている法的な状況について話を した。オレグ・ティンコフも私もヤンは偉大なチャンピオンだと考えているし、彼の大ファンだ。彼のキャリアはこれで終わらないだろう、それは確かだ。我々 は２部のチームだが、ジロのような大ツアーに出場したいと考えていて、勝つにはまだほど遠いが、徐々にステップを上げている。３百８０万ユーロなんていう天 文学的数字でヤンを誘うのではなく、スポーツ的な面で決めてになると思っている。ダニロ・ホンド、タイラー・ハミルトンについては、どのチームだって一度 出場停止になった選手が一人くらいはいるんだし、セカンド・チャンスを与えられるべきだ」と語る。 オペラシオン・プエルトに巻き込まれた元リバティ・セグロスのアラン・デイビス、オーストラリアのレースで復帰、勝利を収めたようです。彼はディスカバ リー入りの噂があります。ところで、彼は無実の主張にDNA検査を要求していたようですが、検査は実施されていません（スペインが禁止しているんです よー。それなのに、一部のプロ・チームは、なんでウルリッヒやバッソにだけ、それを求めるんでしょね？）。 |
| 【2006.11.02 本日のウルリッヒ】 ティンコフ・チームはウル リッヒに対し3百80万ユーロ（＝3.8millionって、いくらになるのだ？ 私は数字にすごーく弱い）の年契約を申し出いるとか。すでにルディ・ペ ヴナージュと話をしたことを認めたようです（まだウルリッヒに付いていたのか！ ペヴナージュに交渉しているというチームって噂、ティンコフだったのかし らん？）。もちろん、ウルリッヒの審議が終了したらの話ですが。ウルリッヒ、イタリアでライセンスを申請するので はとの噂もあります。オーナーのティンコフ氏はトスカーナにも住居を持っていることから、ウルリッヒには好都合という話。そうえいば、ウルリッヒはトスカーナで練習を始める予定だとのことでしたが、いつ行くんでしょね？ マネージャーのストロウバンドは、ノーコメント。 |
| 【2006.11.01 本日のウルリッヒ】 少しは明るい話題で11月が始まってほしいのですが、ドイツ・メディアが騒いでいるのは、今度はウルリッヒは経済的に困窮しているのではないかとの話、 とほほほほ。愛車アウディをインターネットで叩き売りに出しているとのことです（いや、私も見つけて、へえ〜っと思ったんですが）。マネージャー・ストロウバンドは「彼は車を売りたがっているということだ。彼のプライベートの話だ。それ以上付け加えることはない」とのこ と。スポンサーが撤退した上に、フランケ博士（ちょいと前に話題になっていたドーピング・ハンター）が、ウルリッヒはフエンテス医師に莫大なお金を払って いたと主張していたことが、言及されて、ウルリッヒは困窮している？という話題になっています。とほほほほ、メディアの態度、少しはましになってくるのかと思ったら……（涙）。それにしても、何かと騒がれている時期に、車を売りに出すなんて、ウルちゃん、やっぱり困窮しているんだろうか、ちょっと心配ですぅ。それとも、オーストリアに引っ越すために、色々と処分しているのかな？ ウルちゃんが早く稼げるようになりますように、南無南無。 UCIのスポークスマン・エンリコ・カルパーニは、「イバン・バッソが来年ライセンスを取得して、プロ・チームと契約したとした ら、彼らは我々にとっては普通の選手と同様だ」とメディアで発言。？？？？と疑問符が付きますが、つまりは、バッソ無罪放免を認めたということでしょう か？ ちなみに、オペラシオン・プエルトの書類を改竄したと査問を受けるのは、スポーツ連盟の会長ラファエロ・ブランコ、捜査官のエンリケ・ゴメスという人物だという噂。11月29日に査問を受けるとか。 |