| 【2006.09.30 本日のウルリッヒ】 見つかりましたよ、美容室！ 皆様、ご協力ありがとうございました。これで私は、一時のウルちゃんのヘアスタイルのような状態から、ツール・スタート直前のウルちゃんくらいの状態にはなれそうです。お騒がせいたしました〜。本当に、ありがとうございました。 アスタナは、いったいどれくらい集めてるんでしょねー。かなり強力なメンバーになりそうですよ。現在のところ27人、クレーデン、ケッスラー、イワノフを始めとして、マッツォレーニ、サボルデッリも！ ううむ、ツールは最強のチームができそうですよ。 バッソの審議会はまたも延期。CONI（イタリア・オリンピック協会）は、証拠の検討とスペインからの新たな情報を待っている状態とか。早く無罪放免に したいのに、UCIがうるさそうっていう状況なんでしょうかね？ スペイン検察局からは、バッソの件は追求しないし調査も行わないとのファックスが、 CONI当てに届いたという噂もありますが……。オペラシオン・プエルト、一体どうなっているのでしょうねー？？ それにしても、ウルリッヒを何とかして くれ〜〜〜。 ウルリッヒがのDNA採取問題については、家宅捜索の際にドイツ警察が取得した可能性はあるけれど、スイス警察はそれを使用することは許可しなかったと かいう噂。また、スイス警察はドイツ警察の自国での振る舞いに対し、不快感を表していたとかいう噂。ま、噂に過ぎませんが。 |
| 【2006.09.29 本日のウルリッヒ】 今日はバッソの審議会ですねー。どうなるんでしょねー？ 詳細は、分かり次第。 【2006.09.19 本日のウルリッヒ】にも書きましたが、Cycling heroesというサイトが、熱心にオペラシオン・プエルトの分析をやっています。多くのマスコミがアンチ・ウルリッヒ（バッソ＆others）なのに対 し、ここは証拠不十分を力説し、証拠とされたものの細かい分析を行って反論しています。もちろん、これに対して反論もあるでしょうが、ある意味では、今や 一つしかないメディアの意見に対して、反対している立場。こういったバランス感覚は、自由な社会には大切なんじゃないでしょかね、なんて、ちょいと社会論 （なのか？）をぶってみる。 パート1では、いかにウルリッヒ（やバッソ）に対しての弾劾が薄弱な証拠に基づいているかでしたが、パート2は、いかにスペインの捜査が先入観に基づくものだったか、です。ウルリッヒ・ファンは、読む価値がありますよ。 （http://cyclingheroes.tripod.com/cyclingheroes.english/id256.html） 他の選手の場合も載せていますが、コードネームと選手を結論づけたのが、かなり矛盾に満ちている点や、バルベルデがバッソと似たような状況なのに、どう したわけか最初から除外されている点や、UCI会長発言の矛盾点、などなどが上がっています。目新しい情報として は、フエンテス医師が5月19日に妹から電話を受け、「電話は盗聴されているので、喋ることに気をつけるように」と注意していること。フエンテスはどうし て他の顧客にそれを告げなかったのか（特に、Rudicio、ルディ・ペヴナージュとされている人物ね）、フエンテスと定期的にコンタクトを取っている連 中は、そのことを知っていたので、決して彼らの選手名は告げていない点などが、指摘されています。深読みすれば、フエンテス医師は自分が捜査されているの を知っていたので、本来の顧客から目をそらせるために、ビッグネームを巻き込むように画策を図った、ととれなくもないのですよ、ううむ……。 |
| 【2006.09.28 本日のウルリッヒ】 バッソの審議会は明日。どうやら、「こーんなの証拠にならないよ」と、放免されるとの噂。バッソの妹の家が家宅捜査されたなんて話もありますが、これは バッソの件とは無関係のようで、通っているスポーツ・クラブ内のドーピング問題のようです。ウルリッヒは、連日書いているように、スイスは審議会すら開い ておりませんが、彼のスポンサーはドーピング・スキャンダルで契約打ち切りを決定したもよう。個人スポンサーの大手であるスイス時計会社も（ウルリッヒの HPで、宣伝しています。なんか通販のCMのようなポーズで、ウルリッヒが時計を持ってるの）、今期限りで撤退するもようとか。ウルちゃん、貧乏になりそ うですので、来期はなんとか走れるようになってほしいものです。 どこも何もしないなんて（マンセボですら……。彼は、フエンテス医師のクリニックに入るところが、ビデオ撮りされていたんじゃなかったっけ？ セビー リャも同様だけれど、彼の審議会が開かれたっていう話も、聞かないですよねー？）、何だかUCIの勇み足のような気がしないでもない、と愚痴ってみる。 |
| 【2006.09.27 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒがライセンスを申請したら来年も発行するよ、とは、ロレンツ・シュレフリ。「世界選でも言ったのに、UCI、何もしてないじゃん。4週間前 に、書類をUCIに突き返してやったぜ。それ以来、何も言ってこないんだぜ。こういった手続きにゃ、スイスじゃ書類がいるって決まってんだよ。な〜んもし てくれねえんだったら、自分たちでやれってんだよ。今、スイスはドーピング審議は誰に対しても開かれてないし、ライセンス取り消しの選手もいないぜ」とベ ランメエ口調でお冠（←いや、ちょと違うと思うが）。ただ問題は、UCIはドーピング騒動に巻き込まれている選手を雇わないようにと、プロ・チームに言っ ていることのようで。う〜ん、ウルリッヒ・ファンとしては、ひどい話のように思いますよぅ。 |
| 【2006.09.26 本日のウルリッヒ】 オペラシオン・プエルトの不公平感を感じちゃいますよぅ〜。バッソは、メディアの報道によると、証拠不十分で処分はなし、審議会さえ開かれない 可能性があるとか。もっともその場合、UCIはスポーツ裁判所に審議を申し立てると、マッケイド会長は語っているようで、「今後もスペインから情報が入っ てくるので、各国は結論を出すのを急がないように」と語っています。マンセボは、スペインから何も言ってこないので（そういえば、大元のスペインでは、誰 も処分を喰らってませんよね〜？ 審議会が開かれたという話も聞かないような……？）、2年契約だから、来期もAG2Rで走る予定だとか。 ウルリッヒの場合ですが、ロレンツ・シュレフリは、「審議会はどんなに時間がかかっても開く予定だ。だが、UCIから送られた書類だけでは十分でない。 まず、オペラシオン・プエルトの書類を翻訳したということに問題はないが、どこが翻訳したのか、その機関の承認印がいる。手書きの紙が何枚か挟まっている が、これが何を意味するのかさっぱりわからない。とりあえず、正式機関の承認印が必要だ」と手続き上の不備を（杓子定規に？）語っています。UCIは「何 度も何度もスイスに言ってるが、すべての書類を渡したんで、これ以上渡すものはないんだよぅ」とのこと。少なくとも、スペイン調査機関が判子だけは捺して くれそうですが……（これも、すご〜〜く時間がかかりそう？？ ウルリッヒ・ファンとしては、ちょっとうんざりしちゃいますよ、ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ。ウルちゃん、負けずに頑張ってくれよぅ）。 |
| 【2006.09.25 本日のウルリッヒ】 ツァベルは残念だったけれど、ベッティーニはすごかったですねー。勝利への執念を感じたイタリア・チームでした。 とはいえ、ここはウルリッヒ・コーナー。世界選会場で、スイス自転車連盟のロレンツ・シュレフリ氏は、UCIに対して「ウルリッヒの審議に関し、我々は 翻訳したものではなくオリジナルが必要だ。でないと、審議会を開けない。この事件はみんなが注目するだろうから」とのこと。UCIは、「スイスが今所持し ているもの以上を供給することはできない。スタンプはスペイン調査局だけが捺すことができる。スペインにそのように頼んだので、スイスに連絡する」とのこ と。 |
| 【2006.09.22 本日のウルリッヒ……更新中】 ミルラムはウルリッヒと交渉しているという噂を否定。「まだまだリクルートしているが、ウルリッヒ自身とも彼のアドバイザーたちとも交渉してい ない。彼は計画には入っていない」とのこと。それどころか、「ウルリッヒやバッソがツールに出場するなら、我々はツールに出ない」とT-モバイルやゲロル シュタイナーが言っているとか。UCI会長パット・マッケイドも支持しているようです（おいおい！ このまま宙ぶらりん状態で閉め出しかよ！）。 |
| 【2006.09.22 本日のウルリッヒ】 世界選を前に、バッソはイタリア・チームに参加してトレーニング。温かく迎えられたようです。対してウルリッヒは、スイス自転車連盟がまだ UCIからの正式書類を待っている状態。「UCIの代表に会って、正式書類を要求する。それがなければ、ウルリッヒの審議会は開けない」とは、ザルツブル グに現れたロレンツ・シュレフリの弁。UCIのエンリコ・カルパーニは、「我々の法律家が、すでに各国の自転車連盟にすべての書類を送った。それに基づい て審議をしてほしい」とのこと。どうなるんですかぁ〜？？ そういえば、ヤクシェのオーストリアも、届いていないと語っていましたが？ さっさと何とかし てくださいよって感じですかね〜。 そんなウルリッヒですが、ディスカバリー、ミルラム（！）、アスタナ（！）が勧誘しているとの噂。 |
| 【2006.09.20 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒのHPには、ザラさんとの結婚式の写真が掲載されています。オーストリアでの式は、「サウンド・オブ・ミュージック」の世界です ねー。ウルリッヒは、やや太ってきています……とほほほ、ツール前は、ほ〜んとに絞ってたんだなあ。「悪夢の中で、夢のような一日、ザラは僕に力を与えて くれる」とのこと。 混迷を続けるオペラシオン・プエルトは、スペイン・スポーツ省の秘書官が、「巻き込まれている自転車選手の決着を早く付けてあげなければならない」と苦 言を呈しています。名前が上がっていて、罪に問われている選手は一人もいません。すでにレースに復帰している選手もいます。フンテス医師自身すら、告訴さ れない可能性があるとかいう噂も。バッソも、証拠不十分で無罪放免となり、来期は別チーム（リクィガス、ディスカバリー？）で走るという噂もあります。ち なみに、ウルリッヒが属しているスイスは、「こーんな書類じゃ審議も何もできないよ」と却下して以来、書類を待っている状態……とほほほ。一番仕事が遅い のは、スペイン警察とUCI？ そんな中、ベルギーのスポーツ新聞によると、ウルリッヒは捜査に協力し、DNAサンプルを捜査側に渡したとかいう報道も……。さて、どっちなんでしょねー？ |
| 【2006.09.19 本日のウルリッヒ】 ブエルタに勝ったヴィノクロフは、来年のツール優勝を目指すと宣言していますが、強力なライバルとしてあげたのがバルベルデ、クネゴ、バッソ（彼が無実と判明したら）。ウルリッヒの名前は、あげなかったのかぁ？ 家宅捜索に協力したスイス警察局によると、ウルリッヒのDNA採取は行われなかったようです。ウルリッヒがDNA検査に協力するかどうかは、不明。ところで、ここで（http://cyclingheroes.tripod.com/cyclingher...lish/id222.html）、バッソとウルリッヒに対するオペラシオン・プエルトの弾劾が、かなり根拠薄弱なことが指摘されていますよ。バッソ＆ウルリッヒ・ファンは納得することも多いので、覗いてみるのもいいかも。 |
| 【2006.09.17 本日のウルリッヒ】 大規模な一斉捜査が行われたので、数週間後には何か発展があるかという期待をよそに、この事件は何年もかかるかもしれないとの話も（←おいおい！ 生殺し状態じゃないかえ？）。早く決着して欲しいわなー。 ウルリッヒのDNA鑑定についての議論がメディアを賑わしていますが、検察局の捜査官フレッド・アポステルによると、ウルリッヒは当然、反対することが できる、ただ、もしウルリッヒが意義を唱えなければ、検察局は鑑定結果だけを受けとることはできる、とのこと。スペインの警察に保管されている血液バッグ のDNA（分析の結果はまだ出ていない）と、ウルリッヒのものを比較したものを証拠として使えるかどうかは議論されるところで、何年かかかるかもしれない との話（←おいおい！）。社会的にみて重要な事件なのでDNA検査が可能だという法律家の意見もありますが、このような詐欺罪（ただし、薬事法（？）に違 反する可能性もあると、検察局は発表しています）は確定しても、罰金か5年以下の懲役なので、それは不可能との法律家の意見もあり。可能な場合でも、ウル リッヒは証拠利用禁止を訴えることができるとか。実際に、2年間証拠を使うなと訴えることもできるようです（何か、ようわからん……）。 もっとも、ウルリッヒ宅の家宅捜索でDNAを採取した、という報道すら間違いで、本人不在なのに採取することはできないじゃん、との話も（ま、赤毛の髪の毛でも、ウルリッヒの物とは断定はできんわなー。ま あ、検察局は家宅捜索をして、具体的な証拠を期待しているのでしょうが（フエンテス医師の領収書とかねー。フエンテス医師に電話したよんって記録とか ねー）、事件から2ヶ月ほど経っているのに、そーんな証拠を残しているおマヌケとは、思いたくないわなー。ま、だから10箇所の捜査に踏み切ったのでしょ ねー。中には一人くらいおマヌケがいるかもしれないと思って？？）。 ところで、UCIのマッケイド会長は、スペイン警察局に少々お冠。「6月に訪問した時は、200人ほどのスポーツ選手が関係して いると言われた。30％は自転車選手、30％はサッカー選手、20％はテニス選手、他多くのスポーツ選手と言われたんだ。今のところ、自転車選手しか名前 が上がっていない。スペイン当局は、サッカー選手とテニス選手の関与を否定した発表さえしたが、フエンテス医師自身が、担当していると実際に語っている。 とても奇妙なことだ。IOCに調査するように依頼している。WADAにも追求するように依頼した。すべてのスポーツが同様に扱われるべきだ。我々のコント ロールが完璧に上手くいくわけではないと、今回のことで学んだ。スペインで何かが行われているとは思っていたが、医学データを集めても、わからなかった。 いい例がウルリッヒで、ジロからツールの間に、スイス自転車連盟は毎週彼のドーピング検査をした。すべて結果は陰性だった（ここを強調せんかい！）。しかしフエンテス医師の書類を信じるなら、彼はこの期間に禁止薬物を摂取していたことになる（書類が偽造だと思わんのかい？！）。 オペラシオン・プエルトは、我々が掴むことの出来ないドーピング方法があるということを示している。それが大いなる関心だ」とのこと。う〜〜ん……。イタ リアなんかは、フエンテス医師はバッソも顧客だと言いたくて、データを作ったんでしょねー、なんていう呑気な意見も出ているようですが。 |
| 【2006.09.16 本日のウルリッヒ】 やはり法律上、ウルリッヒのDNA検査をすることは不可能なようです。スイスでは可能かどうかは不明（まあ、世界共通で無理なんじゃないですかぁ？）。本人の承諾があればできるかというと、それも重罪（殺人や強姦罪）のみなので、不可能という法律家の意見。 |
| 【2006.09.15 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒ、ペヴナージュ、 セビーリャに対する詐欺罪の捜査はかなり大掛かりだったようで、ウルリッヒの自宅には15人、総勢50人ほどが動員されたとかいう噂。ま、噂に過ぎませ んが。前チーム・マネージャーのウォルター・ゴッデフロートの家も捜査されたとか。「彼らは職務を果たしただけだ」とはゴッデフロートの弁。ペヴナージュ 宅には8人が来て、2時間ほど捜査したとか。「彼らが何を押収したのかは言うことができない。今回のフエンテス事件については、私は何もわからない。ベルギーの自転車連盟からの連絡を待っているが、まだ何も言ってこない」と、ペヴナージュ のコメント。ウルリッヒとは今も電話で連絡を取っているようです。 マネージャーのストロウバンドは「捜査当局は何も発見できないだろう。私の弁護士は異議を唱 えている。私は休暇中だったが、私の娘が事務所を開けた。捜査当局はすべての書類を押収した」と語ったようです。あの有名なT-モバイルのマッサージャー の自宅も捜査されたとの噂があります。ま、噂に過ぎませんが。 ちなみに、事件Noは430 Js 936/06で、「書類などを押収したが、結果についてはまだコメントできない。捜査結果は早くても数週間後の発表になるだろう」との検察局のコメント。 ウルリッヒの家から彼のDNA（髪の毛など）が押収され、スペインにある血液バッグと比較されるだろうという報道もあるようですが……そいつぁ、違法じゃ ないですかい？（多分、無理なんじゃ？？ ドイツじゃDNA鑑定は重罪だけのはずですから……詐欺は重罪なのか？？）。スペイン警察は「ドイツ検察局に協 力する。スペイン裁判所は血液を渡す準備はできている。だが、9月初めから、色々と証拠の要請が来たが、正式な血液検査の要求は来ていない」とコメント。 押収された血液バッグは、バルセロナのラボで分析中との話で、その結果は今月中は無理とか（希望する選手がいれば、DNA照合をするとの発表でしたね）。 ウルリッヒは自身のHPで、「メディアを賑わせている捜査のせいで、ザラとのハネムーンを中断されて、家に帰ることを余儀なくされたよ。僕の弁護士が検察局に問い合わせている」と短いコメント。 そのウルリッヒ、結婚後に語ったようです。「ザラと一緒だと、何でも出来る気になるんだ。僕たちは完璧な組み合わせだよ。ガビィとは、自分の利害ばかり を考えていたけど、ザラと僕は同じなんだ。彼女は可愛くて、賢くて、100％信頼できる。ツールに出場できなくて辛かった時も、彼女が僕を信頼して支えて くれた。 ドーピング問題についちゃ、僕は恥ずべきことが何もない。僕はドーピングしていない。証拠がないから、今も出場停止じゃない。フエンテスの名 前は、新聞で初めて知ったんだ。嘘や憶測には興味がない。僕たちは普通に生活してるよ。2007年、もう一度挑戦したいさ。今の状態は不公平で、僕は稼ぐ ことができないんだ。ファンのためにも、キャリアを存続させたい。T-モバイルとの問題は片づいたし、今はチームがないけど、引き合いは来ている。またす ぐにトレーニングを始めるよ。来年のツールしか、頭にない。今年はツールの勝利で終わりたかったんだ。ハードにトレーニングしたし、コンディションは完璧 だったのに、突然にドアが閉ざされた。1週間はショックで落ち込んだ。回復するのに3週間はかかったよ。ツールは部分的にTVで見たけど、熱は入らなかっ た。 結婚は3と9がラッキーナンバーなんで、9月3日に正式に届け出を出し、休日の9月9日に式を挙げることにした。結婚が関係を変えるとは思ってなかった けど、今は彼女がウルリッヒ夫人と言うのに誇りを持ってる。この数週間は大変で、ザラを巻き込みたくはなかったけど、二人の絆は強くなったと思う（ザラさ んも同意見で、「困難は利点になるわ。ヤンは娘のザラマリアちゃんや私と一緒に過ごす時間が増えたわ。私たちの本当の友だちは、ずっと支持してくれてる し、一緒にいてくれてるもの」とのこと）。 娘の誕生日も、初めて祝えたんだ。ガビィともうまくいってて、娘にはいつでも会える。結婚式に娘も来てほしかったんだけど、休暇中だったんだ。 子供はたくさん欲しいよ。僕たちは何でも可能なんだ。僕は世界一幸せな男だよ（ザラさんも、「いつか子供が欲しいわね」とのこと）」。 |
| 【2006.09.14 本日のウルリッヒ】 ブリッタ・タンネンベルグ教 授の訴えで、ウルリッヒを調査しているボン検察局は、ウルリッヒの自宅、マネージャーのストロウバンドのオフィスなどを、13日に一斉捜査したようです。 ベルギーのルディ・ペヴナージュの家、オスカル・セビーリャの家も、との噂もありますが、正式にどこを捜査したかは、発表されていません。ドイツ、海外を 含む10箇所の家やオフィスを捜査したとの発表。ウルリッヒの自宅、ストロウバンドのオフィスが捜査されたことは、ストロウバンドが認めました。 ウルリッヒはザラさんとハネムーン中で不在、隣人が家を開けたもよう。ストロウバンドも休暇中（ウルリッヒと一緒？）だったようです。T-モバイル側 は、「我々も関心を持っているので、捜査に協力する」との声明。「条例に添ったタンネンベルグ教授の訴えが完了し、状況を徹底的に調査して、予備審議を始 めた」とボン検察局のコメント。違法とされている薬物を、訴えられている医師から取得し、チームの契約に反して摂取し、給料を騙し取った疑いとか。ただ し、現在調査中なので、捜査の結果についてはノーコメントとのこと。 ストロウバンドは「非常に驚いている。連絡もなかったし、何も知らない。弁護士と連絡を取ったが、今後何か法的手段をとるかどうか協議する」とのこと。ウルリッヒとストロウバンドの不在時を狙っての捜査でしょうねー（彼らみんな、危ないブツは、ちゃんと始末していますように、南無南無……。まさかそこまでおまぬけではないと思いたい）。 |
| 【2006.09.13 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒはプロを続けたいと宣言。来 年のツールにも挑戦すると語ったようです。ちなみに、スイス自転車連盟はいまだUCIからの正式書類を受け取っていないもよう。「わざと遅らせているわけ ではないだろうが、近日中には送って欲しい」とのこと。ウルリッヒ、まだ他チームとの交渉はしていないようですが、いくつか引き合いが来ているとか。メ ディアの扱いはひどい、すべて上手くいくように願っている、僕は無実だ、と語っているようです。 ちなみに、ドーピング・ハンター・フランケ博士への訴訟には勝訴したようで、彼はもうウルリッヒがフエンテス博士に35000ユーロを支払ったとは主張できないもよう。 |
| 【2006.09.12 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒのHPはザラさんとの結婚報告。天にも昇る気持ちだそうです。家族、友人に祝福され、忘れられないものとなったとか。ファンにも、メールや手紙の祝福をありがとうとのこと。 |
| 【2006.09.11 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒはオーストリアのスキー・リゾート地のホテルでウエディング・パーティを開いたようです。アンドレアス・クレーデン、イェンス・ヘップナー、 アンドレ・コルフなどが出席したもよう。結婚の証人はアンドレ・コルフがなったようです。彼はユース時代からの友人で、ビアンキから一緒にT-モバイルに 移籍しています。 |
| 【2006.09.10 本日のウルリッヒ】 ボン検察局にウルリッヒを訴えているブリッタ・タンネンベルグ教授って、どんな人？ 彼女もフランケ博士と同様、ドーピング・ハンターのようです。元陸 上選手で現在犯罪学の教授、ドイツのクリーン・スポーツを提唱しているとか。すでに7月7日に、訴えを起こしています（【2006.07.21 本日のウ ルリッヒ】参照）。反ドーピングの法律を作ることも提唱しているとか。ウルリッヒと個人的面識はないとの話。ボン検察局フレッド・アポステル氏は、この事 件についてはノーコメントと主張していますが、現在はスペインからのフエンテス医師の電話記録情報を待っている状態だとかいう噂（れれれ？ 血液バッグ は？ ま、噂ですからー）。現在のところは、詐欺罪を立件できるかどうか調査している段階のようです。 さて、9日はウルリッヒの結婚パーティのようで、噂によると、ランス・アームストロングにも招待状が送られているとか……ま、噂ですが。 |
| 【2006.09.09 本日のウルリッヒ】 ほんとにメディアにウルリッヒが出ない日はありませんねー。詐欺罪（バーネンベルグ教授は、ウルリッヒとセビーリャがT-モバイルをドーピングで騙し て、不当に給料を受け取っていたという理由で、調査を要求しているのです）でウルリッヒを調べるかどうか検討しているボン検察局は、2003年からウル リッヒはフエンテス医師からドーピング薬物を供給されていたというスペイン検察局の説を調査しているとか（えー、一部のマスコミは、「ウルリッヒ2003 年からドーピングしていたと、検察局が追求？！」なんて扇情的に書いておりますが、正確にはこういったことらしい）。ボン検察局は「我々には情報がないの で、その話を調査するために、スペイン検察局に協力を求めている」とのこと。 なお、スペイン紙El Paisは、ウルリッヒとセビーリャのスキャンダルで、T-モバイルは6・5〜7万ユーロの損失だと言っていると報道しています。 ウルリッヒが、「彼がフエンテス医師に35000ユーロ支払っていた」と主張しているフランケ博士の発言が、不当だと訴えていた裁判は、水曜日に結論が出るようです。 オペラシオン・プエルト、動くように見えて、まだ全然動いていませんねー、と呟いてみる。 |
| 【2006.09.08 本日のウルリッヒ】 スペイン紙El Paisが報じたところによると、フエンテス事件の証人としてウルリッヒなどを含む50人の選手が喚問されるかもしれないとか。フエンテスのクリニックか ら押収された血液袋は153になるようですが、選手たちはその血液が自分の物ではないと証明するDNA検査を受ける機会が与えられるとか。スペインでは ドーピング法がまだ成立していないので、罪に問われることはないとのこと。フエンテスを立件するには証拠不十分なので、スペイン検察局は選手たちの証言を 希望しているとの話です。 またEl Paisによると、ボン検察局は、ウルリッヒとセビーリャの物と思われる血液の入手を図っているとか（特にどうしてウルリッヒとセビーリャなのかという と、この二人を訴えているバーネンベルグ教授がいるからです……たぶんね。ヤクシェとかも、オペラシオン・プエルトで名前は上がっているんだけどねー。こ の教授はどうしてヤクシェは訴えなかったんでしょ？ スペインのチーム・リバティ・セグロスだったからかな？）。なお検察局は、「いくつか書類は受け取っ て、もっと詳しい情報を求めている」とだけ語っていて、具体的なことは語っていないようですが。ウルリッヒの弁護士は、バッソの弁護士と同様に、DNA検 査を受けることは反対しているようです。 スペイン検察局にすでに7人の選手が協力して証言したとの報道ですが、内容は極秘事項のようです。自転車界だけではなく、調査は他のスポーツにも及ぶもよう。 なお、バッソの聴聞会は9月29日に延期されるようです。 ウルリッヒのHPでは、【2006.09.04 本日のウルリッヒ】にてアップしたマスコミへの文句（？）が、再び掲載されています。 クレーデンが自身のHPで語ったところによると、今年は南アフリカでトレーニング中も、7回ドーピング検査を受けたとか（当然、一緒に練習していたウル リッヒもでしょねー）。どこに行くにも、居場所をWADAやUCIに告げなければならないそうです。これはどの国、どのプロチームに属していても同じこと だとか（T-モバイルはドーピング検査が厳しくなったので、彼はアスタナに移籍したという噂がありました）。なお、10月半ばに9年間一緒にいるベッ ティーナさんと結婚するとの噂（って、まだ結婚してなかったんだぁ？！ 娘が2人いますよね？）。 |
| 【2006.09.06 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒの結婚パーティ は、9 or 10日ではないかとの噂。多くの選手がまだシーズンですので、もう一度、開かれるのではないかとの噂。役所届け出の式は身内と親しい友人のみでしたが、ウ ルリッヒの父親の姿はなかったとかいう噂（6歳の時に家を出ています）。ウルリッヒの母親は、8月にすでに詳細を報せれていてお祝いしたとか（ハンブルグ に行った時でしょね）。 ウルリッヒ、バッソはDNAテストを受けるべきだと、UCI会長＆ドイツ・オリンピック協会会長が語っていますが、バッソの弁護士は、「笑止千万、バッ ソがDNAテストを受けたとして、スペイン検察局が「別にいらない」と言ったらどうするんだ？（確かにその通りでしょね……比較する対象が要るんだから。 見つかった200もの血液バッグが、DNA解析されているとは思えませんもんねー、スペインのことだから←偏見だよ！……でも、スペインは別にDNA検査 をしたとは言ってないんだし、血液型だって発表されてないんだし、証拠品保管状態だって疑問がありそうだし……）。バッソは通常の手続きで審査されるべき であり、付け加えることはない。しかも証拠不十分で、私はバッソがまったく関係ないと十分に示されると思っている。DNAはプライバシーに関わる」と反 論。 |
| 【2006.09.05 本日のウルリッヒ】 おんや？ ウルリッヒのHP から、昨日アップした反論が今朝は消えている？ まあ、また復活するかもしれませんので、ちょっと様子をみてみましょう（水戸黄門かよ……。33回もドー ピング検査を受けて、すべて陰性だったってぇことなんか、そのまま置いておいてほしかったんですがねー。マスコミに対するファックスかなんかだったんだ ろーか？）。 ウルリッヒの結婚についてマネージャーのストロウバンドは、「ヤンのプライベートなことなので、ノーコメント」とコメント。 |
| 【2006.09.04 本日のウルリッヒ】 ブエルタでは、カザフスタンの首相パワーで、ヴィノクロフがまたも勝ちましたねー！ おめでたいニュースはもう一つ。ウルリッヒはザラ・シュタインハウザーさんと週末に結婚しました！ 役所に届け出をする式には身近な人たちだけが参加したようですが、盛大な ウェディング・パーティは予定されているようです。後は、オペラシオン・プエルト問題が片づいて、チームが決まればよいのですが、南無南無……。なお、ウェディング・パーティ会場は、マスコミ対策のために招待客ですら2日前に知らされるとか。 さて、ウルリッヒのHPは、結婚ウキウキ話かと思ったら、ドーピング事件に関して長い反論が。かいつまむと、「毎日新しい話題がメディアに提供されてい るが、こんな扱いを受けているアスリートは他にはいない。最新の話題は、ウルリッヒがハンブルグでドーピングを受けいていたというものだった。コードネー ムNo.1がウルリッヒだと結論付けられたためだが、メディアは8月末にはウルリッヒの名前がNo.7にあると騒いでいたし、No.2にウルリッヒの名前 があると騒いでいた時もある。 また、ウルリッヒはT-モバイルを解雇になったわけではなく、契約解除に合意したのだ。ウルリッヒのマネージャーのストロウバンドの発言によって解雇になったわけではなく、話し合いの上で合意に達した（【2006.08.28 本日のウルリッヒ】参照）。 ボンのブリッタ・バーネンベルグ教授がウルリッヒ、セビーリャ、ペヴナージュを、ドーピングによってT-モバイルの賃金を不当に受けたと訴えているが、 その件は調査するかどうかスペインからの書類を待っている状態である。彼女自身はヤン・ウルリッヒをまったく知らない。ガルディア・シビルの書類としてフ ランケ博士やメディアが取り上げているが、正式な書類はまったく来ていないし、UCIがスイス自転車協会に送った書類は、このような書類では何も出来ない と送り返された。同時に、ウルリッヒは出場停止状態ではない、と発表されている。 スペイン検察局は、最初からウルリッヒを訴えないと言っている。 ガルディア・シビルは、最初は200〜300人は関与していると報道され、次に58人が関与していると報道されているが、メディアが名前を挙げているのはイバン・バッソとウルリッヒだけである。 フランケ博士はウルリッヒが3万5千ユーロをフエンテス医師に払ったと言っていたが、ハンブルグの裁判所の決定で、彼はもうそう主張することはできな い。ウルリッヒの元には、ボン検察局からもスイス自転車協会からも、何の質問も来ていず、メディアが騒いでいるだけである。 ウルリッヒは今年33回ドーピング・テストを受け（それって、すごい回数じゃないか？ 月5〜6回の割合になりますねー）、すべて陰性である」という内容で、メディアは他に報道することがあるでしょ、ということのようです。 |
| 【2006.09.03 本日のウルリッヒ】 今日のブエルタ、ヴィノクロフが勝ちましたねー！ ヴィノクロフって、なんだか怒りに突き動かされているところがあるような気がするわん（2003年のツー ルとか、意外にそうだったらしい……。あの時、彼が怒っていた相手は、ヤン・ウルリッヒ……。でも、ウルリッヒとヴィノクロフって、猪狩りをしてウォッカを飲んだ友だ ちなのよねん。カザフ首脳部にも紹介されているのよねん。共通語はロシア語らしいのよねん←たぶん？）。  ま、ちょっとブエルタ特集でも。99年に勝ったウルリッヒです。
さて、ウルリッヒのHPでは、久しぶりに彼のコメントが。「メディアが僕のことを報道しない日って、ないよね。いちいち間違った報道を訂正していたら、 全日潰れちゃうよ。でも、辛い毎日だ。フエンテス医師がハンブルグと関係していて、僕の名前がまた出されてことには、首を傾げてしまう。本当じゃない噂が 何度も紙上を賑わして、辟易してるよ」ってな感じか。 マネージャーのストロウバンドによると、ウルリッヒはツール・ド・スイスに勝った後はスイスの自宅に戻り（【2006.09.02 本日のウルリッヒ】 参照）、ハンブルグに来たのは4月20日が最後で（TVの撮影だったっけ？ フランツィとクイズ番組に出たの）、8月初めに母親のマリアンヌ・カーツさん の誕生日のために来ただけだったとか（少なくとも、ツール前のウルリッヒって、メディアから注目されまくりーぃの時期ですよぅ〜？）。 |
| 【2006.09.02 本日のウルリッヒ】 今日のブエルタは、ヴィノクロフが勝つと思っていたんですけどねー。 フエンテスのドーピングはハンブルグで 行われていた可能性があると、ドイツ・メディアが報じています。ハンブルグのホテルやアパートが使われていたとか。5月末から6月末にかけて、血液がハン ブルグに送られ、ツールの前、ツールの最中に行われる予定だったとのこと。ガルディア・シビルの書類もその点に言及していて、「ドイツ、フランスの部屋」 との手書きのメモが添えられているとかいう話。カレンダーには6月20日の日付があり、コードネームはNo.1と書かれていたとのことで、コードネームNo.1はウルリッヒだと推測される……ということのようです。二人の人物（ポーランド人の男女？） がドーピング施行に関わっていたとか。 どこにも正式書類が届いていないのに、マスコミにあれこれ情報がリークされているのって……？（そ れにしても、ウルリッヒはコードネームが多過ぎやしないか？ せっかく追い風が吹きかけていたのに、またイメージを悪くする情報が……ふ〜〜っと溜め息。 6月20日にウルリッヒが何をしていたのかということは、調べればわかるんじゃないかしらん？ ツール・ド・スイスに勝って、インタビューやら何やらで忙 しそうでしたが……）。 ところでウルリッヒのHPの写真が一新され、当然のことながらT-モバイルのユニフォームは着ていませんし、アディダスのロゴも入っていませんが、最近の写真だとすると、ウルリッヒはまだそんなに太っていません。トレーニングは続けているのでしょう、と希望的観測（アディダスもいいけれど、ナイキも似合うんじゃないかと、呟いてみる）。 ウルリッヒが6月20日にハンブルグでドーピング施行を受けたのではないかというメディア報道に対し、ウルリッヒのマネージャーのストロウバンドは「18日にツール・ド・スイスで勝ってから、ヤンはすぐにスイスの自宅に帰っている」と否定。 |
| 【2006.09.01 本日のウルリッヒ】 色々と移籍情報が賑やかです ねー。ウルリッヒと練習をしていたヴェズマンは、やはりT-モバイルからオファーがないと、マネージャーのロミンゲルが語ったようです。ゴンチャール、 マッツォレーニも同様。この二人に加え、イョルグ・ルドヴィッヒは、過去のドーピング問題が災いしているようです。完璧にクリーンなチームを目指すと公言 しているT-モバイルは、9月27日に一新したチームを発表するとの噂。 ドイツ自転車連盟はドーピング撲滅に全力を尽くす、と会長のルドルフ・シャーピングが色々と語っておりますが、ウルリッヒに関しては、「7月4日以来、 情報を集めようとしているが、我々の元には何も来ていない」とのこと。「フエンテス事件に関して他の選手の名前が上がるっていう話だけど、いつ出るんだ い？」と仕事の遅い他の自転車連盟を批判。 とは言え、オペラシオン・プエルト関係の書類がメディアにリークされているのはどこの国も一緒で、ドイツ語訳もリークされています。これを見たウルリッ ヒ・ファンから、「こんなもんでウルリッヒを弾劾したのか？」との意見も多数出てきました（やや追い風か？）。ウルリッヒに関する内容は、JANのコード ネームがNo.1にあがっている、5月の祭りのリストにJan Ullrich（ドイツ語訳では、ちゃんとLが二つで訳されている！）の名前がある、ルディシオの会話が記録されている、とほぼ一緒。ウルリッヒとコード ネームJANを結びつける希薄性が、問題視されているようです（コードネームが3つもあることになるんだもんねー）。ルディシオの電話番号がベルギー・ナ ンバーなのは確実なようですが、交わされている会話も、取りようによってはドーピングを指示しているとは取れない、ウルリッヒのことではない可能性も高 い、との意見も出てきましたよ（このまま追い風に変わってくれたらいいんですけどねー、と呟いてみる）。ま、メディアはまだまだ厳しいようですが、フランケ博士も今のところは静かです……。 |