| 【2006.06.30 本日のウルリッヒ】 嘘でしょ〜〜〜？！ そんなバカな。T-モバイル・チームはウルリッヒ、セビーリャ、ペヴナージュをサスペンディッドにすると発表したようです。ツールのスタートが危ぶまれます（←それどころじゃなくなっちゃったよぅ！！）。
「ツール・マネージメントから渡された書類を検討した結果、この3人とやっていくのは不可能と判断した。ウルリッヒがドーピングしたという証拠はない。 だが疑いが生じている以上、この結論に達した」とのチーム・スポークス・マンの発表。まさかぁ〜〜。チームが選手を信じないで、どうするんですかぁ？！ ウルリッヒとセビーリャの代わりは、ロレンツォ・ベルヌッチとステファン・シュレックになるだろうと、チームの発表。オラフ・ルドヴィッヒは、「スポン サーとも協議した結果だ。非常に残念だが、我々はクリーンな自転車界を目指している。チームのメンバー全員に、今回のフエントス医師とは何ら関係がないと いう書面を提出させ、それに違反した場合は厳しい処分を取ると言及していた。ウルリッヒとセビーリャも例外ではない。彼らがフエントスと関係していたとい う疑いがある以上、苦渋の決断をせざるを得ない」とコメント。チーム・スポークスマンは「もちろん、彼らに無実を主張する機会はある。その場合、ウルリッ ヒがDNA検査を受ける可能性がある」とのこと。 一抹の望みは残っているのでしょうか？ あまり名前を挙げたくはないのですが、もちろん、ウルリッヒ以外にもフエントス医師と関係があった疑いがあると、20〜30人の選手の名前が噂になって います。その中に、ツールでウルリッヒの最大のライバルになるはずの（現在形で書くぞ、まだ！）イバン・バッソもあります。一応、念のため。バッソの状況 については、興味がある人は各自調べるように（……脱力してるょぉ）。 ツール・ド・フランス・オーガナイザーのジャン・マリ・ルブランは、T-モバイルの決断を称賛したようです。「勇気ある決断であり、他のチームの手本になるだろう（もう略しますわぁ）」とコメント……。 さらに詳しい情報が流れていますが、ウルリッヒ、セビーリャ、ペヴナージュの出場停止は、チーム・バスでプレス・コンファランスに行く途中であったよう です。「どうしてASOの報告がぎりぎりになったのか理解できないが、ウルリッヒのコメントと矛盾するので、こういった処置をとらざるを得ない」とT-モ バイルのスポークスマン。どうやらスポンサー・サイド（ツール・サイド）からの圧力のようですね〜（←想像だけどさ）。 ウルリッヒの元コーチのペーター・ベッケルは「何たる惨劇だ。ヤンにとって非常にひどい打撃になる。信じられないことだ。15年間、ハードにトレーニン グしてきたのだ。これ以上言葉が出ない。彼は12万ユーロかかった高気圧室を地下に作っていて、クリーンなトレーニングができるのだ。悪党や裏切り者たち に対処することもできる。私と一緒にいなかった間に、誰が彼の面倒をみて、一緒にいた？ 誰を信じたらいいか、彼は十分にわかるくらい成熟しているはず だ。信じたくない話だ。まったく理解できない」とコメント……。 |
【2006.06.30 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒの天敵ゴッデフロートは、相変わらず……語っています。「ヤンがドーピングに関係ないのだったら、喧騒の中でもツールに集中できるはずだ。何 しろ、ヤンのことをよくわかっているルディ・ペヴナージュがそばにいるんだしね。彼は、誰よりもヤンをわかってるだろうさ。ツールじゃ、優勝候補は二人だ けだと思うよ、バッソとウルリッヒだ。まあ、私はいつもウルリッヒを批判していると思われているが、彼との関係は利害だけだったからね。だからこそ言える が、今年はウルリッヒは立派に準備したと思う。膝の故障でスタートが遅れたが、ロマンディ、ジロ、スイスとハードなレースをこなし、身体もフィットして きた。今年のツールは、優勝経験のあるウルリッヒ対勝利に執念を燃やすバッソということで、エキサイティングになるんじゃないかね」 ゴッデフロートの天敵ペヴナージュはウルリッヒについて、「今年は去年よりも状態がいいと思う。膝の故障で辛いスタートだったが、ジロでいい走りを見せ たし、スイスでも結果が出せた。だから、いつものように優勝候補に名前が挙がるようになったね。たぶん、他の選手よりもチャンスがあるかもね。 チームとしては、まずみんながプロローグのITTに集中している。ロジャースやゴンチャールのようなTTスペシャリストがいるから、先陣を切ってくれる だろう。もちろん、ヤンもタイムギャップを作るチャンスなんで、いい走りをしないといけない。山岳ではゲリーニ、クレーデン、マッツォレーニ、セビーリャ などの頼れるアシストがいる。ライバルをコントロールして、アタックに備えないといけない。 みんながヤン対バッソと言うが、ヤンはすべての選手に注意を払うべきで、他にもランディス、ポポビッチ、バルベルデ、エバンスなどの有力候補がいるからね」 ウルリッヒは、「こういったスキャンダルでやる気がなくなっちゃうからね、だからこの1年間目標にしたことーーツールに集中しようと努めてるんだ。結 局、土曜日には始まるんだから。ツールに参加するっていう喜びを損なわれたくない。今はいい状態なんだし、そのことをみんなに証明したい。この数日は家で 心を静かにしていて、トレーニングに集中したよ。これからの3週間は肉体的なことだけじゃなく、メディアやマスコミから追われる苦労があるんだから。僕自 身、隠さなきゃならないことは何もない。マスコミからの質問はドーピング問題ばかりで、僕としてはツールの話をしたいよ。春は太り過ぎだの練習をしていな いだのと批判を受け、今はドーピングだ。すごく悲しい。 僕たちは何度もドーピング検査を受けてるんだ。僕は今年に入ってから、2桁以上の回数で、家に検査官の訪問を受けてる。僕たちは常に検査を受けているの に、そういったことを誰も報じていないのは悲しい。1年365日、たとえバカンスの時だって、検査機関は僕がどこにいるか知ってるんだ。僕にはやましいと ころはない。もう法律家の手に委ねることにしたから、これ以上は語れない。DNA検査を受けることも弁護士たちと協議したけど、今はツールに集中したい。 僕もチームもそうだ。 ヴィノクロフとは、今回のことについては話してないけど、サイス監督の逮捕以来、何度も電話で話したよ。彼はやる気を失ってないし、ツールでも見られる と思う。ヴィノのためにそれを願ってる。1年間このためにトレーニングしてきたのに、謂れのない処置を受けることがあってはいけないと思う。僕自身も、同 じような状況にあってる。1年間努力してきたことが、新聞の記事で妨害されるのは耐えられないさ。証拠がなくて無実なんだったら、誰もが参加を許されるべ きだ」 |
| 【2006.06.29 本日のウルリッヒ】 婚約者ザラさんと共にストラ スブール入りしたウルリッヒは、相変わらずオバサン・ヘアーです。ツールはコンバット・スタイルで臨むと言っていましたが……スタート前に切るんでしょう か？ ホテルで待ちかまえていた報道陣に対し、ドーピング問題については「いわれのない中傷だ。DNA鑑定を受けるかどうかも含めて、すべて弁護士たちに 任せることにしている。今は一番大事なこと、ツールに集中したい」とコメント。 |
| 【2006.06.28 本日のウルリッヒ】 「1新聞社のただの憶測だけで選手を ツールから除外することはない」との主催者側の発表で、当然のことながら、ウルリッヒとセビーリャのツール出場は揺らぎません。ウルリッヒは本日車でスト ラスブール入り予定。木曜日11時30分からメディカル・チェックを受け、金曜日はチーム・プレゼンテイションです。 ウルリッヒのマネージャーのストロウバンドは、「今回のことでヤンはがっかりしているし、意気を失ったと言っている。ルディもヤンもストレスにさらされ て いる。いつもなら相手にしないが、今回は何とかしないといけないとヤンが言っているし、法律専門家たちと相談して、新聞社に対して法的手段に訴えることも 考えている。法律家たちと相談しないといけないが、新聞社は高くつくと思うよ」と怒りのコメント。ウルリッヒ自身もHPで、「スペインの新聞が書いている ことは根も葉もないことだ。この件に関しては法律家の手に委ねることにしたよ」とのこと。というわけで、ツールに専念してください、南無南無。 |
| 【2006.06.27 本日のウルリッヒ】 あらま、スペインの新聞が、 またもウルリッヒとドーピング・スキャンダルを結びつけていますよ。オペラシオン・プエルトと名付けられている今回のドーピング捜査、El Pais紙が報じているのは、逮捕されたホセ・ルイス・メリノが、何人かの名前が書かれた書類を持っていて、 中に「Hijo Rudicio」というものがあったとか。また、マドリッドのアパートでも、ニックネームが記された血液バッグが多数見つかり、その中に「Hijo Rudicio」があったとか。Hijo Rudicioは、Rudicioの息子という意味で、RudicioはRudy、すなわちルディ・ペヴナージュであり、その息子というのはヤン・ウルリッヒのことだということです。 発見された冷凍血液の中には2004/6/26JANと銘打ったものが3つあり、Hijo Rudicioと銘打ったものが2006/5/15、2005/09/18、2005/9/29、2005/12/22、2006/02/20と何袋かあったとか。 ウルリッヒは、もちろん今回の事件とは何の関係もないと否定しています。ルディ・ペヴナージュも、新聞記事には何の根拠もない、我々は何も悪いことはし ていないと否定。ウルリッヒのマネージャー・ストロウバンドは、法的手段を考えていると発表。T-モバイル側は「今回の報道を重大に受け止めている。ウル リッヒ、ペヴナージュ、スペインの捜査機関、ツール・オーガナイザーASOと連絡を取って、どうしてそんな話題が出たのか調査中だ。今のところ新聞報道だ けで、根拠は不明瞭だ」と発表。 ところで、ウルリッヒ・フリークとしては、記載された日にウルリッヒが何をしていたのかを調べてみましょう（←すぐわかるところに、自分でもちょいと呆れるが……）。2006/05/15はジロ出場中。 2005/09/18頃はすでにシーズン終了を宣言し、2002年に膝の手術を受けたメディカル・クリニック・パークの健康増進キャンペーンに登場、レースに参加（9/19）したりインタビューを受けたり し、食事やトレーニングについてメディカル・クリニックの指導を受ける話にもなっています。2005/12/22は、南アフリカからの帰路の機中。2006/02/22は南アフリカから帰ってきた翌日。 まあ、ドーピング（血液採 取？）するにしても、もっと暇な日や効果的な日があると思うのですが。また、2004/07/24にウルリッヒが1900€払ったという記載もあった という記事のようですが、2004年のツール結果を考えると、このドーピング医師団とは手を切ってもいいんじゃないですかね〜。しかも、ツール優勝を狙うにしては、これは安過ぎ る額じゃないですかぁ？（つまりは、ウル・ファンとしては、どう考えても、変な話としか思えないんですけどぅ？。要は、いい加減にしてくださいよ！ということです）。 さて、「ダ・ヴィンチ・コード」並のスペイン紙の憶測はさておいて、気になるのはツール・ド・スイスをリタイアしたクレーデンですが、「スイスは完走し たかったけど、ツールのことを考えてリスクを冒さないことにしたんだ。トレーニングするよりは体調を整えた方が良いと思ったからね。肩の具合は良くなって るし、ピレネーやアルプスでヤンをアシストできると思ってるよ。ヴィノクロフはいなくなったけど、ゴンチャール、ロジャース、マッツォレーニの強力な3人 が来た。今まで以上に強いチームができてると思ってる。僕もヤンの勝利に貢献したい。TTTがなくなったけど、大差はないと思う。僕らはTTTも強いし、 CSCも強いからね。ヤンとバッソに関しちゃ、TTTで大差は開かないだろう。他のチームとの差を開くには、有利かもしれなかったけどね。ツールみたいな ハードなレースじゃ、実力の真価が問われる。意外な勝者っていうのは、ないんじゃない？」 さて、こちらはライバルになるかもしれないイバン・バッソ、「ツール勝つなんて、宣言してないよぅ。難しいことはわかってる。でも、どうなるかは、見て みないとね。ウルリッヒは、ジロのITTは素晴らしかったし、山岳でも状態が戻ってきてる。体重も落ちて、良い状態だと思うよ。ツールじゃかなり強くなっ てくると思ってる。僕がランスの後継者だとは考えてもいない。僕は僕の方法でツールを闘うだけさ。どうなるかは、終わってからだね。優勝候補は、もちろん ヤン・ウルリッヒだし、ランディス、ヴィノクロフも強いと思うよ」 ちなみに、しつこくも「ダ・ヴィンチ・コード」ネタ（？）ですが、ルディのスペイン語名はRodolfoであって、Rudicioではないとの話（あた しゃ、スペイン語はまったく知りませんので、念のため）。Janは、何人かスペイン人選手に（それ以外にも）います（ケルメに所属し、ドーピングで停止に なった選手にJanという名前の選手がいたとかいう話も）。こんな話題で、ツールを前に、せっかく張り切っているヤンの気が殺がれなきゃいいのですが、南 無南無。 |
| 【2006.06.26 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒ、ツールの豊富を 語る。「今年は例年以上に調子が良いよ。機会がある度に、マイヨ・ジョーヌを狙う。初日からだってね！ いつもは80％の状態でツール入りしてたけど、今 年は95％で入れそうだ（ええっと……日本の諺で、なんて言いましたっけ……アームストロングの爪の垢を煎じて飲ませたい？？？）。足の方は左右の筋力バ ランスがまだ均等じゃないんだけど、かなり改善してきた。あとは、健康な状態で入りたいね」。体重はややオーバーなようですが（ええっと……日本の諺で、 なんて言いましたっけ……って、もういいよ！）、婚約者のザラさんが食べ物には気を遣ってくれているようです。健康だけに気をつけてください、南無南無。 クレーデンは風邪を移さないように。 |
| 【2006.06.25 本日のウルリッヒ】 クレーデンは風邪が治っていなくて、ドイツ・チャンピオンシップには出ないようです。ツールはしっかりアシストしてくださいよ、南無南無。 ウルリッヒ、ツールを前にチーム・メンバーについて語る。「ロジャースとゴンチャールは、200Ｋｍを先頭で引っ張れる。クレーデン、セビーリャ、ゲ リーニは、山で助けになってくれるだろう。マッツォレーニ、ケッスラー、シンケビッツは、僕に全力を注いでくれる。満足してるよ。ランスがいなくなって、 レースをコントロールする人物がなくなり、ツールは不確定な要素が増えてくるだろうね。でも強力なチームだから、2度目の勝利を目指すよ。2つのITTは 僕にぴったりだけど、山岳はハードになるだろう。バッソはジロでは素晴らしかったけどね。ツールはライバルが強力だし、ジロのように支配はできないんじゃ ないかな。僕ももちろん、対抗するさ。ヴィノクロフも、去年は早くにピークを持ってき過ぎてたと思うから、今年はずっといいと思うよ」とのこと。 |
| 【2006.06.24 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒの結婚予定をすっ ぱ抜いたBild紙によると、今秋に結婚ですでに招待者リストが上がっているとか。場所はまだ不明のようで、そのうちにマスコミも見つけ出すでしょう。プ ロポーズを受けたザラさんは「彼と過ごすすべての時間がハッピーなのよ」と幸せな様子。スキー用品メーカーでマーケティングを担当していたザラさんです が、今は正社員を退いてフリー契約、スイスのマンションで暮らしているようです。ま、親友の妹を裏切るわけにはいきません、うんうん。 さて、ドイツ・チャンピオンシップが25日に開催されますが、ペヴナージュが語っていたように、もう少し走行距離を積む必要があるクレーデンが出走。T -モバイル勢からは、リナス・ゲルデマン、アンドレ・グライペル（ウルリッヒの代わりのようですが、タフなコースで全然勝つ見込みはないよと、最初っから 弱気）、マティアス・ケッスラー、アンドレアス・クリア、アンドレアス・クレーデン、アンドレ・コルフ、イョルグ・ルドヴィッヒ、オラフ・ポラック、シュ テファン・シュレック、パトリック・シンケヴィッツ、トマス・ジグラーの予定。今年は……ネクスト・ウルリッヒかな？ 調子が良さそうですもんね。ITT の方は、ゲロルシュタイナーのセバスチャン・ラングに決定しました。 |
| 【2006.06.23 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒはシーズン終了後 に、ザラ・シュタインハウザーさんと結婚すると語ったようです。「彼女はすごく素晴らしい人で、僕はラッキーだよ。残りの人生を彼女と過ごしたいんだ」と 語ったとか。ツールに優勝して、その喜びに花を添えてください、南無南無。でも、ツール後に引退を考えてるってことかしらん（涙）？。「理想はビッグ・ ウィンの後に引退することだよね」と語ったようですが……。ジロの優勝が、まだ残っているだろう？ |
| 【2006.06.22 本日のウルリッヒ】 T-モバイルのツール・メン バーが発表になりました。すでに早々に確定していたセルゲイ・ゴンチャール（35）、アンドレアス・クレーデン（30）、エディ・マッツォレーニ （32）、マイケル・ロジャース（26）、ヤン・ウルリッヒ（32）に加え、ジュゼッペ・ゲリーニ（36）、マティアス・ケッスラー（27）、オスカル・ セビーリャ（30）、パトリック・シンケビッツ（25）のメンバーです。やや平均年齢が高い気もしますが、ツールは経験が大事でしょう、うんうん。頑張っ てウルリッヒを支えてください、南無南無。 このメンバーに対してウルリッヒは、「トップ・チームさ。非常に満足している」とコメント。ドーピング問題渦中のセビーリャについては、T-モバイル側 は「疑う理由はない」と擁護。クレーデンに関しては「ツールには間に合うよ」とウルリッヒが擁護（シュタインハウザーが引退した今、友だちが必要？？）。 さて、この布陣で私が期待しているのは……ルディ・ペヴナージュ監督です！ 天敵ゴッデフロートが引退した今、ようやくヤンが望む通りにできたのですからね〜。リース、ブリュイネルに負けるな！ |
| 【2006.06.21 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒ、ツールに向けて 抱負を語る。「シーズン始めに色々と批判が出てたけど、気にしてなかったよ。怪我が理由だってわかってたからね。もちろん、上手くいくかどうかはわからな かったけど、ツールに関しては心配してなかった。ジロとツール・ド・スイスの両方に出たことも、ツール準備のためと思って注意を払ってたし、今も100％ 体力を使い果たしたってわけじゃない。また優勝候補だって騒がれ始めたみたいだけど、毎年のことだからね。ずっとアームストロング対ウルリッヒだったの が、今年はバッソ対ウルリッヒになったくらいさ。バッソはジロで素晴らしいパフォーマンスを見せたけど、正直言って、あれ以上じゃないことを望むよ。で も、ツール優勝は難しいだろうさ。ツール優勝は、今年が一つのチャンスであって、最後のチャンスだとは思ってない。走り続ける限り、ずっとチャンスはある と思ってる。アームストロングの引退は驚いたけど、彼がいなくなってアタックが増えるだろうね。優勝のチャンスが増えたってわけじゃない。全力 を尽くすことは変わりはないし、みんなに約束するよ」 さてさて、ウルリッヒに批判するところがなくなると、マスコミの矛先が向かったのはクレーデンです。チーム・ドクターは「クレーデンの肩に問題はない。 風邪でスイスをリタイアしただけだ」とのこと。マリオ・クンマーも「クレーデンは順調に来ている。ツールにはトップ・コンディションになるだろう」と擁 護。ただ、現在63Kgとのことで、これはかなり絞り過ぎているのではないか（ウルリッヒと反対かよ！）との批判があります。ルディ・ペヴナージュは「ク レーデンは順調で、心配していない。ヤンとともに水曜日からトレーニングし、日曜日にドイツ・チャンピオンシップに出る予定だ。もう少しレースの距離を重 ねる必要があるからね」とのことです。クレーデンの代わりにゲルデマンにしたらどうなのよ、という意見が多数出ているようですが、T-モバイル側は、「ゲ ルデマンはツール・ド・スイスにピークを持ってきたし、若過ぎるし、グラン・ツールにはまだ早過ぎる。彼の出場を議論することはない」と否定。 オスカル・セビーリャが、ブエルタ・ア・アストリアスで総合優勝を果たしました。ドーピング問題渦中のセビーリャ、ツール出場に向けて立派なアピール。 なお、ウルリッヒは自身のHPで、ドイツ・チャンピオンシップの不参加を表明。「オーガナイザーの人たちは素晴らしいコースを設定してくれたし、僕にも 向いていると思うんだけど、移動に時間がかかって練習することができないし、ツールに向けて記者会見や健康診断があって、早めに出発しなきゃならない。 チームで協議した結果、参加は無理だってことになったんだ。残念だけど、この決定を理解してね」とのことです。ま、スポンサー・サイドは、マジェンタ・ヤ ンであって欲しいでしょうから、無理のないことです。 |
| 【2006.06.20 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒ、ITTの勝利を 語る。「風が強くて、注意しなきゃならなかった。ツール前に落車したら元も子もないから、コースも用心して取った。TT用のスペシャル・リムも、こういった状況じゃ問題だからね。でも、うまくいっ たよ。この勝利の意味は大きい。ツール・ド・スイスは好きなステージ・レースだし、ジロの後のハードな9日間で、かなりの山岳を登った。それでも TTに集中できた。色んな批判を受けてたけど、順調に準備できてるし、今90％くらいの状態で、うまくいってると証明できた。あとの10％は、ツールまで に到達するさ。2年前も、上手く調整してたんだけど、ツール・ド・スイス後に風邪をひいちゃたんだ。今年はそんなことがないように注意したい。僕はジンク スは信じないから、このレースに勝ったからって、前回の二の舞いをするとは思ってないよ。今後は2、3日休みを取ってから、またトレーニングを開始する。山岳のトレーニングはしないと思う。来週水曜日にはフランスに入る」とのこと。 自身のHPでは、「風が強くてリスキーだったから、勝ちを狙って走ったんじゃなかった。落車しないことが一番大事だったからね。今日のステージで落車し たレーサーがいなかったことが、一番のいい結果だったよ。順調にきてるから、後は健康でスタートすることだけを心がけたい」とのこと。 なお、健康面に関しては、T-モバイルの担当医であるフライブルグ大学のドクターがしっかり診るとの話（つまりは、食い過ぎに注意しているということか？！ 炭水化物の取りすぎをチェックするようです）。 ペヴナージュは「天候が良かったら、ヤンは1分半は速かっただろうね。春に膝の問題があったが、今はツールに向けていい状態だ。去年よりも ずっと強いし、この2、3年で一番いいんじゃないか。ジロで走るのは心配だったが、今は良かったと思ってる。2ヶ月前は、バッソが勝つとみんなが言って いたが、今はヤンだと言い出してる。我々に確信をもたらせてくれてるよ」とニコニコ。 主催者側も、スリリングなレースで大成功だったと、ニコニコ。 なお、ツールでウルリッヒのライバルになりそうな（ふっ、ふっ、ふっ、ちょっと余裕の言い方ですよ）バッソのCSCが、ツール・メンバーを発表したよう ですが、カンチェラーラを入れていません。これはプロローグでウルリッヒにマイヨ・ジョーヌを取らせて、T-モバイル・メンバーを消耗させようという作戦 のようです（←違うか？！）。なお、トマ・ボクレーもルート・デュ・スッドに勝利し、ツールに向けて順調にコンディションを上げてきているようです。楽し み、楽しみ。 |
| 【2006.06.19 本日のウルリッヒ】 あらま、やっぱりウルリッヒ が勝っちゃいましたよ。風雨が強くリスキーなコンディションの中でのTT、ツール準備のためなので、あまり力を使って欲しくはなかったのですが、ま、勝っ ちゃったものは仕方がないですね（……って、嬉しいんだろうが！！）。第9ステージ30KmのITTは、38分45秒で大方の予想通りの勝利、総合でも逆 転優勝を果たしました。後はこの調子で、ツールのためにきっちり体調を整えて、調整してほしいものです、南無南無……。なお、Next Ullrichのリナス・ゲルデマンが健闘し、最終ステージはウルリッヒから51秒遅れの5位につけました。総合では7位に入っています。将来が楽しみで すね。 ウルリッヒの感想は「好きなツアーだから、勝利できて嬉しいよ。チームの働きも良かった。TTはすごく危険なコンディションだったけど、うまくいって ハッピーだ。厳しいツール・ド・スイスを無事に過ごせてラッキーだったし、ツールに向けてコンディションをもっと上げていくつもりだ」とのこと。ルディ・ ペヴナージュも、「まだ100％じゃないが、ツールの最初の一週間でコンディションを上げていくことが可能だろう。今後は28日にストラスブール入りする まで、スイスでトレーニングを続ける」とのことで、順調にいっていることに満足しているようです。ドイツ・チャンピオンシップには出ないもよう（まあ、今 更ですもんね〜）。こちらは、ゲルデマンに期待。ゲルデマンは、ツール・ド・スイスにピークを持ってきたことと、大事に育てていきたいとのチーム方針で、 ツール・メンバーに選ばれる可能性は少ないようです。 |
| 【2006.06.18 本日のウルリッヒ】 下手すると（下手すると、か よ！！）、ウルリッヒはツール・ド・スイスで勝ちそうですね。そんな中、クレーデンが風邪でリタイア。ツールを前に無理をしないということのようです が……手術後の痛みもまだ少し残っているようで、不安があります。そんな中、オスカル・セビーリャはブエルタ・ア・アストリアスで勝利。ツールに向けてア ピールしています。そんな中、T-モバイル入りの噂があったベッティーニは、クイック・ステップと2年契約更新。大満足のようです。 |
| 【2006.06.16 本日のウルリッヒ】 リクイガスのダリオ・チオーニはツー ル・ド・スイスに出ていますが、「注目はやっぱりヤン・ウルリッヒだよ。今年はツール・ド・ロマンディ、ジロ、そしてスイスと彼と一緒 のレースに出たけど、体重は落としてきてるし、パワフルだし、どんどん良くなってきてる。僕が見てる中じゃ、ベストなんじゃない？ スイス優勝者じゃ、ヤ ンを一押しするよ。山でタイムを失わない限りね……僕の思うところじゃ、失いそうにないし、TTじゃ誰も彼にかなわないよ。ツールでもヤンに賭けるな」と のこと。 チーム・メイトのゲルリーニも、「ヤンはずっと良くなってきてるよ。ベストに近いと思う。落ち着いてるし、自信を持ってるし、集中してるね。ジロに出た のが良かったと思う。もちろん、まだ100％の状態じゃないけど、急ぐ必要はないからね」とのこと。このまま順調に行ってくださいよ、南無南無。 |
| 【2006.06.15 本日のウルリッヒ】 エリック・ツァベルは「トップ・コンディ ションだったら、ツールの最有力候補はやっぱりウルリッヒだよ。彼は誰も倒せない」と語る。彼自身については、「僕はグリーン・ジャージを狙ってるけど、 最有力候補じゃないだろうね。やっぱりトム・ボーネンだ」と謙虚。なお、ライバル・バッソはトスカーナでジュリック、グストフとトレーニング中。「去年よ りもいい状態だよ」と自信の発言。 |
| 【2006.06.13 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒはMSNのインタ ビューに答えて、「才能だけじゃ、ずっと長い間やってけないよ。やっぱり自己犠牲を払ってるし、性格的には楽観的だから助かってると思う。沈み込んじゃう 日は少ないな。旅行が好きで、あちこちに行くのが好きだから、今の生活は楽しいよ。信仰心はあって、それも力に なってると思う。 自分の身体に望むのは、もっと免疫力があればいいと思ってるよ。よく病気でトレーニングできなくなるからね。体重の問題は、僕よりもみんなが問題にするんであって、うんざりだよ。 ランス・アームストロングの引退は残念だ。7度ツール優勝の記録は、たやすく破れるものじゃないだろう。彼の連勝を止めたかったけどね。彼が ツール出場を続けても、僕は個人的には嬉しいけど、彼は他にもやりたいことがあったんだろう。彼がやめても、僕のプレッシャーは大して変わらない。外から のプレッシャーよりも、自分の中のプレッシャーの方がいつも大きいさ。 騒がれるのには慣れてるし、チームも上手く対処してくれてるんで、練習に集中できてる。注目されないよりも、勝者でありたいよ。勝てると思える限り、続 けていたいね。勝つことは喜びだよ。怪我は嫌だな。2005年はツールのためにしっかり準備をしてたのに、危うく命を落とすようなことが起きたからね。 ツールは最もハードなスポーツの1つで、3週間、何事もなく最高の状態でやってかなきゃならない。1度勝てたこと、表彰台に何度も登れたことには誇り を持ってる。 自転車は15〜20台くらい持ってるかな。勝利したものや、思い出があるものとかがある。家でちっちゃな博物館のように飾ってる。97年のツールで 勝ったのは、オリジナルのままで残してる。でも、シャンゼリゼ通りの汚れはついてないよ。他にも、ブエルタで勝ったのやオリンピックで勝ったのがある。 山岳で苦しい時は、何でチェスの選手か何かにならなかったんだろうって思うよ。どうしてこんなに苦しいことができるんだってね。もうこのまんま倒れちゃ えって思う時もある。ルディ・ペヴナージュは僕をよく理解してくれてるから、「もっと頑張れ！ 限界を超えろ！」とか、とやかく言わない。無線でも静かにしてくれてる。 ま、そうじゃなかったら、僕は無線を切っちゃうけどね。 今年のワールドカップ？ 強いチームが勝つだろうね。どこかは……すぐにわかることさ」ってなことを言っています。 その体重、現在理想よりも3Kgオーバーとの噂。75Kgであろうが76Kgであろうが、構わんじゃないか！とルドヴィッヒ・マネージャーは言っていたのでした。ツール・ド・スイスは楽しんでいるようで、何よりです。 |
| 【2006.06.12 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒはツール・ド・スイ スに出場中。背中の痛みもなくなったとのことで、元気にダイエットに励んでいるようです（←そうなのかぁ？）。監督のペヴナージュも、チームはウルリッヒ を守ってよくやっている、とのこと。現在のところ総合で18秒遅れの44位につけていますが、「ここで優勝するようじゃ、ツールじゃだめでしょ〜」という J-Sports解説者I氏の言葉を信じ、伸び伸びと好きなようにやってもらいましょう（おいおい……）。気になるのはクレーデンで、2分11秒遅れの 130位です。ツールに間に合うのでしょうか……南無南無。 |
| 【2006.06.09 本日のウルリッヒ】 「TTの力は十分証明されたか ら、後は山での力だけだ」と、ウルリッヒに対してT-モバイルのマネージャーのルドヴィッヒは語っています。「体重の問題も心配していない。72Kgが理 想というのは、6、7年前の話であって、状態さえ良ければ75、6Kgであっても問題はないと、この数年証明されている。この9日間のツール・ド・スイス で、ヤンの状態も進歩するだろう。我々はタイムがどうのこうのと考えていないが、ITTは全力を出してくれるだろう」とのこと。ま、全力を出さなくても、 お茶の子さいさいでしょう。 さて、TV出演なども一段落ついたウルリッヒは、ペヴナージュの指導の元、今週初めからマティアス・ケッスラーとトレーニング。クレーデンも加わったよ うです。やる気がでてきたようで、7時間のトレーニングに、バイクの後についてのスピード・トレーニングもやっているとか。スイスは移動がなくていいよ ん、と語っています。だからツール・ド・スイスにしたのねん？ ま、スイス在住ですからねえ〜。なお主催者側は、「賞金の問題ではない。ウルリッヒは我々 のツールが彼に適していると考えてくれたのだ」と発言。怪我と病気をしませんように、南無南無。 |
| 【2006.06.07 本日のウルリッヒ】 Ｔ-モバイルのツール・ ド・スイス・メンバーは、ロレンツォ・ベルヌッチリヌス・ゲルデマン、ジュゼッペ・ゲルリーニ、キム・キルシェン、アンドレアス・クレーデン、マイケル・ロジャース、パトリック・シンケビッツ、そしてヤン・ウルリッヒです。チーム監督はルディ・ペヴナージュ。 なお、ツールのチームはクレーデン、ゴンチャール、ロジャース、マッツォレーニ、ゲルリーニ、イワノフ、ケッスラー、シンケビッツとの噂。すると部屋割 りは、クレーデン＆ケッスラー、イワノフ＆ゴンチャール、ゲルリーニ＆マッツォレーニ、シンケビッツ＆ロジャースと見ましたが？（←って、何を予想してい るんだ！ 昨年のように、まぜまぜしましょという組み合わせとなるかもしれませんが。ウルリッヒを一人部屋にすると、夜中にヌテッラを貪り食ってる心配が ある？？）。渦中のセビーリャは外される可能性大のようです……。 |
| 【2006.06.05 本日のウルリッヒ】 Ｔ-モバイルは、ツール・ ド・スイスとクリテリウム・ドーフィネ・リベレ組に分かれ、いよいよツールのウルリッヒ・チーム選抜予選（？）が始まります。ドーフィネ・レベレにはエ ディ・マッツォレーニと、渦中のオスカル・セビーリャが出ます。いいアシストを選んでほしいですね、南無南無。 そんな中、ウルリッヒは6月3日にZDFのスポーツ・ショーに登場、ワールドカップ開催もあり、ベッケンバウアーやペレと共演しました。二人は南アフリカに学校を建てるチャリティのため、T-モバイルのジャージにサインもしてくれたようです。 ウルリッヒは、ワールドカップ開幕戦のボールをベッケンバウアーに渡す役目で、「2位は負けと一緒だよね〜」と皇帝同士語ったとか（いや、たぶん、そん なことを言ったんじゃないかと推測←って、おいおい！）。「子供の頃はサッカーをやったけど、自転車が好きになって、ボールを蹴らなくなったな」と言って いるウルリッヒは、シュートゲームでは失敗の連続でした。 「ワールドカップは楽しみだけど、もちろん最優先はツール・ド・フランスさ。ジロの結果は満足してる。だけど、課題はまだまだ残ってて、ツール・ド・ス イスの山岳で最後の調整をするよ。膝は右足の筋肉の状態が弱くて、背中の痛みにつながった。でも、楽観視してる。この数週間、トレーニングをするつもり だ。 アームストロングがずっとツールをコントロールしてたけど、彼がいなくなって、アタック合戦が繰り広げられると思う。エキサイティングなツールになるだ ろう。みんながバッソ対ウルリッヒって言うけど、ヴィノクロフやランディス、バルベルデ、ライプハイマーも出てくるだろうね。 2週目が大事だと思うから、100％でいたい。TTも大切だけど、ツールは山で決まると思う。チームにヴィノクロフがいなくなったのは、すごく残念だ。 彼は友だちだったし、レースでも大事な力になってくれたからね。でも、彼がキャプテンとしてツールに出たいという気持ちはよくわかる。ツァベルがいなく なったのは、僕自身よりもチームにとって痛手だろう。少なくとも、彼がツールに出るのか、キャプテンはどうなるんだという討論の結論は出たけれどね。 アシストとしては、クレーデンの復帰が嬉しいし、マイケル・ロジャースも重要な働きをしてくれると思う。みんなが100％の状態でいることが大事だね。 スペインで起きたドーピング問題は、何のいわれもないのに名前が出されたのはショックだったさ。T-モバイルはみんなに宣誓書を書かせたけど、僕ももち ろん、何の躊躇いもなくサインしたよ。ロード選手がドーピングすることが多いとは、まったく思わない。ドーピング・チェックを何度も受けるし、上位100 人の選手なんか特にそうだ。ドーピングなんてするのは難しいさ。自転車競技はハードなスポーツの1つで、ドーピング問題を起こす選手もいるけど、悲しいこ とだよ。 まだ自転車が楽しくて、勝てると思えたら、2年くらいは続けたいね」ってなことを語ったようです。 |
| 【2006.06.02 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒはツール・ド・ス イスに出るようです。「楽しいレースだし、いつも、これに出て上手くいってるからね」とのこと。今のところ80％の状態で、95％までにもっていきたいと か。クレーデンも出場するもよう。ちょいとハードな気がしますが、ウルリッヒをまたTVで見られるのは嬉しいですね。他にマイケル・ロジャース、ロレン ツォ・ベルヌッチ、ジョゼッペ・ゲルリーニ、キム・キルシェン、セルゲイ・イワノフ、リヌス・ゲルデマン、パトリック・シンケヴィッツが予定されていま す。 6月1日はTVのクイズ・ショーに登場（4月に収録）。フランツィと組んでチャリティ・ユーロを稼いだようです。  この他にも、ジロが終わって大忙しのようで、あちこちのインタビューに答えたり、TV
出演したりしています。スペインのドーピング・スキャンダルについては、「最近、ヴィノと電話で話したんだ。チームは続くんだし、頑張んなきゃって言って
たよ。彼はツールには最高の状態で出てくると信じてる（←優しい……。ヴィノとはお友だちが続いてるのねん？）。僕の名前が出たのはショックだったけど、
マスコミはビッグネームを出したがるからね。まったく関係がないって判明されるさ。で、訂正は、ちっちゃく載るだけなんだから。ツールじゃ、山で決まると
思うよ。TTの差は2分くらいだけど、山じゃ容易に5分の差がついちゃう。ツールじゃ1秒1秒大切さ。プロローグからフルで頑張るつもりだ。7月1日は娘
のザラ・マリアの3歳の誕生日だから、素敵なプレゼントになればいいと思ってるよ（←やる気です！）」とのこと。
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| 【2006.06.01 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒは元水泳選手で現 在スポーツ・キャスターのフランチスカ・ファン・アルムジックと共に、スポーツ選手の苦労について答えています。たま〜にウルリッヒと噂になるフランチス カって誰？と思っていたら、自由形水泳の女王で、92〜2004年のオリンピックで10個のメダルを獲得しているんですね〜（ただし、金メダルはなし、だ からウルリッヒと結びつけられるのかっ？）。現在は、ゴージャス＆グラマラスな28歳の美人、フランツィと呼ばれ国民的アイドルだったようです。そうい や、アテネ五輪でも噂になっておりましたわ。 語った内容としては、「will not die！（←マット・ハーディかよ……って、わかる人にはわかる）」ということのようで（それだけかよ！）、この二人が言うと真実味があります。現在ウル リッヒはツールの勝利を目指し、おやつは食べない、水しか飲まない（ウルリッヒはワイン好きなのでした）、夜9時には寝る、という規則正しい生活を送って いるようです（じゃ、今まではどうだったんだ！ それなのにあれだけ太ったのか！ というツッコミは、なしね）。 ところでウルリッヒ・モデルのバイクはフレームのみで、イタリア・ハンドメイドだとか。1395€〜2995€のようです（スーパーマーケットのような 価格設定ね）。ウルリッヒはジャイアントとのチーム・スポンサー契約があり、まだ乗り続けますが、「名前を乗せることはOKだよ。もし乗れるんだったら、 こんなタイプがいいね」とのこと。なお、8月には特別限定バージョンが、ユーロバイク・ショーで発表されるとか（おお！）。シュタインハウザーとベグマン がビジネス・パートナーで技術開発の責任を持ち、ウルリッヒはデザインのアイデアを考え、財政的には関わっていないとのこと。とはいえ、鼻先の人参、ツー ルの励みになればいいです。 |