| 【2006.05.31 本日のウルリッヒ】 スペインのドーピング問題、 オスカル・セビーリャが問題のラボ（ホセ・メリノのクリニック）を訪れたことを、T-モバイルに告げたようです。すでに警察が応酬した隠しカメラビデオに 映っていたという噂がありましたが、その可能性があると認めたもよう。ただし、トレーニングのプログラムを貰いに行っただけで、フエンテス医師とは何の関 係もないと否定したようですが。「疑いがはっきりしていない場合、チームは選手を守るが、もし嘘だと判明すれば、まずいことになるだろう」とT-モバイル の反応。 チームの正式コメントとしては「フエントス医師とは何の関係もないという宣誓書を、すべての選手に書かせているところだ。セビーリャに連絡を取ったとこ ろ、彼に協力している医師がフエントスと同じビルにクリニックを持っているとのことだった。今のところ疑うべき理由はないが、彼が禁止物を使用していると 判明すれば、直ちに行動を取る」とのこと。 ウルリッヒは新しいウルリッヒ・モデル自転車の発売ショーに登場。サイン会をし、インタビューにも答えたようです。トビアス・シュタインハウザーとロル フ・ヴエグマンと共に長年考えていたプロジェクトだったとか。イタリア製のようです。ウルリッヒのホームページで見られます。記者会見では「背中の問題は まだあるけど、良くなってるし、ツールではベストの状態で臨めると思う。疲れが残ってるんで、少し休んで、どのレースに出るか決めようと思う。ツールの チームは、クレーデンは大丈夫だろうと思うし、山岳アシストと共に、平地で風の中を走ってくれるアシストも必要だね。ツールはジロよりももっとハードな争 いになると思うよ。引退はまだ考えてないよ。今は楽しいし、まだ達成したいことがある」とのこと。ええっと……ジロの優勝とドイツ・ツアー優勝、世界選の ロード優勝でしたっけ？ |
| 【2006.05.30 本日のウルリッヒ】 あら？ もう少しダイエットをする必要があるのでしょうか（←違うって！）。ウルリッヒはツール・ド・スイスに出る可能性もあるとか。「レースはまだ色々と考慮中さ」と語ったとか。ペヴナージュの命令？ スポンサーの意向？ ま、可能性ですが。 リース監督は「我々はすでに去年からジロとツールの勝利を目指してトレーニングしてきた。バッソはアームストロングの走法を取り入れ、小さなギアで山岳 を登る方法にしている。ウルリッヒにはできないことで、山でバッソについていくのが大変だと思うよ。TTの力もかなりつけてきたから、どちらでもウルリッ ヒと対抗できると思うね。バッソはツールでも十分に強くなっているだろう」と心理作戦？ スペインのドーピング・スキャンダルが気になる今日この頃ですが、秘密のラボ（？）で発見された血液は、コード・ナンバーとコード・ネーム（？）だけ で、すべての名前はフエンテス医師らの頭の中だとかいう噂。もちろん、フエンテス医師は誰の名前も口にしていないとか。ただ、明らかにわかるニックネーム もあるとかいう噂。また、問題のラボに来た選手、盗聴された電話から聞けた名前も、いくつかあるとか。特定の名前を挙げているメディアもあるようですが、 ウルリッヒはもちろん（！）ありませんが、心配な名前もありますぅ。でも、ま、全部噂に過ぎませんので。スキャンダルにはビッグネームが必要ですからぁ。 |
| 【2006.05.29 本日のウルリッヒ】 あら？ ウルリッヒの彼女の ザラさんは、金曜日にパッソ・ディ・サン・ペレグリーノの頂上で彼を迎えようと、待っていたとの噂。すると、ウルリッヒは走り抜くつもりはあったのです ね？ やっぱり背中の痛みがひどかったのかなぁ。ツールまでに、右足に力がつきますように、南無南無。ザラさんとはホテルで出会えたようで、彼女とスイス の自宅に帰りました（お迎えだったのかしらん？ ちなみに、マイケル・ロジャースがリタイアした時は、義父が迎えに来ていたようです。奥さんの実家近く だったようで）。 なお、スペインのドーピング報道に関し、「僕はまったく関係がない。事実無根だ。法的に訴えることも考えている」と強気発言をしたとか。ドイツのTVで も関係を否定し、「スキャンダルにはビッグネームが必要だから、上げられたんじゃない？」と語ったようです。ツールでは髪の毛を短くしてコンバット・スタ イルで臨むとか……。 前T-モバイルのマネージャー・ゴッデフロートはフエンテス医師について、「名前だけは知っている。ボテーロが信頼していた医師だった。彼がテレコムに 来た時、フライブルグの医師が情報を求めて連絡したんだ。ヤンとの関係は私は知らない。答えるのはヤンだ。私は誰も問題が起きるようなことはさせなかっ た。ヤンがツールに勝つかどうかは、わからないね。調子は良さそうに見えるが。ヤンは好きなようにやってる」と相変わらず冷たい（？）態度で、ベルギーの TVで答えたとか。 |
| 【2006.05.28 本日のウルリッヒ】 リタイアするとなると、記者会見を開かなければならないのは、ウルリッヒの辛いところ。金曜日には宿泊先のステラ・アルピナ・ホテルで、プレスからの質問に答えたようです。その後はドイツTVに出演予定とか。 「ミラノまで行って終えたかったよ。だけど、金曜日のステージはすごくハードだった。数日前からルディ・ペヴナージュと話し合っていて、最後の2つの山岳 ステージは止めておこうと言っていたんだ。ほんとのこと言うと、金曜日もスタートしないつもりだった。でも木曜日のドーピングの話で僕の名前が挙がって るって知って、タイミングが悪くてショックを受けたし、朝起きたら調子がいいように感じたんだ。それでスタートしたけど、走っているうちに、背中が痛み出した。結局、リタイ アすることになったけど、その決断は良かったと思ってる。 ドーピング問題についちゃ、ルイジ、チェッキーニに何年間か協力してもらってるけど、彼の名前が問題の医師と結びつけられてるみたいだね。問題の医師や機関に ついちゃ、僕はよく知らない。木曜日のステージの終わりくらいに、ペヴナージュから無線で聞いた。どうして僕の名前が出てるのかまったくわからない。フエ ンテスとはもちろん一緒にやったこともないし、関係はまったくない。自転車界にとっちゃ、このニュースはすごく悲しいことだ。多くのスポーツも巻き込まれ てしまうだろう。 ジロはすごく満足してる。TTで勝ったけど、予想もしてなかったことだ。ただ走るだけじゃなくて、18ステージなんか、トップ・グループに入ろうと努力 した。残念ながら、何度も試みた逃げは成功しなかったけどね。たぶん、僕がヤン・ウルリッヒだからだろうね。でも、結果としては順調にフォームを作ってるし、満足だ。 右足の筋力は左足に比べて、まだ弱い。そのために、背中の痛みもある。でも、山ではそれなりに走れたと思ってるんで、この数週間トレーニングを続けてトッ プ・フォームを目指し、ハードなレースやアストリア・ツアーなんかに出ようと思ってる。7月のツールにいい状態で臨めたらいいと願ってるよ。 ジロではバッソは強かった。CSCも強いチームを作ってる。イバンは今、最高の状態だと思うけど、ツールも勝つとは思ってない。ツールじゃジロよりもライバルは多いし、その中に僕も入れたらいいと思ってるよ。 2001年にジロに出た時よりは、今年は良かったと思う。2001年は病気をしていて、第一ステージから大変だった。今年はTTで勝てたし、活発にできた。良かったと思ってるよ」とのこと。 日記でも同様のことを書いていますが、ビルジット・クロムさんがずっと反対していたようです（そうえいば彼女は、右足を強くするトレーニングを開始すると語っていましたね、よろしくお願いしますよ、南無南無）。 ちなみにスペインのメディアは、ウルちゃんはフエンテス医師の顧客リストに入っていなかったけれど顧客だった、と言い出しているようですよぅ（ちょっとぶつぶつと小言を言ってみる）。 ところでクレーデンはバイエルン・ツアーで頑張っているようで、第4ステージの25.4KmのITTは、トップから32秒遅れの3位につけました。ピバ監督も満足しているとのこと。今のところは80％の仕上がりだとか。彼は次はツール・ド・スイスに出るようです。 |
| 【2006.05.27 本日のウルリッヒ】 ジロ雑感、日記のコーナーにちょいと書いてみました。興味のある方は、覗いてみて。 ウルリッヒは金曜日か土曜日 でジロをリタイアするかもしれないと、チーム・スポークスマンが語っていました。最終ステージはリスクが多い上に、トレーニングの意味がないためであっ て、ドーピング・スキャンダルとは何の関係もないとかいう発言。スキャンダルからの隔離ですかね〜？ 今回のジロを一番盛り上げてくれたのは、ある意味ウルリッヒだったんですけどね〜。 というわけで、本人の弁は「ミラノまで行きたかったんだけどね。3週間やって、ちょっと疲れた。ツールのためだから、フォームを壊したくないんだ。背中に問題があって、今日の未出走を考えていたけれど、まっ たく関係はないのに、スペインのドーピング・スキャンダルと結びつけられそうなタイミングで、嫌だった」ということで、第19ステージ途中でリタ イアです。ペヴナージュと話していたのも、そのことだったのですね〜。ベッティーニにもお別れを言っていたのね〜。数日前から背中に痛みがあったようです。 ペヴナージュも、十分長く走ったと判断。「最後の2つの山は特にハードだ。ヤンに無理をさせないでリタイアさせようという結論になった。ツールのために 危険は冒したくない。今のところ順調に来ている。ヤンは活発に動いたし、TTでもいい結果が出せた。今後もプログラムを続けていく」とのこと。スポークス マンは「ウルリッヒは第19ステージも出走しないことを考えていた。山岳で身体はストレスにさらされている。膝の問題はない。ただ、右足の筋肉がまだ弱い状態 だ」とのこと。 土曜日にスイスに帰り、トレーニングを続け、ツールの前にもう1つレースに出る予定のようです。あと1ヶ月ほどだぞ、だ、大丈夫かぁ？ ペヴナージュの いつもの言葉通り、すべて順調にいきますように、南無南無……。レース数が少ないような気がするのですが、ヤンのことですから、しっかり間に合わせてくれ るでしょう、南無南無（何故に祈る？！）。 CSCのリース監督は「ヤンは今はいい状態に見える」と、数週間前のむっちゃ最悪発言を撤回？ まあ、今シーズン2回目のレースで、ここまでよくやりましたよ。 ところで、フエンテス医師と関係があると噂されるルイジ・チェッキーニが、沈黙を破って語ったようです。「ドーピングの話題が出た時に、いつも私の名前 が引き合いに出されるのにはうんざりしている。フエンテス医師とは90年代初めに出会ったが、プロとしての関係はない。彼と会ったのは数年前で、それから 電話で個人的なことの相談に乗ったんだ。彼の娘さんに網膜の悪性腫瘍が見つかって、シエナの眼科病院についての情報を求められ、アドバイスしただけで、そ れ以来話していない。私は、ヤンの個人トレーナーでもない。トレーニングは時々友人として手助けしているだけだ」とのこと。そういえば、チェッキーニ医 師、ヤンにアドバイスしても頑固だから聞いてくれない、と以前に語っていましたわぁ……。確か、ぐいぐいヤンをくるくるヤンに変えようとしていたのでし たっけ。シュタインハウザーが、彼をヤンに紹介したのでした。 |
| 【2006.05.26 本日のウルリッヒ】 スペインでのドーピング・ス キャンダルが、ウルリッヒに影響しないかと心配な今日この頃ですが、少し明るい話題（？）でも。モナコ・グランプリに来ているアームストロングは「ウル リッヒがツールに勝つんじゃない？」と発言（←コロコロ態度を変えるなよ！、という批判は置いておきましょう）。 ジロ第18ステージ、ヤンは逃げを試みたようです。「大変な日だったよ。ヤンはやる気があって、初めからプロトンの前方にいて、逃げグループ形成を試み たんだが、潰されてしまった。最後でもう一度試みたが、だめだった。だが、彼が積極的に動いて、いい状態に来ていることが重要だね」とペヴナージュ監督。 ヤン、楽しんでいるようですね。トップから2分43秒遅れの集団71位でゴール。総合では45分31秒遅れの42位。このまま順調にいきますように、ス キャンダルでやる気をなくしませんように、南無南無……。 スペインのドーピング・スキャンダル、「ウルリッヒが問題の医師のリストに入っていると、捜査に近い人間から情報を得た」と、スペインのラジオ局が報道 したいう話。問題のフエンテス医師がルイジ・チェッキーニと関係があったらしいことから、ウルリッヒやバッソの名前も出てきているという噂や、97年のこ とが問題になっているとの噂など、噂が多数です。ま、噂に過ぎませんが（と、WWEページの口調で言ってみる）。 「そんな話は初めて聞いたが、真実ではない。我々はあらゆる人物に聞いたが、ヤンは何も関係がない」とT-モバイルのスポークスマンはコメント。T-モ バイルのチーム・ドクターも「フェンテス医師と協力しあったことはない」と発言。ウルリッヒ自身は「フェンテス医師とは、何の関係もないよお」とコメン ト。ペヴナージュは「チェッキーニ医師はウルリッヒのトレーニング・プランを書いているが、医学的にはウルリッヒはフライブルク大学の指導を受けている。 常にフライブルク大学で検査を受けているんだ」とコメント。 なお、ヴィノクロフはどうにかして（リバティ・セグロスでも他のチームでも）ツールに出る、とコメントしたようです。 |
| 【2006.05.25 本日のウルリッヒ】 何だかスペインの方が騒がし く、ヴィノクロフの様子が気になるこの頃（ヴィノは、サイス監督や問題の医師とツールに備えて、ピレネーでアームストロングのトレーニング方法を採用した 山岳トレーニングをする予定だったとの話）ですが-、とりあえずは、ジロ第17ステージ。悪天候に祟られました。ウルリッヒはトップから11分11秒遅れ の120位グルペット・ゴール。総合では45分31秒遅れの43位。「こんなひどい日は無理はしないよ」と、今日はお休みの日でした。ゴール後は、さっさ とチーム・カーで山を下ってお帰りだったもよう。風邪を引きませんように、膝が痛みませんように、南無南無……。 ゴンチャールは落車による背中の痛みがひどくなったために、リタイアしています。ツールは心配ないとのこと。3人減ったT-モバイル、現在6人です。 クレーデンはバイエルン・ツアーで無事にカムバックを果たしています。第1ステージを制したのはミルラムのツァベル。 なお、ウルリッヒのバッソ・ピーク発言に対し、リース監督は「大丈夫だもんね。バッソはちょっと休んで、またトレーニングを始めて、ツールじゃジロと同じくらい強くなっているよ」と反論。 ウルリッヒと一緒にグルペットで走ったゲロルシュタイナーのフェルスターは、「最悪のコンディションで、フォイクトたちが主催者側と掛け合ってたんだ。 危険だったから、コースが短縮されて良かったよ。シモーニは残念そうだったけどね。今日は大グルペットでゴールすることにしてた。ウルリッヒもいたよ。親 しい友だちってわけじゃないけど、いい関係が築けたよ。彼はスターぶってなくて自然で、気さくだった。沿道の人たちは通るたびに大声援で、ウルはジョーク なんか言ってたよ」ってなことを日記に書いています。 T-モバイル1年目のスコット・ディビスは「T-モバイル初参加が5人もいるんだけど、チームの雰囲気はすごくいいよ。ロジャースは長年知ってるし、ヤンはすごく気さくだし、ゴンチャールは面白いんだ」ってなことを語っています。 「Qual dich, du sau！」なる自伝（「Kick your candy ass、Jabroni！」（←ロック様かよ！）という感じか？ 97年にベルツがウルリッヒを叱咤した言葉ですが、ウルリッヒは「聞いた覚えがないよ ん」とのこと）を書いたウド・ベルツによると、ウルリッヒは時々バカで、いつも天然なんだそうで。天才だけれど不注意で、それゆえみんなから愛されている ようです。いいことなのかぁ〜？ いいことなんでしょね……。 |
| 【2006.05.24 本日のウルリッヒ】 第16ステージはバッソが圧 倒的な強さを見せましたが、ピーキングの時期があります、うんうん。ウルリッヒ・ファンは、ここは心を強くして待っていましょう（と、自分に言い聞か す）。ジロはトレーニングですからねぇ〜。というわけで、バッソから5分27秒遅れの30位ゴール、ディルーカやクネゴと1分ほどしか離れていませんか ら、意外によくやりました。総合では34分8秒遅れの37位。「天候が悪くなるかもしれないと思ってたから、良かったよ。最後の山は大変だった。先頭集団にいるために努力したけど、ハイス ピードだったからね。でもよく走れたと思う。まだまだの状態だけどね。バッソは一番強いよ。でも、僕には関係ない。今はツールのための準備を重ねてるんだ から。彼も7月末までこの状態を保つのは、厳しいんじゃない？」と、ゴール後の弁（パンターニが勝った98年も同じようなことを言っていたと、書かれてい ますが……とほほほほ）。ペヴナージュも、「順調にきている。今は、タイムは期待していないからね」とのこと。順調にトレーニングを重ねてもらいましょ う、南無南無……。 |
| 【2006.05.23 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒは楽しそうに第 15ステージを走っていましたが（←それだけかい？！）、怪我で休んでいたクレーデンも、いよいよ始動。5月24〜28日のバイエルン・ツアーになるもよ う。トビアス・シュタインハウザーが、このツアーのコーディネイターに加わっているようです。 チャリティ協力のためにクイズ番組に出たウルリッヒですが（【2006.04.20本日のウルリッヒ】参照）、放送予定は6月1日のもよう。ボリス・ ベッカーなど、他にも多数のアスリートが出るようです（クイズ番組ってどんなんでしょ？ ヤン、バカを曝さなきゃいいんだけど←おいおい……）。 |
| 【2006.05.22 本日のウルリッヒ】 何だかジロはすっかり勝負が 決まったような気がしますが、第14ステージのウルリッヒは7分44秒遅れのメイン集団89位でゴール。総合では28分21秒遅れの41位。なお、ウル リッヒの今後の予定の1つは、6月19〜20日のスペイン・ツアーとかいう噂。右膝の状態がまだ十分ではないので、ジロでは無理はしないとセラピストのビルジット・クロムさ んは語ったとか。ジロ直前にも、大したことはないけれど膝の問題があったようで、ジロ後は膝のための特別なウエィト・トレーニングをする可能性があるとかいう話。とりあえずは、このまま順調に行きますように、南無南無……。 |
| 【2006.05.21 本日のウルリッヒ】 マイケル・ロジャースはツールに大丈夫なのか？！ T-モバイル・ページでジロ日記を書いていたというのに！ ぷんぷん！ 歯痛でリタイアです。 セルゲイ・ゴンチャールはスタートしました。痛みはあるようで、今日のステージの様子見とか。「マイケルがいなくなって、僕にとってもチームにとっても 痛手だよ。チームはいい結果を出していたのにね。でも、僕たちは続けていかなきゃね」とウルリッヒ（←そうだよ、ヤン、あんたはもう少しダイエットが必要 だよ！）。 ところでジロ第13ステージ、この寒さでウルリッヒが風邪を引かなければよいのですが、南無南無……。「寒かったよぅ。自分のスピードで行けるグループ を探さなきゃならなかったよぅ。でも、上手くいったよぅ」と防寒具着用で震えながらのウルリッヒ。ケッスラーとともに、トップから10分7秒遅れの65位 でゴールしました。総合では28分21秒遅れの39位（ここまで書いてきて、誰が勝ったか、最近ではまったく書かなくなってきたことに気がついた……ま あ、このコーナーはウルリッヒの話題ですし、ジロはツールの準備ですからぁ〜）。 それにしても、来年はヤンは真面目に（←おいおい……）ジロに挑んでくれませんかねぇ？ ツールは今年優勝して、クレーデンに譲ってあげて（もちろん連 続優勝でもいいけれど、それだとクレーデンがごねちゃうだろうな）、3大ツアー制覇を目指すというのが、ファンにとっては最高ですよね！ |
| 【2006.05.20 本日のウルリッヒ】 昨日は頑張ったので今日はお 休みステージかと思った第12ステージ、ウルリッヒはしっかりマリア・ローザ集団でゴールしています。トップから7分3秒遅れの70位でゴール。総合では 18分46秒遅れの39位。心配なのはツール・アシスト候補のセルゲイ・ゴンチャールで、落車し背中を打ったようです。ゴールはしたものの、病院へ直行、 明日のスタートが懸念されます。もう一人のアシスト候補マイケル・ロジャースは、鼻血と歯痛に悩まされたようです。その分頑張ったのはイョルグ・ルド ヴィッヒで、逃げグループに入ることができ、9位でゴール。T-モバイルはチーム・ポイントのトップに立っていますが、ジロはあくまでツールの準備ですか ら、無理はしないでほしいものです、南無南無……。ゴンチャールは10分1秒遅れの21位に下げたようなので、T-モバイルは完全にウルリッヒのダイエッ ト・モードになりそうですが……。 |
| 【2006.05.19 本日のウルリッヒ】 ジロはあくまでツール準備の ためですからぁ〜♪（←ちょいと今日は喜んでいないか？）。ツールのライバルとなりそうなバッソとの差が、あまり開かなかったことが気になる第11ステー ジのITTでしたが、ウルリッヒは58分48秒で勝利、T-モバイルにプロツアー初勝利をもたらしました。 レース後のコメントは、「ちょっと驚いちゃった よ。調子をみる感じだったから、前半は全力でいかなかったんだ。でもだんだん調子も戻ってきたし、最後の計測でトップだって聞いて、ちょっと頑張っちゃっ た。もちろん嬉しいよ。これはテストだったから、ツールでやる気がでてくるね。日に日に良くなってきてるよ」ってなこと。ルディ・ペブナージュによると、 最後のタイムが出た後に、全力で行くことにしたそうです（←誰も期待していなかったということか？！）。イョルグ・ルドヴィッヒによると、最初の20Kmはテストがてら80％ほどの力でやっていくと言っていたそう。 いや、本気モードを出して良かったですね、T-モ バイル、またも勝利を逃すところでした。ま、キャプテンが初勝利をもたらせたということで、面目を保てたでしょう、うんうん。 ちなみに、CSCのリース監督がウルリッヒ批判をしたこと（【2006.04.19本日のウルリッヒ】参照）に対して、ウルリッヒが彼に面と向かって文 句をつけたと言う話が出ていたのですが、ウルリッヒも認めたようです。「ビャルンとは話したよ。でも、過ぎたことさ。それ以上話すことはない。ペロトンの 誰とも問題はないよ。今日の結果は、予定通り行ってるって証明できたんじゃない？ まだ100％尽くすステージもあるだろうし、グルペットで準備するス テージもあるだろう」とのこと。逃げグループに入るウルリッヒが見られるか？！ ところで去年のツールITTでは、TTバイクの車輪を逆さまに付けちゃったらしいウルリッヒですが、今年は間違えないようにか名前が付いています（去年も付いていたっけ？）。 |
| 【2006.05.18 本日のウルリッヒ】 ゲロルシュタイナーが、アンドレアス・クレーデンにラブコールしています。「来期もウルリッヒがT-モバイルで続けるようだったら、うちに来てキャプテンとしてやってほしい」との話。ツールで2位になったクレーデン、ツールに勝ちたいという意向は示してきました。 移動＆休養日を挟んだ第11ステージはITT、イバン・バッソは「ヤンはトップ3に入ると思うよ。ヤンに適したTTだからね。いいコンディションになっ てると思う。もちろんジロで総合を狙ってはいないけど、ツールのいいテストになるんじゃないかな」と発言（いや、他にも色々と言っているようですが←おい おい……。ウルリッヒに関する発言だけ）。 |
| 【2006.05.17 本日のウルリッヒ】 第10ステージは落車がかなり あったようですが、とりあえずウルリッヒは集団78位トップから4分17秒遅れでゴール。総合では19分14秒遅れの54位と変わりません。「最後はラン プレーがすごく速いペースを作ったけど、付いていけて良かったよ」と満足のコメント。ITTに期待しましょう。 ルディ・ペヴナージュは「我々のチームはまだ勝利がないからね。ロジャースやゴンチャールのITTに期待してるし、ヤンも得意だ。でも、山岳ステージも あり、勝利はなかなか難しい。バッソはやる気満々でジロに臨んでいるが、ヤンの目的は別だ。ITTの状態は、今のところわからないね。チームTTは上手く いったが、距離が短かった。個人となると、簡単ではないだろう。ヤンの批判が沢山あったが、外部から批判するのは簡単だ。批判は少なくなったけれど、今の 状態に満足はしていない。冬はしっかりトレーニングできていた。膝の怪我さえなかったら、すべては違ってきたと思うからね。今の状態が何パーセントのでき か言及したくはないが、日に日に良くなっているし、彼はハードにやってる。目標に達成できると思ってるよ。我々の目標はマリア・ローザの獲得ではなく、ヤ ンやロジャースのツール準備のためだ。最初の一週間でゴンチャールがマリア・ローザを獲得したが、険しい山が残っているからね。ツールのメンバーは、まだ 7人決まっていないから、ジロが終わってから検討する」とのこと。このまま順調に行きますように、南無南無……。 |
| 【2006.05.16 本日のウルリッヒ】 ジロはあくまでツール準備の ためですからぁ（と、ずっと書いておくことにしますわ）。第9ステージのウルリッヒは集団48位でゴール。総合では18分20秒遅れの54位。「山はまだ まだだけど、冬場に走り込んで下地ができてるから、TTは上手くいくんじゃないかな。チームTTでは上手くいったからね」とのことで、ペブナージュも「ロ ジャース、ゴンチャール、ウルリッヒに期待している」とのこと。ITTは本気モードになるのでしょうか？ |
| 【2006.05.15 本日のウルリッヒ】 ジロはあくまでツール準備の ためですからぁ（今年のツールなんだろうな！）。変に総合に絡める位置に行っちゃったりしたら、チームもファンも色気が出てくるかもしれません、うんう ん、これでいいのでしょう（と、自分をなぐさめる）。第８ステージ、勝利を捥ぎ取ったのは、イバン・バッソ。マリア・ローザも彼に移動しました。ウルリッヒは 16分4秒遅れの95位、ケッスラーやイョルグ・ルドヴィッヒとともにグルペットでゴール。「ツールの準備だからね、毎日限界まで追い込むことはしないよ」とウルリッヒ。 最初の1週間が終わった感想としては「順調にいってるんで、満足してるよ。マリア・ローザをチームが獲得したのも、素晴らしいことだ。チームは上手くいってる。TTTの勝利を僅かの差で逃したのは残念だったけどね」とのこと。 |
| 【2006.05.14 本日のウルリッヒ】 第6ステージでゴール前に落 車したアンドレ・コルフ、鎖骨骨折の疑いがあり、リタイアです。早々に一人減って、T-モバイルは厳しいですねぇ。ジロ、第7ステージ、7位に入ったセル ゲイ・ゴンチャールがマリア・ローザを再獲得しました。ウルリッヒはトップから1分3秒遅れの36位でゴール。総合では2分7秒遅れの22位につけていま す。「順調にいっているようだ」とルドヴィッヒはウルリッヒの様子に満足げなコメント。 |
| 【2006.05.13 本日のウルリッヒ】 T-モバイル宿泊先ホテルのシェフが、デザートにタルト・マリアローザを差し入れたようで……ちょっと心配していました。その分、第6ステージはダイエットに励んでくれたようで、終始先頭を引くのに加わり、テンポを作っていたウルリッヒです（そうだったのか？！）。 スプリント争いでポラックはマキュアンを破れずに2位になりましたが、マリア・ローザを獲得しました。最後でコルフが落車したましたが、ゴールはでき、ドクターに診てもらう様子。詳細はわかりしだい。 ウルリッヒは集団137位でゴール。総合で1分22秒遅れの26位。 「ヤンはどんどん調子が良くなっているよ。山岳ステージで様子を見てみたい」とペヴナージュ。 ウルリッヒは「冬に練習を積んでたから、TTはあんなもんっしょっ。膝の怪我で遅れてるから、山はまだちょっとね〜。だからジロに出てトレーニングを積ん でるんだよ。でも、状態は良くなってきてるよ」とのこと。 |
| 【2006.05.12 本日のウルリッヒ】 ジロ第5ステージは珍しくTTT。T-モ バイルはCSCに1秒遅れの2位の結果でしたが、セルゲイ・ゴンチャールが見事マリア・ローザを着ることになりました。ゴンチャール、ロジャース、ポラッ ク、ウルリッヒの3人は、CSCより2秒速いタイムでゴールしたようです。この結果を受けて、ウルリッヒは1分20秒遅れの総合26位にジャンプアップ。それに しても、この4人に付いていったマティアス・ケッスラーも頑張りました。 マリア・ローザを着たゴンチャールは「俺たちゃツールの準備中だし、ウルリッヒのためにやってるんだ。ウルリッヒはみんなが言うよりずっといいよ。彼とロジャースが引いた最後の5Kmは、付いていくのに必死だったんだ」とのこと。 ウルリッヒはゴンチャールのマリア・ローザに「すごく嬉しいよ。彼にふさわしい結果だ」とのこと。 |
| 【2006.05.11 本日のウルリッヒ】 ウルちゃんのツールは危ないよ派 ーーもう終わってるよ（J-Sports解説I氏派） ーー太り過ぎだよ（リース監督＆マスコミ派） ーー毎年のことだよ（メルクス&ビュスト派） ーー今年はバッソだよ（お友達はアームストロング派） ウルちゃんはツールじゃ大丈夫だよ派 ーー予定通りだよ（ペヴナージュ派） ーー いつもツールには間に合わせてるよ（お友達はヘップナー派） ーーリース＆アームストロングの心理作戦だよ（毎年ウルちゃんはだまされてるよ派） ーーウルちゃんが大丈夫だと言ってるよ（オースチン3：16派） まあ、ウルちゃんの状態に対する意見は、大別すると、こんなところでしょうか？ あたしゃ、オースチン3：16ですが（That's the bottom line, cause Ulle sais so！）。というわけで、お友達のイェンス・ヘップナーは、「確かに今の状態はまだまだだね。でも、ツールまでは十分時間があるんだから。準備なしでロマ ンディ・ツアーやジロで好成績を残すことは、誰も無理さ。僕は彼がトップフォームでツールに参戦することを期待してるよ」ってなこと。 ツールの準備のためにジロに出るなんて態度はけしからん、なんて言ったことはまったくない、とジロのレース・ディレクターのAngelo Zomegnan氏は語っています。「ウルリッヒが参加してくれるのはいいことだよ。彼は100％ではないが、怪我を考えると無理もない。終わりの方のス テージで、いいところを見せてくれると期待している」とのこと。 クレーデンが5月24〜28日のバイエルン・ツアーで復帰するようです。彼も、ハードなスタートですね。ツールに間に合いますように、南無南無。 ところでウルリッヒの日記は、ネットのファン・ショップ・コーナーを新しく開いたよん、ということです……とほほほほ。ザラさんも協力しているようで、一部は子供たちへの寄付に回るとか。 |
| 【2006.05.10 本日のウルリッヒ】 ちょっと愚痴らせてください……どうしたんだ、ヤン！！ J-Sportsの解説者に、終わってるなんて言われてるぞ！！！ ジロ後のウルリッヒの予定について、ルディ・ペヴナージュは、「ジロを完走しなかったらツール・ド・スイスも考えるが、ジロ後はトスカーナで練習し、小 さなレース、6月15〜18日のルート・ド・スッドか6月16〜20日のブエルタ・ア・アストリアスを考えている」とのこと。 オラフ・ルドヴィッヒは色々と語っていますが、「みんながウルリッヒのことを訊いてくるが、まだ判断を下すのは早いだろう。だが、徐々に良くなっている し、リースが言っていたようなひどい状態ではない。ロマンディ、ジロと、よく頑張っている。何しろ、彼はドイツ人じゃ、唯一ツールに勝った男なんだ。チー ムの成績は今のところは残念だが、ミルラムやゲロルシュタイナーの活躍は、嬉しく思ってるよ。シュミ（シューマッハー）の活躍も嬉しい。同じドイツのチー ムとして、自転車界を盛り上げていく必要があるんだからね」ってなこと。 アームストロングはジロ入りしたようで、ジロとツールの優勝候補としてバッソを上げたようです。当然、サボルデッリもですが……。ツールは最終週にやっ て来るつもりだとか。ツールについては、「今のところ、 ツールはバッソが有利だろうね。ジロもかなりいけると思う。ウルリッヒはレースを始めたばかりで、個人的に会ってないから、わからないよ。満足のいく出来 栄えじゃなさそうだね」なんか色々と言っているようですが、ドイツのメディアでは厳しい言葉に変わっています（なんで、ドイツの方が厳しい言い方に変わっ てるんだ？）。とほほほほ……。なお、アームストロングは友だちを訪ねてきたようで、フランスに旅行し、ラルプ・デュ・エズを登るとか。 さてジロ第4ステージ、ウルリッヒは集団139位でゴール。1分51秒遅れ総合98位と変わりません。 ベッティーニが来期よりT-モバイル入りするという噂がありますが、T-モバイルは今のところ否定したようです。 |
| 【2006.05.09 本日のウルリッヒ】 ジロ・ディタリア第3ステージは雨、ウルリッヒはトップから55秒遅れの107位で集団ゴール。総合では1分51秒遅れの98位。このステージを狙って いたケッスラーは、落車で遅れてしまい、ステージ優勝争いに絡めず。勝ったのはゲロルシュタイナーのシューマッハーで、総合でもトップに立ちマリア・ローザを着ました。T-モバイルではセルゲイ・ゴンチャールが6位につけています。 なお、落車したペタッキは、ベルギーの病院で検査を受けましたが、左膝のお皿を割っているようで、イタリアに帰って手術を受けるとのこと。ツールの出場が危ぶまれています。決して弱音を吐いていたわけではなかったのですよぅ。 |
| 【2006.05.08 本日のウルリッヒ】 ジロ・ディタリア第2ステージ、ウルリッヒは無事集団128位でゴール。T-モバイルのオラフ・ポラックが、残念ながらロビー・マキュアンにスプリン トで負け、2位となりました。総合では78位。「調子はどんどん良くなってるよ。どこかでアタックできたらいいね。でも、限界を超えるような無理はしな い」とレース直後のウルリッヒ。監督のルドヴィッヒもペヴナージュも、満足しているとのこと。 |
| 【2006.05.07 本日のウルリッヒ】 ジロ・ディタリアが始まりましたね♪ このコーナーはあくまでウルリッヒ中心ですので、誰が勝っても、ウルリッヒの話題です。というわけで、第1ステー ジは6.2KmのITT、ウルリッヒは8分39秒、トップから49秒遅れの80位に終わりました（いくらトレーニングのためとはいえ……ちょっと手抜き じゃないかえ？ 大丈夫なのかぁ？？）。勝ったのは昨年の優勝者ディスカバリー・チャンネルのパオロ・サボルデッリ。 さて、ウルリッヒのコメントは「6.2Kmと短いからね、調子がどうこういうのは、まだわからないんじゃない？ 最後の方の下り後のカーブが、ちょっと危険だった。今日は100％の力でやったわけじゃない。僕はツールの準備のために出て るんだからね。膝の怪我がなかったら、まだましだったとは思うけど、調子が戻ってきたら、終わりの方には結果が出せるかもしれない。ジロに出られて嬉しいよ。ナンバーは（219番 ね）、アルファベット順だよ、またエース・ナンバーになると思うけどね。ヘアスタイルは、ジロとは何の関係もないよ！ ザラが好きな髪形にしてるのさ。でも、ツー ルじゃもうちょっと切るかもしれない。ピアスは娘のザラが遊んでて忘れちゃったのさ。なくても大丈夫。優勝候補は、バッソ、クネゴ、シモーニだと思 う。ディ・ルーカもしっかり準備してきてるね。イタリア人は、地元のレースだから張り切ると思うよ。バッソはダブルの優勝を狙ってるようだけど、僕はでき ないよ」とのこと。 |
| 【2006.05.06 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒ、ジロを前に語る。「ジロは大事だと思ってる。まだまだトップフォームじゃないから、ジロの間に鍛えたい。最後の週の山岳がハードだけど、速 くゴールするんじゃなくて、完走を目指したいんだ。ツールまでに、何事も起こらないこと、病気をしないことを願ってるよ。ツールに勝ちたいから、アームス トロングのように、完全に僕のためのチームになることを希望してた。96、97年に、スプリンターのツァベルを抱えて勝利したから、ずっと同じようにでき るってチームは思ってたんだ。たぶん、長い間そう思いすぎてたんじゃないかな。ツールのプロローグで勝つことは大事だけど、マイヨ・ジョーヌの重みをいき なり背負うことになるから、大丈夫だ、自信があるって思わない限り、考えなきゃならないね。ツール以後のキャリアについては、まだ頭の中は白紙だよ。ツー ルに集中してるからね。リースが僕についてあれこれ言ったそうだけど、トスカーナの練習の時に1度出会っただけで、言葉も交わしていないんだ。そんな短い 間で、僕を分析できるとは思ってない。だから、まったく気にしてないよ」とのこと。 ジロについては、「完走を目指したい。調子が良ければ、ステージ優勝を狙いたい。優勝候補は、バッソ、シモーニ、クネゴ、ディ・ルーカだと思う。自分の 走りに集中するから、ツールのライバルを観察している余裕はないと思うよ。マリア・ローザは夢だけど、今年じゃないね。ジロ後のレースについては、チーム と相談して決める。今はジロに集中している」とのこと。 バッソをアシストしてジロにも出るフォイクト兄さんはウルリッヒについて、「まだ実際に走ってるのを見てないんだから、判断を下すことはできないよ。ジ ロの最初の週が終わったら、もう少しわかるんじゃない？ でも、ハードなツール・ド・ロマンディを完走したんだから、そんなにひどくないだろうし、そんな に体重超過でもないと思うけどな」とのこと。ヘア・スタイルは、ザラさんの好みを反映しているようです。 さて、ウルリッヒのプロローグ・スタートタイムは、111番目の16時24分。髪の毛を切ったウルリッヒは「もうそんなに重くないよ」とジョーク。「落 車のないように気をつけたい。日に日によくなってきてるよ」とのこと。怪我しませんように、病気しませんように、膝が大丈夫ですように、南無南無……。 |
| 【2006.05.05 本日のウルリッヒ】 ウド・ベルツやマルセル・ビュストが色々と言うとりますが、大事なことは、ウルリッヒはジロのプレゼンテーションで髪の毛を切って現れました。少なくとも、寝起きのまま出てきたツール・ド・ロマンディよりは、やる気が感じられます（←そうなのか？！）。 |
| 【2006.05.04 本日のウルリッヒ】 まだまだ先の話ですが、ウルリッヒは7月30日のハンブルグ・サイクラシックスを走るようです。「ツールでハプニングさえ起こらなければ、走る予定だよ」とロルフ・アルダグの言葉。ツールの凱旋になりますように、南無南無……。 オラフ・ルドヴィッヒによると、ジロでのT-モバイルは、総合優勝を狙うというのではなさそうです（ま、そうでしょね〜）。ITTのゴンチャール＆ロ ジャースに期待、スプリンターとしてポラック、コルフに期待、若手として、ケッスラー、ラボンに期待、というところだそうです。ウルリッヒも、総合争いに 絡むのではなく、体調を良く保ち、ツールのためにしっかり準備してほしい、ミラノまで完走を目指してほしいとの希望です。心配されているクレーデンの状態 については、少し痛みが残っているものの、ロード・トレーニングを開始しているとか。5月末のレース復帰を目指しているようです。ツールの出場に関して は、大丈夫だろうと思っているとのこと。ジロの後は、6月にもウルリッヒはレースに出る予定で、ツール・ド・スイス組とドーフィネ・レベレ組に別れるよう で、ツール出場選手はその様子を見て決まるもよう。ヤンは、どっちなんでしょ？ |
| 【2006.05.03 本日のウルリッヒ】 イェンス・フォイクトは「デンマークのチームで良かったよ。調子が悪くても、ドイツ人ジャーナリストが責めてこないからね」とのことですが、可哀想なヤンは、色々と批判されております、とほほほほ……。 ルドヴィッヒは「膝の痛みがなくなったのは良かった。ウルリッヒは冬の間しっかり練習していたし、目標はツールのイエロー・ジャージなんだ。彼には彼のや り方がある」と擁護中。 さて、ウルリッヒはジロに出場予定ですが、キャプテンとしてではないようです。「順位は関係ないよ。自分の思ってるスピードで行ければ、正しい準備がで きてるってわかる。3週間走って、できればミラノに辿り着きたい。膝は痛まなかったし、ロマンディじゃ、ちょっと進歩したから、小さな勝利だと思ってる」 とのこと。 T-モバイルのジロ・メンバーは、ウルリッヒの他に、スコット・ディビス、セルゲイ・イワノフ、マティアス・ケッスラー、アンドレ・コルフ、イョルグ・ルドヴィッヒ、オラフ・ポラック、フランチセック・ラボン、マイケル・ロジャース。監督は、ルディ・ペヴナージュ。 |
| 【2006.05.03 本日のウルリッヒ】 ワールドカップ・サッカー・ドイツ大会が近づいてきましたね。ところでウルリッヒは、8月27日からケルンで開かれるハンディキャップ・ワールドカップ・サッカー大会の支援をするようです。 |
| 【2006.05.02 本日のウルリッヒ】 ツール・ド・ロマンディの結果に対し、マネージャーのルドヴィッヒは「ハードなレースからのスタートだったと思う。ツール準備のためにはジロが大切に なってくるだろう」とのこと。ウルリッヒは「徐々によくなってきてるよ。でも、まだトップ・フォームじゃないから、ロマンディは限界までやらず、ローザン ヌまで走り抜くことに重点を置いて、グルペットで走ることを選んだんだ。ジロを楽しみにしてる。ツールに向けて、もっとよくなってると思うよ」とのこと。 まあ、色々と批判がありますが、ここは優しい（？）トビアス・シュタインハウザーの意見を聞いてみましょう。「ヤンはもっと走ることが必要だよ。それが 一番大事だったんだ。ハードなロマンディを完走したことが、喜ばしい。ほとんど準備していなくて、あれだけできたんだからね。ジロを走るのはいいことだと 思う。もちろん、総合争いに絡むことは期待していない。だけど、距離の走り込みにはいいだろう。ツール準備のためだから、無理をしてフォームを壊してはい けないけどね。今年も、ヤンはやる気があるよ。ロマンディですでに証明されてると思う。だから、僕は楽観視している。クレーデンの状態は、今のところ明言 するのは難しいな。もしヤンが怪我も病気もせずにツールに臨むことができたら、優勝候補に挙げられると思う」とのこと。彼はドイツの放送局で、ツール・ ド・ロマンディの2日間、コメンテイターをしていたようです。 |
| 【2006.05.01 本日のウルリッヒ】 ツール・ド・ロマンディは無 事終了しました。では、ジロまで、ご機嫌よう（←逃避するなってえの！）。レース直後のウルリッヒは、「リタイアせずに最後まで走れて、満足してるよ。 チームも助けてくれて、いいチームだと思ってる。まだ準備は十分じゃなかったけど、そんなに時間はかからないだろう。3週間のジロはハードだけど、楽しみ にしてる」と前向き発言。最終ステージの20.4KmITTは、勝ったのはカデル・エバンス。総合もエバンスが優勝しました。ウルリッヒは28分47秒の 69位で軽くフィニッシュ。総合では49分59秒遅れの115位（トップから20分遅れても構わない……ってスタート前に言ってたけど、その倍以上遅れてるじゃないか！）。ま、トレーニングですからぁ〜。 スポーツ・ショーに登場したウルリッヒは「問題はないよ。ジロの3週間はハードだけど、調子は上がっていくだろう」と発言。ペヴナージュも「誰もが完走できるわけじゃないから、ヤンはよくやったよ」（←甘い……まあ、でも他に言いようがないわなぁ）とのこと。 |