ヤン・ウルリッヒ特集です

Ullrich auf dem Weg zum Tour-Sieg 2006！
2006年3月

【2006.03.31　本日のウルリッヒ】
　クレーデンは土曜日に退院し、家に帰りました。今までで一番痛い怪我だったよぅ、とのこと。10日ほどでリハビリを開始するようです。いつロードに復帰できるかはわからないけれど、ツールには出場するつもりで、短期間ででもいい状態に持っていけると思っているとのこと。早く良くなってね、南無南無。
　フライブルグのシュミット医師は、ウルリッヒのツール出走は大丈夫だと語ったようです。「ヤンはトレーニングを続けていたから、基礎はもうできている。体調も良い。膝の痛みは、過去に手術したこととは関係がない。負荷をかけすぎたことによるロードレーサーによくある痛みだ。ヤンは現在体重も適切だし、病気にもかからなかった。リスクを冒したくなかったので、サルツの出場はキャンセルすることにした。トレーニングを軽減しなければならないが、電話で毎日報告してもらうし、必要とあらばフライブルグに来てもらう。ビルジット・クロームも手助けしている。数日で痛みがなくなるようだったら、徐々にトレーニングも増やすことが出来る」とのこと。ドクター、よろしくお願いしますm(- -)m。ビルジットさん、よろしくお願いします。ヤン、早く良くなってね、amen†。
　いつもウルリッヒの悪口を言っているマルセル・ビュストは「サルツに出られないなんて、結局トレーニングを失敗したってことじゃん」とのこと。とほほほほ……。
　オラフ・ルドヴィッヒは「ヤンは今距離を重ねなきゃならない時だけに、非常に残念だ。だが、熱があって寝込んで何もできないってわけじゃないんだから、まだましだと思ってる。すでに基礎は出来ていて、後はスピードをつけるだけだから、膝の痛みが治り次第、また負荷のかかるトレーニングが始められるだろう。その後出場レースを考える。もちろん有利な状況じゃないが、ツール出場の心配はしていないよ。他のライバルが早々に結果を出していても、気にかけていない。それぞれの準備の仕方があるんだ。ヤンもクレーデンも出られない時はどうするんだという心配もしていない。我々は強い選手がたくさんいるんだ」Bプラン？？　実行されませんように、南無南無。

【2006.03.30　本日のウルリッヒ】
　が〜〜〜ん！！！　ヤンはサルツ・ツアーを走らないようです。右膝の痛みによるもので、フライブルグのアンドレアス・シュミット医師によると、レースは無理だとか。クレーデンやアルダグのように、珍しくはない痛みで、2002年に手術をしたこととは関係がないとのこと。3月初めに激痛を感じていたようですが、トレーニングを軽減して痛みがなくなり、サルツに備えてまた集中的にトレーニングをして再発したとか。「サルツでスターとできなくて、失望している。最初のレースを楽しみにしていたからね。完全に治るようにもっと注意を払って、それからトレーニングの負荷を増やすよ」とウルリッヒ。「この数ヶ月、病気もしなかったし、しっかりとトレーニングしていただけに残念だ」とルドヴィッヒ。フライブルグの医療班の協力を得て、トレーニングを減少させ、理学療法を受けるようです。「膝の痛みを早く治して、ツールの準備にかかりたい」とウルリッヒ。とほほほ……早く良くなりますように、南無南無、南無南無（←いつもより多い）。
　今後のプランは膝の具合次第ですが、4月25〜30日のツール・ド・ロマンディが予定されています。
　自身のHPでは、「今月初めに感じていた膝の痛みが、練習を増やしたところ先週また再発したんだ。2002年に手術をした問題とは全く違うからね。痛みもあの時とは違ってる。クレーデンやアルダグも同じような症状で、少し休んで良くなった。もちろん、がっかりしてる。何ヶ月も練習して準備してたんだから。でも、無理をして予定をこなすことは意味がない。正しく準備すれば、ツールも心配はないから。来週から軽い練習をするし、ビルジット・クロームが付いていてくれる。今は、ロマンディ・ツアーを目指すよ」とのことです。早く良くなってね、ヤン、南無南無。
　ルディ・ペヴナージュは「深刻な状態ではない。もちろん、ハードなトレーニングはできないが。利点は、ツール・ド・ロマンディに向けて十分な準備ができるということだ。我々はリスクを冒したくないからね」とのことです。マネージャーのウォルフガング・ストロウバンドは「ツールには問題がないと思うよ。ヤンは十分に基礎を作ったからね」とのこと。「ジロに出るかどうかは、今後の回復具合による」とルドヴィッヒ（←まあ、当然ですが……）。早く良くなりますように、amen†。

【2006.03.29　本日のウルリッヒ】
　閑話休題。ウルリッヒとは関係ないのですが……ツァベルとペタッキって、奇妙な（←おいおい）友情が芽生えていませんかぁ？（お互いの利害対立を避けての話し合いが上手くいってるのかな？）。今春ペタッキの地元レースでの勝利、ツァベルがアシストしたのがありましたが、今回はどうやらその逆になりそうです。ウルリッヒが欠場するというので主催者ががっかりした4月17日のケルン・レース、ミルラムはツァベルとペタッキの両者が出走予定。今回はツァベルのアシストをペタッキがすることになりそうです。
　そういえば、今年のミラノーサンレモでは、「好きなレースで勝ちたいよ」といつも言っていたツァベルが、ペタッキをアシストしました。このレース前に、「ペタッキと話して、彼が小さい頃からミラノーサンレモに対してどんな思いを持っていたか、聞かせてもらったんだ」とのツァベルのコメントを見つけたのですが、きっとペタッキの思い入れに打たれたのでしょう、う〜ん、意外に上手くいっている二人のようです。
　ケルンのレースですが、開始72時間前までに出走変更可能なようで、主催者側はまだウルリッヒ出場に期待を持っているようです……ヤン、ドイツで走ってやれよぅ。

【2006.03.27　本日のウルリッヒ】
　ツールのライバルと目されているランディス、ライプハイマー、クネゴ、ヴィノクロフ、バッソがすでに今シーズンの勝利を上げています。当然、まだスタートさえしていないウルリッヒには批判が集まるわけで……オラフ・ルドヴィッヒは「彼はまだ距離を重ねている状態であって、勝つことを期待していない。もちろん、8.8KmのITTに関してもだ。ヤンはいつもスロースタートだ。7月にベストであればいいことなんだから。彼は自分のやり方がわかっている」とコメント。今週末にトスカーナからスイスに帰り、4月4〜7日のサルツ・ツアーでシーズン・デビューの予定。
　まあそんな中で、ヤンはツールに勝てる？という質問に対するロルフ・アルダグの優しいコメントでも。「不利な点は、アームストロングがいなくなって、みんながヤンに勝つことを期待してることころだ。ヤンの才能は疑いようがなく、今最強のレーサーだ。他の選手に見つかるような欠点が、彼にはまったく見つからない（←性格的なことは別にして……？）。ただチームはツールにかなりの重点を置いているけれど、これはリスキーなことだ。勝たなきゃならないんだからね」とのこと。そのアルダグはトライアスロンを目指しているようで「今後は健康のためにスポーツがしたいね（←トライアスロンが、そうなのか？！）。みんなの話題になってるのに驚くよ。ランニング、スイミングをしてる。ハワイを目指してるよ……だって、行ったことがないんだもん。お金を稼ぐんだったら、プロを続けてたさ。ミルラムを始めとして、他にも4つほどオファーはあった。でも、熟考して引退する決心をしてたんだ。今は自由を感じてるし、家族と過ごす時間も楽しい」ってなこと。T-モバイル広報に就きましたが、何ができるか色々とトライしているようです。


今年のツールに登場？　
悪魔オジサンのワールドカップ・バージョン。
車輪はサッカーボール。		 【2006.03.26　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒはスポーツ・ニュースに、元気な姿をちょいと見せたようです。話に目新しいことはなかったようですが、髪の毛はやはり長かったとのこと。いつ切るんでしょね？　ツールの前？　切らないのかな？　クレーデンの好み？（←おいおい……ザラさんだろ！　南アフリカ・キャンプで、乱れたヤンの髪を直すクレーデンの映像が……）。ファンも見慣れてきたかな？

【2006.03.24　本日のウルリッヒ】
　エディ・マッツォレーニはウルリッヒのジロ出場に賛成しています。「ジロはいいツール準備になると思うよ。いい走りをすると思う。まだスタートしてなくても心配してない。TTではいい走りをするんじゃない？　ツール優勝がT-モバイルの目標だ。ロマンディ・レースでまず一緒に走って、ジロに出ることになると思う」とのこと。ということは、ヤンはロマンディに出るのね？！
　クレーデンの怪我はやはりチーム首脳陣にショックだったようです。「手術は成功したが、今の時点で先のことについてはわからない」とルドヴィッヒ。「6週間は様子を見てみないといけない。トレーニングやツールについて語るのは時期尚早だ」とドクター。早く良くなりますように、南無南無……。

【2006.03.23　本日のウルリッヒ】
　クレーデンの肩の手術は成功したようです。「すぐにローラーでのトレーニングを始めるよ。ヤンがトスカーナから励ましの電話をくれたんだ。元気が出たよ」とのこと。ムラがあるような気がするクレーデンですが、トビィ兄さんがいない今、ヤンを精神的に支えてくれるはず（ヴィノクロフ下ろしにも←って、おいおい……）。ツールには間に合いますように、南無南無。
　ジロに出ると言っているウルリッヒですが、元同僚のウド・ボルツは「ウルリッヒは春のクラシックから出て、やれるって証明しなきゃ」と批判。……まあ、みんなもっとヤンを見たいのです、うんうん。

ヤン、痩せてるよ！！
髪の毛は切ってない
みたいですが……
 【2006.03.22　本日のウルリッヒ】
　最近のトスカーナは天候が不順なようですが、ウルリッヒの見張り役としてオラフ・ルドヴィッヒが派遣したコッピ・エ・バルタリに出走するジュゼッペ・ゲリーニが、トレーニングに加わっています。「彼が来たのはすごくいい変化になったよ」とウルリッヒ。「ジロのいくつかのステージで調子を試してみたいね。勝つのはむりだろうけど」と、ツール準備のためにジロに出るという噂を肯定しています。
　ルディ・ペブナージュも「トレーニングは完璧に進んでいる」とのこと（←いつもそればっかりのような気がしますが……気にしない、気にしない）。
　なお、15歳からコーチしたペーター・ベッカーは「数ヶ月前に、ヤンと話したよ。私は誰よりもヤンをよく知っているからね。いくつかアドバイスした。秋に長く沢山トレーニングして、休みを入れるべきだと言った。11月12月にトレーニングして、マヨルカ・レースに出て、春のクラシックもちょっとやってみたらいいと言った。パリールーベのハードなレースも、ヤンのような世界的クラスのレーサーには向いてる。96年と97年はそうしたんだ。3月、4月にハードな16レースを19日間こなした。まあ、そうしないのはルディ・ペヴナージュのせいで、ヤンはすっかり彼を信頼している。もっとも、私はヤンを批判するつもりはない。今でもヤンとは固く結ばれている。ただ、ペヴナージュが、私とヤンの間に立ちはだかっているんだ。2003年の4月に、ヤンと私のコラボは終わった。彼がツールに勝つことを望んでるよ。今、彼ほど才能のあるレーサーはいないんだから」ってなことを語ったようです（←「世界の王を育てのは私だ」？　まあ、わかる人にはわかるジョークですが）。そう言えば、ベッカー氏は「ハードにトレーニングしろ派」でしたね〜。元東独のコーチだから？
　自身のHPでウルリッヒは「調子はいいよ。2週間後のレースが楽しみだ。今月初めに膝がちょっと痛んだんで、控えなきゃならなかった。ちょっと心配したけど、今は痛みもなくなったよ。今はベッポ・ゲリーニがセッティマーナ・シクリスチカ・インテルナッチオナレから帰ってくるまで、6時間ほどトレーニングしてる。ビルジット・クロームが十分面倒みてくれてるからね」とのこと。膝が大丈夫ですように、南無南無……。
　チーム・スポークスマンのルーク・アイゼンガーは「どんなアスリートもどこかしら時々痛むものだ。心配はない」とコメント。う〜ん……南無南無（←祈ってばかりかい？！）。
　が〜ん！！　ここで心配なニュースが……。アンドレアス・クレーデン、スイス自宅付近でトレーニング中、雨に濡れた路面にスリップし落車、右肩を怪我したようです。手術予定でその後5日間入院とか。4月末頃にはトレーニングを始められるようですが、治癒の具合しだいだとか。ツールには十分間に合うということですが……南無南無。

【2006.03.21　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒはBildのインタビューに答えて「調子はまた良くなってきたよ、順調に進んでる。膝に痛みがあったんだけど、ストレッチを強化し過ぎたのかもしれないんで、少しトレーニングを控えるようにした。今はもう大丈夫。サルツには出るつもりだ。去年の11月からトレーニングを始めてるから、先シーズンよりもずっとたくさんトレーニングできてる。ライバルたちが早くからレースを始めてるのは、気にしてない。むしろ以前のヴィノクロフは、もっと早くから調子を合わせてたんだ。ミラノーサンレモは7分遅れの142位だった。僕が出て同じような成績だったら、「ウルリッヒ、遅れた！」って書き立てられるもんね。バッソはティレノーアドリアティコで7位に入ったけど、彼はまた違った準備をしてる。ジロにも焦点を合わせてるからね。問題なのは、春に誰が速いかじゃなくて、夏に速くあるべきなんだ。準備としては、このまま順調だと、ジロも一つの選択肢に考えてる。でも、勝つために出るんじゃないけどね。ザラは、僕を支えてくれてるよ。先月は2週間しか家にいることができなかったから、できるだけ一緒にいたんだけどね。健康的な食事を考えてくれてる。今シーズンの初勝利？　ツールであってほしいね！」ってなこと（写真がないのは電話インタビューか？　それが一番気がかりなのに〜〜〜ぃ！　取りあえず、写真を出さんかい！）。膝の状態が心配です、南無南無……。

【2006.03.18　本日のウルリッヒ】
　おご？！　T-モバイルのページに、3月21日から始まるセッチマーナ・シクリスタ・インテルナチオナル・ディ・コッピ・エ・バルタリのメンバーが発表されていますが、監督はルディ・ペヴナージュ！　メンバーは、スコット・デイヴィス（風邪のベルヌッチに変わり、ミラノーサンレモにも出場予定）、ジュゼッペ・ゲリーニ、セルゲイ・ゴンチャール、マティアス・ケッスラー、アンドレ・コルフ、オラフ・ポラック、マイケル・ロジャース、オスカー・セビーリャです。このメンバー＆監督を考えると、明らか〜にウルリッヒが出場するはずだったような……とほほほほ……。ヤン、ちっともトレーニングが進んでいないのが実状じゃありませんかぁ？？（何だか悲観的……）。まあ、7月にパーフェクトでツールに現れてくれればいいのですが。

【2006.03.17　本日のウルリッヒ】
　ペタッキと僕はプロだから、問題は解決できるよ、と語るツァベル（←すでにペタッキを引いて、解決したように見えます……）。「ペタッキはいいやつだよ。チームの勝利が一番大事だ。そりゃ、ちょっと変な感じだったけど、ペタッキを引けるのは嬉しいよ。目標は200賞とツールに参加することだ。去年はツールに出られなくてすごくがっかりしたけど、チームがウルリッヒに重点を置くのはプロとして理解できる。ランス引退後、彼はまた勝つことができるだろう。でも、僕はコメンテイターとしてツールに出るのか？　それはいやだった。マイヨ・ヴェールを狙いたいもんね」とのことです。ツールの表彰台で、緑のツァベルと黄色のヤンが抱き合っている姿が見られますように、南無南無……（←神頼みかい！）。
　なお、ウルリッヒはトスカーナでルイジ・チェッチーニ医師の指導を受け、毎日200Km走っているという噂ですが……ケルン・レースに出ないと発表されたために、メディアで叩かれております。はああ〜。また、92〜94年に同室で一緒にRGハンブルグで走っていたトルスタン・ヴィーデンロットが交通事故で大怪我をしたようで、非常にショックを受け、励ましお見舞いに行くとか。

【2006.03.15　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒは4月17日のケルン・レースには出ないようです（←そんなんばっかりかぁ！！）。出ると約束していたのに出ないことになったようで、主催者側はがっかりした様子。オラフ・ルドヴィッヒは「ペヴナージュはウルリッヒがいい調子だったら連絡すると言ったが、NOということだった」と弁明（←ヤン、大丈夫なのかぁ〜？）。サルツ・レースのスタートになり、その後はまだ未定ですが、4月12日のアラゴン・ツアーになるのではないかという噂。主催者側はまだ希望を持っているようですが、「彼は無理な状態なのかもしれない、何万人もの観客の前で醜態をさらすことはできないと思っているのだろう。いい状態だと思ったら、出走するかもしれない」とのことで、とほほほ……やっぱり心配なヤンの様子ですぅ。

【2006.03.14　本日のウルリッヒ】
　そうですかぁ、ウルリッヒはサルツ・レースをスタート・レースにしたのですかぁ……。オラフ・ルドヴィッヒ、ルディ・ペヴナージュとの週末の話し合いの結果、4月4日のシルキュイ・シクリスト・サルツのスタートということになったようです。「今までもサルツ・レース・スタートがいい準備になったし、ITTがあるから調度いい。トレーニングは順調に進んでいるようだ。現在一人でトレーニングしているが、数日中に、ジュゼッペ・ゲリーニとセルゲイ・ゴンチャールが合流する（←見張り役か？！）。春のクラシックには出場しない」とルドヴィッヒ。「ツールの準備開始にちょうどいいと思う。そんなにハードってこともないけれどスピードが必要だし、ITTのために色々と試せるからね」とウルリッヒ。他にもセルゲイ・ゴンチャールとマイケル・ロジャースが出場するもよう。今年のウルリッヒは違うという話でしたが、毎年同じのような……いやいや、今年は期待しましょう。
　さて、ミルラムに3年契約で移籍したエリック・ツァベルも、ツールを目指しているようで、「今年は怪我もないし身体の状態もいいよ。ペタッキとも問題がない。彼と僕、チェレスティーノの3人のキャプテンだ。選手はもちろん、メカニック、バスの運転手、みんながやる気が出てる。ツールは、ウルリッヒが有利なんじゃない？　でも、バッソも最近の様子を見てると、かなり良さそうだよ」とのこと。グリーン・ジャージを目指します。
　なお、パリーニースではリヌス・ゲルデマンが総合21位と健闘。ウルリッヒの地位も、そろそろ脅かされてきている？？
　気になるウルリッヒの体重と髪型は、分かり次第。
　ウルリッヒ自身も、HPでサルツ・スタートを発表していて、ITT用の新しい機材確認のいい機会だとのこと。現在はビルジット、ペヴナージュと一緒だけれど、ゴンチャールとゲリーニが加わるのは嬉しいと語っています。その後のことはサルツの結果をみて決めるとのことで……調子は、ほんとはどうなんでしょね〜？　ジロ出場宣言は、まだぁ〜？　相変わらずやきもきさせるヤンですぅ。

【2006.03.10　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒは予定より1週間遅れてトスカーナ入りしたようです。寒波のために出発を見合わせていたとのことで、自宅スイスのトレーニング・ルームでトレーニングしていたとか（だ、大丈夫か？　特別の部屋を作っているという話でしたが……）。順調に進んでいるとの発表ですが、オラフ・ルドヴィッヒは週末にトスカーナに飛んで、様子をチェックするとのこと。
　日記では、「3時間玄関の雪掻きしなきゃ、外に出られなかったよ。軽いトレーニングにはなったけど、筋肉が付き過ぎなきゃいいんだけどね。雪のためにトスカーナへの出発が遅くなったけど、毎日ローラーでトレーニングしてたから、そんなに遅れをとってないと思う。トスカーナは春が近いから、練習には最適だろう」とのこと。

【2006.03.09　本日のウルリッヒ】
　T-モバイルのサイトでウルリッヒ情報が！　生きているようです（←おいおい）。気になる言い回しはいくつかあるのですが、取りあえずはルディ・ペヴナージュ、ビルジット・クロームとトスカーナにいるもよう。アルプス地方の雪で旅行スケジュールは少々狂ったけれど（どういうことだ？！　やっぱり風邪をひいていたんじゃないかという憶測もありますが）、トスカーナ地方は15度で練習には最適とか。オラフ・ルドヴィッヒもトスカーナに行き、体重をチェックするもよう（そうなのか？！）。その後、レース・スケジュールを決めるようです。ルドヴィッヒによると、今のところの最重要課題は、もっと走り込んで好調なスタートをする土台を作ることだとか……。安心したような、まだまだ心配なような……。

【2006.03.06　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒは何をしているんでしょね〜？　話題がありませんね〜。風邪をひいてなきゃいいんですけどね〜。仕方がないので、Next Ullrich、リヌス・ゲルデマンのFrankfurter Rundschauのインタビューでも。
「2年目でみんなが期待してくれてるのは嬉しいよ。プレッシャーよりもやる気になる。ウルリッヒの後継者って言われてることも、ナーバスに感じるよりも名誉なことだと思ってる。でも、僕はまだまださ。グラン・ツールで活躍するようになるには、まだ数年かかると思ってるよ。自転車を始めたのは遅かったけど、だからまだまだ新鮮で楽しくって、足もあって頭もクリアーさ。今一番大事なのは、プロトンの中にいて全力を尽くすことだ。進歩していったら、結果は自ずとついてくると思う。T-モバイルともウルリッヒとも、問題は全然ないよ。前から知り合いなんだしね。僕はCSCとの契約を全うして2007年に移籍をするつもりだったんだ。でもリース監督が契約解除してくれた。1年しかいない者に時間を遣いたくはなかったんだ。T-モバイルは、CSCには望めないようなオファーをしてくれた。イバン・バッソはまだ数年はCSCのキャプテンとして君臨するだろうけど、オラフ・ルドヴィッヒはもうウルリッヒ後のことを考えてる。それは僕にとってはチャンスだからね」う〜ん……ヤンはやっぱり今年まで？？

【2006.03.04　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒのレースはいつ？とみんながやきもきしていますが、オラフ・ルドヴィッヒはスロー・スタートに問題はないと発言。4月4日のシルキュイ・ド・ラ・サルツになるという話も。順調にトレーニングは進んでいるという発言ばかり……早く元気な姿を見せてほしいものです。

【2006.03.02　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒは今月はトスカーナで練習予定ですが、ジロに出場すると正式にコメントしたとか。最初のレースはイタリアでの3月21〜25日セッティマ・チクリスティカ・ディ・コッピ・エ・バルタリになるのではないかという噂。

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