ヤン・ウルリッヒ特集です

Ullrich auf dem Weg zum Tour-Sieg 2005
2005年5月

【2005.05.26　本日のウルリッヒ】
　ガビィさんと別れたことであれこれ噂されているウルリッヒですが、ついにセラピストのブリジット・クロームさんとの噂がゴシップ紙を賑わしたようで、自身のサイトで切れて（？）います。「つまんない噂は相手にしないけど、彼女の名誉のために言っておかなきゃね。彼女は2年間、僕に付いてくれてるセラピストだ。根も葉もない噂を立てるより、僕か彼女に質問しろよ」ってことのようです。ちなみに、彼女は結婚していると読んだ気がしたのですが（どこにあった記事か失念）、やっぱりそのようですね……？　それにしても、ヤンもむきになることもないだろうにね。

【2005.05.25　本日のウルリッヒ】
　カタルーニャ・ツアーを終えたウルリッヒ、すぐにトレーニングに入り、次のレースは6月4日のシュバルツバルドと翌日のアルゴーの予定。その後11日から19日のツール・ド・スイスをこなして、ツールに臨むようです。ラなお、調子を崩していたクレーデンは、ババリア・ツアーで復帰。様子をみるようです。

【2005.05.24　本日のウルリッヒ】
　カタルーニャ・ツアー第7ステージ、勝ったのはクレディ・アグリコールのトルー・ハスホフト。ウルリッヒは集団ゴールで54位でした。総合優勝はディスカバリーのポポビッチ。T-モバイルではパコ・ララが11位と最高位。ウルリッヒは18位に終わりました。
　ウルリッヒは「準備が上手くできてるってわかったよ。だけど、まだまだやらないとね。トスカーナでの練習が良かったってわかったし、この調子で続けたい。今年はいつもよりずっと調子がいいさ。僕が才能だけでやってて、練習をちっともしないって批判があるけど、僕はハードに練習してる。僕だって、1年中自転車ばかりできないんだよ。バケーションも必要さ」とのこと。

【2005.05.22　本日のウルリッヒ】
　カタルーニャ・ツアー第6ステージ、勝ったのはブイグ・テレコムのアントニー・シャルトウ。ウルリッヒは集団ゴールで25秒遅れの31位。総合では18位に付けました。
　なお山岳ITTの後は「タフなステージで疲れたよ」とのコメントも。「でも90%ほどの力でやったからね。ツールまでの出来は、70％ってところかな」（間に合うのか？！）。新しいTTバイクを試したようで、その感想は「いい感じだったよ。いい印象を持ったね」とのこと。ペヴナージュもウルリッヒと同意見で、ヤンがガビィさんと別れたことについては「それについちゃ長い話し合いをしたよ。ツールに影響はないと思ってる」とのこと。

【2005.05.21　本日のウルリッヒ】
　カタルーニャ・ツアー第5ステージは17.1Kmの山岳ITT。勝ったのはソニエル・デュバルのイニーゴ・クエスタ。ウルリッヒは2分56秒遅れの30位。総合では17位となりました。う〜ん、この結果、大丈夫なんでしょかね？　というわけで、調子がええ言うとるけど、ほんまかいなと、批判もされているようです。
　ウルリッヒは自身のHPで、「ハードな2つのステージを終えて、上手くいってると思うよ。でも、まだ欠けてるところがあるね。レースに勝つつもりだったら、もうちょっと頑張らなきゃだめだっただろうな。でも、あんまりやり過ぎちゃうと、調子を崩しちゃうからね。ゆっくりと準備をすることにしてるんだよ。結果は望み通りだったしね」とのこと。ルディ・ペブナージュは「ヤンは調子よくいってるし、どうして批判されるんだ？　ツールまではまだ6週間ある。アラゴンはいいテストになって、欠けている部分もわかってきた。万事上手くいっている」ってな感じ……。でもぅ〜、前のツアーでも、そう言ってませんでしたっけ？　
　メディアのインタビューでは「3月に病気はしたけど、順調にいってるよ。今年は去年のように無茶はしたくなくて、準備を十分してのスタートになったんだ。カタルーニャ・ツアーじゃ、まだまだハードなステージで勝てる状態じゃない。ツール準備のために出場してるんだし、ツールに勝つのが目標なんだからね。自分の期待通りの走りをすることを目標にしたさ。
　ガビィとの別れが公になったけど、頭をクリアーにして煩わされないことが大事だった。大変な問題だけど、解決しなきゃだめだったしね。ガビィも僕も、これ以上とやかく言われたくないんだ。だから、ツールの前に公にした。長年の問題が解決して、二人ともほっとしてるよ。
　クレーデンは、僕は彼をよく知ってるから、ツールにはベストで出てくると思ってる。ツァベルに関しては、ずっと言ってるように、ベストの9人が選ばれるべきで、彼がそうなら当然選ばれるべきさ。
　今年の準備はすべて順調にいってる。これほど状態が良かったことは久しぶりだよ。まだ足りないところはあるけど、今のところは急いで勝ちにいってない。今までは頻繁に病気しちゃって、せっかくの練習も無駄になったけど、今年は順調だ。自転車に乗ってるのが楽しいし、キャリアで残された時間は僅かだから、ツールのチャンスに賭けたい。ランスはランス、僕は僕さ。そりゃ、彼はクリスマスも新年もハードにトレーニングしてると言ってるかもしれない。テキサスは、ヨーロッパとは気候なんかの状況が違うだろうからね。
　ツールの勝利を目標にするのは、1度勝って2位が5回にもなることもあるけど、それが一番大きくて大変なレースだからだ。だから勝ちたいんだ。ランスの調子が今現在どうであろうと、問題はツールなんだからね。でも、ランスだけじゃなくてライバルはたくさんいるよ。イバン・マヨも勝ちを狙ってるだろう。イバン・バッソは、ジロに焦点を置いたら、ツールの勝ちは難しいかもしれない。ダミアノ・クネゴは、ジロを準備と考えてるんだったら、ツールの強力なライバルだろう。ツールに勝ったら、ジロも考えたい。3大ツールを勝つことになるんだからね。ジロと世界選手権も目標さ」ってなことを語ったもよう。

【2005.05.20　本日のウルリッヒ】
　カタルーニャ・ツアー第4ステージは237.Kmの厳しい山岳。勝ったのはソニエル・デュバルのレオナルド・ピエポリ。ウルリッヒは1分19秒遅れの17位、総合では13位につけました。なお、総合トップにはディスカバリーのポポビッチがついています。「理想的な練習距離だったよ。限界まで頑張ったわけじゃないけど、状態はもう少しだね」とウルリッヒ。「例年よりずっといい状態でいる」とのことですが……。クンマー監督は「チームみんな良くやったよ」とのこと。パコ・ララが登りでアシスト、49秒遅れの12位につけています。第5ステージはハードな17Kmの山岳ITT。

【2005.05.19　本日のウルリッヒ】
　カタルーニャ・ツアー第3ステージ、勝ったのはラボバンクのペドロ・オリーヨ。ウルリッヒは集団ゴールで19位につけたようです。総合では14位。今後の厳しい山岳ステージについて「まだ十分じゃないから勝てるとは思わないけど、いいタイムで終わりたい」とのこと。クンマー監督も「これほどいい状態のヤンはなかったよ。今後が楽しみだ」とのこと。ルディ・ペヴナージュも「ツールの5、6週間前で、ヤンの状態を見てみたい。トスカーナでの練習は上手くいった」と満足げ。
　ちなみに、左耳の輪っかピアス、94年にガビィさんがくれたもののようで、ウルリッヒは「ずっとはずしてないよ。僕のお守りだもんね。いい時も悪い時もつけてて、身体の一部だもん。スポーツ選手は金はだめなんだよ、銀じゃなきゃね」とのこと。すでにガビィさんとも色々と話し合いがついているようで、慰謝料（？）は100万ユーロとかいう噂。ザラ・マリアちゃんにも18歳まで養育費を払い、制限なしで会えるようです。「ザラは僕の人生で一番大切さ。僕はずっとザラのパパで、ガビィもそう願ってる」。ガビィさんはザラちゃんを連れてバカンス（マスコミを避けてるのねん？）中ですが、友人に「ヤンの幸せとツールでの成果を願ってるわ」と語ったとか。

【2005.05.18　本日のウルリッヒ】
　カタルーニャ・ツアー第2ステージ、山はありますが、最後は長い平坦。最後まで逃げていたホセアントニオ・ロペスがゴール手前で掴まり、集団スプリントとなり、優勝したのはリクィガスのエンリコ・ガスパロット。ウルリッヒは集団で55位でゴールしました。リーダー・ジャージはフォナックのミゲール・アンヘル・ペルディゲーロが保持。ウルリッヒは逃げ集団を捕まえるのに参加したようで「足の調子はばっちりだったよ」とコメント。「チームはいい仕事をした。今回はスプリンターがいないから、リスクは冒したくなかった。山場は金曜日だ」とクンマー監督。
　さて、ガビィさんと別れたウルリッヒですが、ツールに影響はないとのこと。「別れが突然だったわけじゃない。長い間話し合ったからね。むしろ公になっちゃって、プレッシャーを感じなくてすむよ」と語ったとか。

【2005.05.17　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒだけではなく（？）マリオ・チッポリーニも、10年以上連れ添った奥さんと別れたという話です。う〜ん、ロードレーサー、特定の関係を維持するのは大変なようで……。
　カタルーニャ・ツアー、第1ステージは20.1Kmのチーム・タイム・トライアル。優勝したのはフォナックで、2位はディスカバリー・チャンネル、T-モバイルは15秒遅れの3位となったようです。監督のマリオ・クンマーも結果に満足したとのこと。ウルリッヒの調子も良さそうです。オスカル・セビーリャもやる気満々の様子。「チームとしてすごく上手くいったよ。ヤンがやる気だったらサポートしたいし、そうじゃなかったら僕も狙うよ」とのこと。
　自身のサイトでは「アラゴン・ツアーの後トレーニングに専念して、久しぶりにレースに出たのは、TTTでもいい気分だね。TTTって、失敗は許されないしプレッシャーもかかるから、好きじゃない人も多いんだ。僕たちは上手くいったし、満足してるよ。自分の役割を果たせてチームに貢献できて、ハッピーさ。このツアーじゃ限界まで頑張ってみるよ。それで、大変なステージの準備ができてるかどうかわかるからね。準備は万端だと思ってるよ」ってな感じ。ウルリッヒとトレーニングをしていたトビアス・シュタインハウザーも「3週間ぶりで背中に問題もあったから、ちょっと神経質になってたけど、満足のできる結果さ。背中も大丈夫だったし、このまま行ってくれたらいいと願ってるよ。次のステージの山岳で、足の様子もみてみるね」ってなこと。ウルリッヒと一緒にトレーニングしていた元ロードレーサーのミケーレ・バルトリも「ヤンはこの数年のうちでは最高の状態」とのこと。ルディ・ペヴナージュは「この時期にこれほど状態の良かったことはなかったよ。体重の問題もまったくなく送れている。カタルーニャじゃトップに近い状態になるんじゃないか。山さえこなせればいいところに行くんじゃない」と満足げ。
　ちなみに、ウルリッヒ、左耳の輪っかピアスは付けています。ガビィさんのプレゼントじゃなかったっけ？　これは「やっぱ、ピアスは付けてなきゃバランスが悪いもんね〜」というのでこだわらず付けているのか、「これはガビィがくれたのとは違うものだもんね〜」なのか、「ガビィ……ガビィ……帰ってきておくれよぅ。まだ愛してるよぅ。その証拠だよぅ」なのか、どうなのでしょね〜？


2003年のドイツ・スポーツ賞を
獲った時のヤンとガビィさん

　


これは1994年当時の
ヤンとガビィさん

お二人とザラ・マリアちゃんの
幸せを祈ります……。


今後はポディウム・ガール
たちの熱が違うだろうなぁ〜。
 【2005.05.15　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒは11年間付き合い、一緒に暮らし、ザラ・マリアちゃんという娘もいるガビィさんと別れちゃったようです。「二人にとっても、ザラ・マリアにとっても一番公平な解決法を見つけられた」と語っています。居住地は「理想的なトレーニングができるので、変えるつもりはない」ということで、スイスの自宅のまま。ガビィさんがザラ・マリアちゃんを連れてドイツに帰りました。
　20歳の時にシュバルツバルドのワイン製造者の娘である22歳のガビィさんと知り合ったウルリッヒ、他の女の子とはまったく違ってると、一目で恋に落ちたのです。しばらくはガビィさんの家で暮らし、彼女の家族からも温かく見守られて暮らしていました。ツールに勝ってスーパースターになった後も、ガビィさんは華やかな場は嫌ってあまり登場しなかったけれど、ずっとウルリッヒのそばにいました。2002年にウルリッヒが問題を起こしてチームを追われ、スポンサーを失った時も、「一緒にカナダなんかを旅行して話し合ったわ。新しく始めようと思うの」とガビィさんは語り、スイスに引っ越したのです。2003年にザラ・マリアちゃんが生まれましたが、「結婚は一生続くものだと思ってるから、確証が持てるまではね」と語って、結婚していなかったウルリッヒ。それでも娘の誕生は大きな喜びだと語っていました。
　ウルリッヒに新しい恋人ができたというわけではなく、どうやら留守がちであったことが原因という噂。そういえば、去年の冬は南アフリカでクリスマスも帰国せず、年が明ければマヨルカ＆トスカーナ。ちょっと帰国した時は営業をこなし、そしてまたトスカーナと、最近ではほとんど家にいなかったウルリッヒです。もっとも、仲良くバカンスを過ごしたりT-モバイル・プレゼンテイションに参加していましたが、それ以前から問題はあったとの噂もあります。
　ウルリッヒも自身のサイトで、ガビィさんとの別れを認めました。個人的なことなので、これ以上は語りたくないことを理解してほしいとのこと。すでにすっぱ抜かれた情報以上は語っていません。何か未練タラタラのような気がするんですけど……ふられちゃったんですかね？　T-モバイルのスポークスマンも事実を認めましたが、コメントはないとのこと。
　そんな中で、ウルリッヒは16日からスペインのカタルーニャ・ツアー。でも、メインは金・土の厳しい山岳ステージ。「ツールのテストができるよ」とウルリッヒ。ルディ・ペヴナージュも「トスカーナでの練習は上手くいったし、ヤンはやる気が出ている。だが、まだ5月でツールは7月だ。ヤンがトップ・コンディションに持って行くには、早すぎる」とのこと。マリオ・クンマー監督が率いることになりますが「有力優勝候補は、スペイン勢だろうね」とのこと。ロベルト・エラス、イバン・マヨ、アレサンドロ・バルベルデなどのツール有力候補者も顔を揃えるようです。

【2005.05.14　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒはカタルーニャ・ツアーに向けて順調な仕上がりのようです。「ここ数日ハードにトレーニングしたからね、山はかなり厳しそうだけど、大丈夫だと思うよ。この10年のうちで1997年や2003年に匹敵するくらいのできさ」とのこと。ルディ・ペヴナージュも「ヤンは良くやったよ。いい結果が出せそうだ。だが、優勝を狙ってはいない。トップコンディションはもちろんツールに持っていく。6月4日のシュバルツバルド、5日のギッピンヘンと出場して、ツールに向けてツール・ド・スイスで足りないものを補うよ」とのこと。トスカーナでの練習を終え、スイスの家に帰ってからスペインに旅立ちます。ツール後の予定としては、7月26日のグラース、27日のプラハ、29日のハノーバー、8月1日のロルシュとか。7月28日は自転車ショーに登場との話。凱旋になりますね！（←してくれよぅ……）。

【2005.05.13　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒはツール準備のために6月4日のGP Schwarzwald-Tribergに出場することにしたもよう。現在の仕上がりは60〜70%とか。「ツールの勝利はいつでも意味のあることだけど、やっぱりランス・アームストロングを倒してに勝ちたいよ」とのこと。「去年は体調を崩していて、5月にまたゼロからのスタートだったけど、今年は違うよ。トレーニングをしていても楽しい。今後はジロでも勝ちたいし、世界選手権でももう一度勝ちたいね」と、やる気がでてきたようです。今年ツールに勝って、来年はジロねん？　病気はしないでね。
　さて、月曜日からはカタルーニャ・ツアー。T-モバイルのメンバーは、トリスタン・ヒエクマン、セルゲイ・イワノフ、パコ・ララ、ステファン・シュレック、オスカー・セビリア、トビアス・シュタインハウザー、そして、ヤン・ウルリッヒです。二人のスペイン人は、山でのウルリッヒのツール・アシスト準備。

【2005.05.11　本日のウルリッヒ】
ウルリッヒ、ラジオのインタビューで「アームストロングは勝てると思わなかったら、ツールには出場しないかもね」と語ったとか。「僕は全力を尽くすだけだよ。どっちにしろ彼を倒すチャンスがあと1度はあるだろうから、頑張りたい。エリック・ツァベルは、ジロは100％の状態で臨んではいないと思けど、ツールじゃいい状態になるんじゃないかな。彼はベストの9人に相応しいと思ってるから、出場すべきだと思う。クレーデンの状態についちゃ、心配はしてないよ。僕は彼とよくトレーニングしてるから、ベストな状態になるだろうとわかってる。しばらくは上手くいってなかったけど、そのうちにロケット発射するさ」ってなことを語ったもよう。

【2005.05.09　本日のウルリッヒ】
　イタリアはジロ開催で熱いでしょうが、ウルリッヒは今週からトスカーナで練習開始。カタルーニャ・ツアーに備えます。ルディ・ペヴナージュとトビアス・シュタインハウザーが一緒の予定。

【2005.05.07　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒはスーパーマーケット・チェーンの自転車大会で走り、アマチュアに負けたようです。ま、営業ですから。

【2005.05.05　本日のウルリッヒ】
　ウルリッヒは週末からトスカーナでトレーニングのようで、カタルーニャ・ツアーまで続けるそう。でも、その前に、トレーニングをしながらもいくつかの営業（？）をこなしているとか。元気なようです。

【2005.05.03　本日のウルリッヒ】
　調子に乗っているエリック・ツァベルは、ジロに出場予定。他のT-モバイルのメンバーは、エリック・ボーマン、マティアス・ケッスラー、アンドレ・コルフ、ダニエル・ナルデーロ、オラフ・ポラック、ヤン・シャフラツ、ブラム・シュミッツ、クリスチャン・ヴェルナー、監督はバレリオ・ピバです。対ペタッキの秘策があるもよう……？　なお、ツァベルのツール出場について、ウルリッヒは「彼がベストの9人に入るんだったら、当然ツールに出るべきさ。僕自身のトレーニングは上手くいってるよ」とのこと。

【2005.05.02　本日のウルリッヒ】
　フランクフルトのレースじゃドイツ・チームが勝たなきゃだめで、ドイツ・チームじゃT-モバイルが勝たなきゃだめで、T-モバイルじゃ出場している以上エリック・ツァベルが勝たなきゃだめ、というのがヘンニンガー・トラム・レースでしたが、その期待に応えてツァベルは今期初勝利。こんなところが、「ウルリッヒが気まぐれな時、いつも頑張ってくれるツァベル」とウォルター・ゴッデフロートに言わしめるところでしょう。「しばらく勝てなくても、自分を信じてたさ。今でもベスト・ワンデイ・ライダーだって証明できた。最多勝利記録だっていうのも嬉しいよ」とはツァベルの弁。今年（5月？）契約更改なのですが、これで有利になったという噂。3年契約をチームは考えているという噂です。ちなみに、ウルリッヒ、ビアンキから帰ってきた時は選手として3年契約の他、チーム・スタッフ、パブリッシャーとして10年と提示されたとか何とか……ま、噂ですけどね〜。ツァベルは契約については「デリケートな問題で、みんなの前で話すことじゃないよ。噂するのは自由だけどね」と軽くかわしたようです。


【2005.05.01　本日のウルリッヒ】
　ツール・ド・スイスに出場することに決めたウルリッヒ、TVで「今年は勝ちに行くのではなく、いくつかのステージで調子を試してみたい」とコメント。ツールに出るかどうか噂の中心であるツァベルは、「決めるのは監督とマネージャー」と姿勢を崩さず。ヤンが勝ちそう？との質問に、「チームの機能が十分に働かない限り、どんなに強くても誰もツールに勝つのは無理なんだよ。チームのサポートがなければ、誰もステージ優勝すらできないものなんだ。それがプロのロード・レースさ。僕がツールに出られなかったからがっかりするかどうかの質問は、出られなくなった時に答えられるね（う〜ん、渋い答え……）。オラフ・ルドヴィッヒやウォルター・ゴッデフロートとの個人的な関係が、出場に影響を及ぼすことはない。アームストロングが引退を表明しようがしまいが、彼は100％でツールに出てくることに、変わりはないだろう」ってなことを語ったもよう。

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