【2005.03.31 本日のウルリッヒ】 ヤン、トスカーナでハーレクイン・ロマンスを読む……。 T-モバイルのページにも、ウルリッヒのインタビューが写真とともに掲載されています。スリムになっているようで、期待できそうです。「個人的にツールの勝利者を自分に賭ける？」という質問に対し、「賭をすると幸運が逃げちゃうから、賭けないよ」という答え。 |
| 【2005.03.31 本日のウルリッヒ】 ヤン、トスカーナでハーレクイン・ロマンスを読む……。 T-モバイルのページにも、ウルリッヒのインタビューが写真とともに掲載されています。スリムになっているようで、期待できそうです。「個人的にツールの勝利者を自分に賭ける？」という質問に対し、「賭をすると幸運が逃げちゃうから、賭けないよ」という答え。 |
| 【2005.03.30 本日のウルリッヒ】 2004年はケルン・クリテリウムでツァベルおじさんが勝った時、T-モバイルは7勝していたのでした。今年はまったく勝ちがなし。T-モバイルを出ていった選手の活躍が目立ちます（ケルンで1位、2位になったのは元T-モバイル選手だそうな）。「T-モバイルから出て、選手が活躍しだすのは、あまりにもたくさんありすぎないかぇ？ 彼らを放出したのは、大きな間違いだ。チームは選手育成を考え直すべきだ」とマルセル・ビュストが批判。対してオラフ・ルドヴィッヒは「育ってきている人材もいるんだ」と反論。「確かに、結果には満足していない。来週のフランドルには期待している。ウルリッヒは……まだ走りを見ていないからわからない」とのこと。ううむ……まだ、誰も本当のウルリッヒの姿を見ていないという話。 そのウルリッヒ、メディアのインタビューでは「2月は風邪もあって、十分にトレーニングできなかったけど、それから良くなってずいぶんとトレーニングできたよ。ツールにはもちろん、いつも勝つつもりで臨んでて、決して2位で満足してるわけじゃない。そろそろアームストロングを倒す者が出てきてもいい頃だし、それが僕でありたいと思ってるね。彼の自伝を読んだかって？ 読んでないよぅ！ 彼のすべてを知る必要はないだろう？ 僕は自分のことをするだけだ。彼がどうやって成し遂げたかなんて、知る必要はないさ。それに、発表していいことしか書いてないだろうからね。僕は楽天家だし（←それが困る……）、自分ができるってことを信じてるし、それを証明してきた。上手く準備できて、幸運さえあれば、ツールに勝てるって信じてる。それが力になるさ。去年はチームは好調だったけど、今年はまだ勝ってない。そのことを比較されちゃってるし、チームは満足してないけど、まだまだシーズンは始まったばかりなんだから、絶望的なことをいうのは早すぎるよ！」 共同マネージャーのウォルター・ゴッデフロートは「4月を待ってみないと、結論を出すのは早い。フランドル・レースのクリエやヴェッセマンには期待してるんだ。アムステル・ゴールドとリエージュ・バストーニュ・リエージュには、ヴィノクロフ、ケッスラーが出る。彼らがやってくれると思ってる。チームを出た選手が活躍するのは、良くあることだ。チームでは活躍の場がなくても、移れば雰囲気が変わってやる気が出るものなんだ。今は、うちのチームはシュレックやヒエックマンが活躍している。いい結果を出してくれるに違いない。今シーズンは病気で倒れた選手も多いし、ツァベルも十分に準備できなかった。ウルリッヒ、クレーデン、ヴィノクロフもまだちゃんと出てきていない。我々はチームの能力を信じてるよ」とのこと。 |
| 【2005.03.29 本日のウルリッヒ】 「ウルリッヒのトレーニングは上手くいっているし、体重の心配もない」とルディ・ペヴナージュは語っています。「直接トスカーナからフランスに入り、サルト・ツアーに出場する。2日目のTT9Kmは、ツールの準備に調度いい」とのこと。それにしてもウルリッヒはドイツで全然走らんし、T-モバイルは全然勝ってないじゃないかと、ドイツ・マスコミは騒いでおります。勝手に（なのか？）ドーフィネ・リベレに出たいと言ったことに関しては、ウルリッヒは「今年はちょっとレース・スケジュールを変えるつもりだって、言ったじゃないか。ツールが一番の目標なんだし、勝つために全力を尽くすつもりなんだもん」と語りました。 |
| 【2005.03.27 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒ自身のページで語っています。「トスカーナではトビイ・シュタインハウザー、ジュゼッペ・ゲリーニと、ハードに練習してるよ。4月5日〜8日のサルト・ツアーに出て、上手くいってたらその後は13日〜17日のアラゴン・ツアー、5月16日〜22日のカタルーニャ・ツアーの予定だ。6月はツール・ド・スイスを辞めて、5日から12日のドーフィネ・リベレにしようかと思ってるんだ。それから19日のネーテルランドにしようかと思う。ツールの準備のためにどれがいいか考えてるよ。調子が良かったらいくつか追加するつもりで、フランクフルトも出るかもしれない。待っててね」ってな感じ。 ミューズリー、ロールパン、コーヒー、ジュースの軽い朝食をとりながらのメディアのインタビューでは、かなりスリムで筋肉質になっているようです（！）。宿は観光客はほとんどいなくて、ウルリッヒ・チームのメンバーだけとか。「トスカーナはすごくいいところで、この3年間、こっちで練習してるよ。必要なものは全部揃ってるし、雪なんかで天候が悪い時は、車で海辺に行って練習してる。ここの犬のモリノとピノとも仲良くなったんだ。留守がちじゃなかったら、絶対に犬を飼うのになぁ。チームのメンバーからも電話がかかってくるし、やる気がでるよ。今日は11時頃から練習に出発して、帰ってくるのは3時頃。いつも5時間くらいサドルに載ってて、平均35kmのスピードでやってる。アームストロングは、パリーニースじゃコンディションが良くなかったみたいだけど、ツールにはきっちり照準を合わせてくるだろうし、強いと思ってる。彼はもう若くはないから、今年のツールには絶対に出てくると思ってるし、彼のチームも強いよ。僕は彼に勝てるって信じてるから、しっかり練習してるし、怪我や身体には注意を払ってる」というわけで、元気なようで一安心です。 |
| 【2005.03.26 本日のウルリッヒ】 あらま、ツールの前にドイツではウルリッヒは全然走らないじゃないかと、ドイツ・メディアは怒って（？）います。ケルンのクリテリウムでも走りませんし（これはツァベルおじさんがエース）、5月1日のフランクフルトでも走らない予定とか。トスカーナから直接フランスに入り、4月5日のサルトがレースのスタート。その後は14日のスペインのアラゴンとか。トレーニングは上手くいっていると、ルディ・ペヴナージュの言葉です。「調子が良かったら、ヤンが出る可能性はあるが、様子を見てみないとね。エリック・ツァベルとステファン・ヴェッセマンが予定だ」とチーム監督のオラフ・ルドヴィッヒ。「今のところチームは満足できる結果が出ていないが、それも今週末から変わるだろう」とのことで、今後のレースに期待。それにしても、トスカーナでのヤンの様子が気になります……。まあ、ツールに勝てばいいんですが（←だんだん、気弱になってきてる？）。 |
| 【2005.03.22 本日のウルリッヒ】 スタイニー（トビアス・シュタインハウザー）はまだ風邪をひいている（また風邪をひいた？）ようで、予定されたレースをお休み。代わりにアンドレ・コルフが出るようですが、トスカーナでウルリッヒと練習に励んでいると信じましょう……とにかく、ヤンに風邪を移すなよ。今年のT-モバイルは、風邪でみんなの調子が良くないのか、まだ勝利者の名を聞きませんが、すべてはウルリッヒのツール優勝で丸く収まる予定でしょう……。 |
| 【2005.03.19 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒはドイツで色々なイベントをこなし、トスカーナに帰り練習を始めたようです。 春を感じるからミラノーサンレモ・レースが好きだと言っている詩人のエリック・ツァベルおじさん、残念ながら去年の雪辱を果たせなかったようですが、賭みたいなところがあるレースだからねと、その前にインタビューを受けて語っています。もっとも、このコーナーはウルリッヒ中心ですので、彼に関するところだけを抜粋で簡単に。「クレーデンが、ツールではすべての選手がウルリッヒのために走るべきだって主張しているのは、よくわかるよ。どんな作戦がアームストロングを打ち倒せるか考えてだろう。過去にどんな成績を残していようと、僕はチームのために走ってるのであって、チーム・ツァベルじゃないんだからね。ツール候補者は15人で、スタートできる9人を決めるのは監督だよ。クレーデンが言ってることが正しいかどうかの質問については、僕はずっと言ってるけど、強い選手がツールに勝つんだって答えたいね。プロ選手団は、民主主義で構成されてるわけではないし、スポンサーがいて、そのスポンサーのイメージアップのために結果を出さなきゃだめなんだ。それにツールだけが大事なレースじゃないんだからね。ただ残念なのは、ドイツではツールが一番だってことだ。去年はステファン・ヴェッセマンがルディ・アルティグ以来40年ぶりにドイツ人でフランドル・レースに勝ったのに、ちっとも話題にならなかった。ウルリッヒは、まだまだツールに勝つ力があるし、能力的にはランス・アームストロングと同等だと思う。それなのにアームストロングが6回勝って、ヤンが勝てないことをみんながとやかく言ってるけど、僕が評価を下すのは良くないことだと思うんで、沈黙は金だって言う諺を引用させてもらうよ」。去年のミラノーサンレモの『バンザイ、勝利逃げちゃった』については、長いキャリアの一つに過ぎないと言っていますが、いつまでも言われることに傷ついている様子……。息子さんが学校でからかわれて、フラストレーションになったようですが、非常に冷静に語っています（多分……）。 |
| 【2005.03.17 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒの現在の状況は、ルディ・ペヴナージュによると、1日4時間から5時間、160kmを走ってるとのこと。まだ75％は基礎トレーニングとか。トビアス・シュタインハウザーとジュゼッペ・ゲリーニがお供で練習中。今年のスタートは4月5日-8日のサルト・ツアーで、28日のケルンは出ないもよう。いくつかのレースには出るけれど、春のクラシックはパス。ただし、調子が良ければ何か小さいレースには出るかもしれないとのこと。体重は去年の今頃よりはずっといい状態で、十分に闘える体重で、少々増えているのも安全圏だとか。「ランスは今は調子は良くないようだが、彼はツールに出るだろうし、出るとなったら最高の状態でくるだろうね」と語っています。 |
| 【2005.03.16 本日のウルリッヒ】 「CeBITのイベントは楽しかったよ」とウルリッヒは自身のサイトで語っています。「こんなイベントに出るのは実は苦手なんだけど、でも多くのファンに会えるのが嬉しいし、みんなが支えてくれてるってわかるからね。ハノーヴァーはとても良かった。みんなから励ましの便りをもらうんだけど、すべてに答えられなくて申し訳ない。イベントでも言ったように、1年300日は留守にしてるんだからね。まだドイツでいくつか仕事があるんだけど、それからトスカーナに戻って練習開始だ」ってな感じかな。 |
 |
【2005.03.13 本日のウルリッヒ】 ヤンはハノーヴァーでT-モバイルのプロモーション。「1年300日は家を離れてるから、いろんな方法で家族や友人と連絡をとってるよ。今じゃ子供の写真も送ってもらえるからね。今はツールの表彰台に登るために、一所懸命練習をしてるところ。2日ほど家に帰るけど、またトスカーナに戻って練習して、4月のサルト・ツアーを目指してる」 |
| 【2005.03.12 本日のウルリッヒ】 ウルリッヒも自身のサイトで語っています。「パリーニースに較べると、僕たちは天候に恵まれてラッキーだよ。トビー・シュタインハウザーと僕は、ペヴナージュの指導の元、5時間走ってるよ。だけど週末はちょっとお休み。ハノーヴァーでのコンピューター展示会（CeBIT）に来てるよ。土曜日の11時から14時まで、T-モバイルのブースでインタビューを受け、サイン会をするからね。それからトスカーナに戻って、また練習だ。シーズンは4月初めのレースからスタートするつもりだよ。冬が早く終わってくれるといいね」ということです。人混みで風邪を移されないように……。 |
| 【2005.03.11 本日のウルリッヒ】 みんながウルリッヒを批判するけれど、ランス・アームストロングだって風邪気味でパリーニースをリタイアしたじゃないですかい。今年のヨーロッパはことのほか寒いようです。ただ、トスカーナ地方は春の陽気が戻ったとか。5時間トレーニングをしていると、ルディ・ペヴナージュは語っています。週末はハノーヴァーでイベント（？）、しばしスイスに帰り、またトスカーナで練習を積み、4月5日のフランス・ツアーに備えるとのこと。 |
 ビュスト「太ったんじゃない？」 ヤン「太ってないよぅ」 |
【2005.03.07 本日のウルリッヒ】 UCIプロ・ツアー開幕戦のパリーニース、プロローグの4kmTTを制したのはCSCのイェンス・フォイクト。ヴィノクロフはベストタイムを出し17位と健闘。アームストロングは140位。「まだ本調子じゃないもんね〜。足の様子をみるために出てるんだ。この1年の準備のためさ」と余裕のコメント。 ライバルが活動し始めても、ウルリッヒはトスカーナで練習のようです。マルセル・ビュストが自身のページで苦言を呈したみたいですね〜。「アームストロングは高らかにツール7連覇を宣言したのに、挑戦者のウルリッヒは、今年も例年と同じように、病気で1ヶ月スタートが遅れるだの、太っただのの繰り返し。もう、うんざりするよ。俺が監督だったら、あんなプロ意識のない選手はいらないよん。ツールに勝ちたかったら、冬の間からスタートなんだ。今年はランスがツール優勝する可能性のほうが高いんじゃない？」ってな感じか？ まあ、ゴッデフロートといい、ベッカーといい、ビュストといい、みんなウルリッヒが好きなのです（←結論はそれかい？！） |
| 【2005.03.03 本日のウルリッヒ】 トスカーナ地方はやっぱり寒いようですね〜。それでもウルリッヒは、ルディ・ペヴナージュを連れて、トビアス・シュタインハウザー、ミケーレ・バルトリとともに練習。少なくとも2週間は滞在するようです。「風邪は良くなったよ。この季節にしては、確かにトスカーナはすごく寒いね〜。朝は5度ほどだけど、お日様が出る日中は10度くらいにあがって少しましになる。ルディ・ペヴナージュの指導で、ミケーレ・バルトリ、インフルエンザから治ったトビアス・シュタインハウザーとともに4時間以上は走ってるよ。うまくいってるし、もう2週間はこっちにいるよ」とは自身のサイトでのヤンのコメント。 |